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東京大学名誉教授衆議院参議院
総発言数
27
直近の所属会派
直近の役職
東京大学名誉教授
直近の発言日
2026/05/13

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 27 件の標本
  • 沖縄及び北方問題に関する特別委員会12 件・44%
  • 国際問題に関する調査会9 件・33%
  • 安全保障委員会6 件・22%

※ 全 27 件のうち直近 27 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

27 20 を表示
東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) それでは、お話しさせていただきます。 今日のウクライナは明日の東アジアかもしれないという岸田文雄首相の言葉は広く各方面に影響を与えたようです。しかし、私は、これは日本国の首相の言葉としては適切ではないと思いました。ソ連という大国を構成しているロシアとウクライナ、構成していたロシアとウクライナの間で始まった兄弟殺しの戦争ですから、戦争をその地域に封じ込め、速やかに停止させ、戦火がよその地域へ、私たちの地域へ拡大する…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) この地域では、ASEANのことを申しましたが、ASEANが中心になりまして、ASEANプラス3というものが提案されました。それは、中国、韓国、日本でございます。金大中さんも関わった構想ですが、これによって東アジア共同体をつくるという考え方が広まりまして、小泉首相も国会で東アジア共同体を目指していくということを述べられたことがありました。しかし、その東アジア共同体というものにアメリカを入れるかどうかということになっ…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 現状において、日本では、日米安保条約を結んでおりますね。そして、米軍も日本に基地を持っております。そして、自衛隊が存在して日本の自衛のための兵力を備えておりますが、この面において抜かりがあるならば、これに対してしかるべく増強を図るということは恐らく必要でしょう。しかし、東北アジアのこの状況で、向かい側に中国、ロシア、北朝鮮という核保有している国があって、それで日本には核保有、核武装している米軍の基地があるという状…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 何度も申しますが、東北アジアの六か国のうち四か国は核を持っているという状況ですね。それで、こういう状況になりましたので、韓国でも核武装という話が出ておりますが、日本の中にもそういうことを言う人もいると。で、非核三原則というものを修正しようとする動きも出ていると。こういうことであろうと思いますが、じゃ、それで、みんな、全ての人が核兵器を持って、ここで何か救いがあるのかという問題です。 要するに、日本は、先ほども申し…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) ウクライナ戦争は、本当にもう長い時間が過ぎまして、ここで今止まらないと十年は続くことになる、そういう気配じゃないかと思われます。ですから、これを止めなきゃならないというふうに思います。 それで、これが止まれば、もちろん日本とロシアの関係もまた開けてくるということになるかもしれませんが、しかし、これを止めるためにも、むしろ日本がロシアに働きかけて、この戦争を止めるように、終わらせるように助けるということが重要じゃな…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 北朝鮮に対して働きかけていくということが、恐らく、東北アジアの地域的な安定、平和のために何か仕組みを考えるにしても出発点になるだろうと思いますね。 そのときに、日本と韓国が一緒になって北朝鮮に対して核のことに問題を出すということは、今御指摘のとおり、無理があります。北朝鮮は韓国と対立していて、そして核兵器で武装している自主的防衛の国だというふうに胸を張っていますから。ですから、そういう意味でいうと、やはりこの場合…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 日本と北朝鮮の間は没交渉ですので、最近はですね、よく見えないところがありますが。しかし、ちょっと前は、岸田首相の時代です。岸田首相は国連総会で、新しい時代を開くつもりで金正恩委員長と会いたいと国連総会の舞台から呼びかけました。 そうしましたら、北朝鮮側では、最初は外務次官、その後では指導者の妹であって指導者を支えている金与正副部長が二度にわたって談話を出して、話合いをしたいというのであればこれまでの姿勢を改めると…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 今、石井先生の方からちょっとお叱りをいただきましたが、私は、拉致問題につきましても、長年日本の中で運動を続けてこられたことのやっぱり御努力というものに対しては敬意を表しております。しかしながら、交渉の仕方というものがあるはずだと私は思います。 ですから、交渉に当たっては、要するに、北朝鮮が拉致を認めて、そして生存している人を返して、そして死亡したという人については謝罪をして、賠償を払うということが目標だと思います…

東京大学名誉教授2026/05/13

221参議院 国際問題に関する調査会 第3号

○参考人(和田春樹君) 日本は朝鮮を三十六年間、植民地として支配しましたね。朝鮮全土を奪っていたわけです。それで、朝鮮が独立しましたね、日本が降伏したので朝鮮が独立することになりました。それで、それに当たって、特に大韓民国の方では何を言ったかというと、対馬を割譲しろと、そして鬱陵島から独島までは自分たちの領土であると、こういう要求を出したわけですね。で、これについて日本は、対馬は、対馬というのは元々日本のものだし、朝鮮とか、朝鮮にも関係…

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 北朝鮮の歴史を研究しております者として、意見を述べさせていただきます。 朝鮮半島の平和と安定は、日本の平和と不可分です。このことは歴史の中で何度も確認されてきましたが、今日では、これまでよりもはるかに切実な真実となっています。 五十年前に朝鮮戦争がありました。北朝鮮が武力統一を目指して韓国に攻め込み、米国が国連安保理決議に基づいて韓国の支援に参戦しました。占領下の日本は、米軍の後方基地となりました。米韓軍は、北朝鮮軍を三十…

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 私は、北朝鮮との間で交渉していくに当たって、拉致問題というものの交渉が非常に難しいことだというふうに見ておりました。 したがいまして、一般的に通常、国家はそういうものについて認めようとしませんから、そこで非常にはっきりとした証拠が挙げられるものを外交上向こうへ提示して交渉していくということが可能でありますが、そういう点で、日本政府の認定しておる人々の中で、辛光洙の行いました原敕晁さんの事件は明瞭にそういうような証拠がある、…

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 この点につきましては、私どもの努力が十分なものであったというふうに申せません。 ただ、私は、北朝鮮に参りましたときに、辛光洙問題については証拠があるということを北朝鮮側に申しました。そうしたところが、北朝鮮側では、それは韓国の法廷でそうして出てきた証拠ではないかというように申しました。それ以上は進めませんでした。 そういう状況でございます。

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 私、北朝鮮の前にソ連を研究してまいりまして、国家社会主義国の体制というものはどういうものかはソ連のケースからよく承知しております。それで、北朝鮮においては民主主義というようなものがなく、言論の自由もなく、そして収容所というようなものが先ほどの御指摘のとおりあり、そういうことは皆承知しております。 ただ、問題は、そのようなことを、国交がない国の段階でそういうことを提起して問題にしていくということに実効性があるかという問題です…

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 非常に難しい状態でして、日本の政府としましては、日本の政府の立てている方針というものがあり、政府のメンツもありますので、非常に難しいところだと思いますけれども、やはりこのままいきまして、日本の方では石油が足らないわけでもないし、食糧がないわけでない、我々はいつまでも待てるという姿勢をもって、北朝鮮に対し、北朝鮮はお金が欲しいのだから折れてくるに違いない、こういうふうにだけ言っておるということは、北朝鮮という国家が非常なるメ…

東京大学名誉教授2002/12/10

155衆議院 安全保障委員会 第8号

○和田参考人 朝鮮戦争の停戦協定は、国連軍の司令官と中国人民志願軍の司令官、そして朝鮮人民軍の司令官、この三者で結んでおります。それで、長い間北朝鮮は韓国というものを話し合いに入れて議論することを拒否しておりましたが、とうとうそれを受け入れまして、四者会談というものが行われておりますが、この四者会談はすなわち朝鮮戦争の平和協定を結ぶための会合であります。しかし、それは非常にうまくいっておりません。それで、それに対しまして、ロシアも日本も…

東京大学名誉教授2002/07/11

154衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

○和田参考人 本年三月に明るみに出ました鈴木宗男議員のスキャンダルは、国会での追及、外務省による調査が行われ、現在は司法当局の手によって捜査が進められております。対ロ支援における正しくないやり方がただされ、国民の理解と監督のもとにこの事業が進められるようになることが望まれます。 しかし、この間の過程により、過去十五年間対ロ政策の中心に立っていた人々が逮捕ないしは追放と、否定的な評価の中に沈んでしまったことは、日ロ関係に少なからぬ混乱を与…

東京大学名誉教授2002/07/11

154衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

○和田参考人 今、荒井先生が御指摘のような憂慮というものは現実に存在しておると思われます。 ただ、問題は、実は、率直に申しまして大変恐縮でございますけれども、小泉内閣ができまして田中外務大臣が登場なさいましたときから、従来の領土問題の交渉の進め方につきましての引き継ぎにおきまして、少し混乱があったように考えております。 現実といたしましては、先ほど来申し上げましたところでございますが、イルクーツク共同声明は非常な大きな成果でありまして、…

東京大学名誉教授2002/07/11

154衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

○和田参考人 私はビザなし交流でその地を訪問したこともございませんし、そういう御経験を踏まれておる藤原市長、小泉さん、おられますし、議員の先生方もそういうこともよく御存じの方が多いところで私の意見を申し上げるのは恐縮でございますけれども、今先生御指摘の点は非常に重要な点ではなかろうかと思われます。 すなわち、この問題を解決するには、モスクワの方とだけ交渉してもこれはどうにもなりませんので、サハリン州との交渉、そして島部、四島の島民、行政…

東京大学名誉教授2002/07/11

154衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

○和田参考人 交渉の原点というふうなものをどういうふうに考えるかということでございますけれども、日本とロシアの間には、基本的に、国交を樹立した際の基本的な文書であります五六年の宣言というものが存在いたします。ロシア側はこれを嫌って、これを否定しておりました。日本側でも、この文書はややもすると二島返還を裏づけるのみであるということで、これに対する反発というものが、かつてもありましたし、現在も存在しているように見えます。 しかしながら、国家…

東京大学名誉教授2002/07/11

154衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

○和田参考人 今先生が私が述べておる議論を御紹介してくださいましたが、大筋においてそのとおりでございますけれども、もうちょっと述べさせていただきます。 私、「北方領土問題」という本を九九年に書きまして、非常に領土交渉が行き詰まっておるときでございましたので、そこで巻末に私の提案を述べさせていただきました。 その中で私が述べましたことは、まず五六年の共同宣言の約束を再確認してもらって、そして二島を将来、平和条約を結んだら返すということを確…