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日本銀行総裁衆議院参議院
総発言数
3,507
直近の所属会派
直近の役職
日本銀行総裁
直近の発言日
2022/04/05

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 財務金融委員会53 件・53%
  • 予算委員会26 件・26%
  • 財政金融委員会18 件・18%
  • 予算委員会第三分科会3 件・3%

※ 全 3,507 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

3,507 20 を表示
日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 出口戦略については、二%の物価安定目標が安定的に達成されるような状況が近づいた場合には、当然、政策委員会で議論して、それをまたマーケットにも詳しく伝えるということになると思います。 米国の場合は、今そういう状況なので、マーケットにも伝えて、それに沿って金利の引上げを段階的に行おうとしているという状況だと思います。ちなみに、FRBは、以前、やはり出口戦略を示したんですけれども、それは出口に至らなくて、むしろ市場を混乱させたと…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 消費者物価の前年比は、足下ではゼロ%台半ばとなっておりますが、目先、プラス幅ははっきりと拡大し、携帯電話通信料下落の影響が剥落する四月以降は二%程度になる可能性もあると考えています。 もっとも、今回の物価上昇の主因は国際的なエネルギー価格の上昇でありまして、こうしたコストプッシュ型の物価上昇は、家計の実質所得や企業収益の減少を通じて我が国経済を下押しするため、日本銀行が目指している安定的な二%目標の達成にはつながらないと考…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 まず、欧米の金融政策との違いは、もう端的に言いまして、経済、物価状況が全く違うということであります。 米国経済は、コロナ禍から急速に立ち直って、コロナ前のGDPの水準を上回っておりますし、現在の物価上昇率はもう八%程度に達している、その中で、賃金、物価のスパイラルも生じているのではないかと懸念されるということでありますので、当然、FRBは、金利を引き上げていくということを決定し、第一回目の金利引上げを実行したわけであります…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 為替レートは経済や物価に大きな影響を与えるわけですので、当然日本銀行としても注視しているわけでありますが、為替政策自体は財務省が所管しておりますので、私から具体的に何か申し上げることは差し控えますけれども、財務省と、日本の財務省とだけでなくて、G7の財務省や中央銀行と合意されており、コミュニケなどに常にうたわれておりますとおり、経済や金融のファンダメンタルズを反映して安定的に推移するということが望ましいということには変わり…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 いわゆる出口の局面におきましては、日銀当座預金に対する付利金利の引上げ等によって支払い利息が上昇することも考えられます。 もっとも、そうした局面においては、経済、物価情勢の好転とともに長期金利も上昇すると考えられますので、保有国債がより高い利回りの国債に入れ替わっていくということで、受取金利も上昇していくというふうに見られます。 日銀の国債保有の平均残存期間は七年ぐらいだと思います。ということは、もっと短い残存期間の国債も…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 日本銀行では、有価証券の評価方法について、中央銀行としての財務の特性、あるいは保有の実態等を踏まえた方法を採用いたしております。こうした下で、国債については、一部の例外を除いて売却を行っていないという保有実態も踏まえて、時価により評価する時価法ではなく、簿価に基づくいわゆる償却原価法を採用いたしております。 なお、日本銀行では、決算時に、参考情報として保有国債の時価情報についても公表をいたしております。 いずれにいたしまし…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 日本銀行によるCP、社債等やETF、J―REITといったリスク性資産の買入れは、二%の物価安定の目標を実現するための大規模な金融緩和の一環として実施しておるところでございます。 これらリスク性資産の買入れの波及経路としては、市場のリスクプレミアムへの働きかけを通じて、経済、物価にプラスの影響を及ぼすことを想定しております。 具体的には、CP、社債等の買入れは、企業等の資金調達コストを低下させることで、設備投資等を押し上げる…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 日本銀行は、リスク性資産の買入れに際しまして、市場中立性の観点から、ミクロの資源配分への関与を極力避けるような様々な工夫を行っております。 CPや社債等については、一発行体当たりの買入れ残高や保有割合の上限を設けております。 また、ETFにつきましては、特に、個別銘柄の株価に偏った影響ができるだけ生じないよう、幅広い銘柄から構成されるTOPIXに連動するETFを対象として買入れを行っております。さらに、ETFについては、年…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 先ほど来申し上げておりますとおり、このようなリスク性資産の買入れは、大規模な金融緩和の一環として行っているものであります。したがいまして、二%の物価安定の目標の安定的な実現にはなお時間がかかると見込まれることを踏まえますと、リスク性資産の買入れを含む現在の大規模な金融緩和を粘り強く継続していくことが適当というふうに考えております。 そうした認識の下で、その時々の金融経済情勢も踏まえて、リスク性資産の買入れについては、必要な…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 御指摘のロシアの特定の銀行をSWIFTから排除するという金融制裁が行われまして、これがドルを中心とした国際的な決済の状況に影響が出るのではないかという議論がかなり行われております。それから、御指摘のような代替的な決済取決めが既に各地で起こっておりますので、それもドルの国際通貨としての役割を低下させるのではないかというふうに言われております。 御指摘の円の国際化も、円をより国際通貨として使ってほしいということで行ったわけです…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 補足することは特にありませんけれども、一つは、御案内のとおり、利子に対する源泉徴収というものが円の国際化にやや障害になっているんじゃないかという議論があったので、租税特別措置で、国債の金利については非居住者に対する源泉徴収を免除するという形をして、それは非居住者が円の取引をする上で、当然短期的に預金したり、短期証券あるいは国債で維持、保有するということがあるわけですので、そのときに源泉徴収されるということはないようにはした…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 確かに、大規模な金融緩和を続けてきた中で、企業収益は大幅に改善し、史上空前の利益を上げ、その中で、確かにベアもデフレ期と違って復活はしているわけですけれども、その率は極めて低い率でありまして、企業収益の増加ほどには賃金は上がっていない。 それから、設備投資は、これはかなり行われているわけですが、他方で、よく言われているように、先端技術とかDXとか、世界経済の成長を非常に引っ張ってきた部分の投資が必ずしも十分ではなかったとい…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 本日も何度か述べさせていただいたように、二〇一三年の量的・質的金融緩和の導入以降の大規模な金融緩和によって、物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなったわけですけれども、二%の実現に時間がかかっていることは事実であります。 そして、目先、消費者物価の前年比は、先ほど来申し上げているとおり、携帯電話通信料引下げの効果の剥落とか国際的なエネルギー価格の上昇などによって、目先二%程度になる可能性はありますけれども、そ…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 政府と日本銀行の共同声明が一月に出されました。同じ時期に、日本銀行は、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現する、そのための金融緩和を行うということを金融政策決定会合で決めております。 そうした下で、様々な経済状況を踏まえ、適切に金融政策の修正を行ってきたわけですが、残念ながら、二%の物価安定の目標は実現されていない。そういう意味では、二〇一三年の一月に、金融政策決定会合で決定し、政府と日本銀行の共同声明にもうたわれ、…

日本銀行総裁2022/04/05

208衆議院 財務金融委員会 第13号

○黒田参考人 この二%の物価安定目標というのは今や世界的なスタンダードになっているわけですけれども、その趣旨は、やはり、消費者物価指数が実態よりも高めに出てくるというバイアスがあるということが一つと、もう一つは、余り低めのインフレ率、物価上昇率を目指してやっていますと、マイナス金利、あるいはそれ以外の様々な金融政策、伝統的なものでないものがしばしば必要になってくる。したがって、中央銀行として二%の物価安定目標を目指して金融政策を運営する…

日本銀行総裁2022/03/25

208衆議院 財務金融委員会 第12号

○黒田参考人 御指摘のとおり、FRBは、今月のFOMCで〇・二五%の利上げを決定し、利上げのいわばサイクルを始めたということであります。 米国経済は大変力強い景気拡大を続けておりまして、労働市場の引き締まりも明確になるという中で、消費者物価の上昇率が八%程度まで高まっている。そうした中で、FRBとしては、インフレ率の高止まりを回避し、これを目標の二%まで引き下げるためには利上げが必要だというふうに判断したものというふうに認識をいたしてお…

日本銀行総裁2022/03/25

208衆議院 財務金融委員会 第12号

○黒田参考人 これはマーケットのことですので、私から断定的に申し上げることはできませんけれども、御案内のとおり、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった頃はまさに有事の円買い、有事のドル買いということで、円・ドルレートは比較的安定していましたけれども、円、ドルは欧州通貨とか新興国通貨に対してかなり上昇しまして、逆に言うと、欧州通貨や新興国通貨はかなり円やドルに対して下落したわけですね。 その後、最近の状況については、市場ではエネルギー価格が…

日本銀行総裁2022/03/25

208衆議院 財務金融委員会 第12号

○黒田参考人 まず、経常収支につきましては、御指摘のとおり、昨年十二月、本年一月と、二か月連続で経常収支が赤字になっております。ただ、ここにはアジア地域における春節などの季節的な要因も影響している可能性がありまして、季調済みで見ますと、経常収支は赤字になっておりません。 そういった意味で、いろいろな要因が重なっていると思いますけれども、御指摘の資源価格の上昇を受けた輸入金額の増加もかなり大きく影響しているというふうに思います。 なお、経…

日本銀行総裁2022/03/25

208衆議院 財務金融委員会 第12号

○黒田参考人 まずもって、為替相場については、経済や金融のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが極めて重要であるという点を申し上げておきたいと思いますが、その上で、為替円安が全体として経済と物価を共に押し上げ、我が国経済にプラスに作用しているという基本的な構図は変わりないと思います。ただし、為替円安の影響が業種や企業規模、経済主体によって不均一であるということには十分な留意が必要であるというふうに思います。 円安が経済に影響…

日本銀行総裁2022/03/25

208衆議院 財務金融委員会 第12号

○黒田参考人 日本銀行は、二%の物価安定の目標の実現を目指して大規模な金融緩和を行っておりますけれども、もちろん、単に物価が上昇すればよいという考えではありませんで、企業収益や雇用、賃金が増加する下で物価も緩やかに上昇していくという、いわゆる好循環の形成を目指しております。 この点、賃金の上昇を伴わずに、原油などの資源価格の上昇が牽引する最近のコストプッシュ型の物価上昇は、家計の実質所得の減少や企業収益の悪化を通じて景気に悪影響を及ぼす…