堀尾輝久
会議録に記録された「堀尾輝久」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 29 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 中央大学教授東京大学名誉教授前日本教育学会会長
- 直近の発言日
- 2006/06/07
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 29 件の標本- 国旗及び国歌に関する特別委員会18 件・62%
- 教育基本法に関する特別委員会11 件・38%
※ 全 29 件のうち直近 29 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 堀尾です。 こういう機会を与えられましたことを大変光栄にも思いますし、緊張しております。 その緊張している一つの理由は、私は、法学部を卒業して法律と政治学をやりまして、その後、教育に変わって、そして専門としては、教育哲学、教育学、あるいは子供、青年の発達の問題、そして教育法の問題、国際比較教育学というような領域の研究を長年続けてきた者であります。同時に、日本教育学会の会長を二期務め、日本教育法学会の会長も二期務めてまいりま…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 はい、わかりました。 というわけで、また後で時間があれば補足をしたいと思いますけれども、法と教育の関係というものが非常に大事だということ、何でも法で決めればいいというんじゃなくて、何でも法で決めれば現場がどうなるかということを本当に考えていただきたいというふうに思います。(拍手)
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 田中さんと言わせてください。 田中さんが定時制問題、通信制の問題に非常に深く貢献されているということに私は敬意を表しています。 今、格差社会ということが言われます。ますます格差が広がるであろう。それは、教育の格差ということでいえば、例えば高校に関してもいわゆる中退者がふえている。その中退者の中には、もう学校についていけない、不適応だという青年もいますけれども、しかし、経済的な理由から中退せざるを得ない、こういう青年たちもふ…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 現在の教育が病んでいるということは、ある意味ではだれも認めていることですよね。子供を持つ親であれば当然そうですし、現場の教師も、これでいいのかという、そして子供自身が悲鳴を上げている。私は、先ほどそれを、学校から自由が逃げていき、教育から人間が消えていくという一言で表現しました。そういう状況がある。多分、そういう表現が同意していただけるかどうかというのが今度は問題になると思うんですけれども。 とにかく教育が病んでいる、だか…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 どういうコンテクストでお答えしたらいいのかわからないところがあるんです。 と申しますのは、私は法学部の政治学科を卒業しているんですけれども、学生時代、国家とは何かというのが、ある意味では学生たちを含めての講義でも一つの中心的なテーマでした。それから、法哲学では、国法学というのを尾高先生に学びました。そういう視点からしますと、国家とは何かということを、短い時間でおまえどう考えるかと言われても困っちゃう。 先ほど中嶋さんはヘイ…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 今の御質問もなかなか難しい問題です、つまり、現実に教育基本法がどういう役割を果たしたかということになるわけですから。 私は現場の教師たちとのつき合いも多いんですけれども、本当に憲法や教育基本法の精神を大事にする、それは、法律にあるからではなくて、教育というものは本来こういうものだという、つまり、教育の条理と響き合う教育基本法というふうにとらえて、そしてその条理をさらに豊かに展開するという仕方で現場には生きている部分というの…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 御質問の中で、教育勅語の成立の問題、そして教育基本法の成立の過程、歴史の問題が質問にあったと思います。これに答えていると大変になるんですけれども、私は、近代日本教育思想史の大きな本を一冊書いています。それで教育勅語の成立についても丁寧に書いていますし、それから、教育基本法の成立に関してはこういう本を書いています。 そういう立場からいいますと、教育勅語に関しては、御指摘のように、あれは天皇の言葉ということになっているけれども…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 教育を法律で縛るということがどういうことかという御質問でもございます。これは、改正基本法案の十六条にかかわる問題であります。 私は、この証言で一つのポイントは、そもそも、教育基本法にしても、どこまで教育の目的や理念が書けるのかということを非常に慎重に抑制しながらつくったんだ、近代法というものは、本来そういうことをしてはならないんだという原則が実は確立もしている。 この点に関して言えば、例えばフランスのコンドルセの思想。コン…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 簡単に申しますと、つくった人たちの精神は何であったか。南原さんは教育刷新委員会の委員長でもありましたけれども、東大の戦後初代の総長であります。南原さんの書いた「祖国を興すもの」という本がございます。それから、新日本文化の創造というものがあります、これは敗戦の翌年です。東大の総長として、そして教育刷新委員会の代表として果たされたその人たちの思いというものを私たちは酌まなければならないだろうというふうに思っています。 本当に国…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 四八年の国会での決議、これがあたかもGHQからの指示があったかのごとき発言がこの中でもあります。 しかし、それは私は間違いだと思っています。なぜなら、皆さんお持ちの資料を見れば、まさに基本法を成立させるその国会で、教育勅語と教育基本法の関係はどうなのかというふうに質問されて、高橋文部大臣が、憲法と抵触する部分は効力を失う、教育基本法と抵触する部分は効力を失う、したがって、政治的なあるいは法律的な効力を持つ部分というものは否…
第164回 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
○堀尾参考人 それは先ほど石井さんの質問にかなり答えたことですけれども、国家あるいは政府が人間の内面に関与する、介入するということは抑制すべきであるというのが原理なんですね。ですから、道徳律を法律に書くということは非常に問題がある。 これは、私の差し上げました小さな文章の中で小林直樹先生の文章も引いておきました。つまり、田中耕太郎の書いたのは五二年の一月、ジュリストの創刊のとき、そしてこれは日本の問題としても、法律のあり方として書き過ぎ…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 現在、中央大学におります堀尾です。 私は、東京大学にいたときには教育哲学、教育思想を講じておりました。現在は中央大学の文学部と法学部で主として国際教育論と教育法を教えております。そういう専門の立場から、そして国民の一人としてこの問題に対する意見を申し述べたいと思います。 私は、結論的に言いますと、国旗を日の丸とし国歌を君が代とするという法案の成立に対しては、余り急ぐべきではない、十分に審議を重ねるべきだという意見…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 森田委員が言われたことで、もうちょっと広げながらお答えしたいと思います。 森田さんは遺族会を代表してとおっしゃいました。私も遺族です。遺児です。私の父は、私が四歳のときに日中戦争が始まり、戦争に行き、六歳のときに死んでいます。北支です。そういう人間として、私は日の丸・君が代問題にも非常に深く考えるところがあります。だから、遺族はみんな遺族会と同じではない、平和遺族会もあるんだということも私は特に御記憶願いたいと思…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 今御指摘の問題、先ほど私は地球時代において国家というものがどうなるんだろうかという形で話をしました。山住さんとその辺が意見が違うということも今使われた文献でよくおわかりになると思います。 山住さんは地球時代には国旗・国歌も要らないだろうというような意見になるようですけれども、私は、地球時代、しかしそれを構成するのは国民国家が単位であることは間違いない、そして紛争の問題などを含めても国家主権の問題というのは国際関係…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 政府の解釈を固定化して押しつけていいかという御質問がございました。 その前に、高橋さんは教育の本質から考えるべきだと今言われました。私は、教育の本質から考えるべきだ、そして教育の本質と国家の関係を問うべきだというふうに思っています。 そうした場合にどういう議論が出てくるか。これは私の「人権としての教育」の中で引用しているものですけれども、つまり近代の国家と教育の基本的な関係について、例えばコンドルセというフランス…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) そこはぜひ誤解のないようにお願いします。 私は日の丸を法制化していいということに賛成しているわけではありません。私が強調したいことは、日の丸と君が代の象徴の意味の違いということであります。これは相当丁寧に話さなければわかっていただけないかもしれませんが。同時に、日の丸に関しても、それが過去侵略のシンボルであったということをきちんと心に刻む必要があるんだと。その上で、新しい平和のシンボルとして日の丸は使えないだろう…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 文部省も特別権力関係論という言葉は使っていません。しかし、中身はまさにそのものだと言わざるを得ない。 業務命令、そしてその根拠に、公務員だから、それから公教育だからという言い方をしています。今御指摘のように、公立学校の教師はという言い方もしています。では、私学はどうなのか。公教育という場合に、私学を含んで公教育なんです。なぜ公教育か。それは教育というものが本当に一人一人の権利であると同時に、みんなのものであるとい…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 私は、冒頭でも申しましたけれども、地球時代にふさわしい国のあり方というものが求められなければいけない、そしてその限り、国旗・国歌というものはそれぞれ尊重しなくてはならない、そういうふうに思っております。 ですから、むやみに傷つけたりというようなことはなしてはいけないことだ、そういう意味でのマナーというものは必要であろうというふうに考えています。
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 今、文部省及び教育委員会の指導のもとで行われている卒業式、入学式のイメージを皆さん描いていただきたいのですけれども、この式典の演壇の後ろ側に日の丸が掲げてあり、そして演壇に登る方は一人一人まず頭を下げます。何に頭を下げているんだろうかというふうに思う子供もいます。日の丸なんだ、国旗なんだと。国旗には敬礼をし、尊敬の念をあらわさなければいけないということになっています。 そうすると、卒業式、入学式がどういう雰囲気に…
第145回 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
○参考人(堀尾輝久君) 今、本当に問題になっている内心の自由、それは子供の内心の自由を奪うことにならないかというレベルの問題と、もう一つ、教師の内心の自由を奪うことにならないかという問題があります。さらに、それがはね返って、例えば教職関係の教育をやっている大学の教師の学問の自由を制約することにもなっていかないか、そういう問題を含んでこの内心の自由の問題があるわけです。内心の自由というのは基本的人権の中でも本当に大事な精神の自由、これが基…