第208回 参議院 内閣委員会 第2号
○国務大臣(小林鷹之君) 先生、ありがとうございます。 私も地元で、経済安全保障担当大臣に昨年の十月に就任したということで、経済と安全保障、それぞれ言葉としては分かりやすいんだけれども、一つになったら何だかよく分からないというふうに言われました。 そのとき、分かりやすい例として出したのは、やはりコロナ禍の下で、マスクが足りなくなった、医療用ガウンが足りなくなった、あるいは半導体が今なかなか調達が難しい、そういう例を示させていただくと、比…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○国務大臣(小林鷹之君) 先生、ありがとうございます。 私も地元で、経済安全保障担当大臣に昨年の十月に就任したということで、経済と安全保障、それぞれ言葉としては分かりやすいんだけれども、一つになったら何だかよく分からないというふうに言われました。 そのとき、分かりやすい例として出したのは、やはりコロナ禍の下で、マスクが足りなくなった、医療用ガウンが足りなくなった、あるいは半導体が今なかなか調達が難しい、そういう例を示させていただくと、比…
○礒崎哲史君 大臣、ありがとうございます。 まだまだ難しい分野だなという感じはしますけど、この後また更に具体的なお話を聞かせていただきたいというふうに思います。 ただ、今大臣からそのマスクの話であったり、半導体、今もこの半導体不足は続いていて自動車も生産がいつもどおりできないとか、あと、様々な建築関係も資材が入らなくて工事が止まっているような状況が続いているということですから、本当に私たちの経済活動に大きな影響があるということ、まさにそ…
○国務大臣(小林鷹之君) 先ほどの問いの答えと重なる部分があるんですけれども、経済と安全保障の融合が進んでいる中で、従来十分に意識されなかったリスクというのが今顕在化しつつあると思っています。それは、サイバーセキュリティーであり、あるいはデータの管理の在り方であり、あるいは革新的技術によるゲームチェンジ、あるいはサプライチェーンの脆弱性の露呈。こうした中で、技術革新を含めて、その流れの、こうした流れのスピードというのは加速していると思い…
○礒崎哲史君 そうしますと、大臣、ここの分野はやっぱり経済安全保障なんだと、非常に重要な分野なんだという、そこの洗い出しは小林大臣の下で行われ、それが例えば脆弱性の部分であったり、あるいはもっと強くしていかなければいけない強みの部分であったりとなると思うんですが、具体的な分野を大臣の下で選定をし、その選定をしたときに関係する大臣と一緒に進めていくという、そういう横串を刺して司令塔的役割を果たしていくという、こういう考え方でよろしいですか…
○礒崎哲史君 また法案審議の中でその点については更に確認をさせていただきたいと思います。 これまでの大臣のお話の中で、やはりこの分野の広がり、ありとあらゆる分野が入ってくるということでのお話からしますと、今日お手元に一枚資料をお配りしたんですけれども、これは我が党の中で討議をする際に使った資料で、参考でお配りをしたんですが、一番下に、先ほど大臣お話をされました国家というものを考えるときの重要なことということで、国民の生命、財産、それから…
○国務大臣(小林鷹之君) ありがとうございます。 経済安保の課題というのは多岐にわたりますので、これまでもその主要産業に関する脆弱性や強みの分析、点検作業というのを幅広く行ってきたところであります。 その上で、分野横断的な課題として、例えば外為法に基づく対応の強化を含めて、既存の法制度の中で様々な取組というものを実施してきております。これは、私が大臣に就任してから半年弱たちましたけど、その間にもやってきております。 こうした中で、先ほど…
○国務大臣(若宮健嗣君) 委員におかれましては、自動車業界の中で大変ないろいろな御経験豊富でいらっしゃるということで、こういった経済関係の御質問、ありがとうございます。 今御質問いただきました件でございますけれども、この経済安全保障上、我が国に非常に重要な分野としては、やはり先端技術、これの社会実装、これを推進していかなければならない、そしてまた国際競争力を高めていかなければならないというふうに考えているところでございます。そのためには…
○国務大臣(若宮健嗣君) 今委員が御指摘になった点、本当に私自身も最も重要なポイントだなというふうに認識をいたしているところでもございます。 この経済安全保障上重要な分野におきまして、まず国際競争で優位に立つと、ルールメーキングをつくっていくという点では、まず、やはりその人間の、その人材がいかに、どういう立場で携わっているかと、これは非常に大きなポイントだというふうに思っております。そのためには、やはり主導的に携われるような人材をつくっ…
○清水真人君 本当に今回の件というのは、同じ価値観を共有する国々の必要性というのを感じさせるものであったというふうに思っております。 先般、会館の事務所に、委員長も呼びかけ人になっておりますが、自民、公明の、法の支配を推進するため司法外交を展開する議員連盟の設立、こうした案内が投げ込まれておりました。非常に、時、タイミングが非常にすばらしいものだなというふうに思っておりますし、やはり、これから更に司法外交を議員それぞれが進めていけるよう…
○政府参考人(横尾洋一君) 議員御指摘のとおり、ウクライナ情勢が緊迫化する中で、サイバー攻撃や経済安全保障上の懸念の高まりなど、我が国を取り巻く国際情勢は複雑多様化しているものと認識しておるところでございます。 公安調査庁では、ウクライナ情勢を含む対外動向等に関する情報の収集、分析を行い、関係機関へ情報提供を行ってきたところでございます。 なお、公安調査庁における情報収集、分析機能を一層強化するため、来月から経済安全保障特別調査室及びサ…
○清水真人君 様々な国際的な事案が起きると、やはり様々な物質が入らなくなったりとかいうことも言われているところでありますし、今経済安全保障の法案もあるわけで、審議されるわけでありますが、やはり経済安全保障という分野については今後非常に重要視、今まで以上に重要視をしていかなければいけない分野であろうというふうに思っております。新しく調査室が立ち上がるということでございますので、しっかりと活動をしていただきたい、このようにお願いをするところ…
○公述人(角南篤君) 今日は、お招きいただきまして、ありがとうございます。 私の方からは、限られた時間ではございますけれども、現在、我が国の中で非常に推進をしております経済安全保障についてお話をさせていただければと思っております。 御案内のとおり、経済安全保障というのは世界でも非常に注目されている課題でございまして、これに向けて、今回我が国では初めて経済安全保障を担当する大臣を設置するということで世界からも注目をされているところでござい…
○公述人(角南篤君) 御質問ありがとうございます。 私は、本当にまさかこの二十一世紀でこんな大掛かりな戦争が目の前で起きるとは思っていませんでした。私もずっと国際政治を勉強してきましたけれども、やはり先ほどの経済安全保障もそうなんですが、その大前提になっている国際社会というものがこんなに、ある意味原始的というか、武力行使も含めて、もう見ているしかないという状況というのを前提として、じゃ、我々どうしたらいいのかということをもう一回考えなき…
○堀井巌君 最後に、角南公述人も、時間も参っておりますので一言だけ、経済安全保障を進めていくために日本のこの予算の中で何かこういうふうに工夫した方がいいということが、御示唆があれば一言教えていただければと思います。
○安江伸夫君 松井先生、ありがとうございました。 続いて、角南公述人にお伺いをしていきたいというふうに思います。 今日のテーマ、経済安全保障について様々御示唆をいただいたところでございます。 改めて、先月二十五日に経済安全保障推進法案が閣議決定をされたところでございます。御案内のとおり、重要物資の供給網の確保、基幹インフラ設備の事前審査、先端技術関係の促進、特許非公開の四本を柱とする法案となっているところでございます。 先ほどの話にも触…
○公述人(角南篤君) まず、私はこの法案の中で一番注目したのは最初の総則のところでございまして、そこに多分我が国のこの経済安全保障に対する考え、姿勢というものを盛り込んでいただいたと思っています。 もちろん、私自身は、経済安全保障というのは非常に幅広い分野でありますし、逆に言えば、実際に経済活動を進めていく中でもいろんな柔軟性を持って対応していかなきゃいけないということで、今後もこの法案は更に改正なりリバイズをしていく必要が多分あるんだ…
○公述人(角南篤君) お答えいたします。 ここは私が結構自分の中でも長く考えてきたところでありまして、今回は、その先端科学技術、経済安全保障に関するシンクタンク機能ということであるんですけれども、やっぱり我が国はそのシンクタンクという機能をしっかりとこれまで持ってきていないと思っています。それは、ある意味では行政組織がかなりしっかりとやってきたというところはあるんですけれども、やはり政策に柔軟性を持たせたりその幅を広げるためにはこうした…
○安江伸夫君 ありがとうございます。 今回、まだ法案ですが、この経済安全保障の推進法案、これ第一歩としながらも、今先生に御指摘いただいたようなシンクタンクの機能の整備、非常に重要だというふうに認識を改めさせていただきました。ありがとうございます。 私の質問はこれで終了いたします。
○公述人(角南篤君) 今回の経済安全保障の中で、最初の柱の、法案の中ですね、重要物資に関する調査分析というのがあります。我々がどういうところにその脆弱性があるのか、そういう、LNGだけじゃなくてエネルギー価格全体が今上がっていく中で、我々にとってのそのチョークポイントというのはどこにあるのかというのを、その重要物資をしっかり分析していくことによって考えないといけないと思っています。 ですから、まさにこのタイミングでこの法案が出ているとい…
○礒崎哲史君 では、ちょっとウクライナ、ロシアの件からは離れて、純粋に経済安全保障の観点で先生にお伺いをしたいんですけれども、今回の経済安全保障、日本としては初めて本格的に取り組んでいくということになるわけで、私も大変期待はしているんですけれども、この経済安全保障を考えるときに、日本一国の中での安全保障として捉えていくのか、それともアジアという地域なのか、あるいは、今TPP11ということでアメリカとの連携もあります。日本でいけば、ヨーロ…