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慶應義塾大学経済学部教授衆議院参議院
総発言数
45 件
直近の所属会派
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直近の役職
慶應義塾大学経済学部教授
直近の発言日
2016/02/29

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 45 件の標本
  • 予算委員会20 件・44%
  • 財務金融委員会17 件・38%
  • 予算委員会公聴会8 件・18%

※ 全 45 件のうち直近 45 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

45 件中 20 件を表示
慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 どうも、慶應大学の竹森です。 私は、こういうところへ出てくることが余りないので、上がるといけないと思いまして、一応レジュメを書きましたが、このとおり読むわけではないかもしれませんので、申しわけございません。 まず、日本経済についての現状認識を申し上げたいと思います。 クルーグマンが、昨年九月にお会いしたんですけれども、自分は、日本が経済危機に対して非常に手おくれな政策をしてきたということを、政府、日銀に対して批判をしてきた…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 どうもありがとうございます。 私は、安倍政権が発足する前から、金融緩和を中心として経済を刺激するということを提案しておりましたので、私の考えたとおりのことが実行されて成果を上げているということは、大変うれしく考えております。 ただ、先ほども申しましたように、これから本当に成功するということのためには、設備投資が盛り上がることがポイントであるというふうに考えています。これは、昨今、盛り上がる景色が何度か見えながら、海外の状況…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 結局は、投資の問題だと思います。つまり、二〇〇九年に、リーマン・ショックが起こりました後に、貸し出しが世界的に大幅に下がりまして、それで需要が下がって、日本の輸出も大打撃を受けました。ああいうような危機というのは考えられません。 結局は、中国が景気については元凶で、中国は世界の鉄の半分をつくっているんですが、そんなにもやっていられないんだろうということで、需要が少し下がったことで新興国が苦しんでいる。また、新興国のウエート…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 税制について申し上げますと、先ほど申しましたように、外形標準プラス法人税の所得分への引き下げ、私は、これは、目標は非常によくわかるけれども、実際に、そのとおりの例、つまり、利益を上げる企業が投資をふやし、一方、不採算の企業が撤退するというような具体例が出てくる必要がある。そのためには、ミクロ面で、例えば企業買収についての自由化とか、そういったものが進められる必要があるだろうと思います。 先ほど申しましたように、シャープと鴻…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 もちろん、引き下げということは、いわば国際競争が法人税について起こっているということも考えて、必要だとは思います。 ただ、他方で、今、租税協定をいろいろ結んだり、あるいは国際的な税のハーモナイズを考えているというのも重要でありまして、余りお互いにどんどんどんどん下げる競争をしていくと、税収がどんどん下がっていく割に、どこにもそのプラスがないという可能性も考えられるので、税のハーモナイズを図ると同時に、その引き下げを前向きに…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 今ビジネスの国際競争の話が出たのでお話ししますと、今、二つの企業が競争していて、ある企業が一千億円出した、では、うちも一千億円出さなきゃいけないということがあったとして、一方の企業はもう一つの企業の倍の内部留保があったというときに、内部留保の小さい方にとっては一千億円というのは痛いわけですね。 そういう例えを何で申し上げたかというと、日本のGDPというのは公的債務の二分の一しかない、つまり公的債務は二倍ある。そういうときに…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 どうもありがとうございます。 先ほどの発言では景気効果を話さなかったので、それをつけ加えますと、今、景気が悪いということを考えると、増税が起こったときに、それを貯蓄で受けとめてもらいたいわけですよ。貯蓄を減らして消費は余り減らさないでもらいたいわけですね。 ところが、消費税というのは、低所得者の方が食品の消費が全体の所得に占める割合が多いし、二番目に、低所得者の方が支出性向が高いんです。貯蓄が少なくて支出性向が高い。ですか…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 先ほど議論を聞いておりまして、森信さんは軽減税率は反対だけれどもインボイス賛成ということで、太田さんはインボイスそのものが反対ということですね。 私は、消費税というものに国の歳入を期待した以上、ちゃんと入ったものが計算されて、これだけ間違いなく納めましたという仕組みができることは当然だろうと思っています。したがって、私は、今の点については森信さんに全く賛成であります。 ただ、何でインボイスの問題が出てきたかというと、そもそ…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 では、私からお答えさせていただきます。 時間がなかったので先ほどはあれですが、この議論は非常に混乱しておりまして、この間も日経に、エール大学の博士号を取っている方が、軽減税率は高所得者の方が控除額が多いから逆進的だという議論をされていたんですね。 ちょっと簡単な例を考えていて、今、高所得者は一億円の所得で、低所得者は二百万円の所得です。高所得者には一%の所得税をかけて、低所得者には一〇%の所得税をかけたとする。これはとんで…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 何か頭が混乱していて、大変申しわけありません。 我々は、一律の税率だと価格のゆがみというのはないというふうに考えるわけですね。ところが、今、消費税をずっと上げていって、たまたま一つの消費だけはどうやっても課税しようがないというものがあったとします。そうすると、そのものと比べて、代替性の高いものはどんどんどんどん消費が不利になっていくんですね。ラムゼーが考えたころは、理論的に考えて、余暇というものは何もしていない、ということ…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 先ほどの件、ちょっとわかりにくかったかもしれないので、もう一回申しますと、例えば、新聞は百五十円のものが二割消費税がかかるようになると百八十円になる。それに対して、インターネットをあける分にはただだと。今度またさらに上がれば、新聞はどんどん高くなる、インターネットはただだというと、どんどんインターネットに流れていくということです。それで、結局何になるのかというと、広告媒体によって支配されるメディアだけをみんな頼るようになる…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 太田参考人が戻られましたので、簡単に言いますと、先ほど太田参考人から景気の悪いときに大変だというお話がございまして、この猶予期間四年ぐらいというのは、これから経済政策が成功して経済が上向くというまでに四年ぐらいは考えていただきたいと思っていますので、ちょうどタイミング的にはいいのではないかというふうに私は考えます。

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 どうもありがとうございます。 現在の経済の状況については先ほど申し上げまして、今、日本の経済というのは、どんどんどんどん対外的な依存度が強くなっておりまして、思ったほど輸出が伸びていないということはあります。ただ、崩れるというほどまでは、大崩れとまではいっていないので、非常に不安定が広がっている、これから中国はどうするんだろうなという様子見があるんだろうと思います。 ですから、私は、この段階の予算で消費税をストップするとい…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 まず、大企業がよくて中小企業がそれほどではないというのは確かだと思うんです。 一つは、大企業の方は輸出企業が多いからで、最初に申しましたように、今、円安のメリットを受けて、八十円が百二十円になれば五〇%収益が上がるということがあります。中小企業の場合、輸出を単体でやっているという企業は少ないということから、影響が少ないと思うんです。 問題は、その大企業の利益がどうやって中小企業に滴り落ちるかですが、これは、欧米の国を見ても…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 先ほど申しましたように、所得が多いということは、何でも額が大きくなるんですね。ですから、先ほど、所得税で、一億円をとったら一%でいいというとんでもない逆進的な所得税法をつくったとしても、一億円の一%は百万円払うということになる。それに対して、二百万の所得の人には一〇%の所得税をかける、幾ら払うかというと二十万円払う。百万円と二十万円では二十万円の方が少ないだろう、これは累進的だというのはないわけですね。ですから、これは明ら…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 どうもありがとうございます。 きょうの私の発言は、最初に、軽減税率が理論的に正当化されるのは新聞だというのが私の考えでして、実際に新聞の売り上げがどんどん落ちているというのはどこを見ても出ていますよね。私は、これは明らかに消費税が入っているだろうというふうに考えています。ほかのものはそんなに落ちないだろうと。 先ほどから申し上げていますように、新聞の場合は、無料のメディア媒体というものと闘わなきゃいけないということがありま…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/29

第190回 衆議院 財務金融委員会 第9号

○竹森参考人 私はきょう、ずっとほかの参考人の意見を聞いて大変勉強になって、これも勉強になったことですが、私なんかは、昔は、免税業者というのは何でそもそもあるんだろうというふうに思っていたんです。 そもそも消費税というのは、所得税だと捕捉が大変だというものを、消費だと捕捉が簡単だということで、ある程度小売の方に負担を押しつけたという面はある。それに対応できないということもあるだろう。 ただ、その中で、今、森信さんがおっしゃられたような、…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/24

第190回 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

○竹森公述人 慶應大学の竹森俊平と申します。 国会で発言するのは初めてで、しかも財政の問題というのは日ごろ話すことは余りないんですが、お呼びがかかりましたので、割とテーマは自由でいいというふうに聞きましたので、いろいろと話させていただきます。 私は、非常に不勉強ですが、昨年十二月に財務省で次年度の予算の説明会があって、珍しく出席しましたけれども、そのときに財務省の方が、今回は誇りを持って出せる、自慢ですというようなことをおっしゃいました…

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/24

第190回 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

○竹森公述人 全部の消費に対して同じにかかれば所得税と同じことになるんですが、先ほど申し上げたのは、何もしないでごろごろしていることには税金がかからない場合は、代替効果が働くんですね、安い方に動く、そういうことです。

慶應義塾大学経済学部教授2016/02/24

第190回 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

○竹森公述人 それを話し出すとなかなか終わらないんですけれども、まず、今回非常にうまくやったというのは限界的なところですね。つまり、全体に対しては、要するに、マイナス金利というのはペナルティーですよね。だから、そこにお金を置いておくだけでお金を払わなきゃいけないということですよね。それをやると銀行の経営にちょっと影響が大き過ぎるというので、中央銀行は、これだけ持っていなさいという部分は金利を差し上げますけれども、それを超えて持つんだった…