大澤裕
会議録に記録された「大澤裕」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 60 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京大学大学院法学政治学研究科教授
- 直近の発言日
- 2015/07/08
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 60 件の標本- 法務委員会60 件・100%
※ 全 60 件のうち直近 60 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第189回 衆議院 法務委員会 第30号
○大澤参考人 宮村参考人がおっしゃられましたように、勾留を最初に認める段階の罪証隠滅のおそれというものと、それから起訴された段階の罪証隠滅のおそれ、さらに被告人として公判が進んだ段階の罪証隠滅のおそれ、証拠の収集度合いあるいは証拠の取り調べの進み方、そういったものによって少しずつ変わってくる、手続が後ろになるほど恐らく罪証隠滅のおそれというのは認められにくくなるという関係にあるというのは、そのとおりであろうかと思われます。 ただ、八十九…
第189回 衆議院 法務委員会 第30号
○大澤参考人 再審請求審というのは、再審公判を開くかどうか、再審の事由があるかどうかを裁判所が職権で判断する手続だということですね。そして、特に問題となるのは、無罪を言い渡すべき明らかな証拠が新たに発見されたとき、これに当たるかどうかということであるかと思われますが、その証拠の明白性の判断の仕方について、判例で、これは新旧証拠を総合判断するのだということになっております。 ですから、その新旧証拠の総合判断に必要な限りでは、例えば未提出の…
第189回 衆議院 法務委員会 第30号
○大澤参考人 先ほどもちょっとお話ししましたけれども、無罪方向の証拠が犯罪の証明を害することにならないかという問題意識かと思われますが、一号、二号と並んで三号ですので、基本的には一、二と同じ性格のものというふうに理解するのではないか。そうすると、無罪方向の証拠だからそれを載せると犯罪の証明に支障があるという解釈にはならないというふうに私は考えております。
第189回 衆議院 法務委員会 第30号
○大澤参考人 先ほど、最初に若狭委員の御質問のところで、一括的な、一刀両断的な改革なのか、それとも少しずつ進めていく改革なのかというお話がありましたけれども、今回の改革も、いろいろなバランスをとりながら一歩ずつ進めていくという改革になっているかと思います。 その中でも、しかし、新しい、これまでにないような制度というのが多々入っていて、それについては運用を見ながらというところもあるかと思いますので、私は、少しずつ進めていくという考え方から…
第189回 衆議院 法務委員会 第30号
○大澤参考人 先ほど山尾委員の御質問にも再審請求審の話を少しお答えいたしましたけれども、やはり通常第一審の証拠開示と全くパラレルに考えるということはなかなか難しいところで、一審のところでこういう制度を導入したから当然にこちらもこうなるということでは多分ないのだろうと思います。 先ほど宮村参考人がお答えになられた中にありましたけれども、再審請求審の証拠開示といったときに、現在の証拠開示制度が導入された以降の再審について考えるのか、それ以前…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 皆様、おはようございます。東京大学で刑事訴訟法を教えております大澤と申します。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。 裁判員法の一部を改正する法律案でございますが、私は、法律案のもととなりました法務大臣からの諮問が法制審議会の部会で調査審議をされた際に、委員としてその議論に加わっておりました。そこで、本日は、部会における議論も踏まえつつ、法律案について意見を申し上げるということにいたしたいと思います。 今回の法律案による…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 刑事裁判が裁判員制度によって形骸化するということがあることは、これは許されないことであろうというふうに思います。裁判員裁判というのは、よりよい刑事裁判を実現するために導入された一つの仕組みでありまして、よりよい刑事裁判がそれによって犠牲になるということは、これは逆さまの話であろう。これは江川参考人がおっしゃられたことでもあろうかと思います。 ただ、その上で、刑事裁判というのは何をするところなのかということは、これは考えてみ…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 大変難しい御質問でありまして、しかし、今回の法改正というのは、裁判員制度が国民の負担を十分考慮した制度なんだということを明らかにする意味というのはやはり持っているのだろうと思います。それは、第一の長期間の審理を要する事件を除外するというものもそうでありますし、また、第二、第三の法改正というのもそのような趣旨のものかと思います。 その点で、国民の負担も十分考慮しながらやっていくんですよというメッセージを示しているという点では…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 先ほど申し上げましたけれども、要件の中で、裁判員の選任が困難あるいは裁判員の職務遂行、確保が困難、ここの部分がポイントとなり、そこについて幾つかの考慮事情が挙げられることになりました。そして、これは前田参考人もおっしゃられましたけれども、その中で、特に裁判員選任の経過というのが重要な意味を持つこととなっております。その点では、かなり厳格な運用をせざるを得ない、そういう要件立てになっているというふうに私は理解しております。
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 裁判員制度の趣旨としてうたわれていることは、先ほども申しましたように、国民の感覚を裁判に反映し、国民の信頼を向上させ、そして国民的基盤を厚いものにしていくということでございますが、同時に、裁判員制度が導入されたことによりまして、国民にとってわかりやすい裁判をしなければならないということで、従来、調書が多用され、そして調書を、要旨のみ公判廷では告げて、後は、裁判官が裁判官室に持っていってその内容を詳細に読んで心証を形成する、…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 大学で刑事訴訟法を教えている立場とはなかなかぴたっとこないところで、イメージがつきにくいところもございますけれども、やはり、企業等会社にお勤めの方がより出てこられやすくするとか、江川参考人からお話がありましたような、主婦の方でも出てこられやすくする、そのための環境を整えるということは大事なことであろうと思いますし、また、前田参考人が言われたように、私も、やりたいという人がたくさんふえてくるというのが果たして本当にいいことな…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 先ほども申し上げましたように、今回の法改正案というのは、裁判員の選任が困難であるというところが一つの要件の核になっているということかと思います。そして、そこから考えますと、一番確実な判断材料はやはり実際に行われた裁判員選任手続である、これは多分、間違いのないところであろうかと思われます。 しかし、実際にそういうケースがあるかどうかわかりませんけれども、例えば、法制審議会の部会で例に挙げられたような、そもそも審理計画を立てた…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 裁判員制度という重要な制度の運用を随時確認し、見直していくということは、極めて大事なことであり、なされていかなければいけないことだろうと思います。 見直し規定というのは、恐らく、今回のものは、制度が立案して立ち上がりの時期であり、またいろいろな不測の事態も起こるかもしれない、そういうものを考慮しながら考えていかなければいけないということで、もともとの裁判員法の中に入れられたということかと思います。その意味では、現在六年を経…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 今回の、長期事件を除外できるようにするかどうかという話、もともと裁判員制度が司法制度改革審議会で議論されていたときにも、そういうものをどうするのかという議論はあったのであろうと思います。そして、施行直前、施行の間際になったところで、この種のこともあろうかということで、いわゆる区分審理制度というものを手当てして、そしてスタートしたわけでありますけれども、区分審理制度も必ずしも使い勝手のよいものではないというところもあり、そし…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 刑事手続の捜査と公判の間の比重ということは、先ほど前田先生の論文を引用して御紹介もあったところでありますし、また平野先生が非常に問題意識を持っておられたところかと思います。 従来の日本の刑事手続というのは、非常に詳細な捜査、しかもそこでは取り調べが中心を占めて、詳密な捜査が行われ、その結果が調書として公判に出ていって、またその調書を精密に検討して公判の審理が進むということでございました。そのような状況を指して、平野先生は絶…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 大変難しく、かつ、刑事司法のあり方を変えていく上での本質にかかわる御質問だというふうに受けとめました。 それで、まず、従前、有罪率が非常に高かったというのは、これは検察官が起訴の段階で緻密に事件を振り分けて、危ない事件については基本的に起訴しないという運用をかなりしていたというところが一つ大きな影響を持っていたのだろうと思います。 まさに起訴、不起訴の段階で本当に起訴すべき事件を緻密に振り分けようということだとしますと、そ…
第189回 衆議院 法務委員会 第12号
○大澤参考人 まず、意識調査に関してですけれども、やりたいというのと、やりたくはないが義務であれば仕方がない、それから、義務であってもやりたくないなどとありますけれども、例えば、自分がその中で回答しようとしたときに、どれを選ぶだろうと。やりたくないが義務であれば仕方がないというのと、義務であってもやりたくない、義務であってもやりたくないけれども、でも仕方ないというところがあるかもしれませんので、あの選択肢が本当にきれいに切り切れているの…
第174回 衆議院 法務委員会 第9号
○大澤参考人 東京大学で刑事訴訟法を担当しております大澤でございます。本日はよろしくお願いをいたします。 公訴時効制度の改正を内容とする刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案につきまして、幾つかの特徴的な点を取り上げ、刑事訴訟法の研究者としての立場から、主として公訴時効という制度の趣旨との関係に焦点を当てて意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、制度の趣旨について簡単に振り返っておきたいと思います。 こちらの方で御用意になられ…
第174回 衆議院 法務委員会 第9号
○大澤参考人 一点目の御質問でございますけれども、学界の中でどのぐらいの方がどういう意見を持っているかという御質問でございました。 この問題について、これまで抽象的にはいろいろと教科書類に比較的簡単な記述等はされていて、公訴時効を改めた場合については、やはりそれは遡及処罰の禁止に反するんだというような一、二行の記述が書かれている例というのはそれなりに見られました。 この問題が本当に真剣に議論されるようになったのは、むしろ今回の法改正につ…
第174回 衆議院 法務委員会 第9号
○大澤参考人 確かに、御指摘のように、時効完成後についてもそれは遡及処罰の禁止には当たらないんだということを言われる方も最近あらわれております。 それで、時効進行中の場合と完成後の場合とで比較をしてみますと、まず、いずれの場合も刑法で可罰性が定められた行為について事前に定められた刑罰の範囲で処罰をしようとしている、そこはどちらも変わらないわけです。可罰性の評価を変えているわけではなくて、この点で可罰性についての予測可能性を保持するんだと…