第93回 衆議院 文教委員会 第7号
○和田(耕)委員 いろいろ審議を重ねておるうちに最終段階に来たわけでありますけれども、この法案について、放送という非常に有力な、全国民が利用できる手段を利用して大学教育をするという、これは非常に大事なことだ、それはいいことだということは、ほとんど関係の人が認めると思うのです。ただ、この放送大学学園法案に盛られておる内容が、果たしてその大きな国民の期待しておることに対して、あるいはまた、そのために千数百億、今後物価の問題を考えれば二千億近…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○和田(耕)委員 いろいろ審議を重ねておるうちに最終段階に来たわけでありますけれども、この法案について、放送という非常に有力な、全国民が利用できる手段を利用して大学教育をするという、これは非常に大事なことだ、それはいいことだということは、ほとんど関係の人が認めると思うのです。ただ、この放送大学学園法案に盛られておる内容が、果たしてその大きな国民の期待しておることに対して、あるいはまた、そのために千数百億、今後物価の問題を考えれば二千億近…
○宮地政府委員 現在行われております私大の通信教育との関連についてのお尋ねでございますが、ただいま御提案申し上げております法案の全体の仕組みと申しますか放送大学を教養学部ということで御提案を申し上げている際の説明にも申し上げたわけでございまして、戦後三十年にわたって大変御苦心をなさってきておられます私大の通信教育との関係については、お互いにメリットを発揮し合えるような形でこの放送大学学園法案を御提案申し上げております。 さらに、将来のこ…
○三ツ林委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、放送大学学園法案を議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西積介君。
○富田説明員 ただいま局長が御説明申し上げましたが、放送法第四十四条第三項第四号は、意見が対立している問題についてのみ規定しておりまして、意見が対立しない問題について教授が新しく新たな知見に基づいて学説を提示される場合には、それは当然、意見が対立していないわけですから、多角的な論点解明ということは、意見が対立している問題についてのみ要請しているものでありまして、全面的に要請しているものではございません。したがって、放送法が要請しておりま…
○中西(績)委員 いまの第一点の、大学放送に限定をするので影響はきわめて少ないということを言っていますけれども、この放送大学学園法案の資料を見ていただきますと、これにはちゃんと一番最初の「総則」のところに「大学教育の機会に対する広範な国民の要請にこたえるとともに、大学教育のための放送の普及発達を図ることを目的とする。」というように、大学在学という特定された者でなくて、一般の者に対しても、大学教育としての放送の普及を図り、そしてそれを目的…
○宮地政府委員 放送大学におきます大学の自治の確保につきましては、私どもとしても、特殊法人の放送大学学園が大学を設置するという観点に立ちまして、従来の国立大学についての教官にかかわる教育公務員特例法の規定の例でございますとか、あるいは私立学校法の規定の例、それらについて十分検討を加えまして、特殊法人の放送大学学園が設置する大学の自治、つまり学長、教官等の人事というものについての規定については、先ほど来御説明しておりますように、この放送大…
○有島委員 去る十月三十一日の金曜日に、文教委員会と逓信委員会で本放送大学学園法案に関する連合審査をいたしましたが、そのときの質問で保留の課題の問題がございますので、それをまずお答えいただきたいと思います。
○宮地政府委員 十月三十一日の逓信委員会との連合審査で御質問のありました、内藤元文相が検討すると答弁した事項についての検討の結果についてのお尋ねでございますけれども、内藤元文相が前国会で検討すると御答弁申し上げました事項につきまして、私どもも議事録で確認をいたしたわけでございますが、主たる点で申し上げますと、放送大学の対象地域の拡大計画の問題、それから放送大学学園及び放送大学の管理運営の仕組み等につきましての御答弁であろうかと思います。…
○宮地政府委員 五十四条の二は、先生御指摘のとおり「大学は、通信による教育を行なうことができる。」という規定でございまして、今回放送大学学園法案の附則におきまして「通信による教育を行う学部を置くことができる。」という規定をさらに一項加えさせたというような関係になっておるわけでございます。
○三ツ林委員長 これより文教委員会逓信委員会連合審査会を開会いたします。 先例によりまして、私が委員長の職務を行います。 内閣提出、放送大学学園法案を議題といたします。 本案の趣旨の説明についてはこれを省略し、お手元に配付してあります資料によって御承知願うことといたします。 ――――――――――――― 放送大学学園法案 〔本号末尾に掲載〕 ―――――――――――――
○鈴木(強)委員 私は、最初に、放送法と放送大学学園法案との関連について二つ質問をしたいと思います。 今回御提案になっております放送大学学園法案の内容を拝見しますと、その目的が「放送等により教育を行う大学を設置し、当該大学における教育に必要な放送を行うこと等により、大学教育の機会に対する広範な国民の要請にこたえるとともに、大学教育のための放送の普及発達を図ること。」というようにうたわれておるわけでございます。この放送大学は、放送、いわゆ…
○鈴木(強)委員 ですから、あなたは、この答申については御存じないわけですね。読んでおらないわけですよ。したがって、私がここで申し上げたいのは、少なくとも電波、要するに放送を媒体として行う放送大学でございますから、まず放送体制、放送法上これがやれるかどうか、こういうことを十分に検討した上で、それが決着した上において法案を提出すべきものではないかということです。 参考のために申し述べてみますと、この基本的体制については、いままで長い間いろ…
○宮地政府委員 先生御指摘のとおり、確かに、勤労者に対する教育の機会を広くするという観点で、社会教育的な観点から議論がされておったことは事実でございます。その後具体的には、それを受けとめるに際しては、正規の大学として受けとめたらどうかという議論になったわけでございまして、さらにNHKとも十分御協議をし、NHKにも御協力をいただいて議論を進めておる、経過としてはそういう経過がございます。 そこで、一番問題になりました点は、放送局と大学を同…
○宮地政府委員 この連合審査におきましても、そのような御質疑をいただいたことは私ども十分承知いたしております。 そこで、放送法の改正方法についての御議論がありましたことを踏まえまして、提案に当たりまして、放送法を所管されております郵政当局とも事前に十分その点も私ども御相談をいたしたわけでございます。その点は従来から御説明を申し上げておるわけでございますが、この放送大学は、放送を行う大学でございますので、放送が行われなければ本来の意味がな…
○宮地政府委員 御質問の放送法第四十四条第三項と学問の自由との関連についてのお尋ねでございますが、先ほども申し上げましたように、放送大学学園の放送は、放送大学の授業としての実質を持つものでございます。そこで、これが放送であります以上は、放送の中立公平ということが守られなければならないことも、これまた当然考えられる点でございます。 そこで、放送大学学園法案におきましては、放送大学学園の放送番組の編集につきまして、放送法第四十四条第三項の規…
○久保(等)委員 私ども逓信委員会の方では、昨日、例の非常に重要な案件であります郵便料金値上げの法案が衆議院を通過した、そういった情勢の中で大変な重要法案を抱えて審議を続行しておったわけでありますが、放送大学学園法案の問題についての連合審査をぜひきょうやれという強い要請がありましたが、私自身、きょうもわずかに三十分程度の質問時間しかありません。 そこで、この放送大学学園法案の意味するところは、近代的な電波を使って大学教育をやろうという、…
○阿部(未)委員 まず、文部大臣と郵政大臣に伺いたいのですが、先ほど来同僚の議員がくどくなるほど質問をされておるのに、御答弁がどうも聞いておって私には納得ができないのでございます。この放送大学学園法案が今回で四回目の提案であるということでございますが、なぜこの学園法案が成立をしないのでしょうか。学園法案が四回も成立をしないという理由について、文部大臣はどうお考えか、郵政大臣はどうお考えか、そこから承りたいのです。
○田中(龍)国務大臣 お答えをいたします。 この放送大学学園法案の問題につきましては、今日の日本のありようから申しまして、開かれた教育、開かれた大学、生涯教育という面から申しますと、教養の面におきましても非常にレベルが高くなっておる次第でございます。同時にまた、大学の教育にいたしましても、この新しい放送、ラジオ、テレビというものを活用いたしました大学を近代的につくらなければならぬということは、われわれの念願でございますと同時に理想でござ…