山上皓
会議録に記録された「山上皓」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 25 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京医科歯科大学難治疾患研究所教授
- 直近の発言日
- 2002/07/09
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 25 件の標本- 法務委員会厚生労働委員会連合審査会11 件・44%
- 内閣委員会10 件・40%
- 法務委員会4 件・16%
※ 全 25 件のうち直近 25 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 限られた時間ですので、端的に意見を述べさせていただきます。 私は、本法案を、困難な条件のもとでつくられたものとしては最善の案と評価して、不幸な事件の続発を防ぐために、一日も早く成立させていただきたいと思います。 何よりも高く評価される点は、我が国の触法精神障害者に対して、初めて責任ある処遇が国の手によって行われることになることであります。 触法精神障害者、中でも重大な事件を繰り返す人たちは、精神障害とともに、強い犯罪傾向を…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 司法精神医療というのは、先ほど紹介いたしましたけれども、事件を起こして、刑罰よりも医療に適しているという人たちがいるわけで、それを欧米諸国では一般の患者とは区別して、一般患者はできる限り短期間の入院で、地域で支える。イギリスですと一般の精神病床が全国で二万五千床ぐらいしかないわけですが、地域で見るけれども、事件を繰り返すような人は、きちんとしたもっと長期の、より根深い問題を持っているものですから、精神療法を中心とした、ある…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 認識している場合もありますし、自分が妄想的なものに支配されて、その意味を理解できない場合もございます。ただ、病気が回復していけば自分がやったことの意味はわかります。 欧米の司法精神医療の施設では、そういう自分の失敗を反省して、そういう事件を繰り返さないようなところまでの治療がされますけれども、日本ではそういう対応がほとんどできないのが実情だというふうに感じます。
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 お答えいたします。 図に示しましたけれども、一般の社会の中で何度も事件を繰り返してきた人でも、精神障害者というのは人口の一%程度に生じますから、そういう事件を何度も繰り返してきた人も同じように発病することがあるわけです。 しかし、今、私たちが調査をして、精神障害者であって最もそういう事件を繰り返す人たちというのは、もう病気になる前から事件を繰り返していて、刑務所などで発病した人たちなんです。そういう人たちは、病気の一時的な…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 鑑定期間あるいは決定が下されるまでの期間の医療に関しては、新法ではまだ不明瞭であります。まず責任能力に関する鑑定があって、その上で入院の必要性があるかどうかという判定がされるわけですけれども、恐らく、従来の責任能力に関する判定のときには治療が余り積極的に関与することはなかったのですけれども、既に一たんそういう病気の診断などがついて審判にさせる場合には、医療を並行してやることも可能ではないかというふうに感じております。
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 国によってかなり違いますけれども、ヨーロッパではイギリスが恐らくモデルとなって、そこに近づくような、オランダとか、そういうかなり共通したレベルに達するように、司法精神医学の学会を、あるいは一緒に研修会などを持って努力しておりますので、それに近いものができていくだろうと思います。 法体系は違いますけれども、ドイツでも、治療のレベルではイギリスにそれほど劣らないだけのものを、州によって違いますけれども、持っております。日本もそ…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 私、今言われたことはかなり当たっているところがあると思います。私が一番強く感じておりますのは、本来なら防止できるはずのものが今の日本では防止できなくて犠牲者が生まれているということで、そこをきちっと司法精神医療を確立して、欧米諸国がやっているのになぜ日本ができないのかというのが第一にあります。 私は精神障害者の人権の問題も非常に大切だと思っていますけれども、今の現状というのはそういうバランスが余りにも崩れていて、例えば精神…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 今の簡易鑑定の現状にはいろいろな問題があることは事実だというふうに思います。それが、この今回の新しい制度のもとでは鑑定の内容も公開される形になっていくと思いますので、今の簡易鑑定の問題というのは、不起訴事例ですから記録が一切公開されないというところがあるので、こういうシステムが進めば改善されていく余地はあるだろうというふうに感じます。 また、鑑定も重要でありますけれども、やはり鑑定した後の治療システムの問題がより重要であり…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 おっしゃるとおりの状況があるわけですけれども、触法精神障害者の場合には、今、そういう受け皿もないところで、ほとんど何の制限もなしに退院して、そしてまた事件を起こしている人が一部にいることは、先ほどのレジュメでも紹介したとおりでございます。 今回は、少なくとも、その後、退院の準備をし、そこでお世話をして、その監督する人がいるわけですから、そういう再発をしたり再犯しないで済むように、あるいはちゃんとその生活が成り立つようにとい…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 運用のされ方とか整備のされ方によっては、そういう危険性がないわけではありません。でも、そういうことをしないように、欧米の司法精神医療が目指しているような、社会復帰まで責任持って推進していくようなものにするのが私の願いでございます。 そういう長期的な隔離というのは今の措置入院制度のもとでも起きていて、それはむしろ今以上に、やみの中で、五年、十年と入院を続けている人たちもいるわけでございます。それが、より公開された審判の場でチ…
第154回 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
○山上参考人 人格障害の問題、大阪の事件に関しては、本人が不起訴処分を受けて、そして措置入院をし医療を受けているけれども、ほとんどそれが本人の行動の矯正につながらないで、何度も問題を起こしながらだんだん追い詰められていってという経過を見るときには、やはりこういう司法精神医療がかかわっていれば対応できたのではないかというふうに私は考えます。 それから、診断の問題に関しては、まだ裁判中でありますので確たることは言えませんけれども、もし人格障…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 意見を述べさせていただきます。 私は、九年前に大学の一室で犯罪被害者のための相談活動を始めました。ある遺族の方の切なる願いを受けてささやかに始めた活動ですが、今では全国二十の民間組織が全国被害者支援ネットワークのもとに結集して、協力して被害者支援活動を進めております。関連資料を青い袋に入れて提出してございます。 被害者支援を実践する上で、多くの犯罪被害者の方々が社会の中で孤立し、何の支援も受けられぬまま大変つらい思…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 今御指摘いただいた四つの政策というのがもしとられれば、大変有益、有効であろうというように私は思います。 私たち民間援助組織はまだ二十しかありませんけれども、やはり被害者支援というのは全国どこにおいても同じ支援が得られるようになるのが目標であります。イギリスでも、そういうように目指して、全国に同じ質の高い支部をきちっとつくって全国同じレベルで対応できるようになっていますけれども、日本ではまだそれができていないために、…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) PTSDのような精神的な症状に関して、それを客観的に評価するということ、あるいはそれをどの時点でその症状が固定したと考えるかとか、そういうようなことはとても難しい問題を含んでおります。 私が感じておりますのは、犯罪の被害者で大きな被害に遭った場合には、共通して非常に大きな衝撃を受けて、かなりの比率でそういう症状がかなり長く遷延していくという経過があります。そして、被害に遭ってから早い時点で適切な援助あるいは治療的な…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 最初のページに、アメリカ、イギリスにおいて提供されている支援サービスと書きましたけれども、これはアメリカですと、州によってあるいは市によって、自治体がかなりその裁量を持って独自のプログラムを展開しているということであります。 そのモデルとなるような、これは、アリゾナ州ツーソンでビッキー・シャープという方がリーダーになって、検事局の方ですけれども、そこに二十人ほどのスタッフとそれから百人ほどのボランティアが協力してほ…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 犯罪の被害というのが同じ国の社会の一員によって不法にされた行為であり、一種その社会が裏切った面があるわけですけれども、そこを、社会の責任でもう一度信頼していい社会だということを被害者の方に伝える、そういうメッセージを込めて、できる限りの回復への努力をするということにあるだろうというふうに思います。
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 先ほども申しましたが、やっぱり資金とそれから人であります。 人は、私たち、こういうふうに活動をどんどん広げていって、そして被害者の実情が見えてくると、それに呼応できる人は探せるものなんです。各地域にそういう心を持った専門家あるいはボランティアの可能性のある人がたくさんおられますので、それを少しずつ広報して広げていくんですが、ただ同時に、財政的なものとか、集まる場所だとか、そういうところがなければそういう志がある方で…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 基本的には、資金と場所を提供して、ボランティア組織については主体はそちらに任せるようにしていただくのがいいと思います。 そして、そういう民間援助組織は、その組織で、当然、被害者支援というのはそういう質的に高い活動、あるいは秘密の厳守とかいろんなものを要求されるわけですから、それを内部で私たちがきちっと引き締めてやっていくつもりですけれども、そういう財政的なものとか場所の問題とか、そういうもので応援してくれれば、ちゃ…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 既に何年も、あるいは十年以上もずっと重い症状を持ち続けている方がおります。そういう方を診断すれば、だれが診てもそういう診断はつけられますし、それによって社会生活が大きく障害されていることがわかりますので、そういう意味で、症状の重さと、それがその機能にどれだけ影響を与えているかというのを評価することは決して難しいことではありません。 ただし、補償の金額とか補償の判定の時期とか、そういうことが関連してきますと、やはり精…
第151回 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(山上皓君) 資料の中でも表にして示しましたけれども、実際の被害者の方で相談に来られる方の中には、性犯罪の被害者、強姦の被害者の方が数多くおられます。先ほども触れましたけれども、被害者を亡くされた御遺族の方と、それから性犯罪の被害者と、この二つの類型は非常に高い比率で重い心理的な後遺症を持っていて、PTSDと診断される率が高くございます。 しかし、特に性犯罪の被害者の場合には、それを外部に訴えられない、自分だけで隠してしまう、あ…