戒能通厚
会議録に記録された「戒能通厚」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 27 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 名古屋大学法学部教授
- 直近の発言日
- 2002/11/08
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 27 件の標本- 法務委員会27 件・100%
※ 全 27 件のうち直近 27 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 早稲田大学の戒能でございます。 私は、今回の改正法案というのは司法改革の出発点を構築するべきものというふうに考えておりまして、その観点では、司法制度改革審議会の意見書を前提にするべきものと考えております。私のように司法審の見解には必ずしも賛成でない者から見ましても、それは法案の妥当性を考える際の要件とならなければいけないというふうに考えているわけでございます。 いま一つ私が前提としておりますのは、法科大学院の設立は、専門職…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 私はそもそも法科大学院そのものに反対ですので、御質問に答えるのは非常に難しいんです。 反対というのはどういう意味の反対かということなんですが、法科大学院は、やはり新しい制度であり、ある意味ではいろいろな試みがあってしかるべきなので、法科大学院を出なければ新司法試験を受けられないという設計をしない方がいいと思うんですね。つまり、法科大学院を出てもいいし、あるいは法学部を出てもいい。要するに、古いというか、これまでの司法試験を…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 予備試験については、そもそも法科大学院は自由に設立し、そしてそれは新司法試験に結びつけない方がいいというのが私のアイデアですので、お答えのダイメンションが全然違いますので非常に答えにくいんですが、ただ、今石井委員の方から言われた問題、つまり予備試験の設計の仕方については、法科大学院云々にかかわらず、やはり私なりに考え方があります。 といいますのは、予備試験というのは、これは本来的には法科大学院をむしろ活性化させる一種の起爆…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 御質問ありがとうございます。 私は、法科大学院について、全くそれが意味がないとかいうふうに考えているわけではなくて、何といっても基本は司法改革である、その司法改革を進めるための手段として、法科大学院は一つのアイデアとしてあり得ると思っています。 しかし、それは極めてリスキーだと思うのですね。先ほど言いましたように日本の教育体系全体に影響が及びますし、それから、先生方の御意見は法学部に対する評価が非常に低いんですけれども、法…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 私は、三千人という数についても、先ほどから同じようなことを言っていて恐縮なんですけれども、日本には、弁護士等々のいわゆる法曹以外の準法曹、準法律職というのが、司法書士を初めいるわけですね。その司法書士等々のいわゆる隣接法律業務を含めて、どのように日本の将来的ないわゆる法律家像をつくっていくかということについて、現在議論されているのは、専ら弁護士、裁判官、検察官、そういうレベルですね。しかし、先ほどから町の法律家というような…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 非常にいい質問を木島委員にしていただいたんですが、一番重要な問題として意外に今まで議論されていないのは、法科大学院の教員を一体どうやってつくるかという議論がないんですね。 つまり、現在は、確かに法学部を教えてきた教員がいますし、それから、弁護士さんの中には、大学で教えてみたいというふうに考えていらっしゃる弁護士さんたちがいて、それが非常に意欲的にやっている側面がありますが、法科大学院が立ち上がって以降の研究者といいますか、…
第155回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 参考人同士で論争してはいけないそうなので、田中先生から言われたことについてはちょっと私も意見がありますが、植田委員の御質問にお答えします。 私は、やはり法科大学院の一つの問題として考えておりますことは、教育の方法ですね。 これは、アメリカのロースクールを参考にしてもちろん考えられてきているわけですが、アメリカの場合と日本の場合とでは、何といっても法体系が全然違います。田中先生がおっしゃるところの双方向的な教育というのは、こ…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 早稲田大学の戒能でございます。 私、前に、司法制度改革審議会設置法案のときにやはり参考人として発言をさせていただきました。まだこの法案については委員の審議に入っていないという段階で参考人としての発言を許していただけるということを大変光栄に思っております。 私の話につきましては、非常に細かな字で恐縮ですが、参考人意見ということで、私の名前の入ったペーパーが提出されておりますので、それに基づいてお話しさせていただきたいと思いま…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 松宮議員、御質問ありがとうございます。私が時間がなくて申し上げられなかったことを言わせていただく機会を与えていただいたことになりますので。 今、久保井会長からございましたように、今回の司法制度改革の帰趨、成否は、私はやはり法科大学院が成功するかどうかにかかっていると思うのですね。久保井会長がおっしゃったように、日本のローヤーは、法律はわかるかもしれないけれどもおよそ自然科学の知識がないとか、そういうことは私は何も法科大学院…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 佐々木委員の御見解に私も同様の危惧を抱いています。 この一条は、これこそまさに司法制度改革審議会の理念を集約してうたうべきだと思いますから、ここになぜ規制緩和というのが最初から、要するにこれは司法制度改革審議会の言葉でいえば事後監視型社会、そういう言葉、要するに、規制緩和することによってさまざまな被害がその結果として起こるであろう、それを救済するのが司法だという、どうもそこだけを持ってきた。司法制度改革審議会はそれだけを言…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 司法の独立の強化ということを申し上げたのは、一つは、この推進法案というのは、内閣総理大臣を本部長とする推進本部が指揮をして関連法案をつくっていくということですが、これは行政府の長が司法の問題を扱うということになりますので、非常に微妙な問題を含むわけですね。つまり、司法権と行政権の関係というのがあって、この法案上はやはり行政権優位構造になっていますね。それが第一点です。したがって、法案そのものの構造として、これは一種の憲法問…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 今、木島委員からございましたように、私も、司法制度改革審議会の一つの到達点として本日の審議対象になっております推進法案が出ているわけでございますが、この中に具体的にあるのは三条と五条の関係でございますが、ここからは、やはり現在の日本の司法の最大の問題として、木島委員の言われたいわゆる官僚司法の構造、これを変えていく具体的手がかりはほとんど見えてこないというふうに思っているんですね。 先ほど、そもそもこういう法案について、特…
第153回 衆議院 法務委員会 第3号
○戒能参考人 法科大学院については御質問ありがとうございます。本当にこれは我々にとっては非常に切実な状況にありまして、特に今最後に言われた研修所の問題ですね。多分毎年三千人ずつ法曹が出てくれば、恐らく今の研修所では完全に破綻しますから、そういう意味でも研修所をどうするかというのは大問題ですし、それから、法科大学院の課題として、いわゆる法曹実務のところまで我々が、要するに法科大学院のカリキュラムの中に入れるかというのは、これはアメリカでは…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 御紹介にあずかりました名古屋大学の戒能と申します。 私、専門が英米法でございまして、伊藤先生のように日本の訴訟手続に必ずしも精通しているわけではございませんので、委員会の方からは、司法制度改革審議会設置法案の審議に当たって、私が考えていることを何でもいいから述べてみよという非常にありがたいお話でしたので、きょうの機会を与えていただくことについて大変光栄に思っている次第でございます。 〔委員長退席、橘委員長代理着席〕 したが…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 確かに、アメリカの裁判官というのは地方的な名士であるというのは、それはいわゆる治安判事のクラスの裁判官ですね。 ただし、アメリカがなぜ裁判官を選挙で選ぶようになったかというのは、これはもう明らかにイギリスとの対抗意識で、イギリスの場合には、裁判官というのは、先ほど言いましたように、バリスターの中から経験と人望によって選ばれていくということですから、そういうことに対して、アメリカの場合には民主主義という観点でそういうふうにな…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 佐々木委員のおっしゃるように、私も司法制度改革審議会が何とかうまくいってほしいと思っているんですけれども、ただ、今申し上げましたように、膨大なテーマがあって、日弁連の司法改革ビジョンだけ見てもすさまじいテーマが並んでいるので、果たしてこれが二年でできるのかということを率直に危惧するわけですね。 ですから、私は、これを一遍にやるということにやはり非常に無理があるので、何らかの年次的な計画をつくってやっていく以外ないし、それか…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 司法制度改革に当たって、まず、来年あたりから、例の司法試験合格者の増加に伴う研修問題というのが生じますね。私の聞いている限りでは、少なくともその実務修習の受け皿が果たしてあるのかという大問題も発生しておりますし、それから、先ほどの司法試験の問題にいたしましても法学教育と非常にかかわりますので、私は、司法制度改革審議会がいかに大変な課題を抱えていても、できる限り多方面に議論を呼びかけていただきたいというふうに思っております。…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 裁判官が政治的な見解を抱くということと、日本国憲法にあるように、良心と憲法と法律に従ってという、これは日本の一般の考え方でも非常に誤解があると思うのですね。 つまり、政治的な信条とか政治的な立場をとるということと、法的な解釈を通じてそこに一定の正義を実現するということは決して矛盾をしない。むしろ私は、そういう政治的な問題に関心を持って、今の日本の動きとか世界の動きに対して自分のオピニオンを持つということが正しい判断につなが…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 ある法律家団体が裁判官に対して、今の裁判官の置かれている状況について自由に意見を述べてほしいというアンケートをとったことがあって、これに対して二割ぐらいでしょうか、回答があったんですね。しかし、ほとんどの裁判官は、絶対に私がこういう意見を述べたことはないしょにしてほしいというふうに言って意見が返ってきた。 私は、これがまさに日本の裁判官の置かれている状況をあらわしていると思うんですね。司法改革というのは、まさにこの裁判官が…
第145回 衆議院 法務委員会 第5号
○戒能参考人 まず、弁護士からの任官制度があることは私も知っていますけれども、最終判断は最高裁が持っていて、決して弁護士会が推薦した人が必ずなれるというわけではない。要するに、そのシステムはかなりやはり最高裁主導型ですね。 それから、何といっても、日本の裁判官制度それ自体が、さっき言いましたように地域的な定着がない。これは、ドイツなんかは非常に違いまして、アメリカもそういうところはありますけれども、裁判官の異動というのはほとんどないんで…