石弘之
会議録に記録された「石弘之」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 22 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 朝日新聞社科学部編集委員
- 直近の発言日
- 1990/04/11
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体1 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 22 件の標本- 外交・総合安全保障に関する調査会22 件・100%
※ 全 22 件のうち直近 22 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 朝日新聞の編集委員の石弘之でございます。かような席にお招きいただきまして、大変光栄に存じます。 失礼して、座って話をさせていただきます。 資料の「地球環境問題」、この資料に沿って御説明いたします。最初の一ページ、一一ページは飛ばさせていただきます。そして三ページから入りますが、最初に「地球環境破壊とリスク」という項でございます。 実は、世界的に環境安全保障という言葉がちらほら聞こえるようになりまして、これは現在の地…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 政府と議会に対しての希望ということでございますので、私は、日本がこれだけ国際的に大きな影響力を持った現在におきまして、まず日本はこのような地球環境を考えているんだ、日本は将来のためにこのように環境を改善するなり保護したいんだという世界に向けての日本のメッセージがほとんど伝わっていないということは極めて残念に思います。 ここにオランダが出しました、これは「ツー・チューズ・オア・ツー・ルーズ」という、選ぶべきか失うべき…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 途上国といいましても、私は三つぐらいに分類できるような気がいたします。例えばアフリカは五十二カ国ございますが、その中で何とか自律できる国、それから援助で支えられてやっていける国、それから、言葉は悪いんですが、例えば破綻状況でどうしようもないといったような、三つの国に分けて考えることが可能だと思います。 その中で今一番我々が集中しなくちゃいけないのは二番目のグループで、恐らくアフリカの三分の二以上を占めるというふうに…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 環境に対するニーズというのは、いろんなレベルによって違うのではないかと思うんです。例えばその国の、開発途上国の政府レベルが考えていることとその地域住民が欲していることとは必ずしも一致しない場合があると思います。えてして日本のODAが批判にさらされる場合といいますのは、そのような政府の欲求に日本が丸々乗ってしまって、例えば巨大なダムをつくる、そのダムをつくった結果、大変たくさんの人たちがふるさとの村を追われる。最近は…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 大変に難しい問題でございまして、アフリカを例にとりますと、例えばケニアですと子供が平均八・一人いるというようなことでございまして、ですけれども希望がないわけじゃございませんで、いろいろな調査をやってみますと、多くの家庭の主婦はやはり子供は少なくしたいというように答える数が急速にふえてまいりまして、潜在的に子供を少なくするという動きは始まったのではないかというような、少し楽観的なものもございます。 それではどうしたら…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 生活のライフスタイルを変えるというのは口では簡単だと思うのですけれども、やはりこれは大変に難しいので、私なども、「ぜいたくは敵だ」というより、やはり「ぜいたくは素敵だ」の方で育った時代でございますので、恐らくまず社会システムそのものを変えていかなくちゃいけない。 例えば、アメリカで言うとオレゴン州、ワシントン州。ヨーロッパへ行きますとオランダ、デンマーク、西ドイツの一部などが、個人の交通機関からもうバスのような公共…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 最初の温室効果気体のお話でございますが、日本でも、最近冬の異常高温がこの何年か見られておりまして、それによりまして、既に冬物の野菜それから特に大麦類がかなり深刻な影響を受けているかのように聞いております。むろん農水省の御専門の方がおられると思いますが、そのようなことが今度はもっと恒常的に、広範囲に起こると考えますと、これは非常に大きな影響があるだろうというふうに思われております。 その一方で、例えばアフリカのサハラ…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) NASAの最新の将来の温暖化モデルを見ますと、日本はわずかに雨はふえるけれども世界的には余り影響はない国というカテゴリーに入っているように私は理解しておりまして、もちろんそれは全世界が影響を受けるわけですので、一・五メーター海水が上昇すると日本のゼロメートル地帯が三・五倍になるというような予測を実は建設省が出されております。ですから、おっしゃるとおり日本では海岸地帯に非常に大きな影響、むしろ台風が大型化することによ…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) おっしゃるとおりでございますが、熱帯林と申しましてもこれはさまざまな種類がございまして、人間の手つかずの本当の熱帯林といった場合と、それからかつて焼いたり切ったりした後に生えてくる二次林的な存在と、両方あるわけでございます。その手つかずの純粋な熱帯林における直接的な破壊の最大の理由は焼き畑でございまして、FAOの統計では、大体四割から七割が焼き畑と言われております。それから二次林的な存在の熱帯林破壊の最大の原因は、…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) ちょっと大きいような気がしますけれども、もちろん御専門の方がいらっしゃいましょうけれども、私の記憶では、恐らく全熱帯木材の三十数%ぐらいが、多分三分の一程度が日本の輸入にかかわるものだろうというふうに存じます。 それから、中南米のアメリカというのは、むしろ今問題になっているのは、木材として持ってくるよりは、ハンバーグ用とかそれからペットフードをつくるために安い牛肉をつくる。そのために膨大な森林を焼いてそこに粗放な牧…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) それは、食いつぶしたという面と、今度は切られる側が恐れをなして、日本への丸太、つまり製材しないものは日本へ、外へ出さないという意味で国内規制したという面が相まってというふうに私は理解しております。ですから、それだけ恐怖感をあおったのはもちろんその非常な伐採があると言えばあるわけですが、やはりインドネシアなんかでは国内の森林資源保護という立場から原木の輸出をかなり早くから制限しておりますから、それで日本がマレーシアに…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 地域的にはおっしゃるとおりだと思います。一番いい例をフィリピンにとりますと、フィリピンはかつて世界最大の木材の輸出国だった時代がございます。日本の焼け野原を復興させたのはフィリピンの木を全部日本に持ってきたために今ができたわけでございますが、その後、フィリピンは今世界で第二番目の災害多発国です。なぜかといいますと、おっしゃったとおり、もう国土のかなりの部分が丸坊主になってしまう。そうすると大変保水力が下がってしまい…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 大変複雑な問題で、短時間でお答えできるかどうかわかりませんけれども、私は、個人的には原発は反対でございます。 環境問題の鉄則というのは、空間的、時間的になるべく人様に御迷惑をかけないというのが鉄則でございまして、炭酸ガスも、さかのぼってみますれば産業革命以降にばかばかしいまでの大量エネルギーの使用が始まったのが今になってツケが回ってきているわけでございます。そうすると原子力も、私たちが今電気という便益を受けてわずか…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 世界の情勢は大変複雑でございまして、私も全部わかるわけではございませんけれども、世界の流れからいいますと、やはり原発の持っている本質的な技術というのは大変巨大なものでありまして、そこでチェルノブイリのように、あるいはスリーマイルのように、そこで原子炉が暴走を始めて手に負えなくなると全世界を脅かすという意味において、私は本質的に我々人類になじまない技術だというふうに信じております。ですから、フランスとか日本とか、一部…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) わずか三十年、実際には今の日本の大型原子炉は二十数年で動かなくなっておりますから、まあ三十年分の人間が恩恵をこうむっただけで、この後一万年分の人間が、この後一万数千年から二万年の人間が、膨大な廃棄物とそれからお墓のようにどうしようもなくなったどでかい廃炉を抱えていく。わずか三十年の人間が後世二万年にそんな影響を及ぼしていいのかというのが私の疑問でございます。
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) まあ政府に反対するものに政府がお金をつけるというのは考えにくいんですけれども、現実には、幾つか例を挙げますと、例えばカナダの場合には、政府がNGOグループにお金を出しまして、それは結果的にカナダ政府が出資している発電所や鉱山に対して反対運動を展開しているということがございまして、政府は一切くちばしを入れていないわけでございますね。同じような例が北欧でも幾つかございます。ですからこれは結果的に、市民運動が何をやるでは…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 私も同意見でございまして、持続可能な開発というのは私は反対でございまして、環境を持続させるためにどう開発を規制するかということが私は今焦眉のことだと信じております。 例えばアフリカを例にとりますと、アフリカの奥地でみんなが昔から、何百年以来の同じ生活様式で、同じように薪をとって、同じように水をくんできたのが、人口が爆発したためにその生活様式を維持できない。今はそのように開発ではなくてむしろ環境を、例えば地球上でこれ…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 最大の問題点は、僕は、この日本という大国が地球をどうしたいと思っているかというビジョンが全くなくて、その場その場での日本の利害しか国際的なこういうところでは出てこないということが日本のイメージの一番の低下につながっているのではないかと思っております。鯨しかり今度の二酸化炭素しかりフロンしかり、全部日本がラストランナーとして、最初は反対に回ったのに、最後に認めた段階では、最初に日本が反対した段階のものと同じわけですか…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 焼き畑の四割から七割というのは、私が申し上げた数字でございますので……。 今、日本が一番問われているのは、日本が熱帯材でひどいことをやっているというのはもう国際的なコンセンサスなわけです。日本は、今そのコンセンサスにこたえて何をやるかというのをもう示さなくちゃいけないところまで来ていまして、周りから何を言うかという目で見詰められているわけですね。このとき、私は、今一番現実的で一番できやすいのは、少なくとも公共建築物…
第118回 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
○参考人(石弘之君) 推定によりますけれども、世界で五百万から三千万種類ぐらいの動植物がいると言われておりまして、その半分は熱帯林であるというふうによく引用されるわけでございますが、今のライオンタマリンを例にとりますと、あれは御存じのとおり日本が密輸入をいたしまして、そして結果的に何匹かまた返したわけですね。そのとき私は非常にいら立たしい思いをしましたのは、世界じゅうが日本のライオンタマリンの密輸入はけしからぬ、早く返せと言っているのに…