第207回 衆議院 経済産業委員会 第1号
○大島委員 我が党、賛成しますから、御安心ください。 半導体のビジネスは本当に日本の経営に合うかどうかというのは、私、ずっと考えておりまして、多分合わないから日本の中から半導体産業が育たなかったのかなと思っています。やはり、一千億円なり三千億円なり五千億円を投資するという判断を瞬時にしないともたないのが半導体ビジネスで、五、六年で回収するということになります。日本の大手の会社のように、社内の合意形成で半年、一年、二年、三年かかるようなビ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○大島委員 我が党、賛成しますから、御安心ください。 半導体のビジネスは本当に日本の経営に合うかどうかというのは、私、ずっと考えておりまして、多分合わないから日本の中から半導体産業が育たなかったのかなと思っています。やはり、一千億円なり三千億円なり五千億円を投資するという判断を瞬時にしないともたないのが半導体ビジネスで、五、六年で回収するということになります。日本の大手の会社のように、社内の合意形成で半年、一年、二年、三年かかるようなビ…
○萩生田国務大臣 まず、前段の、先生御指摘になった、迅速な経営判断というのが極めて必要な業界であることは私も同意します。したがって、失敗した企業がたくさんあったんだと思うんですね。 逆に言うと、今残っている企業は、短期間での回収を、スキームをきちんと持って頑張っている企業でありますから、まずそういう皆さんが、生き残っていただいた皆さんが先頭に立ってもらって一緒に仕事をしていきたい、そういう思いを持っています。 今回、TSMCについては、…
○大島委員 説明を伺う中で、今回、八千億から一兆円の工場ができたとすれば、引き続き、工場ができて波及的な効果があるとも聞いているんですけれども、なかなかそんなにうまくいくのかなとも思うところがあるんです。 この半導体のビジネスは、やはり今大臣がおっしゃられたように、そういう説明を嫌う。瞬時の経営判断で、要は、民間企業側も半分出資するとすれば、そのリターンを回収しなくちゃいけないので、瞬時に変更だってあり得ると思うので、なかなか、今回のこ…
○萩生田国務大臣 御指摘のように、日本の場合は、工場に限っても、電力が非常に海外と比較をすると高い、したがって、でき上がるまでの生産過程の経費が異なるということで、海外で勝負しづらいというのは、これは半導体に限らずあることだと思うんです。 あわせて、よく物づくりでは水が必要になって、地下水を存分に使える自治体もあれば、取水を止めている自治体もあったり、あるいは、川からの水を蒸留して使うことを認めている工業地域もあれば、それも認められない…
○大島委員 大臣、御答弁ありがとうございます。 時々中国に行っていまして、三年前に三十年ぶりにシンセン、ジェトロにも大分お世話になって、三泊四日間でとことん見せていただいて。三十年ぶりのシンセンだったので、なるほどだなと。三、四十年前、日本の精密機器メーカーが大挙して工場を造って、日本の物づくりを中国の方に全部教えて、その上にハイテクベンチャーが、シリコンバレーが乗って走っているというのがあの国で。去年の一月も、中国、これは、北京とロッ…
○門松政府参考人 お答えいたします。 ASMLの成功要因として、いろいろな指摘があるんですが、装置、材料メーカーを含めた世界中の半導体関連企業が参画して、また、欧州の政府関係機関も支援するベルギーのIMECというところで共同研究を行って、イノベーション力の向上を図るとともに、露光装置のモジュール化を通じて、インターフェースをオープン化する戦略を取ることでプラットフォーマーになって、多数の協力企業とともに効率的かつスピーディーに装置を量産…
○大島委員 大臣、半導体、巨額な三千億円なり五千を瞬時に判断しながらやっていくというのは、私が当選してからずっとこの二十一年間、日本社会は、働いている人口の中でサラリーマン割合がどんどんどんどん増えている国なので、なかなかなじまないんですよ、私たちの国の大企業の経営判断には。 ですから、この露光機なり、こういう半導体を支える製造装置に特化した方が何か競争力とか経済安保に資するんじゃないかと思うんですけれども、その点は質問通告していないの…
○野原政府参考人 ヨーロッパのIMECの例、あるいはアメリカのニューヨーク州がやっているアルバニーの例というのは大変参考になると思います。オープンイノベーションの拠点を整備して、そこへ世界中から研究者を集めて、新しく研究開発をするというのは非常に参考になると思います。 文科省に、今回、半導体の関係で三十億円、補正予算で計上いただきましたけれども、文科省とも連携して、オープンイノベーションの研究拠点というのは、半導体についてですね、形成で…
○萩生田国務大臣 先生から御指摘のあった光電融合について、今回初めて国として一部研究費用を支援をするというスキームをつくらせていただきました。 まさにインターネットの次の時代というのを見据えて、インターネットそのものももちろん今デジタル社会できちんと使っていますけれども、この光を活用した新しい仕組みというものも、各国、様々な企業が参加して今研究を始めましたので、これはまさしく国家戦略の一つと位置づけて、しっかり応援をしていきたいと思って…
○大島委員 半導体産業を否定しているように受け取ったようでしたら、済みませんでした。否定しておりませんので。 東芝のNAND、今のSSDにつながるものとか、非常に特殊なものはいいものを持っています。ですから、大量に多くのものを作ることが、なかなか、日本の経営体質の中で合うかどうかという問題を提起させていただいているので、そういう問題提起に合うような企業体質に変えて、日本の資本主義がしっかりとした強い資本主義になっていただければ、私もそれ…
○萩生田国務大臣 今般の補正予算において、先端半導体の製造拠点整備のために現時点で必要な予算額を措置をさせていただきました。 ただし、これは一般論として、情勢の変化などにより我が国の先端半導体の安定供給体制構築のために真に必要な場合には適切に判断していきたいと思いますし、またあわせて、研究費についても先生触れていただきました。まさしくさっき申し上げたようにオール・ジャパンで、トータルで産業育成をしていこうと思っていますので、これはあくま…
○萩生田国務大臣 第三次産業革命、そして第四次産業革命において中核的な役割を担ってきた半導体は、今後の人類の発展に不可欠な存在だと思っています。五十年後の我が国が他国に依存することなく産業の脳でもある半導体を自ら確保できるか否か、日本人がより豊かなデジタル社会を享受できるか否かは、まさに今を生きる我々の世代に懸かっていると思っています。 こうした認識の下、我が国半導体産業の国際競争力が低下してしまった現状を真摯に反省した上で、ここが私、…
○大島委員 最後の発言になるんですけれども、我が国の科学技術の発展というのはなかなか制約があると思っていまして、先ほど申し上げました技術も、大体、安全保障を中心としながらできている技術です。半導体も、これもスプートニクが打ち上げられた後にアポロ計画として使われたのが半導体技術ですので、なかなか民間に任せておいても、民間で推進力を持つかというと、持たないと思っているの。だから、やはり、政治の側である程度領域を決めながら、この領域だといって…
○荒井委員 ありがとうございます。 まず、こういう機会をいただきまして、大変ありがとうございます。今回、生まれて初めて委員会に所属し、そして初めての質問をさせていただきます。 まず、その意味でも、自己紹介から少しさせていただきます。立憲民主党の荒井優でございます。北海道三区になります。 その初めての者がどうしてこういう場で半導体の件について質問をさせていただくのかということで、少しその出自に関しましてもお話をさせていただきますと、約八年…
○荒井委員 失礼いたしました。申し訳ございません。ありがとうございます。 その意味でも、産業政策におきまして、日米半導体貿易摩擦にかかわらず、最初から半導体における産業政策というものが日本に余りなかったんじゃないかというふうに思いますが、この辺、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
○野原政府参考人 お答え申し上げます。 半導体の需要の立ち上がりの時期にトランジスタラジオをソニーが売り出されまして、それが、家電で半導体が非常に使われるという、半導体の主な需要として最初に立ち上がったのが家電でございまして、その最初のところをつくられたのがソニーの方だというのは歴史として承知をしております。 その後、超LSIの技術研究組合というのを、当時の通産省が関係の電機メーカー数社と共同で行いまして、この技術開発が、次のステージで…
○荒井委員 まさに、半導体業界の方々に言わせると、日本の政府は、その当時の日米半導体協議においても、どちらかというと自動車の方を優先をして協議を進めたので、逆に半導体は、当時はまさに経済の米みたいな感じの言われ方をしたそうですけれども、逆に、自動車を取ったことによって半導体を守ってくれなかったんじゃないか、そんなことをこの時代になっても言う人がいるんだな、そんなことを今回僕も勉強させていただきました。 その意味でも、今回、改めて日本政府…
○荒井委員 ありがとうございます。 実は、このTSMC社が合弁をするソニーセミコンダクタソリューションズ、SSSといいますけれども、この会社は、まさに先ほども質問にありましたけれども、日本の、この半導体の技術の中でも、世界のトップシェアの五〇を持っている。まさに、見る仕組みを持っているわけですね。CMOSセンサーというふうに言われますけれども、このCMOSセンサー。 そして、SSSが持っているこの技術は、まさに、このTSMCが作るロジッ…
○萩生田国務大臣 まず、先端技術を取り扱う高度な人材育成には、国と地方、産業界と教育界、官と民、まさに一体となって取り組むことが必要です。 確かに、じゃ、熊本に半導体を理解できる人たちが千五百人、新たな人材としているのかと言われると、現時点では難しいのはそのとおりなんですけれども、昨日、文科大臣も予算委員会で答えていましたけれども、私、たまたま高専学校のことを今申し上げているんですけれども、高専に半導体のカリキュラムを乗せることはもう決…
○荒井委員 まさにその点でもう一点だけ、これは大臣に知っていただきたいというところではありますけれども。 実は、今回、台湾の、これは世界最大のファウンドリーという形になりますが、台湾の会社になって、多くの従業員が台湾の方なわけですけれども、実は今、日本の高校生も台湾の大学への進学率がとても高くなってきているんですね。 実は、僕が校長をしていた学校からも、毎年三人から五人は台湾の大学を自分で選んで進学しています。実は今、既に、日本の経済も…