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アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長・教授衆議院参議院
総発言数
161
直近の所属会派
直近の役職
アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長・教授
直近の発言日
2018/12/07

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 原子力問題調査特別委員会82 件・82%
  • 外交・安全保障に関する調査会18 件・18%

※ 全 161 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

161 20 を表示
アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 ありがとうございます。 まず、御指摘のとおり、規制委員会が孤立してはいけないというのは、私もそう思います。 五人で全部が判断できるわけではもちろんないわけで、事務局である規制庁、ここが十分に専門的な能力を持って五人を支えるというのが仕組みのはずですから、規制庁は、当然ながらいろいろな専門知識を持っている方々が集まって、さらに、最新の科学技術情報については原子力産業界ともコミュニケーションをちゃんととって、新しい情報について…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 難しい御質問ではあるんですが、私が理解する限り、規制委員会は、純粋に科学的に安全性を定義しようというふうに努力される、過去の経験を踏まえてできるだけ客観的にというふうに考えておられて、これが、過度に保守的なと今おっしゃいましたけれども、多少そういう傾向が出ているのかもしれませんが、本来、規制の決定というところは、これは政策決定ですので、科学的な根拠プラス社会がどういうふうに安全を評価するかということも含めて考えなければいけ…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 御指摘のとおり、特に新しい規制行政になる前なんですけれども、使用済み燃料の行き先として事業者がどこか書かなきゃいけないんですけれども、その場合、再処理しかなかったわけですが、今もそこは変わらないですね。事業者の立場からいうと、全量再処理が変わらなければ、再処理しかないと言わざるを得ないですね、おっしゃるとおり。 現実に、再処理が動いていないと使用済み燃料の行き先がなくなってしまうという、ふん詰まりになるというのが今も続いて…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 イギリスは、もう公式に、イギリス国内にある、貯蔵しているプルトニウムの所有権を引き取るということは政策として公表していますので、別に隠れてやっているわけではなくて、これはイギリス側はいつでもという状況になっています。現にドイツとかスウェーデンのプルトニウムを引き取っていますので、制度的には何の問題もイギリス側はない。 最近の報道で、日本政府がイギリス政府と初めて、このプルトニウムの引取りについて、交渉したかどうかわからない…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 経産省の言い方は、非常に慎重な言い方を今されていると思うんですが、高速炉がもし成立した場合、軽水炉のシステムと高速炉を比べますと、廃棄物の量は確かに減ります。毒性も確かに減ります。したがって、高速炉の開発意義の中の一つに廃棄物の減容とそれから毒性の低減というのは確かに含まれます。 私が言いたかったことは、それを事実だとしたとしても、リスクはそれだけでは決められないというのが一点。再処理した場合のリスクも当然含めて全体的なリ…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 先ほどのグラフを見ていただくとわかりますが、経産省が言う有害度というのは、例えば、天然ウランの毒性に到達するのに何年かかるかというグラフがありますよね、あれを見て言っているわけですね。あれは事実。科学的に正しいわけです。さっき虎の例を言いましたが、虎が何匹かいても、だんだんだんだん時間とともに減っていきますよというグラフですね。それは再処理した方が確かに減ることは間違いないです。 私が言いたかったことは、そのために取り出す…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 それもよく誤解を生む表現なんですが、動かしてそれが節約になるなら、リターンがあれば、利益が返ってくるなら動かした方が当然いいわけですね。ところが、動かして出てきたMOXを加工して更に原子炉に入れますと、軽水炉の普通のウラン燃料を使うよりは損をするわけですね、高いので。使えば使うほどお金がかかる。それが八ページの右下の数値です。 したがって、これまでお金を使ったので、もったいないから動かしましょうというのは、動かした結果、節…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 同じですね、基本的には。むしろ、過去にかけたお金は関係なく、これから幾らかかるかということですね。これから幾らかかるかは同じ評価になると思います。

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 今の政府の計画は、全て日本に持ち帰ってきて、軽水炉で燃やすという考え方なんですね。ところが、燃やす原子炉、MOXにして燃やす許可を得ている原子炉を稼働しているのは四基しか今ないわけですね。十三基以上動かさないと減っていかない、六ケ所を動かす前提ですけれども。六ケ所を動かさなければ、四基でも少しずつ減っていきます。でも、すごい時間がかかるので。 まず、先ほど菅先生からありましたけれども、イギリス政府は、イギリスにある、二十一…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 これは、もちろん可能だと思います。使用済み燃料の処分が可能であれば、プルトニウムの処分は可能です。 ただ、今アメリカがやろうとしていることは、あれは非常に純度の高いプルトニウムなので、固定化、安定化するための技術開発をしています。それではなくて、例えばガラス固化体、今、日本ではガラス固化体にしようとしていますが、そこにプルトニウムをまぜてしまうという案は前からあります。それでガラス固化体と一緒に捨ててしまう。 ただ、日本は…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 電力会社は、私が何回も聞いたんですけれども、経営的には再処理しない方が楽なわけですけれども、先ほど申しましたように、全量再処理という政策のもとで、法律上処分できないわけですね。だから、貯蔵するか再処理するかしかないんです。 そういう意味では、貯蔵が一番経済的にはいいと思いますが、先ほど菅委員の方からありましたけれども、貯蔵する際にも、再処理が動いていないと貯蔵ができないということなので、再処理を優先するという考え方ですね。…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 ドイツは八〇年代にMOXの方が高いということがわかりまして、それでドイツでは、プルサーマル、MOXのリサイクルを実証事業と呼んで、それで国が電力会社に支援をして、事業者の負担はウラン燃料と同じ負担にとどめる、それより高い部分については国が支援するという仕組みをつくって、電力会社に負担にならないようにMOXの消費を進めたということなので、金額的に私、現在、頭の中、どれぐらいあるかわかりませんが、当時はそれほどの金額ではなかっ…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 今は特に財政的なインセンティブはなくて、ただ、交付金というのがありまして、地元にはインセンティブがあるかと思います。プルサーマルを引き受ける地元にとってはインセンティブがあると思いますが、電力会社にとってのインセンティブはないと思います。

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 今電気事業者がどういうふうに説明されているかわかりませんが、ドイツの場合は、表の場でみずからMOXの方が高くてやりにくいということを言っていたわけですね。したがって、国が支援しますということが表の場で議論できましたけれども、今、電力会社はみずから喜んでリサイクルすると言っているわけですね、でしょう。そういうふうに言われてしまうと、なかなかインセンティブつけられないですよね。 だから私は、電気事業者は、自由化になったのであれ…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 廃止措置が決まった使用済み燃料をどうするかというのは、御指摘のとおり、行き先がないので、アメリカもこうですけれども、先ほどちょっと申しましたが、浜岡もそれで地元の方も合意していただいて、乾式貯蔵でオーケーですと。 問題は、先ほどの話に戻りますが、その後、前提は再処理するとなっていますので、再処理工場を動かさないと持っていきようがないわけですね。だから、そのためのオプション、選択肢として、地層処分、直接処分の選択肢を早くつく…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 確かに、アメリカは、廃止措置専門のエンジニアリング企業が随分出てきまして、かなりノウハウを蓄えています。廃止措置は、原子力工学科の専門家がそんなに、逆に、むしろ要らないわけですね。環境の専門家とか、それから工程管理がすごい重要で、いわゆるエンジニアリング会社のノウハウが非常に有効だと思います。もちろん、中の除染とかという場合には原子力の専門家が必要ですが。 アメリカで伺っていますと、それぞれプラントのデザインが違うので結構…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 全く意味がないわけじゃないです。虎はやはり二匹よりは一匹の方がいいことは間違いないんですが、ただ二匹、一匹だけを比べていると全体のポイントを見逃すということが言いたかったんですね。 さっき申しましたように、高速炉で燃やすと確かに有害な物質は減るわけです。だからそのメリットは確かにあるんですが、高速炉は再処理を前提としていますので、必ず使用済み燃料から取り出して地上で燃やさなきゃいけないんですね。それに伴うリスクをどう考えて…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 経産省の説明資料も、例えば十ページのこの絵、高レベル廃棄物が下がっていく、毒性が下がっていく絵、これは世界じゅうで見せられている絵です。これ自体は間違っていないんですね。これで終わってしまうので誤解しちゃうので注一をつけてもらったんですが、私が原子力委員にいるときは。この注一をつけるだけでもかなり抵抗されたんですけれども、でも、注一をつけることで全体のメッセージが少しは変わるかなと思ったんですが、変わらないですね、やはり。…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 国会が大変な状況にあるというのを見ていますと、特に、党派、党略を超えて取り組む難しさというのがあるのかなというふうに実感して見ていました。 この問題、私は、今お二人が述べられたように、どこの政党の問題とか、どこの地域の問題とかじゃなくて、日本あるいは世界の原子力を考える上で非常に重要な問題を議論する場だというふうに認識していただければ、非常にその重要性にわかっていただけると思うんですが、なかなか、実は私もこの調査委員会や特…

アドバイザリー・ボード会員/長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授2018/12/07

197衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号

○鈴木参考人 高速炉の研究開発というのが、世界的に見て、必要性あるいは緊急性がなくなってきているというのが背景にあるというのがまず第一だと思います。 一方で、原子力を積極的に進めてきている国、中国とロシアとかインドとかの、その開発の延長線上に高速炉は今でも確かにあることも事実ですので、日本がもし長期的に原子力を進めていくのであれば、研究開発を続けるということの意義は私はあると思います。 三番目に、ただ、私は、福島事故を経験して、原子力の…