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中京大学国際教養学部教授参議院
総発言数
31
直近の所属会派
直近の役職
中京大学国際教養学部教授
直近の発言日
2006/12/12

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 31 件の標本
  • 文教科学委員会19 件・61%
  • 教育基本法に関する特別委員会公聴会12 件・39%

※ 全 31 件のうち直近 31 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

31 11 を表示
松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 今御指摘あったように、私はこの意見というのはとても今の子供たちの感覚というものをよく、子供たちが受けている感覚というのを示しているというふうに思います。 つまり、本当に小さいころから選抜というものが入ってしまう。高校入試はこれだけ全体として競争体質になっている国というのは珍しいですし、今それが中学校、小学校という段階に入ってきている。しかも、評価される項目は、これは内申書その他を見れば学力だけではなくて様々なそれ…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 今のようなことが、これは福岡県だけでなくて、既に都道府県の水準ではほとんどすべてのところで行われています。しかも、その点数が、私の話にもありましたように、様々なところ、ホームページその他で公開をされているわけですね。ということは、点数至上主義というものが広がっていくだろうと。 これは、日本の教育について、公立学校について競争が余りないのではないかということが言われておりますが、それは違っておりまして、実際にはこの…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 競争しない自由があって初めて競争するときにも頑張ろうとかいうことがあるわけですよね。しかし、これ、塾の論理みたいのが学校の中に入ってくれば競争体質で固められてしまうわけですよ、子供たちの方は。やはりその圧迫感というのはとても強いだろうと。 もう一つ私が感じるのは、これだけ公教育予算が少ない中で、実際には費用を負担できる家庭が有利なわけですね。となると、競争のストレスプラス、ああ、あの家に生まれた子は有利だけど、自…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 失敗については、失敗は点数を発表したことです。発表したことで人口移動が起こって、不動産価格が二割上がったとか。それから、これも実例です。多くの学校で、テストとは無関係の美術や音楽などの授業数が極端に少なくなっていた、未履修問題ですね。また、不正事件が続出。教員がテスト用紙を事前に見て、生徒に解答を教える。答案用紙を試験後に生徒に返し、間違えているところを書き直させる。これは日本の五〇年代の全国学テでも起こったこと…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) そのことは、現行憲法の中でそういうことが言われれば、とても大きな問題だというふうに思います。つまり、それは立憲主義の根幹を揺るがす大問題だというふうに考えます。

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 格差社会の拡大、固定化につながるというのは本当に大きな問題で、主権者の関心も非常に高いと思います。多くの保護者、子供が教育について関心を持つときにも、この問題についての関心はとても強い。 で、なぜ格差社会の拡大、固定化になるのかというと、現在、それこそ、先ほど話しましたように、生活保護世帯の問題とか、あるいはNHKスペシャルで「ワーキングプア」という番組がこれだけの反響を得るという形で貧困が顕在化し、格差はかなり…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 先ほど来、高等教育の問題については日本の政府予算がもう圧倒的に少ないということですね。ということは、もう既に現在の時点で教育の機会均等は守られていないわけですね、大学教育については、これだけ私費負担大きいんですから。プラス、この政府案は、義務教育にまで先ほど言った各個人の有する能力を伸ばしつつ、これはとても問題になる文言で、各個人の有する能力といったって、義務教育というのはむしろその各個人の能力の基礎をつくる場所…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) フィンランドというのはとてもイギリスとは対極的な教育改革を行ってきました。学力テストというのは十六歳までの義務教育期間では基本的には大規模な形で行われていません。 特に違うのは、一九八五年に国を挙げて、これは日本はどんどん今広がっているんですけど、習熟度別指導ですね、この授業を全面的に中止しました。それは、習熟度別授業というのは、できる子には取り立てて良い影響を与えず、できない子にとっては何らプラスにならないとい…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 今の話との関係でいいますと、その高等教育予算や公教育予算というのをとても出しているのがフィンランドなわけですね。日本において一番の問題というのは、やはり今日多くの話題になったように公教育予算が少ないということなんです。これは、客観的に国際的な比較のデータを見れば私費の負担が高い。つまり、これまでの日本の学力の高さは、一つは家計が教育費を負担していた。もう一つは、これはクラスの人数大きいんですから、学校も大きな負担…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 教育の格差の問題というものは、社会の格差と違った位相を持っているということですね。それはなぜかというと、教育の格差というのは社会に出るスタート地点ですから、明らかに機会の格差、機会の平等とかかわっているわけです。とりわけ、現在のように格差社会が拡大している中で、教育を不平等化するとか格差を拡大することは破壊的な影響をもたらしてしまうというふうに考えます。 生まれによって将来が決まるということ自体が民主主義の根幹を…

松山大学人文学部助教授2006/12/12

165参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号

○公述人(大内裕和君) 今御議論の中で、これが終わったらすぐだろうという話ありましたが、浅野公述人も言われたように、この公聴会自身が意見を聴いて、法案審議を深めるということなんですから、是非とも審議をもっと深めていただきたいというふうに思います。 とりわけ、今日、私がお話しした格差社会の問題についての議論は明らかに不足しています。なぜ、国民はこれだけ大きな関心を持っているのに、その問題が十分に議論されないのか。タウンミーティングもいじめ…