荏開津典生
会議録に記録された「荏開津典生」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 31 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京大学農学部教授
- 直近の発言日
- 1987/08/04
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 31 件の標本- 農林水産委員会15 件・48%
- 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会公聴会9 件・29%
- 予算委員会公聴会7 件・23%
※ 全 31 件のうち直近 31 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第109回 衆議院 農林水産委員会 第3号
○荏開津参考人 私が御指摘のもので書きました意見は、現在農業政策批判というのは非常にやかましいわけでありますけれども、そういう批判をされる方々の中に、日本の農業は過保護であって、すべての保護を撤廃して自由競争市場に任せてしまう、貿易障壁と申しますか、国境の保護措置も全部やめてしまえばかえって日本農業は発展するのだというようなことを説かれる方々がおられるわけでございますけれども、それは非常な誤りである、現実認識の誤りである。農業というのは…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 東京大学の荏開津でございます。意見陳述の機会を与えられましたことを感謝いたします。 私は、農業経済が専門でございますので、林業、漁業よりも農業中心ということでお話をいたしたいと思います。 最初に、今回の改正に関連いたします補助金ないし制度資金あるいは農業財政一般についての原則的な考え方を若干述べさせていただきます。 私自身は、農業の保護ないし振興のためには財政資金というものは必要である、財政支出というものは必要…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) これも私、先ほど申しましたことでございますが、金融は補助とは違いまして、原則的に受け手である借り手農家の主体的な能力、あるいは危険負担という意識、あるいはコスト負担という意識なしには効果を発揮し得ないものでございます。その点に十分に配慮した上で農業というものの特殊性を考慮いたしまして、長期低利というような一般のコマーシャルベースとは違った優遇措置を講ずるということでありまして、全くの平等といいますか、そういう性…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 今の問題は、私は非常に深刻であると思います。つまり、昭和三十年代の末からかなり日本はインフレーション的な高度成長でありまして、農産物の価格も非常に上がった時期があるわけです。この時期には、金を借りて農業への設備投資をするということは非常に楽だったわけであります。これは金融の方では実質金利というふうに申しますが、物価上昇を差し引いた金利というものの負担が非常に安かったということがあります。ところが、現在はもう低成…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 地代は随分難しい御質問でございまして、簡単にどうもお答えできかねるんでございますが、地代と申します場合に、現実の支払い地代と、地価との関係で考えられる理論的な地代がございます。現実の支払い地代は、御承知のとおり現在地域によって非常な格差がございますが、問題は、むしろ地価との関係における理論的な地代であろうかと思います。 現在の日本では、これは日本ばかりではございませんが、余りにも農地の価格が高くなり過ぎておると…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 先ほども申しましたが、制度資金融資も補助金も財政負担を要するという点では同じでございます。私は、このどちらが財政負担が大きいかというようなことでこの二つを選ぶべきではない、どちらが所期の目的を達成するために効率的であるかという観点から選ぶべきであるという考えでございます。そういう観点からいたしますと、農業振興という上での効率を発揮いたしますためには、最後の受け手である農業経営者というもののやる気といいますか、経…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 過剰投資ということは私は現在ある程度存在するというふうに思っておりますが、それは理由が安易な貸し付けということもあるでしょうけれども、一つは、先ほども申しましたが、インフレ的な高度成長の時期の、金を借りればそれで非常によかったという時期の惰性が今なお残っている、あるいはそのときに借りた金の金利負担が今になって重くなっているということが第一点。第二点は、先ほども申しましたが、生産物の過剰という問題が生じまして、先…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 農水省の調査されたことを私も承知しておりますが、先ほども申しましたけれども、酪農にしろ肉用牛にしろ、大規模の畜産経営は、個々の経営間の格差というものが非常にございまして一概に論ずることはできない。これは私はむしろ当然じゃないかと思います。古来の日本の農業のように、大体一町歩ぐらいの田んぼをつくっていまして、その間に若干の野菜をつくっているというような農業であれば、これはどの農家も大差ないということでございますけ…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 御質問の第一点、農業制度金融の選別性ということでございますが、私の見解では、制度金融はいかに長期低利であっても、基本的に金融である以上、選別性というものを持っているというふうに考えております。つまり負債整理資金等である時期農家の生活を保護するという面はないではございませんけれども、基本的には金融は経営ないし産業の振興の手段でありまして、生活の保護ないし福祉的な政策の手段ではない。でない以上、そこには選別性は必然…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) これは非常に難しい問題でございますので簡単にお答えはできないわけでございますが、私は、日本の農業が自由貿易のもとで国際競争力を持つということは極めて難しい、かといって、日本の農業を全くなくしてしまうというようなことは望ましくないので、保護は必要であるという意見でございます。ただし、貿易に関して制限をいつまでも続けていくことが望ましいかどうか、現在の日米の貿易摩擦等のことはちょっと別にいたしまして、長期的な観点で…
第102回 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(荏開津典生君) 今回の改正の評価でございますが、これは私の理解が間違っているかもしれませんけれども、私は、今回の三法改正は財政負担の軽減というふうな見地からなされたものではないというふうに理解したいと思います。 農林公庫資金について、資金種類が整理統合され簡素化されたとか、あるいは総合資金の貸付対象が拡大されたとか、あるいは近代化資金の資金限度が拡大されたというようなことはすべて私は非常に結構なことである、これがうまく運用され…