○参考人(川口貴久君) ありがとうございます。 まず、抑止力が必要かという観点については、これは間違いなく必要だと思っております。 先生から御質問がございましたのは、どちらかというと防衛力、いわゆるミサイル防衛のような抑止力であったかと思います。これをサイバーセキュリティーに直せば、いわゆるファイアウオールでございますとか、こういったセキュリティー措置に当たります。 ただ一方で、もう一つの抑止力も必要だと思っております。これはいわゆる懲…
○参考人(山田吉彦君) 私は、中国よりも米国よりもあえて日本が役割を果たすべきだというのは、攻撃的な防衛力を前面に出す国ではないということなんです。 日本の役割というのは、海上警備をしっかりと、シーレーンを守るというところに注力し、そして防衛力を持っているということなんですね。必ずしも脅しのような、あるいは強引な戦略を取らない、しかも国際法に基づいてシーレーンの運用をしてきた国であるという実績を踏まえて、私は、日本が中核になり、そして国…
○小野寺国務大臣 FMS調達は、一般では調達できない軍事機密性の高い装備品や米国でしか製造できない最新鋭の装備品を調達できる点で、我が国の防衛力を強化するために非常に重要なものと考えております。 他方で、FMS調達に関しては、会計検査院を含め、さまざまなところからの御指摘があるということも私ども重々承知をしております。 透明性を高め、有効にFMS調達を今後とも活用するように努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、私どもの方として、公共工事関係でいきますと、社会資本整備事業特別会計の廃止等々の影響を除けばほぼ横ばいで推移しておるんだと思いますが、その中で私どもとしては、生産性の向上とかインフラ整備とか防災・減災対策などに重点化させていただいております。 防衛費のお話がありましたけど、これは政権交代前まで削減が続いていたのは御存じのとおりですけれども、我々の今周りは御存じのとおりなので、厳しさを増します安全保障環境等々…
○宇都隆史君 もう一つ防衛大臣に、それに絡めて、つなげてですけれども、近年、米軍からの装備品の買物、いわゆるFMS、この増加に伴って国内防衛力整備基盤が衰退の一途をたどっています。 パネル九、皆さんは資料九の方を御覧ください。 技術的優位性、そして整備の迅速性、また国内産業の雇用というのを確保する上でこれは重大な問題です。国内企業からは、もう防衛部門からの撤退を考える声も出始めています。政府が保有する整備工場、いわゆる工廠というものが有…
○宇都隆史君 防衛大臣、前向きな答弁ありがとうございました。 是非、今言われたように、在日米軍等の保有する装備品、これの整備なんかも是非日本で受け入れるような、そういう体制つくってください。現在は国際一般競争入札の中で、例えば韓国の会社がやったりもしていますからね。その辺もよく話し合っていただけたら有り難いと思います。 ミサイルの脅威の話に移ります。 北朝鮮のミサイル脅威に対して、中期防衛力整備計画には元々示されていなかった新たな防衛装…
○宇都隆史君 次に、新たな防衛大綱、中期防衛力整備計画の方の質問に移ってまいります。 総理は、本会議における代表質問の答弁におきましても、新しく策定する防衛大綱は、従来の延長線上ではなく、真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていきたいと答弁されました。 従来と異なり、新たな任務拡大や防衛力の強化を図るためには、その各事業を裏付けるための財政が欠かせません。例えば、イージス・アショアの建設にはこれから約一千六百億円が掛かるというふうに試算…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の置かれた現状や将来の在り方、また諸外国における防衛力整備の状況など幅広い観点を踏まえた上で防衛費のGDP二%目標を掲げるべきとの御提言は宇都議員ならでは、ならではというのは、専門家としての知識と危機感を持っている宇都議員ならではの御提言だろうと、このように思います。そのお考えはしっかりと受け止めたいと思います。 その上で、防衛費とGDPとの関係においては、かつて防衛費を抑制する目標としてGDP一%枠…
○宇都隆史君 大臣、是非もう少し現場の実態をよく踏まえた上で、大臣の御地元にも自衛隊があると思います、是非行っていただいて話を聞いていただいて、それをまた査定に是非反映してください。 今回の要求も、自衛隊側からは四百二十八人いなければ困ると要求しているんですよ。実際認めていただいているのは二百九、約半数ですから、そのパーセント云々が問題ではなくて、本当に現場の実態がどうなっているかというのをまたよく御確認いただいて、是非査定に力を貸して…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の装備品の研究開発、生産、維持整備は民間企業に大きく依存しており、平素から国内の防衛生産・技術基盤を維持強化しておくことは極めて重要であると認識しております。また、宇宙、サイバー、港湾、道路等のインフラ、先端技術、輸出管理等については、今や防衛力を支える基盤として我が国の安全保障政策上重要性を増しています。このため、安倍政権で我が国として初めて策定した国家安全保障戦略において、我が国が取るべき国家安全…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくことは私たちの重大な責務であります。 北朝鮮がこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっているなど、我が国を取り巻く安全保障環境は現在の防衛大綱を策定した際に想定したよりも格段に速いスピードでスピードを増して、今や戦後最も厳しいと言っても過言ではないと考えています。 その上で、サイバー空間や宇宙空間など、新たな領域の活用が死活的に重要になっていることを踏まえれば、もはや…
○山本香苗君 今総理おっしゃったように、専守防衛は当然の前提としながら、従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていくというふうにおっしゃったわけですけれども、そこで、総理、確認なんですが、政府は従来、専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使し、その防衛力行使の態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保有する防衛力も自衛のための必要最小限度のものに限るなど、憲法の精神にのっと…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 専守防衛は憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略であり、我が国防衛の基本方針であります。これは全く変わっていないということははっきりと申し上げておきたいと思います。 その内容を具体的に申し上げれば、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、そしてその防衛力行使の態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための最小限度のものに限られるなど、受動的な防衛戦略の姿勢をいうものであ…
○山本香苗君 もう一点確認させてください。 防衛力整備につきましては、政府は従来、性能上専ら相手国の国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられるいわゆる攻撃型兵器を保有することは、直ちに自衛のための必要最小限度の範囲を超えることとなるために、いかなる場合も許されないという解釈を持っております。この解釈も変更しないということでよろしいでしょうか。
○国務大臣(小野寺五典君) 専守防衛は我が国の防衛の基本的な方針です。その内容を具体的に申し上げれば、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また、保有する防衛力も自衛のための必要最小限度のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢というものであります。 今回導入するスタンドオフミサイルは、あくまでも、相手から武力攻撃を受けたときに、これを排除するために必要な範囲で…
○井出庸生君 希望の党、信州長野の井出庸生です。 討論に先立ちまして、一言、先ほど、午後の予算委員会で、我が党の柚木道義議員が性暴力被害について取り上げました。伊藤詩織さんの訴えであります。総理からは、被害者に対応するワンストップセンターを都道府県に一つ以上整備する等の答弁がございましたが、性暴力被害者への理解を深め、被害者に寄り添う社会の実現に努めていただくようお願いを申し上げます。 さて、議題となりました政府提出の平成二十九年度第一…
○小野寺国務大臣 防衛省におきまして、防衛力のあり方に関して不断にさまざまな検討を行っておりますが、これまで、御指摘のような、護衛艦「いずも」の空母化のことだと思いますが、に向けた具体的な検討を行ってきた事実はありません。
○麻生国務大臣 平成三十年度予算及び平成二十九年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明させていただきます。 最初に、平成三十年度予算について申し上げます。 平成三十年度予算におきましては、新しい経済政策パッケージも踏まえ、保育の受皿拡大や地域の中核企業による設備・人材投資などの促進等の重要課題に重点化いたしております。同時に、一般歳出などに…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 片山虎之助議員にお答えいたします。 五年を超えた政権の今後についてお尋ねがありました。 総選挙からまだ三か月しかたっておりませんが、まずはこの通常国会において、総選挙で国民の皆様にお約束した政策を一つ一つ実行に移すことが私の責任であると考えております。その先のことは現時点では全く考えておりません。 少子高齢化、北朝鮮の脅威、国難とも呼ぶべき課題に真正面から立ち向かい、我が国の未来を切り開くため、昨年の総選挙…
○藤田幸久君 民進党の藤田幸久です。 私は、民進党・新緑風会を代表し、政府四演説に対して質問します。 初めに、草津白根山の噴火により亡くなられた自衛官に衷心より哀悼の意を表するとともに、負傷された方々に心からお見舞いを申し上げます。 本年は明治維新百五十年に当たります。明治以来、順調に近代国家の道を歩んできた日本は、昭和の時代に軍の主導により世界大戦に突入し、史上最大の汚点を残してしまいました。安倍総理は戦後の歴代政権が積み上げてきた平…