第207回 参議院 経済産業委員会 第1号
○宮本周司君 半導体をめぐる状況、また世界市場というのは、これからも大きく動いていくものと思っております。必要なときには国はちゅうちょなく積極的に前に出る、そして国策をしっかりと実践、実現をしていく、このことがこれから重要な判断になってくると思っております。 まずは、この本法案で設ける新たな支援制度、また他国に依存しない産業基盤、これを確立した上で、我が国のこの日本の半導体産業が再び強い競争力を取り戻すことを大いに期待をいたしまして、私…
衆参両院の本会議・委員会の会議録を全文検索します。発言者・会派・時期で絞り込み、政策テーマがいつ誰に語られたかを追えます。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○宮本周司君 半導体をめぐる状況、また世界市場というのは、これからも大きく動いていくものと思っております。必要なときには国はちゅうちょなく積極的に前に出る、そして国策をしっかりと実践、実現をしていく、このことがこれから重要な判断になってくると思っております。 まずは、この本法案で設ける新たな支援制度、また他国に依存しない産業基盤、これを確立した上で、我が国のこの日本の半導体産業が再び強い競争力を取り戻すことを大いに期待をいたしまして、私…
○森本真治君 それでは、法案のことについてお伺いをしたいというふうに思いますけれども、先ほど予算委員会でも可決をされた補正予算に関連しての今回この法案でございますが、先ほど来の話にもありますように、現在この半導体不足の影響が日本経済にも影響が出ているということで今回の対応だというふうにも思いますが、例えば、私、地元広島なんですけれども、自動車産業の町でございまして、地元のメーカーさんもいろいろ業績の報告など定期的に行っていただくんですけ…
○政府参考人(野原諭君) 半導体でございますが、デジタル化に伴いましてあらゆる製品に入っておりまして、経済社会活動に大きな影響を与えていると思います。自動車にも入っておりますし、家電あるいはスマートフォンにも使われておりますし、医療機器とかあるいは住宅のインターホンとかいろんなところに使用されておりまして、半導体が不足することによって経済社会活動に一定程度影響が生じるものだというふうに考えております。 その半導体の不足の状況でございます…
○政府参考人(野原諭君) 先ほど申し上げたように、工場の稼働率が、いろんな半導体を使っている製品が、半導体、ほかの部品も不足しているものがありますが、それによって、需要はあるので部品さえそろえば生産できたのに、それがないから作れないということで、生産の水準自体がレベルが下がっているということで影響が各方面に及んでいるというふうに認識をしております。
○森本真治君 ちょっと物価の上昇に影響がしているのかなというようなところもちょっと聞きたかったんですが、なかなか答弁がなかったんですが。 それで、これまで衆議院での議論なども見させていただいたり、まず、この状況に陥った原因というか要因については事前にレクなどでも御説明はいただいておるんですけれども、幾つか経産省としても分析をされている。そして、さらに、この間も当然経産省なり政府として様々なこの半導体分野に対しての対応ですね、政策的な取組…
○政府参考人(野原諭君) 新型コロナでデジタル関係の需要が非常に振れていたと。コロナのそのプロセスが始まった初期の段階では自動車の生産自体はそんなに伸びていなかったと思いますが、その後、中国を始め自動車、世界的な自動車市場自体が立ち上がってきたことで自動車用の半導体についての需要も立ち上がったということ。それから、新型コロナの影響で東南アジアなどを中心に半導体の生産、グローバルのサプライチェーンの一部でコロナ対応で生産が抑制されていると…
○政府参考人(野原諭君) もう少し長期の話をいたしますと、我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っておりましたけれども、その後、競争力を落としてまいりました。その原因としては、当時の政府が半導体の重要性を十分理解できていなかったこと、それから、世界の半導体産業の潮流を見極めることができませんで、国策として半導体産業の基盤整備を支援する姿勢が不十分だったこと、これらに加えまして、日本、あっ、日の丸自前主義にこだわってイノ…
○国務大臣(萩生田光一君) 二十世紀、日本という国は、物づくり国家として世界から憧れをされるようなすばらしい製品をどんどん出してきました。もちろん、国も研究開発の段階では公費を投じて、しかし、日本の場合は、そのお作法として、そこまでが公金で、そこから先は民間の人たちの努力だという、こういうその仕切りの中でやってきたために、今先生がおっしゃった、国家戦略として一気通貫で社会実装や物づくりまで国が一緒になって応援していくとか、それに必要な人…
○政府参考人(野原諭君) 今回の補正予算には、第一ステップとして七千七百四十億円計上しております。十一月の中旬に、半導体のデジタル戦略の検討会議というのを経産省で持っておりまして、そこでステップ1、2、3の半導体の復活に向けた戦略というのでお示しをしております。 第一ステップが、緊急的に先端半導体の製造基盤を国内で整備するということ、それから既存の半導体の中にもサプライチェーンに不可欠な、サプライチェーン上不可欠なものもございますので、…
○森本真治君 要は、今回のこの認定制度もこの一回だけの制度じゃないでしょう、要は。ほかにも特定半導体というのがこれからも指定されていって、それについてもいろんな資金の投入をしていくわけで、それはステップ1の中に入っていて大体どのぐらいの、まあ額はそれはなかなか今分かりづらいかもしれないけれども、そういう意味なので、ちょっと分かりますかね、私の質問の意味。
○国務大臣(萩生田光一君) 多分、先生、もうちょっと大きな答えを期待しているんだと思うんですけど、志はあるんですけどね、なかなか財政当局とのやり取りもあるので手のうちを全部見せられないところもございます。まずは、この補正予算でこれをお認めいただいて、そして一部では何か新しい工場にだけお金出すんじゃないかという誤解もあるんですけど、そうじゃなくて、既存の半導体工場の新施設等にも応援をしていきたいと思っています。 この一兆四千億、民との協力…
○政府参考人(野原諭君) この法案は、の対象は、先端的なロジックとメモリーというものを、メモリーの半導体というのを想定はしております。ということで、法律が、法案が成立した後で、この手続、法に定める手続にのっとって具体的に申請があれば、申請が上がってきたものについて検討をするということになろうかと思います。
○森本真治君 これ、だからDRAMですけど、半導体、これも特定半導体ということでよろしかったんですか。
○政府参考人(野原諭君) 対象になる半導体の定義については政令で定めることになっておりますので、具体的に先端的なというのを、ものを定義していく必要はございますが、先端的なロジックとメモリーを対象にすることを想定しております。
○森本真治君 ちょっと法案の中身について幾つか、ちょっと二点まとめて聞きますけれども、まず、これ審査の段階での公平性の確保ということが、何社かが申請したときにどのように選定していくかということもあると思うんですけれども、どのようなこれ基準とか審査項目に基づくのかということは、これ法案の中では多分明らかにはなっていないと思うんですけれども、やっぱりこの、特にこれ巨額の額をやっぱり投入するわけですから、この公平性や透明性というのは非常に重要…
○政府参考人(門松貴君) 御指摘二点でございますが、まず、その事業者から計画の認定申請があった場合ですが、その我が国の先端半導体の安定供給体制の構築に資する計画であるかどうかなどを認定基準に照らして審査し判断することになるわけですが、その内容、具体的には、審査に当たっては、外為法や不正競争防止法を始めとした情報管理や、営業秘密保護に関する国内法令の遵守であったりとか、技術上の情報管理のための体制整備などの技術流出の防止策、継続的な日本で…
○森本真治君 もう時間になってしまいました。中途半端というか、もっと聞きたいことが山ほどある中での今回この限られた時間でございましたけど、最後に大臣に一点だけ。 この今回の法案も経済安保の観点ということですね。これ経済安保というのは、当然これは半導体だけではありませんね。半導体だけでもこれだけの巨額のこれからお金が掛かってしまうという中で、これ経済安保全体、これから本当に国家戦略としてやっていくときには国家財政の中で相当なこれウエートを…
○河野義博君 公明党の河野義博です。 電気回路の一種である半導体がかつてないほど重要性を増しております。半導体業界の世界団体でありますSEMIによりますれば、二〇二一年、半導体装置の世界販売額は前年比四五%増えまして千三十億ドル、約十二兆円、過去最高を更新をいたしまして、初めて一千億ドルを上回る見通しです。 各社は生産能力の拡張を急いでおりまして、想定を上回る市場成長が続いています。成長を牽引しているのは、台湾のTSMCを始めとした製造…
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の半導体産業の復活に向けた基本戦略については、十一月に開催した第四回半導体・デジタル産業戦略検討会議においてお示しをしたところです。 具体的には、先ほど局長からも説明をしましたが、三つのステップを考えておりまして、まず、ステップ1として、我が国にとってミッシングピースとなっている先端半導体の製造能力を獲得するため国内製造基盤の整備に取り組むこと、また、本法案はこれに位置付けられているものであり、新たな仕…
○国務大臣(萩生田光一君) まず、TSMCによる先端半導体の国内製造拠点に対して政府として支援を行うことを決定したわけではございません。 その上で申し上げれば、TSMCが計画している国内製造拠点で製造される半導体は、5G通信を行う自動車や産業機械など多岐にわたる領域で用いられます。現在、我が国はこうした半導体の製造能力を有していないため、安定供給体制を構築する意義は非常に大きいと思います。さらに、製造装置や材料を含めた国内の半導体関連産…