田尻嗣夫
会議録に記録された「田尻嗣夫」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 57 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京国際大学経済学部教授
- 直近の発言日
- 1997/11/18
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 57 件の標本- 行財政改革・税制等に関する特別委員会13 件・23%
- 総務委員会11 件・19%
- 金融問題等に関する特別委員会公聴会11 件・19%
- 郵政民営化に関する特別委員会8 件・14%
- 金融問題等に関する特別委員会8 件・14%
- 大蔵委員会6 件・11%
※ 全 57 件のうち直近 57 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) まず基本的に、我が国経済の潜在成長率が三%とかあるいは四%弱と言われるところまで鈍ってまいっておるわけでございまして、この中長期的な条件から考えますと、昭和の時代に私どもがなれ切っておりました状況、政府が何でも面倒を見てくれるという考え方から脱却しなければならない。つまり、これから安定成長の時代、低成長の時代がむしろ正常な時代でございまして、その時代への調整をするためにいろいろな仕組みを変更するための負担というの…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 真ん中かどうかちょっとわからないんですが、寺澤先生おっしゃいますアングロサクソン型の荒々しい資本主義あるいはレッセフェール型の資本主義というものが市場経済万能主義だ、それが市場経済化なんだということでありましたならば、私は賛成できないという立場でございます。 今、欧米社会の行き方として幾つかございます。今のような英米型の資本主義の行き方に対しまして、ドイツを中心とする国々はこれはライン型資本主義と申しましてかなり…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 私は、官があって民があるんだとか、あるいは官は市場の外にあるんだというこれまでの考え方はもう変えるべきだと。官も市場経済を無視しては政策効果を上げることはもはや不可能な時代が来たわけでございます。したがいまして、今、寺澤先生おっしゃいましたように、縦の関係ではなく市場経済のプレーヤーとしての規律も持ちながら、そこに政府の責任として取り組むべきセーフティーネットと申しますか、社会的な歯どめというものを講じていく、市…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 先生のお話、私もかなり同感する部分が多いわけでございます。今私どもが共通の宿題として抱えております問題は、マーケットが一体国家にどこまで取ってかわれるんだろうかというところ、これが先進国共通の政治的な命題ではないかと思います。 しかしながら、八〇年代に欧米社会が経験いたしましたような市場主義というものに対しては国民の方からいろいろな疑問や反発が欧米社会で出ておることも事実でございます。アメリカにおきまして一九九二…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 一般論といたしましては、公的資金の導入を私も否定するものではございませんし、昨年住専問題で六千八百五十億円の問題が政治的な論議になりましたときにも、私は緊急避難としてそれを受け入れざるを得ないというふうに主張したものでございます。しかしながら、現在の局面におきまして直ちに公的資金が必要かどうかということになってまいりますと、まだいろいろなその前に解決すべき、あるいは取り組むべき課題が多いように思うわけでございます…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 大変この二十一世紀の展望というのは難しいわけでございますけれども、経済的な世界で予見し得る将来ということに限ってお話をさせていただきますと、先生御指摘のように、一九九〇年代、この世紀末は、二十世紀後半にとってまいりました経済成長よりもかなり多目の通貨を供給することによりまして需要を喚起して経済成長を図るという資本主義の一つの手法があるわけでありますけれども、それがこの金融経済の肥大化を招きまして、今その調整と申し…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 予見し得る将来ということで考えてみますと、金融経済の面では大変厳しい状況になろうかと思います。 確かに、日本国におきましても千二百兆円の個人金融資産がございますけれども、今後十年間を考えますとさらに五百兆円近く上積みされる見通しでございます。世界経済におきましてもその富の創造というのがこの二十世紀に例のなかったようなペースで膨れ上がってまいります。 したがいまして、そういう意味では大変明るい材料だと言えるわけでご…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 先ほども申し上げましたように、財政投融資システムそのものは存続されるべきだと考えております心
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 先生の御質問は、財政投融資機関が新たな資金を必要とするときに、入り口の郵貯なり年金の方から資金がちゃんと入ってくるような仕組みがマーケットを通じてつくれるのかと、こういう御質問ではないかと思います。 それは、貝塚先生が今お答えになったとおりだと思いますが、もう一つお考えいただきたいのは、その出口の方の財政投融資機関が既に貸し付けております債権、これを現金化できれば、新しい資金をどんどん入り口の方から取り入れる必要…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 六十年が長過ぎるかどうかという点につきましては、私は、それが長過ぎるかどうかというよりも、むしろ期間構成を多様化する、六十年のほかにもたくさんいろんなものを品ぞろえしていくということが、債券市場を拡大させていくための、あるいは海外からも日本の国債が買ってもらえるというような状況をつくり出す条件ではないかと思います。 ちなみに、現在、日本の債券発行市場におきまして十年を超える債券の発行実績がどれぐらいあるかというこ…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 減税の問題につきましては、最初に申し上げましたように、財政構造改革法案の大枠を崩さない範囲での政策減税なりいろいろな社会的な、社会政策上の目的を持った措置というのが十分考え得るんじゃないかと思っております。 それから、じゃその歳入歳出面で景気対策に結びつけていくにはどうしたらいいんだろうかということでございますが、まず全くお金のかからない方法がございます。これは規制をおやめになることでございます。つまり規制は、土…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 三%という数字の妥当性について、私、それでは何%ならいいんだというふうにはなかなかお答えしがたいわけでございます。 現在、国債を政府が赤字国債にしろ建設国債にしろ発行することが悪なのかというところ、基本的なことを考えてみますと、今、経済は政府、企業、家庭という三つの部門から成り立っておりますけれども、その家庭の部門では年間三十兆円から四十兆円の資金余剰が生じておるわけでありまして、これを何らかの形で方向づけません…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) 東京国際大学の田尻と申します。 初めに、日本銀行法改正案につきまして、本日この場において私の見解を述べる機会を与えられましたことは、中央銀行制度を研究してまいりました者の一人としてまことに光栄に存じ、感謝申し上げたいと存じます。 最初に、まず日本銀行法改正案そのものに対する私の基本的な見解を申し述べさせていただきます。 第一に、今般の改正案は議会主導でわずか一年数カ月で具体化したわけでございまして、このことは戦後…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) 余り論理的でないことを申し上げ過ぎたかもしれませんけれども、私の意図いたした点は、日本銀行の制度的な独立性の保障がこれまで主として議論されてきたわけでございますが、中央銀行の独立性はそのこと自身が目的ではなくて、金融政策並びにプルーデンス政策の独立性を確保するための手段でございます。かつ、そのための条件としては、法的な独立性の保障というのはその一つにすぎないわけでございます。 世界の中央銀行の現状並びに沿革を見渡…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) バブルの発生という一番直近のケースでお話ししたいと存じます。 確かに、先ほど館先生からもお話がございましたように、バブルの発生の原因というのは一つに求めることは無理でありまして、さまざまの要因で複合的に起きたものだということだと私も思います。 しかしながら、金融政策を運営していく上での制度論、組織論から考えてみますと、当時の日本銀行の内部におきまして、八〇年代後半、バブルがそろそろはっきりしてきました段階で、既に…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) 独立性か中立性か自主性かということの前提といたしまして、そこで申します独立性というのは、どの国の議論におきましても政府あるいは国会から全く遮断された真空状態において中央銀行が独断的にひとり歩きをするというような意味での独立性論議は全く行われていないわけでございます。つまり、政府と中央銀行の間でどのような適正距離を保つかという議論で行われておるわけでございまして、独立か中立かと申しますと何か非常に両極にあるような印…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) まず、運用を誤るとという部分でございます。 これは、先ほど掲げました、私として気になります六つの項目それぞれに政府と中央銀行の権限と責任が交錯しておるわけでございます。つまり、必要に応じというのを政府側が判断するとなれば、一体それは何回出てくるのか、あるいは金融政策を決めるときにのみ出てくるということでありますと、その金融政策を決めるか決めないかがまず事前に決まってしまうことになるわけでありまして、そうなりますと…
第140回 参議院 大蔵委員会 第18号
○参考人(田尻嗣夫君) 今、先生御指摘のとおり、新しい改正法案によりましても基本的には何も変わることは期待できないと思います。日本銀行の最後の貸し手機能と申しますのは、あくまで最後の最後の貸し手でございますが、現実には民間の金融支援をまとめるためのその呼び水としての最初の貸し手であると思われるような動きも私は見ておるわけでございます。 もう一つは、日本銀行資金の動員の形態でございますが、現行法の二十五条によります特別融資、これは本来の最…
第136回 参議院 金融問題等に関する特別委員会公聴会 第1号
○公述人(田尻嗣夫君) 東京国際大学の田尻でございます。重ねてのお招きをいただきましたことを心から感謝申し上げたいと存じます。 さて、本日、私が申します見解の前提といたしましてぜひ御認識いただきたいことがございます。現在必要なことは、平成金融危機と言われる危機に対してどう対応するかということでございます。金融危機対策というのは、単に預金者の取りつけ騒ぎが起こらなければよろしいという、パニックを回避するための方策だけであってはならないとい…
第136回 参議院 金融問題等に関する特別委員会公聴会 第1号
○公述人(田尻嗣夫君) まず、護送船団行政について私見を申し上げたいと存じます。 いわゆる護送船団行政というのは、戦後約四十数年にわたりまして日本の金融システムを方向づけてきた行政の総称でございます。これは、戦後の恒常的な資金不足の時代に産業復興を進め、かつ効率的な競争力のある日本経済を育成するという目的のために構築されたものでございまして、いわゆる資金不足の時代あるいは日本経済が開発発展段階にある過程においては十分その機能を発揮したも…