第189回 参議院 予算委員会 第8号
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどGDPについて名目でプラスが十七・二と申し上げましたが、十七・三、もっと多かったわけでございますが、訂正させていただきます。 まず、賃金については、随分これもずっと議論をしてきているところでございますが、言わば、賃金を見るときには平均したものを見るのではなくて、稼ぎの集合体である総雇用者所得で見ないと実態が分からないと思うわけでございますが、この総雇用者所得で見れば名目ではプラスでございますが、実質で…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどGDPについて名目でプラスが十七・二と申し上げましたが、十七・三、もっと多かったわけでございますが、訂正させていただきます。 まず、賃金については、随分これもずっと議論をしてきているところでございますが、言わば、賃金を見るときには平均したものを見るのではなくて、稼ぎの集合体である総雇用者所得で見ないと実態が分からないと思うわけでございますが、この総雇用者所得で見れば名目ではプラスでございますが、実質で…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは私どもがこの政策を発動する最初から予算委員会についてもお話をしてきたとおり、我々は二%という物価安定目標を掲げました。そして、この物価安定目標に向かってだんだん物価が上がっていきます。その上がっていく物価に対して賃金が上がっていくように、これはなるべく早い段階でそうしたい、おおむね二年を目指していきたいと、このように考えていたわけでございますが、できるだけ早く追い付きたいということを申し上げてきたわけ…
○又市征治君 いろんな言い方があるのでしょうが、賃上げで、さっきも申し上げたように、消費の拡大を、そして内需の拡大をと、こう訴えながら、他方では、総理自身の言葉を借りて言えば、個人消費を押し下げるこの消費増税を行うということは、まさにそれは矛盾だろうと思うんです。 一方で、自分が責任を持つわけでない企業の賃上げ問題、大きく取り上げられますけれども、そこまでおっしゃるなら、むしろ、政府がやるべき最低賃金であるとか、あるいはこの今の派遣法の…
○国務大臣(甘利明君) 手順を追って共通認識を持つ必要があるんですよ。 我々はデフレから脱却をしようとしているんです。これは異論はないと思います。デフレ下では、賃金、実際にもらう賃金が下がっても物価がもっと下がれば実質は増えたという理解になるんです。でも、これは自己満足で、経済が縮んでいきます。物価も上がるけれども、それを超えて賃金が上がっていく、つまり、名目も上がるし実質も上がるということを目指しているんです。そこで、物価を上げる政策…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この為替については、確かに為替の変動、プラスがありマイナスがあります。円安については、確かに輸入品が上がっていくというのは事実でございます。それは、今小川委員が御指摘になったように、まさに国民の皆様が物価という形で消費という段階において負担をしていくわけでございます。 しかし同時に、言わば先ほど申し上げましたように、製造業については根っこから雇用の場が失われていくのも事実でございます。それを今回私たちの政策…
○国務大臣(甘利明君) 円安の影響というのは、輸入は損していますけど輸出は得しているんですね。日本経済全体としては……(発言する者あり)いや、貿易赤字といったって、これ、企業は輸出で、当初、輸出価格を下げないで利潤を取っていたんです。だから内部留保が膨らんでいるんです。だから、日本経済全体としてはプラスマイナスというのがちゃんとあります。そして、内部留保が積み上がっていく分を国民経済に還元していこうという作業を今やっているんです。当然、…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 手取り、手取りにおいてはまさに名目でありますから、それは上がっています。しかし、物価との関係におきましては先ほど来御説明をしているとおりでございます。 私どもは、物価安定目標にはしっかりとそれを追い付くあるいは追い抜く政策を行っており、それは実現をしています。しかし、昨年の消費税三%分の引上げには追い付いていないのは、それは事実であります。それはもうずっと認めてきているお話でございますが、今年の四月にはそれ…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、この十五年間続いてきたデフレから脱却をして、そして経済を力強く成長させ、国民生活を豊かにしていこうという大きな目標を掲げました。そして、十五年も続いてきたデフレから脱却することはそう簡単なことではございません。だからこそ、次元の違う政策、三本の矢の政策でもってそれに挑んだのでございます。 〔委員長退席、理事岡田広君着席〕 そして、果たして成果は出ているのか出ていないかということでございますが、企業…
○平口洋君 自由民主党の平口洋です。 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となっております平成二十七年度一般会計予算、平成二十七年度特別会計予算、平成二十七年度政府関係機関予算、以上三案に対しまして、賛成の討論を行います。(拍手) 政権発足以来、安倍内閣は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略から成る三本の矢を全力で打ち込んでまいりました。アベノミクスは着実にその成果を上げています。 具体的に申し上げます。 経…
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、政権交代以来、三本の矢の政策を進めてきた結果、昨年の賃上げは十五年で最高になっておりますし、倒産件数は二十四年ぶりに一万件を下回ったということでございますし、企業は、経常利益は過去最高水準になっているわけであります。 そこで、平均賃金が下がっているという現象があるわけでありまして、その中におきまして、我々は、先ほど説明したように、実質において、雇用者の所得の合計につきましては、総雇用者所得…
○安倍内閣総理大臣 先ほど、ちょっとそちらに誤解があったようなんですが……(前原委員「誤解じゃないです、間違っているんだから」と呼ぶ)いやいや、違います。 私は、実質と名目について、これはそれぞれ分けて答えているわけでありまして、総雇用者所得についても、それは、実質の総雇用者所得もありますし、名目の総雇用者所得がありますよということを答えているわけでありますし、実質賃金と名目賃金がありますねとそれぞれ申し上げているわけでありまして、その…
○安倍内閣総理大臣 まず基本的に、私が説明をしてきたのは、いわば一人当たりの収入をどう考えるかということであります、名目賃金にしろ実質賃金にしろそうなんですが。 それを私たちは、総雇用者所得、みんなの稼ぎで見た方が正確だねという例において、いわば私が三十万円収入を得ていて、安倍家が三十万円、平均では三十万円なんですが、家内が景気がよくなって働き始めれば十万円で四十万円、そうすると平均では二十万円。だから、それは総雇用者所得で……(前原委…
○前原委員 苦しい答弁が続きますね。ある意味で、実質賃金と名目賃金がわからない方にマクロ経済をどうのこうのと言ってほしくないですね。 余りにも往生際が悪いので、ちょっと四枚目のフリップを出しましょう。 これは左側を見てください。安倍政権の二年間で、今、賃金を上げる上げるとおっしゃったけれども、円安、為替効果で、あるいは公共投資大盤振る舞いで、企業の経常利益は四一%上がった。内部留保は二一%上がった。人件費は横ばいじゃないですか。つまりは…
○安倍内閣総理大臣 締め総とはいっても、全部閣僚がそろっているんですし、経済財政政策の専門は甘利大臣ですから、甘利大臣にも、せっかくいるんですから答える場を与えていただきたい、このように思いますし、私よりも恐らく精通しているわけでありますから、もし深い審議をしたいのであれば、そうしていただきたいと思います。 そこで、我々も、実質賃金を上げていくのは、ここは当然のことであります。ですから、その道行きについて、私たちは、私たちの経済政策をス…
○前原委員 アメリカがことしにも利上げをするのではないかというふうに言われています。そうすると、日米金利差がさらに拡大をして、そして、今若干もうそういう傾向にありますけれども、きょうで百二十一円ぐらいですか、一ドルが。そうすると、円安がさらに進んでいくということになると、輸入物価が上がる。しかも、原油価格が下げどまり始めていますから。そうすると、総理が幾ら賃上げ賃上げというふうなことをおっしゃったとしても、輸入物価が上がっていったら、さ…
○前原委員 締めくくり総括質疑、民主党として最後ですので、この予算案に対してのスタンスを申し上げたいんです。 先ほど、三枚目のパネルで申し上げました、二年間の経済はよくなっているんだ、よくなっているんだということをおっしゃっている。それは、よくなっている数値もあるでしょう。しかし、私は、先ほどから申し上げているように、総雇用者所得という数値も一つはある、しかし、国民の生活にとっては、一人一人の実質賃金、いわゆる一軒一軒の可処分所得、これ…
○高橋(千)委員 自治体が自立するんだとおっしゃいますけれども、そもそも、自治体の皆さんは被災者と本当に直面しているわけです。自立するしないというか、当然やらざるを得ないわけですね。国が一〇〇%面倒を見て、それにおんぶにだっこ、そういうことでは決してないということを重ねて指摘をしたいと思います。 もちろん、この際だからといって震災に関係ないものを、道路をつくったり、それも関係ない道路とか、そういうものは当然排除するべきですよ。だけれども…
○本村(伸)委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度政府予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要について説明いたします。 二〇一五年度政府予算案は、昨年の消費税増税による景気悪化で国民生活が深刻な影響を受けているにもかかわらず、社会保障を一層削減し、その一方で、大企業を優遇する減税と軍事費の拡大を推し進め、国民生活を犠牲にする予算になっています。 消費税一〇%増税は、先送り実施ではなく、…
○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となっております平成二十七年度予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。 安倍内閣発足から二年三カ月がたちました。安倍内閣の経済財政政策、アベノミクスは、着実にその成果を上げています。経済指標を見てみますと、有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準、平成二十六年の賃上げ率は過去十五年間で最高となるなど、経済の好循環が確実に生まれています。個人消費等に一部弱…
○安倍内閣総理大臣 昨年、消費税を五%から八%に引き上げた結果、GDPにおきましても成長率がマイナスになってしまった、二四半期連続でマイナスになったわけでございまして、個人消費が弱くなってしまったという中において、デフレから脱却をして、力強く経済を成長させ、国民生活を豊かにしていくためには、十八カ月、消費税の引き上げを延期するという判断をしたわけでございますが、同時に、私どもは、社会保障制度を次世代にしっかりと引き渡していく、この責任を…