村上陽一郎
会議録に記録された「村上陽一郎」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 32 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 国際基督教大学教養学部教授
- 直近の発言日
- 2000/12/21
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 宇宙2 件
- 半導体1 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 32 件の標本- 憲法調査会32 件・100%
※ 全 32 件のうち直近 32 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 こういう機会に科学技術のことに関してお話をさせていただくチャンスを与えられたことを、調査会としての御見識に私は感謝の言葉を最初に申し上げたいと思います。 会長の中山先生からは、二十一世紀のあるべき姿についての展望を述べてほしいという御依頼でございました。おわかりいただいているかどうかわかりませんが、私自身は、どちらかといえば過去の歴史を勉強してきた者でございますので、果たしてどこまで将来の展望が申し上げられるかわかりません…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 言うまでもなく、二十一世紀の人類社会にとって特に大きな問題の一つが環境問題であることは、もう皆様方御承知のとおりでございます。そして、多くの場合に、環境問題の少なくとも一部が科学技術の進展に伴って起こってきた負の側面であるというふうに考えられていることもまた御承知のとおりでありますし、今会長の御指摘になったとおりでもあります。 ただ、私自身は基本的に、この二十一世紀の人類社会を負の側面としてとらえたときの環境問題というのは…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 特に第一の問題は、大変厳しく、また難しい問題で、私自身も答えあぐねます。 国家と法律ないしは基本法あるいは憲法との関係、あるいは国民とそういう基本法律との間の関係も、国々によって違いますし、社会によっても文化によっても違います。一律に、普遍的にこうであるべきだということがあるとは思えません。 私は、先ほども私の参考意見の陳述の場面で申し上げましたとおり、国家が人間の尊厳ないし生命の尊厳というものをどこかでうたうということは…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 これも意見陳述の場面で多少触れたことでございますが、初等中等教育から理科教育というものを少し変える必要があるのではないかと考えております。 現在の理科教育は、現代の最先端の理論をいかにして薄めていわば若年層に伝えていくかという枠組みで考えられております。それは、もちろん最先端の理論ないしは成果を継承していくために決定的に必要なことでございますが、しかし、すべての人間がそこへ行くわけではないという点から考えますと、私は、先ほ…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 これも大変難しい御質問でございます。というのは、私自身、今、多少科学技術庁にも関係しておりまして、いわば内輪の人間でございますので、いささか鈍りますけれども、御承知のとおり、科学技術庁は、出発当時はいわば各省庁間の調整機関でございました。 しかし、これもまた今さら私が申し上げるまでもなく、原子力、宇宙開発、そして海洋開発の三つの柱を中心とした、いわばその政策課題を実現していくための省庁として今日までやってまいりましたし、そ…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 先ほどから申し上げてまいりました、国家がミッション、使命を設定するという場合、今おっしゃってくださいましたようなそのプライオリティーをどこに設けるかということに関しては、各国が随分いろいろと、私もOECDの科学技術政策委員会に四年ほど出ておりましたけれども、そこで論じられるいろいろな議論、積み重ねられる議論も、どこにプライオリティーを置いていけば将来に対して国家が妥当であろうかということについては、さまざまな議論が行われて…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 地球環境問題が二十一世紀の最大の問題の一つであるというのは、中山会長もおっしゃいましたし、それに対する私のお答えでもそうでございましたし、今水野議員がおっしゃってくださいましたこともまさにそのとおりだと思います。そして、しかも、市場メカニズムに任せておいているだけでは、市場メカニズムというのはちょっと抽象的な言い方ですけれども、必ずしもそこが重点的に日が当たる場所であるかどうかということに関しても多少危惧のあるところでござ…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 きょうは私は、自分ではなるべく今水野議員が御質問になったポイントには口を慎もうと思って出てまいりました。ただ、御質問でございますので申し上げますけれども、大したことは申し上げられません。 最大のポイントは、例えば、先ほど申し上げましたように、人間の尊厳とか生命の尊厳というようなものをどういうふうな形でうたうかというところで、やはり私は、社会的合意の中で、そういう文言が少なくとも国の基本の中に入っていることが、これは基本的人…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 質問は許されていないとおっしゃいましたが、規制と何との関係とおっしゃったのか、ちょっと聞き取れなかったので、申しわけございません。
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 これも既に申し上げたことの中にも多少触れておりますけれども、例えば組みかえDNAの技術が誕生いたしました一九七三年ぐらいには、御承知だと思いますが、アメリカのアシロマというところで、これは最終的には九五年に開かれた会議になりましたけれども、研究者たちが自分たちで集まって、もし自分たちの研究をこのまま何も規制を加えずにやっていったらとんでもないことが起こるかもしれないというふうに考えて、自分たちの手で、このラインに沿って我々…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 引用してくださいましたが、私は、環境問題と呼ばれているものは、決して自然環境問題ではなく、人間問題だと思っております。 したがって、これは私の言葉ではございませんが、かつて東京大学の学長をやっておられました吉川弘之さんがこういう言葉をお使いになりました。現代の邪悪なるものは、実は人工物であるということをおっしゃったことがありますけれども、私も基本的には賛成であります。もちろん、私たちは自然の災害を全面的に克服したわけではあ…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 私がドイツの基本法を引いて、人間の尊厳ということがどこかでうたわれなければならないのではないかというふうに申し上げた理由も、今先生のおっしゃったことと絡んでおります。それで、ただ、乱用という言葉がどういうことを意味するのだろうかという点では、これはやはり人によって随分変わってくるだろうと思います。 ごく単純な例を申し上げれば、御承知だと思いますけれども、ドリーというクローン羊ができたときに、アメリカのある夫婦が産婦人科のお…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 知る権利というのは、民主主義社会の基本的な権利だと思っております。ただし、私は、実は今から二十年前にある国際会議で袋だたきに遭ったのですが、知らない権利というのも人間に保障されていていいのではないかという提案をいたしました。あるいは知らされない権利というのもどこかで保障しておくべきではないかということを言って、そのときは民主主義の敵だというふうに非難をされました。それは、非難をする側はよくわかっていて、その論理は十分私自身…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 ありがとうございます。 これも非常に答えにくい、私も長年考えておりまして、いまだに明確な結論が出ていないことを御指摘くださいました。 では、技術工学に対する偏見が少なかったのは文化的背景として何だろう。だれでも考えつくことは、やはり、たくみの世界というものが日本の中では社会的に極めて高い価値を与えられていた。それはかつての封建社会の中でも、順番からいうと士農工の工ですけれども、しかし、非常に重要な役割を果たすものとして社会…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 やはり、人類の歴史の中では決定的な転換点だったと思います。先ほど申し上げたように、ある意味でオペラなんかと同じような営みとして生まれてきた科学が社会にこれだけ役立つ、そして社会化されてしまった科学技術というものは、多分もう戻れないだろうと思います。 そして、先生が御指摘くださいました悲観論というのは、かなり長いパースペクティブで見たときの悲観論でございまして、我々は、一つの文明の中で展開していく時間というのはたかだか数百年…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 御指摘くださいまして、ありがとうございます。まさしく、そこが現在の問題でございます。 そこで、私が先ほど、私流に言わせれば第一のタイプと第二のタイプの科学研究ないしは研究開発というものをきちんと分けようではないかという提案を申し上げた理由もそこにございます。 第二のタイプ、つまり使命達成型で、使命を請け負った研究グループがその使命が達成できないという状況、あるいは、ある程度やったときにここではもう達成できる見込みがないとい…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 官僚制度の中で、これもまた差しさわりがあったら先におわびをしておきますが、法学部優先といいますか、法学部卒業の方が極めて大きなパーセンテージを占めてきたという事実は御指摘のとおりでございまして、一般的に言うと、その点が少しずつ改善と申しますか、割合が少しずつバランスが変わってきているという御指摘も全くおっしゃるとおりだと思います。 それで、私は、なぜ教育でああいう発言をしたかというと、まさしく行政を担当する方も、あるいはこ…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 我が田に水を引くようで大変ためらうのですけれども、私自身は、実は教養学部というところを終えました。したがって、私の学士号は教養学士という恥ずかしいものでございます。今いるところも含めまして、教職のほとんどを教養学部というところで過ごしてまいりました。 現在、教養課程ないし教養学部という、あるいは、もともとほとんどの大学が教養学部を持たなかったわけで、教養部という形で、言葉は悪いんですが、ごまかしてきたわけですけれども、教養…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 現在の私たちが今先生のおっしゃったような考え方で存在していることは明らかでありますし、私自身も、戦争に協力するような研究というものに対しては抵抗するという基本的な理念は自分の中に持っているつもりでございます。 これはしかし、現実の問題として考えたときに、私はここが非常に難しいところだと思うんですが、アメリカの場合の科学研究費は、先ほど申し上げましたNSF以外に、かなりの量が国防総省からおりてきている予算がございました。最近…
第150回 衆議院 憲法調査会 第7号
○村上参考人 憲法の精神というのは、基本的にはあらゆるところにしみ通るべきものだと思いますから、少なくとも現在の憲法を私どもが持っているという事実を前提にいたしますと、おっしゃったことはまさしく、科学技術の応用に関してもその精神は当然のことながらしみ通っているはずだというふうに考えます。 問題は、例えば今おっしゃいました原子力の利用に関しても、日本の科学研究者の、少なくとも原子物理学研究者ないしはその周辺の研究者たちの基本的な姿勢は、こ…