第208回 参議院 予算委員会 第18号
○三浦信祐君 極めて大事な御答弁をいただきました。外交努力の、そしてまた総理の決断、これ、しっかりと後押しをしてまいりたいと思います。 ロシアによるウクライナの侵略により、世界の秩序が乱れ、世界の安全保障環境が激変し、そして日本の安全保障環境も幾重にも厳しさを増しております。日本の安全保障環境の、また体制の強化には、外交力、防衛力、経済、金融、財政のマクロ経済力、技術力などを俯瞰的に整える必要があると私は考えております。その外交、防衛力…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○三浦信祐君 極めて大事な御答弁をいただきました。外交努力の、そしてまた総理の決断、これ、しっかりと後押しをしてまいりたいと思います。 ロシアによるウクライナの侵略により、世界の秩序が乱れ、世界の安全保障環境が激変し、そして日本の安全保障環境も幾重にも厳しさを増しております。日本の安全保障環境の、また体制の強化には、外交力、防衛力、経済、金融、財政のマクロ経済力、技術力などを俯瞰的に整える必要があると私は考えております。その外交、防衛力…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシアによるウクライナ侵略という国際秩序の根幹を揺るがす危機に直面する中、今回の首脳会談において、バイデン大統領との間で、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け日米が国際社会を主導していく、こうしたことで一致をいたしました。 その上で、今回の会談では、私から、日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する決意を表明し、バイデン大統領からはこれに対する強い支持がありました。また、現…
○三浦信祐君 これを示していくということは大変重要なことだと思います。 私は、十八年間、この議会に送っていただく前は、防衛大学校の教官として幹部自衛官となる学生さんを育成する仕事に携わらせていただきました。今もこの瞬間も国民の皆様の生命と財産を守るために多くの卒業生が幹部自衛官として任務に当たっていただいていること、私にとって誇りでもありますし、感謝もしております。その卒業生が安心して任務に当たれるように、安保環境に即した必要な装備品、…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、また我が国の、我が国を取り巻く安全保障環境、急速に厳しさを増している、このように認識をしています。そのためには、一つは、それに対応するためには、一つは我が国自身の防衛力の抜本的な強化、そしてもう一つは日米同盟の抑止力、対処力の強化、この二つが重要だと認識をしています。 こういった観点から、日米首脳会談において、日本の防衛力を抜本的に強化し…
○三浦信祐君 スピード感を持ってと御答弁をいただきました。ありがとうございます。 財務省の諮問機関であります財政制度審議会の分科会における防衛関係費の議論がなされ、先日二十五日には建議が提出をされました。パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示) 持続可能な防衛体制の構築として二つの視点が論じられております。省略しますけれども、真に有効な防衛力の強化への具体的な議論を求めることと並行して、経済、金融、財政のマクロ経済の脆弱性解消、…
○国務大臣(鈴木俊一君) 我が国はこれまでアジアの中での立ち位置を常に考えながら安全保障や防衛力について考えてきたと、そのように認識をいたしております。 昨今、我が国の、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増しておりまして、防衛力の抜本的強化に向け、政府として国家安全保障戦略等の策定に取り組んでおります。 こうした中、昨今のウクライナ情勢について、これを対岸の火事としてではなくて、我が事として考えれば、軍事的緊張は経済、金融、財政…
○三浦信祐君 今、これ大切なことを提示されていると思います。 防衛費を必要な分充足する、これは当然行うべきであります。しかし、防衛費を単発ではなくて、維持、増強するためにやるべきこと。そして、脆弱性が結果として防衛力へ甚大な影響を及ぼす、経済、金融、財政への脆弱性を当局が示したということは、これ、財務省の皆さん、ふだんはよく批判ばかりされますけれども、明確にここは矜持を示したんではないかなというふうに思います。 次のパネルを御覧いただき…
○国務大臣(鈴木俊一君) 先週、衆議院の予算委員会で総理から御答弁があったとおり、今後、政府として、新たな国家安全保障戦略等の策定や今後の予算編成過程において、抜本的な防衛力強化の内容、その防衛力強化の内容に相当する防衛費の規模、防衛費増の裏付けとなる財源の在り方を一体的に検討していくことになると、そのように考えております。 こうした議論は国家安全保障会議を中心に進められていくと考えておりますが、先生御指摘のとおり、防衛力の抜本的な強化…
○三浦信祐君 大事な御答弁をいただきました。 総理に伺いたいと思います。 これまでの財務大臣からの議論、答弁を踏まえた上で、総理の見解と、また具体的な取組を伺いたいと思います。 防衛力の強化というのは防衛省予算のみに注目をされますが、真の国防を考えるならば、持続可能な財源の確保、経済の弱点を解消すること、そして科学技術の発展、また国内産業の強化等、総合力で私は考えるべきだというふうに思っております。国民の生命と暮らし、財産を守るためにも…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、我が国の安全を確たるものにするためには、防衛力の抜本的強化のみならず、政府として総合的な取組が必要であると考えます。 具体的には、科学技術の発展やイノベーションを強力に進め、我が国産業の国際競争力を高めるといった各種の取組によって経済を再生し、我が国の国力を総合的に高めるべきであると思います。また、有事においても資金や物資を調達できる余力を確保できるよう、経済財政運営を進めていくことも重要で…
○三浦信祐君 まさに備えるためには、世界に売れるものを伸ばしていくということ、そして価格交渉力を付けていくということが極めて大事だと思いますので、総理のリーダーシップで進めていただきたいと思います。 真に必要な防衛力整備の基盤として、地上と空中の中間高度となります千メーター以下の高度域の防空体制が重要だというのが今の世界の認識だと思います。 現下の防衛戦略では、ミサイル防衛等の高い空の部分の体制にリソースを割いているのが今の日本の状況で…
○三浦信祐君 持続可能な防衛力整備には厳しい任務に当たる自衛官の任務環境改善も不可欠であります。 自衛官の皆さんも家族がおられます。海上自衛隊の艦艇希望者が激減しているのが現状であります。その理由の一つに、出航中に家族や友人と連絡が取れていないということも挙げられます。 私は、この改善のために、日本の近海で航海中の艦艇乗員と御家族が通信できるように、大容量かつ秘匿性が維持できるKuバンドという衛星を活用すべきだとこれまで提案をしてまいり…
○三浦信祐君 取り組んでいただけること、ありがとうございます。皆さん喜ばれると思います。 我が国の外交安全保障の強化には、人的側面における強靱化も欠かせません。国際的な交流、人的基盤は、短期的視点ではなく長期的な関係性をつくり上げていくとともに、いざというときへの対処可能な体制を構築する必要があります。特に、アジア諸国との強力な連携体制と友好関係強化は必須であります。防衛力と外交の両輪をしっかりと進めていく必要があります。 そこで、防衛…
○道下大樹君 立憲民主党・無所属の道下大樹です。 私は、会派を代表して、ただいま議題となりました令和四年度補正予算について、反対の立場から討論いたします。(拍手) 冒頭、細田博之議長をめぐる問題について一言申し上げます。 議長には、公正性と中立性が求められることは言うまでもありません。しかしながら、十増十減に否定的な発言を繰り返す細田議長の言動は、明らかに中立性を欠いていると言わざるを得ません。十増十減は既に国会で議論の上定められた法律…
○阿部司君 日本維新の会、阿部司です。 会派を代表して、令和四年度一般会計補正予算案及び同特別会計補正予算案に反対の立場から討論をいたします。(拍手) 今回提案された補正予算案は、特例公債を財源として、総額二兆七千九億円の予備費を積み立てるものです。このうち、一兆五千二百億円を四月に支出した予備費の補填に、さらに、一兆一千七百億円余りを原油価格高騰対策に充てるというものですが、以下の点から、賛成することはできません。 まず第一に、財政の…
○岸田内閣総理大臣 国民の命や暮らしを守る、これが政治にとって最も大事なことであるということ、これは言うまでもありません。 その中にあって、どのような安全保障体制を取るのか、これをしっかり議論をしていかなければなりません。そして、その中で、核の取扱い、考え方、これは大きなポイントであるということはおっしゃるとおりだと思います。 だからこそ、こうした問題について、今まで大切にしてきた基本的な考え方、枠組み、これはしっかり守るべく、まず努力…
○岸田内閣総理大臣 やるのか、やらないのかという質問ですが、やるべきことをやるわけであります。 日米首脳会談の結果について御紹介いただきましたが、その中で、大変重要なポイントを改めて確認したことの意味を是非考えていただきたいと思います。 まず、日米安保条約の下で、あらゆる種類の能力に裏づけられた対日防衛、アメリカがコミットする、これを改めて確認をした。そして、拡大抑止を確保するために信頼をしっかりと積み上げていく、こうしたことを確認した…
○岸田内閣総理大臣 拡大抑止についても、また我が国の防衛力についても、従来から日米の間で様々な議論を行っています。拡大抑止協議の中で、日米の間において、核兵器を含む日米同盟の在り方について議論を積み重ね、信頼を醸成してきた。今日までもやってきたところであります。これを改めて確認し、そして、今の変化する厳しい安全保障環境に対応するために更に何を充実していかなければいけないか、こういった点についても、引き続き、こうした閣僚レベルの協議あるい…
○青柳(仁)委員 今、拡大抑止に関してはその信頼性に議論があるとおっしゃいました。これは、総理の認識、日本政府の認識だと思います。 その議論をもう少し具体的に言うと、要するに、今、ウクライナ問題を通じて、ロシアによる核の威嚇ということが行われていることに対してアメリカが極めて及び腰になっているために、自国で、核保有国が核兵器を使った脅しをしてきたときには、我々日本を含め各国が、アメリカの防衛に余り期待ができない、自ら守らなければ私たちの…
○岸田内閣総理大臣 防衛力の抜本的強化に当たって必要なものの裏づけとなる予算を確保するということを申し上げています。日米首脳会談においても、日本は、この防衛力、必要な防衛力、抜本的に強化する、それに相応する予算をしっかり用意する、こうした基本的な考え方を申し上げたわけであります。 こうした基本的な考え方に基づいて、先ほど申し上げたような形で、年末に向けて議論を積み上げていきたいと思っております。