姜尚中
会議録に記録された「姜尚中」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 36 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京大学社会情報研究所教授
- 直近の発言日
- 2001/03/22
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 経済安保1 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 36 件の標本- 憲法調査会24 件・67%
- 法務委員会12 件・33%
※ 全 36 件のうち直近 36 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 それでは、着席して話をさせていただきます。 先生方に今、簡単なレジュメが手元にあるのではないかと思います。私は、きょうは非常に大きな話で、二十一世紀の日本という、ある意味では先生方にとって骨太なビジョンを出さなければならない、そういうテーマを御依頼いただき、非常に雑駁な話でありますが、私のふだん考えていることを述べさせていただきたいと思います。 まず、話の内容についてはレジュメを簡単に見ていただければわかるんですけれども、話…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 簡単に言っておきたいと思います。 まず、アメリカの世論調査をした場合に、日本が第三国に攻撃を受けた場合に、アメリカ国民の血をあがなっても日本を防衛するかということについて、恐らくアメリカの世論は、なおかつ血をあがなっても日本の防衛、安全保障にはせ参じるという答えは、私はかなり少ないのではないかと思います。 残念ながら、日米安保について言いますと、なるほどそれが盤石の基盤にあって初めて日本は対外的な外交の発言権を持つということ…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 時間がありませんので簡単に申し上げると、中谷先生が、例えば戦前の軍人勅諭あるいは教育勅語を見られればわかりますとおり、そこには真心と書いてあります。真心があればすべてがうまくいくんだというふうに書いてあるわけですけれども、私が思いますに、先ほどの山手線の例は、人が危ないときにその人間を助けるということは、その人間が日本人であるのか韓国人であるのかアメリカ人であるのかにかかわらず、たまさか電車を待っていた人がプラットホームから…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 同じことの繰り返しになるかもしれませんが、私は、二十世紀とは、やはり国家というものが社会の秩序を采配できる時代だったと思います。しかし、二十一世紀は、少しずつ、そのような国家を管制装置とするような社会の秩序というものが大きく変わっていかざるを得ない。この中で、なるほど痛みはありますけれども、社会の中でかけがえのない個々人が自己実現を図れるような制度、秩序、社会のシステムをつくっていくことが、少なくとも要点としては一番大切なこ…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 二つほど要点をかいつまんで申し上げておきたいと思います。 その一つは、なぜ私は地方参政権が必要であるかということを申し上げたかということは、残念ながら、今の韓国は日本以上に単一民族意識の強い、逆に言えば韓国内のマイノリティーに対する差別が日本以上に厳しい社会でもあります。現実的には、韓国の内部にいる華人、中国系の人に対する差別がやはりさまざまな形で問題になっておりました。 私は、日韓が進んでお互いが地方参政権を、いわば法律を…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 非常に自分の個人的な話を言いますと、先ほど冒頭申し上げたとおり、私のおじは熊本県で憲兵をしておりましたが、彼は、こんなに貧しい社会で生きるよりは大日本帝国の臣民になった方がいいではないかというふうに私に戦後語ってくれたことが非常に印象に残っておりますけれども、ある意味において、小さな差異があるがゆえに、この朝鮮半島と日本との和解というのはなかなか難しかったと思うのです。 例えば、欧米人が来た場合には、日本の人々は一般的には非…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 三点ほどあったと思いますが、かいつまんで言いますと、歴史認識を諸民族や諸国民が完全に一致させるということは確かに不可能だと私は思います。思いますが、何が違うのかということを理解することは可能だと思います。 そのために、先ほど申し上げたとおり、少なくとも東アジアのレベルで、国定教科書の制度をとっている国やあるいは特定政党が非常に強い指導力を持っている国、それもありますけれども、差し当たり、それぞれの国のスタンダードな教科書の中…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 その答えの一つとしては、例えば明治国家をつくる場合の伊藤博文が何を考えたかということを考えていきますと、新しい大日本帝国憲法を起草する場合に、国体、国の形というものはヨーロッパと同じような文明のスタンダード、つまりそれは立憲主義ということであります。つまり、憲法というものにのっとって君主制というものをつくる。その場合に、日本の国というものはどこに一つのよりどころを持つのか、神道なのか仏教なのか、いろいろなものがあったと思うの…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 基本的には、日本が多元的な社会になることが、日本が活力を回復する唯一の道であると思います。 アメリカあるいはヨーロッパのように犯罪がばっこするような社会に、日本がすぐになるというふうには私は考えませんし、日本の社会における犯罪率を世界的に、G7の中で比較してみればおわかりになるとおり、まだまだ日本の社会の犯罪率というのはそう高い方ではございません。私は、日本の社会はそういう点ではまだまだセキュリティーはしっかりしていると思い…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 中国は韓国と違って巨大な国家であるがゆえに、中国の今後の動向というものは、御案内のとおり、北東アジアにとって決定的な影響を与えると思います。 中国共産党の首脳部は戦前の中国の歴史のトラウマに非常に駆られていると思います。したがって、中国国内の分裂要因に対して断固とした、武力制裁をも辞さない、ある意味においては非常にハードな対応を、これは中央アジア方面の異民族の問題についても、チベットの問題もそうですし、あるいは台湾問題にも。…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 私が思いますに、戦後日本は、ある意味では、矛盾した言い方ですけれども、アメリカ印の国産品として憲法をつくったと思います。アメリカ印の国産品が憲法だった、つまり日本の国の体制でした。純国産というよりは、アメリカ印の国産品であるところにみそがあるわけですね。これをあるアメリカの著名な歴史学者は、談合システムと言っております。つまり、談合というのは、なるほど敗戦だったんですけれども、これはドイツ、ルーマニア、イタリーと比べても、一…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 私が考えますに、やはり百年にわたって坂の上の雲を見て、戦後は豊かさを渇望してがむしゃらに上り詰めてきたのがこの国の姿だったと思いますし、もちろんそのために大きな犠牲をたくさん払ったと思います。 ただ、私が思いますに、あの大英帝国ですらも、一時期膨大な植民地を持っていた国が、戦後、先進国病という形で、マーガレット・サッチャーが出る時代には非常に社会も混乱しておりました。もちろん、今のイギリス社会が私は理想だとは考えませんが。 …
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 武力行使をめぐる問題点、つまり憲法第九条のことについてですが、先生から御案内にあったとおり、私自身は、憲法を改正すべきか、あるいはしてはならないのかということについては、比較的禁欲的に考えてまいりました。 憲法第九条の内容についてアジア諸国はどのように理解をしているかということです。これは、少なくとも日本には憲法第九条あるいは憲法の基本的な原則の中に、武力による威嚇や行使、その点について非常に縛りがあるということをうっすらと…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 私は、究極的には、北東アジアにある種の、最終的には武力制裁ができるような国際的な警察機構のようなもの、これは僕は集団安全保障機構と言いましたけれども、つまり、今後、十九世紀や二十世紀の前半にあったような、二国間同士が宣戦布告をし合って戦争をするような、そのような事態というのはもう私はないのではないかと思っております。 したがって、逆に、いろいろな形での脅威は、むしろ国家間関係というよりは、それ以外のところから出てくる可能性が…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 二つあると思います。 第一点は、金大中政権がやったとおり、歴史をめぐる問題は、日本の中にいる人がまず自主的に判断し結論を出すべきであるという考え方ですね。つまり、外圧を通じて何かを操作したり変えるということではなくして、すべてボールは日本の側に一応投げたというのが金大中政権がやった新しい政策だと思います。私は、基本的にはそれは正しいと思います。 それから第二番目は、中学生、高校生の相互交流の中で、それぞれの国のモニュメントと…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 御指摘のことは、非常に重いテーマであると思います。私自身もドイツに長くおりましたので、その状況もよくわかっていると思います。 ただ、私は、ドイツと日本を比較するときによく言うのですが、モラルにおいて、人間的にも、日本国民がドイツ国民より劣っているわけではない。なぜそういう違いが出てきたのかということは、一つは、やはり敗戦後の国際環境が余りにも違い過ぎたということがあると思います。 これは、御案内のとおり、ドイツが分断され、周…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 私も言いたいことはいろいろあるのですが、やはり基本的には、金大中氏がやったとおり、ボールを日本に投げている現実があると思います。それは、九五年の国会決議及び村山元首相の談話によって一応決着がついたという前提のもとにですね。したがって、日本国内においてそれにどう対応するかは、日本の国民が自主的に決定すべき事柄だと思います。 それを前提として、私は、超党派的に戦争の問題をひっくるめて今調査が行われていると思いますし、その調査結果…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 日本国憲法について、非常にいろいろな解釈があり、またいろいろな評価があることも私自身は熟知しておりますし、この調査会もそのことについて議論することを眼目としていると思います。 基本的には、憲法は国を運営していく基本的なルールであることは言うまでもありません。ただ問題は、憲法を維持するのか変えるのかというより前に、もっと鋭く問われなければならないのは、政治への信頼がなし崩し的に壊れつつあるということであります。政治への信頼があ…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 非常に評価が分かれる問題だと思います。 それで、イギリスの場合を見ていきますと、議院内閣制の首班である首相は、かなり大きな権限を本来は持っているはずであります。しかし、幸か不幸か、日本の場合、自民党が長い間政権を運営し、その中で、党の連合体としての自民党という党が、派閥力学の中でうまくある種の政権のリニューアルをなし遂げてきたというのがこれまでの自民党の政治だったと思います。例えば、田中角栄氏がスキャンダルでまみれたときには…
第151回 衆議院 憲法調査会 第4号
○姜参考人 今先生がおっしゃられたことはそのとおりだと思いますが、ただ問題は、これはスポーツに例えると比較的わかりやすいと思うのですが、非常にすぐれたスポーツ選手をなぜある社会がつくり得るかというと、やはりスポーツについてのすそ野が広いからだと思いますし、同時に、新規参入が絶えずできるということです。先ほど私は、今の実際の議員ができ上がっていくプロセスを考えていきますと、かなり新規参入が難しい。つまり、国内のすぐれた人材である人々が、企…