第208回 衆議院 内閣委員会 第11号
○小林国務大臣 お答え申し上げます。 近年、世界各国が戦略的物資の確保あるいは重要技術の獲得にしのぎを削る中で、我が国として経済安全保障を確保することが重要となっております。その中で、我が国の経済構造の自律性を向上させる、また、我が国の技術などの他国に対する優位性や、ひいては国際社会にとっての不可欠性をしっかりと獲得していく、こうした取組を推進しながら同志国との協力を拡大あるいは深めていく、そうしたことが必要だと認識しています。 その際…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○小林国務大臣 お答え申し上げます。 近年、世界各国が戦略的物資の確保あるいは重要技術の獲得にしのぎを削る中で、我が国として経済安全保障を確保することが重要となっております。その中で、我が国の経済構造の自律性を向上させる、また、我が国の技術などの他国に対する優位性や、ひいては国際社会にとっての不可欠性をしっかりと獲得していく、こうした取組を推進しながら同志国との協力を拡大あるいは深めていく、そうしたことが必要だと認識しています。 その際…
○山田(賢)委員 基本的には発明の実施をしてはいけなくて、内閣総理大臣の許可を得ればその発明の実施ができるというような構造になっているとは聞くんですけれども、そこは、なるべく使わないように、実施させないようにということではなくて、他国に隠さないといけないような、そんな重要な立派な技術であればどんどん国内で使っていく、こういう考え方で実施していただきたいというふうに考えます。 続きまして、同じような話になるんですけれども、経済安全保障の確…
○山田(賢)委員 ありがとうございます。是非そういった消費拡大にも取り組んでいただきたいと思っています。 続きまして、今、経済安全保障の有識者会議等の資料でも指摘されております、経済安全保障の推進に向けた目標、アプローチの中で、我が国の方向性として、先ほど大臣御説明があった、自律性の向上、それから不可欠性の確保、こういったことに加えて、基本的価値やルールに基づく国際秩序の維持強化といったことが挙げられております。 私も、このルール形成と…
○小林国務大臣 委員御指摘のとおり、基本的価値やルールに基づく国際秩序を維持し、また強化していくということは、経済安全保障の取組を推進していく上で重要なポイントだと考えています。 その意味では、昨年十一月に経済安全保障の推進会議第一回会合を開きまして、そこで、今申し上げた国際秩序の維持強化を目指すことを、総理を含む閣僚間で、我が国が目指す経済安全保障の政策の大きな方向性の一つとして共有をしたところであります。こうした目標を達成するための…
○杉田委員 おはようございます。自由民主党の杉田水脈です。 本日は、経済安全保障について質問の機会をいただき、ありがとうございます。 初めに申し上げますが、私は、この法案、非常に歓迎をしております。私自身が経済安全保障に関心を持ったきっかけの一つは、オーストラリアのターンブル政権の親中からの方向転換でした。ヘデンハンド、「見えない手」や、サイレントインベーション、「目に見えぬ侵略」は邦訳され、日本でも中国共産党の浸透工作について知られる…
○杉田委員 紙ベースであるから影響が少ないからというのはちょっとどうかなとは思いましたが、港湾は、先ほどの答弁にもございましたように、国境と直接つながっている非常に重要なインフラであります。特に、島国である日本にとって、インフラとしてではなくて、安全保障上も重要な施設であると認識しておりますので、今後の検討課題にしていただきたいというふうに思います。 次の質問に参ります。 基幹インフラの役務の安定的な供給の確保は、安全保障上非常に重要で…
○杉田委員 なぜこの質問をしたかというと、現在、山口県の岩国市では、建設が進んでいる大規模太陽光発電所が中国系企業に買収されたことが非常に波紋を広げておりまして、岩国には基地もあり、私も安全保障の観点からも非常に懸念をしております。事業者の指定におかれましては、こういった国民の懸念を十分に留意してくださいますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 さて、昨日、東京電力そして東北電力の管内で電力が足りなくなるおそれがあるとして、初の電…
○松山政府参考人 お答え申し上げます。 委員御指摘のように、エネルギーの安定供給は国の経済社会活動の根幹でございます。 経済産業大臣も参画する経済安全保障推進会議においても、エネルギーも含めた総合的な観点から議論を行っているところでございます。 その上で、安定供給の確保の観点からも、準国産エネルギーとしての原子力発電は重要でございます。安全性の確保を大前提といたした上で、原子力発電所の再稼働を着実に進めていくことが重要であると考えており…
○杉田委員 ありがとうございます。 今、新疆ウイグル自治区などで行われております人権弾圧のことを考えれば、日本も欧米と歩調を合わせて、そういったところのものは使わないというような決定を私は早期にするべきであるというふうに思っておるところなんですけれども、となってくると、先ほども申し上げましたとおり、今使われております太陽光パネルというのはほとんど中国産ということになりますから、そういったものが今後入ってこないという規制をかけるということ…
○柳政府参考人 お答えいたします。 杉田先生御指摘のとおり、経済安全保障分野での情報の収集、分析、集約は重要であると認識しております。現在も、内閣直属の情報機関として内閣情報調査室が設置され、また、情報コミュニティー省庁が内閣の下に相互に緊密な連携を保ちつつ、経済安全保障分野を含む情報の収集、分析活動に当たっているところでございます。 また、経済安全保障分野における情報の収集、分析が極めて重要であるとの認識の下、令和四年度予算では、経済…
○杉田委員 どうもありがとうございました。 インテリジェンスの強化につきましては、単なる人の増員や予算の増額にとどまらず、先ほど山田先生の質問の中にもございましたが、人材育成の観点でしっかりと取り組んでいただきたいとお願い申し上げます。 あわせまして、これまで申し上げてまいりましたが、私は、日本の行政の最たるウィークポイントは縦割り行政にあると思っています。 これまで、安全保障という分野においては主に防衛省と外務省が、経済という分野にお…
○杉田委員 大臣、ありがとうございました。 日本は長年、平和で安全な国であったがゆえに、日本を取り巻く安全保障上の危険性が共有されにくいという側面がございます。近年、日本でいわゆるスパイが活動していることをうかがわせる事件が、報じられているだけでも相次いでおり、一部では、日本はスパイ天国だとやゆされております。 例えば、ソフトバンクの元社員が不正に機密データを取得した事件は、在日ロシア通商代表部元代表代理の要求に応じたものですし、積水化…
○和田(義)委員 自由民主党の和田義明でございます。 本日も、質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 冒頭でございますけれども、まずは、ロシアのウクライナ侵略についてでございます。 日々ニュースで流れている映像を見て、肉親を失って泣き崩れるウクライナ国民の皆様方の様子を見て、本当に胸が張り裂ける思いでございます。ましてや、もしこのようなことが日本で起こったらというふうに考えますと、いても立ってもいられない、そのように感じ…
○小林国務大臣 お答え申し上げます。 近年、経済がグローバル化をして、社会のデジタル化が、DXが進んでいく、そしてそれに伴って産業構造も変化していく。こうしたことを背景に、今委員から言及いただいた、サプライチェーンをどう強靱化していくのか、また基幹インフラ事業の安全性や信頼性をどう確保していくのか。このことを通じて我が国の経済構造の自律性を向上させて、国民の皆様の生活と社会経済活動をしっかりと維持向上させていくことが、我が国の国益の観点…
○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹です。 自由で開かれた経済活動の促進、それと安全保障の観点からの規制、このバランスが経済安全保障の重要なテーマになっております。安全保障の観点からの新たな規制の必要性は理解をします。その上で、日本の原動力である自由経済が阻害をされて日本経済がかえって弱体化することのないよう、この規制は抑制的であるべきです。 本法案では、四つの分野ごとに、これに関する規定が設けられておりますけれども、安全保障…
○木村政府参考人 お答え申し上げます。 サプライチェーン調査につきましては、本法の規制や支援の枠組みに入っていない事業者も対象としているところでございます。このため、調査を拒否した場合等の罰則は置かず、事業者からの回答を担保できるように努力義務規定を措置することとさせていただきました。これは、国内法体系における同様の他の法令の規定ぶりを踏まえたものでございます。 なお、サプライチェーン調査の回答忌避に対しまして罰則を科すということにつき…
○本庄委員 立憲民主党の本庄知史です。 ようやく委員会審議がスタートいたしました。これから何度か質疑をさせていただきたいと思っております。是非どうぞよろしくお願いをいたします。同じ千葉の先輩として、大変敬意を表しておりますので、よろしくどうぞお願いします。 最初に、まず、経済安全保障に関しましての我が党の基本的なスタンスについて御説明をしたいと思います。 我が党は、さきの衆議院選挙の公約において、経済安全保障を確立するため、我が国の先端…
○本庄委員 その法律に書かれていることがどこまで明確かということだと思います。もちろん全てを書くことはできないということはよく分かりますが、今書かれているものが、果たして、じゃ、十分なのか、法律として十分なのかという観点もあると思いますので、その点はちょっと後でまた取り上げて質問させていただきたいと思います。 分かりづらい点、第三。これは、やはり定義の話なんですが、これまでも議論が出ておりますけれども、経済安全保障の定義、これが法案の中…
○小林国務大臣 経済安全保障は多岐にわたる新しい課題であって、我が国を含めて、その定義という意味では、主要国において確立したものがあるわけではありません。この法案においても特段定義づけというのは行っておりませんが、あえて分かりやすく申し上げれば、国家そして国民の安全を経済面から確保することと言えるのではないかと思います、それを定義と言うかどうかは別として。 アメリカにおいても、今のバイデン政権でも、たしか昨年だったと思いますが、ナショナ…
○本庄委員 今大臣がおっしゃいました、最初は、定義かどうか分かりませんがと前置きをした上でお話をいただきましたけれども、例えば、岸田総理は本会議でこういうことをおっしゃっています。経済構造の自律性の確保、我が国の優位性、不可欠性の獲得、基本的価値やルールに基づく国際秩序の維持強化を目標として、そのための経済施策を総合的、効果的に推進していくこと。 これが定義なのかどうかは分かりません。ただ、この法案を議論するに当たって、経済安全保障とい…