第208回 衆議院 国土交通委員会 第12号
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 二〇五〇年カーボンニュートラル及び二〇三〇年度温室効果ガス四六%排出削減の実現に向け、我が国のエネルギー消費量の約三割を占める建築物分野における取組が急務となっております。 また、温室効果ガスの吸収源対策の強化を図る上でも、我が国の木材需要の約四割を占める建…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 二〇五〇年カーボンニュートラル及び二〇三〇年度温室効果ガス四六%排出削減の実現に向け、我が国のエネルギー消費量の約三割を占める建築物分野における取組が急務となっております。 また、温室効果ガスの吸収源対策の強化を図る上でも、我が国の木材需要の約四割を占める建…
○国務大臣(山口壯君) ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 我が国は、二〇五〇年までのカーボンニュートラルの実現を昨年の法改正で法律上明記するとともに、昨年四月には、二〇三〇年度温室効果ガス四六%削減の実現を目指し、五〇%の高みに向けた挑戦を続けることを表明しました。 これらの目標を達成し、炭素中立社会へと移行するためには、三千八百兆円とも言われる世…
○青木愛君 立憲民主党の青木愛です。 立憲民主・社民の会派を代表して、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。 地球温暖化問題は、一九八〇年代から科学者の間で認識が強まり、気候変動に関する政府間パネル、IPCCが一九九〇年に公表した第一次評価報告書を受けて国連で議論が始まりました。 一九九七年に京都で開催された気候変動枠組条約第三回締約国会議、COP3において京都議定書が採択され、先進国に対し法的拘…
○国務大臣(山口壯君) 青木愛議員から、法改正の意義についてお尋ねがありました。 二〇五〇年カーボンニュートラル及び二〇三〇年度温室効果ガス削減目標の達成に向け、巨額の脱炭素投資が必要です。脱炭素事業の中には、前例に乏しく投融資の判断が難しい、認知度が低く関係者の理解が得られにくい等の理由から資金調達が難しいものも多いと認識しています。本法案により設立される脱炭素化支援機構は、脱炭素化に資する民間の意欲的な事業に対して、率先して資金を供…
○芳賀道也君 国民民主党・新緑風会の芳賀道也です。 初めに、ロシアの軍事侵攻にさらされ続けているウクライナ国民に連帯の意を表します。子供たちや市民を標的にしたロシア軍による深刻な戦争犯罪が日々明らかになっています。到底認められない蛮行を繰り返すロシアを非難するとともに、断固として抗議します。日本政府として、各国との連携を図りながら、人道支援も含めた我が国独自の対応も進め、毅然とした対応を貫くことを強く求めます。 それでは、ただいま議題と…
○国務大臣(山口壯君) 芳賀道也議員から、ウクライナ情勢を踏まえた低廉かつ安定的なエネルギーの確保とカーボンニュートラル実現の両立についてお尋ねがありました。 現下のウクライナ情勢、気候変動対策の緊急性を踏まえれば、自前の国産エネルギーである再生可能エネルギーを始めとする脱炭素電源の重要性は以前にも増して高まっています。その際、あらゆる選択肢を追求しながら、エネルギーの低廉かつ安定的確保に努めることにより、カーボンニュートラルとの両立を…
○国務大臣(萩生田光一君) 芳賀議員からの質問にお答えします。 ロシアによるウクライナ侵略を踏まえた我が国のエネルギー政策の方針についてお尋ねがありました。 今回の事案を受けて、すぐに使える資源が乏しく、自然エネルギーを活用する条件が諸外国と異なる我が国において、エネルギーの安定供給を確保することの重要性を改めて認識しました。 我が国の国際競争力の維持強化と国民生活の向上の観点から、エネルギー政策においてはSプラス3E、すなわち安全性、…
○国務大臣(後藤茂之君) 芳賀道也議員の御質問にお答えいたします。 地域の脱炭素化に向けた公正な労働力の移行の支援についてお尋ねがありました。 脱炭素化により産業構造が変化していく中、円滑な労働移動の実現を図るためには、地域の労働者に対して適切な再就職支援や学び直しの機会の提供を行っていくことが必要です。このため、今後成長が見込まれるデジタルやグリーンなどの分野における産業界のニーズを把握しながら、それに対応した職業訓練等の機会の提供に…
○清水貴之君 日本維新の会の清水貴之です。 会派を代表して、ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。 初めに、気候変動が一因となっていると考えられる気象災害は、近年、世界各地でより一層深刻な被害を及ぼしています。国内においても、猛暑や豪雨などの極端な気象現象が増加しており、人々の生命や暮らしなどに深刻な被害をもたらしています。また、気候変動に関する政府間パネルが昨年八月に公…
○国務大臣(山口壯君) 清水貴之議員から、経済社会全体の大変革のためのグランドデザインについてお尋ねがありました。 気候変動問題に取り組み、カーボンニュートラルを実現するためには、エネルギー供給構造の変革、産業構造の変革、地域脱炭素の後押しや、国民一人一人のライフスタイルの変革など、経済社会全体の大変革が必要です。この大変革の実現に向けて、イノベーションをどう推進するか、あるいは成長に資するカーボンプライシングをどのように位置付けるか等…
○国務大臣(萩生田光一君) 清水議員からの質問にお答えします。 エネルギーの安定調達に向けた将来像についてお尋ねがありました。 今般の電力需給逼迫やロシアによるウクライナ侵略も踏まえて、改めて安定的な電力供給の確保や、資源の調達先の多角化の重要性を認識しました。すぐに使える資源が乏しく、周囲を海で囲まれた日本においては、多様なエネルギー源をバランスよく活用することで、将来にわたってエネルギーの安定供給を確保してまいります。 そのため、脱…
○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。 会派を代表して、温暖化対策推進法改正案について関係大臣に質問します。 南太平洋に浮かぶソロモン諸島では、既に五つの島が海に沈みました。インド洋で水没の危機にあるモルディブの元大統領は、一・五度に抑える目標を放棄することは我々への死刑宣告だと昨年のCOP26で訴えました。南極では、氷河の先端が海にせり出した棚氷の崩壊が急速に進んでいます。最新の研究ではこれを引き金とする大規模な氷床の崩壊が危惧され…
○国務大臣(山口壯君) 山下芳生議員から、温暖化の深刻さに関する政府と国民の認識についてお尋ねがありました。 我が国においては、既に記録的な猛暑や度重なる豪雨や台風などが多くの犠牲者をもたらし、国民の生活、社会、経済に多大な被害を与えています。 先日公表された気候変動に関する政府間パネルの報告書においては、人間活動が原因となり引き起こされた気候変動が、幅広い分野で悪影響を及ぼし、それに関連した損害を引き起こしていることが示されました。地…
○国務大臣(松野博一君) 温室効果ガスの削減目標についてお尋ねがありました。 これまで公表されたIPCCの報告書では、一・五度の気温上昇抑制に向けては二〇五〇年カーボンニュートラルを実現することが重要であることが示されており、こうした点も踏まえ、我が国としても二〇五〇年カーボンニュートラルを宣言しております。そして、これと整合的な形で、二〇三〇年度までに温室効果ガスを二〇一三年度比で四六%削減することを目指し、更に五〇%の高みに向け挑戦…
○国務大臣(萩生田光一君) 山下議員から御質問をいただきました。 アンモニア混焼についてお尋ねがありました。 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて脱炭素型の火力への転換が重要ですが、その鍵となるのがアンモニアの活用です。 価格については、現時点でアンモニアは既存の化石燃料に比べ割高ですが、より高効率な製造方法の開発に加え、既存燃料とのコスト差やインフラ整備の在り方などに着目した支援スキームの検討を進め、その低減を目指します。 ま…
○石橋通宏君 ただいま議題となりました法律案につきまして、経済産業委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、脱炭素社会の実現に向けて、非化石エネルギーの利用の拡大が求められる中で、安定的なエネルギー需給構造の確立を図るため、エネルギーの使用の合理化の対象に非化石エネルギーを追加するとともに、一定規模以上の事業者に対し、非化石エネルギーへの転換に関する計画の作成を義務化するほか、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資…
○阿部(司)委員 御答弁ありがとうございました。 利便性が高まることによって、そのことによって普及も広がっていくといったことももちろんそのとおりだと思うんですけれども、一方で、繰り返しになりますけれども、負担感、こちらをいかに軽減していくかというのも私は重要な要素だと思いますので、引き続き御検討いただきたいと思います。 では、次の質問に参りたいと思います。 デジタル田園都市国家構想基本方針骨子案では、地域の取組を後押しするための五つのビ…
○高原政府参考人 お答えします。 スマートシティーにおいて、エネルギー分野については当初から取り組まれていますが、二〇二〇年のカーボンニュートラルの宣言を機に環境分野のものが出てきたところであります。 一方で、現時点では、脱炭素を掲げてトータルで取り組まれているものは限られており、スマート化とグリーン化を同時に目指す取組を更に進め、事例を横展開していくことが必要と認識しております。 スマートシティーに関係する府省の連絡会議を我々は内部で…
○政府参考人(定光裕樹君) まず、原油や天然ガスに関する需給の見通しでございますけれども、現在、需要面では、オミクロンですとかロックダウンの影響が一時的には懸念されておりますけれども、世界経済、さらに原油の需要は基本的には回復基調で推移してきているというふうに考えてございます。 一方、供給面でございますけれども、こちらは、OPECプラスがその増産をしてきてはいるんですが、そのペースが限定的であること、さらには脱炭素の流れの中で上流開発へ…