田尻嗣夫
会議録に記録された「田尻嗣夫」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 57 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京国際大学経済学部教授
- 直近の発言日
- 2009/03/17
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 57 件の標本- 行財政改革・税制等に関する特別委員会13 件・23%
- 総務委員会11 件・19%
- 金融問題等に関する特別委員会公聴会11 件・19%
- 郵政民営化に関する特別委員会8 件・14%
- 金融問題等に関する特別委員会8 件・14%
- 大蔵委員会6 件・11%
※ 全 57 件のうち直近 57 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 本日は、私の意見を述べる機会を与えていただきましたことを、本委員会にまず心から御礼申し上げたいと存じます。 人間は利己心のみでは行動しない、人間はコミュニティーを求めると、かの経営学者ピーター・ドラッカーは申しました。私は、市場経済論者ではありますけれども、市場原理主義者ではございません。日本の郵便事業がスタートいたしました明治四年から今日まで百三十八年の歴史を数えておりますけれども、今ほど〒マークが利用者、国民、地域住民…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 まず、基本的に御認識いただきたいのは、現在の日本郵政グループというのは、法人格で申しますと、純粋の私企業でもなければ、上場会社でもございません、公社でもございません。何かと申しますと、これは郵政民営化法が定めました特殊会社という形態でございます。 なぜ特殊会社になさったか。私なりの理解では、これは、資産処分が極めて容易であること、そして公共性の担保が可能であること、事業法等による規制が極めてやりやすいこと、さらに、ガバナン…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 そういう意味では、郵政三事業が百三十数年間にわたって築いてまいりましたユニバーサルサービスそのものが崩壊してしまうというふうに言わざるを得ないかと存じます。
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 まず、規制緩和とか自由化という問題が、二〇〇五年当時は、経済のシステムには二つの側面があることを全く無視して議論されたように感じております。 つまり、経済というのは、物をつくって販売するという実体経済のサイドと、もう一つは、その決済、もしくはお金がお金を生むという金融経済という二つの側面を持って、表裏一体として機能しておるものでございます。ところが、これまでの市場原理主義者は、それを一緒くたにいたしまして、すべて自由化する…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 分社化そのものにつきましては、先ほど私も申し上げましたが、いわゆる日本郵政グループというのは典型的なサービス業でございます。したがいまして、サービス業の分社化というのは、製販分離というのはそもそも自己矛盾的な部分を持っておりますがゆえに、その分社化の方法についてはより深い検討、見直しが必要であるというふうに考えております。 さらに、金融二子会社と郵便事業会社、郵便局ネットワーク会社との立場は、ビジネスモデルだけではなくて、…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 売却そのものに私は反対しておるわけではございません。しかしながら、その売却の動機が、いわゆる資本回転率を上げる、市場の評価を得んがためにかんぽの宿を無造作に売却するという、その発想そのものが今問われているんだということを申し上げたわけでございます。 それから、御承知のように、日本郵政グループは二兆八千億円の不動産を所有しておる巨大な企業グループでございます。これはすべて国民の資産でございます。したがいまして、これを彼らに勝…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 四分社化の中で、当時議論を思い起こしてみますと、郵便事業会社と郵便局会社は上場しないので、政府のコントロールのもとにやっていくから安心しなさい、金融二社は完全民営化し、上場いたします、こういうふうに分けて説明されて、一見もっともらしく聞こえたわけでございますが、私は大変不思議な説明の仕方だなと思いました。 具体的に申し上げますと、現在、日本郵政グループは、上場準備のために、東京証券取引所とさまざまの体制整備、帳票類等の整備…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 最初に、私の方で、自由化政策として実体経済と金融経済は別々に考えていかなければならないということを申し上げました。その最大の理由は、金融の世界というのはお金のない人はお呼びでございません。そして、お金の大小によって与えられる情報、与えられる機会が全く違うわけでございます。 今御指摘の金融排除でございますが、これは一九九〇年代前半にヨーロッパで大変社会問題化いたしました。さらにアメリカでも問題化いたしまして、現在、アメリカで…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 審議会の委員といたしまして、あるいは一研究者の立場から申しましても、公社時代に比べましても、現在の情報開示量というのは極端に少なくなったというふうに思います。 私ども問題にしておりますのは、特に本質的な部分にかかわる、先ほど申しました郵便局会社に対する手数料の算定方式等、客観的なルールすら示さないということでございます。あるいは、これはかねてから私どもも求めておるわけでございますけれども、公社時代には、三百兆円の資金運用の…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 まず、株式上場の凍結でございますが、これによってどのような影響があるかということもやはり考えないといけないと思います。 まず、政府は財政資金の調達手段として国有企業の売却予定を既に織り込んでおられるわけでありまして、御承知のように、八・四兆円の資金調達をするうちの五兆円は、日本郵政グループの株式売却資金として当て込んでおられるわけでございます。日本郵政グループ御自身も、一一年度に既に七千億円の株式売却資金を収入として見込ん…
第171回 衆議院 総務委員会 第9号
○田尻参考人 今、亀井先生御指摘のとおりでございまして、だからこそ国策会社であることに意味がある。私は、金融も含めて国策会社であるべきだと考えております。 今御指摘の国債の消化ということは大変な国策でございまして、御承知のように、現在、国債発行残高の三分の一は郵貯、簡保が抱いておるわけでございます。したがいまして、マーケット状況から考えましても、あるいはマーケットのさまざまな動きに対してカウンターパワーとしての動き方をするという点でも、…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 本日は、私ごときに発言の機会を与えてくださいましたことを大変光栄に存じ、感謝申し上げたいと存じます。 私も、一国民として郵便局をさまざまな形で利用させていただいております。先日、私ごとでございますが、家内が年金年齢に達しました。その直前に、三カ月ほど前でございますけれども、地元の郵便局からお電話がかかってまいりまして、年金相談にあずかりたいというお電話でございました。銀行よりも早くコンタクトしてこられたわけでございます。 …
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 郵貯の民営化の非常に大きな理由として、リスクマネーをふやすんだという御議論が今続けられたわけでございます。私も、リスクマネーが日本国にとって今不足しておるということは同じ思いを持っております。 しかしながら、今の御議論を聞いておりますと、リスクマネーが足りないので、郵貯、簡保の中に入っている国民をたたき出せ、追い出せという追い出しの論理でございます。つまり、問題は、政府が考えるべきことは、そういう追い出しの論理ではなくて、…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 先ほどコンビニの議論がございましたけれども、少し御紹介させていただきたいんですが、オーストラリア、英国では、郵便局という英語の名前はポストオフィスと辞書には書いてございましたが、これがかなり以前に、独立採算に移行する過程でポストオフィスではなくなったわけでございます。オーストラリアではポストショップという看板にかけかわりました。イギリスではコンシグニア、わけのわからない言葉でありますが、それに変わりました。 その結果、何が…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 金融システムの中でも、小口、個人を対象といたしますリテールバンキングサービスというのは、基本的にもうからないビジネスというのが国際的常識でございます。つまり、八割のお客は必ず赤字、二割のお客から得た利益で何とか支えているというのが商業銀行における国際的な常識でございます。 したがいまして、こういった金融システムをできるだけ効率化していこう、資本の回転率を上げようといたしますと、いろいろな無理が生じて社会問題化しておるという…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 ドイツは、申すまでもなく市場経済体制を堅持しておる国でございます。しかしながら、金融システムに関しましては、特に小口の個人の問題につきましては公的な関与が必要であるという点にはいささかの疑問も彼らは持っておりません。 EUは、先般来、政府保証をなくすべきだというダイレクティブを出しました。これにドイツが従うかどうかで大きな論争になったわけでございます。結論としては、ドイツ政府は政府保証を公的金融機関から外すということには同…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 分社化の最大の理由として、リスク遮断ということが言われております。しかしながら、いかなる経営形態をとりましても、そうした経営形態のちょっとしたくくり方でリスクが遮断できるなどという金融論を私は聞いたことがございません。 リスクというのはコントロールするものでございまして、あるセクションだけが全く無縁の聖域に逃げ込めるというようなものは、現代の資本主義経済の中には存在し得ないわけでございまして、分社化がリスク遮断の理由だとい…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 間接金融機関の資金仲介機能というのは、片方に預金者がおりまして、真ん中に銀行、大蔵省資金運用部がございまして、そして借り手である財投機関なり政府がいる、こういう形になるわけでございます。したがいまして、その預金者があくまでも相手にしておりますのはこの大蔵省資金運用部までのところでございまして、そこから先のことは、一般民間銀行におきましても、預金者はあずかり知らない、責任を問われることはない、これが間接金融の原則でございます…
第162回 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
○田尻参考人 例えば物流で、民営化すると国際的に展開することができますというふうに政府は御説明なさっていらっしゃいますけれども、私ども、公社の制度設計をいたしました段階で、既にこの郵便については出資条項をきちんと盛り込んでおりまして、国際物流企業として展開できる体制をつくったわけでございます。 したがいまして、民営化しなければできないことが何かあるかということで、政府がこんなことができますよとおっしゃっていることを全部見ましても、現在の…
第141回 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
○参考人(田尻嗣夫君) 本日は、私ごときをかような席にお招きいただきましたことをまずもって光栄と存じ、感謝申し上げたいと存じます。 私は、最近の行財政改革問題を新聞紙上で拝見いたしておりまして、二つの懸念を持っております。 まず第一は、市場経済万能論と申しますか、市場がすべてを律してくれるんだというような、机の上の一種の机上演習と申しますか、そのような考え方が大変強くなってきたように思うわけでございます。私自身は、市場経済を長く見てまい…