第208回 参議院 経済産業委員会 第7号
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。こうした形で質問の時間をいただきましたこと、まず関係者に感謝を申し上げたいと思います。 早速、法案について伺います。 本法案は、二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現のために必要な法改正であり、内容は賛成いたします。これをいかに現場に実装、定着させていくか、これが重要でありまして、本日はその観点から質問させていただきます。 まず、今後のエネルギー需給の…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。こうした形で質問の時間をいただきましたこと、まず関係者に感謝を申し上げたいと思います。 早速、法案について伺います。 本法案は、二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現のために必要な法改正であり、内容は賛成いたします。これをいかに現場に実装、定着させていくか、これが重要でありまして、本日はその観点から質問させていただきます。 まず、今後のエネルギー需給の…
○宮口治子君 ありがとうございます。 続いて、電力需要最適化についてお伺いします。 本法案では、電力需給の状況に合わせた事業者側の電力使用量の調整を推奨することで、電力需給の最適化に向けた一つの取組として位置付けられています。 この施策について、理想からいえば、電力の需要サイドで需要が最適化されれば、その分、供給量の余剰を持つ必要がなくなりますし、供給量の変動が大きいというデメリットも目立つ再生可能エネルギーを普及していく観点からも望ま…
○宮口治子君 ありがとうございました。 電力需給バランスを考える際、供給サイドからも考える必要があります。需要側の完全な平準化が難しく、単純な発電量の平準化も、特に再生可能エネルギーの発電容量を上げていく視点から難しい以上、常に発生する需給ギャップを埋める手だてが必要になります。 需給ギャップを埋める方向性は、大きく、最低供給量を上げ最大需要量を上回る、供給量を任意に増減できる発電方法の総量又は待機量を上げる、蓄電により供給量調整を行う…
○宮口治子君 ありがとうございました。 それでは、最後の質問とさせていただきます。 昨年から今年の冬にかけて、特に東京電力管内では電力需給が逼迫し、大規模停電のおそれがありました。東電管内など大都市を中心に予備率の慢性的な不足が構造的問題として指摘されています。今年の冬と、あっ、夏と冬においても、電力供給の予備率が必要最低限の三%を下回る見通しとなる地域が出ると予測されているなど、直近の電力供給は極めて厳しい状況となっているかと思います…
○国務大臣(萩生田光一君) 世界的な脱炭素化の潮流などの影響により、足下では火力発電の休廃止が増加しており、電力需給の厳しい状況が続いています。このため、電力需給の安定に向けて、規制、支援の両面で発電所の過度な退出を防ぎ、必要な供給力を確保することが必要です。 このため、経産省としては、これまで、容量市場を創設して、発電所の維持に必要な固定費を回収するための枠組みを導入するなど、必要な供給力を確保するための措置を講じてまいりました。その…
○北村経夫君 自由民主党の北村経夫でございます。萩生田大臣に初めての質問となりますけれども、よろしくお願いいたします。 ロシアのウクライナ侵略によりエネルギー安全保障の重要性というものが改めて再認識されているところでございます。このエネルギー安全保障とは、端的に言えば、世界情勢の影響を抑えながら、安定かつ妥当な価格でエネルギー需給をできる環境を目指すものだというふうに思います。 今回改正の省エネ法を始め電気事業法などエネルギー関連法が目…
○政府参考人(松山泰浩君) お答え申し上げます。 今お尋ねございました三月二十二日の東京電力、東北電力管区における電力需給逼迫でございますけれども、まず契機になりましたのは、三月十六日の福島県沖地震の直後に火力供給力が相当程度低下したということがございます。直後に十四基、二十二日の時点で六基が停止したという状況にございました。 また、これに加えまして、その後、十九、二十、二十一と三連休だったわけでございますけれども、この期間中に天候の予…
○国務大臣(萩生田光一君) 現行の電気事業法の下では、法律に位置付けられる電気事業者ごとにそれぞれの立場に応じた安定供給に対する責務を負っています。具体的には、小売電気事業者は発電事業者との契約などにより自らの顧客に対する供給能力を確保する義務、一般送配電事業者はエリア全体における電力需給バランスを調整、確保する義務を負っています。また、東日本大震災の教訓を踏まえて設立された電力広域機関により、地域間連系線の増強や地域間での電力融通の円…
○政府参考人(茂木正君) 再エネにつきましては、国民負担の抑制と地域との共生を図りながら最大限導入していくということが基本方針でございます。 我が国では、二〇一二年に再エネ電気を固定価格で買い取るFIT制度を導入いたしまして、その結果、平地面積が少ないなどの日本特有の自然条件がある中でも、足下では再エネ比率が二〇一一年度の約一〇パーから二〇%に倍増し、導入容量も再エネ全体で世界第六位、特に太陽光発電は世界第三位となるなど、着実に再エネの…
○矢田わか子君 今回のロシア産の石油の禁輸についても、代替策がなく踏み切ったんじゃないかというような指摘もある中で、ステップを踏んでその代替策というものを論議していかなければいけないと思っています。 特に原子力なんですが、今、着実に再稼働というふうなお言葉あったんですけれども、エネルギーのこうした環境の変化によって、いわゆる欧米先進国も原子力発電へシフトを強めようというような動きがあります。 その中で、私ども国民民主党も、資料一をお配り…
○石井章君 今年三月二十二日に発生した東京エリアにおける電力需給逼迫の原因は、三月十六日に発生した地震によりまして、先ほど来出ていますけれども、二百五十万キロワット分の火力発電機が停止しました。そしてまた、出力低下して二百三十万キロ分の連系線容量が低下したことと、突然の季節外れの寒波によって最大需要予想が想定を上回ったことが要因とされております。 この二つの事象の同時発生は、これは自然発生も含めて、事前に対策、予防することは経済的に不合…
○副大臣(石井正弘君) 委員御指摘のとおり、電力は国民生活やあるいは経済活動に不可欠でありまして、その安定供給は国がしっかりと責任を持って確保するということが重要と考えております。 足下で火力発電の休廃止が増加をしている中、我が国の電力需給は厳しい状況が続いております。今年の冬は東京エリアで初めて公募を実施をいたしまして、休止電源の再稼働を促すことでようやく安定供給を確保できました。一月、二月の大雪の際には、公募で確保いたしました電源等…
○神田(潤)委員 おはようございます。自由民主党、青森二区選出の神田潤一です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。今回、原子力問題調査特別委員会では初めての質問となります。よろしくお願いいたします。 まず、ロシアによるウクライナ侵略は、武力による一方的な現状変更の試みであり、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法違反です。それだけでなく、現在では、民間人の殺害や原子力発電所に対する攻撃など、重大な国…
○神田(潤)委員 ありがとうございます。 最近では、毎年のように千人を超える方が熱中症で亡くなっており、今年の夏は更に厳しい電力需給の逼迫が予想されるというお話もありました。エアコンが作動できないなどによって、高齢者や乳幼児などにとっては生命の危機が拡大することになります。そうしたことがないように、エネルギーの確保と早め早めの国民への呼びかけなど、最大限の対応を図っていただくようにお願いします。 今お話しいただきましたように、エネルギー…
○神田(潤)委員 ありがとうございます。 これまでのやり取りで分かりますとおり、ロシアによるウクライナ侵略といった内外の情勢、あるいはカーボンニュートラルに向けた国としての取組、また、この夏にも懸念される電力需給の逼迫による国民生活への影響などを勘案しますと、資源を持たない我が国において、原子力発電と核燃料サイクルによって資源を節約したり確保したりしていくことの重要性や必要性はますます高まっていると言えるのではないでしょうか。 もしそう…
○那谷屋正義君 是非本気で、本気でというか、本腰を入れるんであれば、やはりそれなりの予算というものについて、それに見合った予算を今後とも確保していただく必要があるのではないかというふうに思います。 脱炭素化というと、どうしても時が流れると様々なことが起こってきまして、なかなか思うようにいかないというのも現実だろうというふうに思います。 去る三月十六日の福島県沖を震源とするマグニチュード七・三の地震の発生、これによって、火力発電所が六基停…
○政府参考人(小澤典明君) お答えいたします。 私の方から、三月二十二日の電力需給の逼迫の状況等について御説明を申し上げます。 まず、三月二十二日の電力需給逼迫におきましては、国民の皆様の多大な御協力によりまして大規模な停電を回避することができました。改めまして、皆様の停電への御協力について感謝を申し上げます。 当時の状況でございますけれども、まず三月二十二日の電力需給逼迫につきまして、十六日の福島県沖地震の直後に、これは委員の御指摘の…
○那谷屋正義君 御説明ありがとうございました。 ただ、今のように長いと、説明が長いと、国民がぱっと理解するのはなかなか容易ではないというのも確かであります。まあ確かに、具体的な数値をやっぱり言ってということなんで、時間掛かるんだろうというふうに思います。 今日、皆様に資料を配らせていただいております。発電所稼働状況と地震の影響ということで、折れ線グラフ等々がございまして、今御説明のあった内容がここに記されております。 質問の最初に申し上…
○太田房江君 私は、新しい資本主義におきましてもこの投資の活性化ということが一番大事になってくると思いますし、その中では、科学技術イノベーション分野、これを大いに刺激をして、そして諸外国に後れを取らないようにしっかりと成長させていくということだと思っております。二千五百億円をまず五千億円にするところから、是非とも総理の御理解と御英断、お願いしたいと思います。 次に、経済安全保障にとっての基盤でありますエネルギーの安定供給に関連して、電力…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシアによるウクライナ侵略などの影響を受けて、電力需給の逼迫のリスク、また電力・ガス料金上昇による家計、産業への打撃、こうしたものが急速に強まっています。こうした中で、既存の原子力発電所の活用は、需給、価格の両面での電力のこの安定供給のために重要であると認識をしております。 この点を含めて、あらゆる事態を想定しつつ、必要な対策検討していくことが重要であると考えておりますが、原子力発電所の再稼働については、御…