第190回 参議院 本会議 第5号
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 開国か、攘夷か。百五十年前の日本は、その方針すら決められませんでした。終わらない議論、曖昧な結論、そして責任の回避。滅び行く徳川幕府を見て、小栗上野介はこう嘆きました。「一言以て国を亡ぼすべきものありや、どうか成らうと云ふ一言是なり、幕府が滅亡したるは、此一言なり」。 国民から負託を受けた私たち国会議員は、どうにかなるではいけません。自分たちの手でどうにかする。現実を直視し、解決策を示し、そして実行する。そ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○内閣総理大臣(安倍晋三君) 開国か、攘夷か。百五十年前の日本は、その方針すら決められませんでした。終わらない議論、曖昧な結論、そして責任の回避。滅び行く徳川幕府を見て、小栗上野介はこう嘆きました。「一言以て国を亡ぼすべきものありや、どうか成らうと云ふ一言是なり、幕府が滅亡したるは、此一言なり」。 国民から負託を受けた私たち国会議員は、どうにかなるではいけません。自分たちの手でどうにかする。現実を直視し、解決策を示し、そして実行する。そ…
○国務大臣(甘利明君) 演説に先立ち、一言申し上げます。 今回の週刊誌報道の件でお騒がせをしている件につきましては、大変申し訳なく思います。 本件につきましては、必要な調査を行い、事実を確認の上、国民に疑惑を持たれないよう、しかるべき時期にしっかりと説明責任を果たしてまいります。 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、我が国経済の課題と政策運営の基本的考え方について所信を申し述べます。 安倍内閣では、大胆な金融政策、機動的な財…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この後、詳しく加藤大臣から答弁をさせていただくわけでありますが、しかし、今、税収を全部、これを借金返しに、税収増を全部借金返しにしていくということは、この税収というのは国民から吸い上げたものでありまして、これ全部借金を返していくと形としては緊縮になっていくわけでありまして、これ、経済の規模をある程度大きくしていかなければ成長していきませんし、成長していかないわけでありまして、そこから新たな税収は生まれてこな…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十七年ぶりとなった前回の消費税引上げ後は、これは確かに委員が御指摘のように、予想よりもはるかに消費の落ち込みが大きかったわけでありまして、その後もその傾向は続いたわけでございますが、こうしたこともあり、平成二十六年度の経済成長率は当初の見込みを下回ったわけであります。ただ、当初、堅調な内需に支えられた景気回復を見込んでいたのは、政府の経済見通しのみならず、これは民間の経済見通しにおいても同様であったことは申…
○又市征治君 どうも、前のときに景気条項を削除したわけですから何だろうとやりましょうと、こういうことなんだろうと思うんですけれども、しかし、私は、先ほども申し上げたように、やはり今の状況でいうならば、二%やるということは、それはまた賃上げなどというものについても実際上は言ってみれば全くなかったと同じようにしてしまう、消費が低迷をする、こういう状況が生まれるんだろうと思う。 逆に、一方で、二〇一四年度の企業の内部留保、別名利益剰余金と、こ…
○西村まさみ君 民主党・新緑風会の西村まさみでございます。 私は、ただいま議題となりました平成二十七年度補正予算二案に対し、会派を代表して、反対の立場から討論を行います。 安倍総理は、年頭、六十年前の経済白書の表現を用い、もはやデフレではないと宣言されました。しかし、個人消費や実質賃金の回復が見られない現在、果たして本当にデフレから脱却したのか、国民の生活は本当に良くなったのか甚だ疑問であります。 平成二十六年度の実質GDPは前年度比一…
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 自由民主党、公明党を代表いたしまして、平成二十七年度補正予算二案に対しまして、賛成の立場から討論いたします。 第二次安倍政権が誕生してから三年が経過いたしました。安倍政権がデフレ脱却・経済再生を目標に掲げ、アベノミクスを推し進めた結果、企業の収益は過去最高の水準、有効求人倍率は二十三年ぶりの高水準となる等、多くの経済指標で確かな改善の傾向を見ることができます。アベノミクスの成果により、我が国は、…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 難波議員にお答えをいたします。 バス事故の再発防止の取組についてお尋ねがありました。 十五日に長野県で発生した観光バスの事故では、多くの若者たちの未来が突然失われました。誠に痛恨の極みであり、心から御冥福をお祈りするとともに、けがをされた方々にお見舞いを申し上げます。 政府は、現在、原因の究明に全力で取り組んでおりますが、国土交通省の特別監査では、始業点呼の未実施や運行指示書の未作成など、安全管理上の問題が…
○紙智子君 日本共産党の紙智子です。 日本共産党を代表して、二〇一四年度決算について質問いたします。 二〇一四年度予算の特徴は、消費税率を五%から八%へ三%引き上げたことです。二〇一四年度決算の税収は、消費税が十六兆二百八十九億円と、前年度から一・五倍に増えています。歳出では、防衛費が五・六%増と突出しました。 政府は、消費税の増税分は全額社会保障に充てると宣伝してきましたが、社会保障は充実するどころか、年金の減額、七十から七十四歳の医…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 紙智子議員にお答えいたします。 消費税増税と社会保障についてお尋ねがありました。 消費税率の引上げは、社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡すとともに、国の信認を維持していくためのものであり、増収分は全額社会保障の充実、安定化に充てられます。 平成二十六年度においては、消費税増収分を活用して、基礎年金国庫負担割合の二分の一への引上げや国民健康保険等における低所得者の保険料軽減の拡充、高額療養費制度の自己負担…
○高橋克法君 今回のこの補正予算二案は、野党の皆様からはばらまきだろうというような批判も寄せられていることも承知していますが、何をもってばらまきと言うのか私にはちょっと明確な定義がないので分かりませんけれども、今回のばらまきと言われている部分というのは、賃上げの恩恵が及びにくい年金生活の方に、しかも低所得の方に限定をして一定の配慮をするということでありますので、ここをばらまきと言われてしまうと、ちょっと見当違いかなというふうな気は私はい…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 臨時福祉給付金については、今年前半にかけて個人消費の下支えを行い、経済の下振れリスクにも対応することが必要と考えているわけでありますが、同時にまた、私たちが進めているアベノミクスにおいて、これは企業が最高の収益を上げ、そして十七年ぶりの高い賃上げ率となっているわけでございますが、しかし他方、高齢者、年金生活者にはこの恩恵は及んでいないのは事実であります。物価が上がる中において、デフレにスライドさせていったた…
○河野義博君 次に、福祉臨時給付金に関して伺います。 安倍内閣の掲げる一億総活躍社会は、国民全てが輝ける社会の実現を目指すものです。現役で働いている方はもちろん、高齢者の方や低年金受給者の方も全てがアベノミクスの成果を受けなければなりません。 今回計上された年金生活者等支援臨時福祉給付金は、賃上げの恩恵が及びにくい方々に配慮したものであり、個人消費を下支えして景気の活性化にも役立てようとするものであり、安倍総理は御答弁の中で、来年四月の…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、もはやデフレではないという状況をつくり出すことができたわけでございます。力強く経済を成長させてきたこの三年間ではあったわけでございますが、先般の消費税の引上げにおいて、消費には大きな影響があったわけでございます。 そして、今年前半にかけての個人消費の下支えを行っていく必要、これは、GDP六百兆円の実現に向かって進んでいく上においても必要でありますが、経済の下振れリスクにも対応する必要があるわけでありま…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この引上げが行われるのは来年のことであります。ですから、今年はまだ、言わば例えば、我々政権を取って四年目に入るわけでありますが、一年目、二年目、三年目と賃上げが実現をしました。特に、二年間は高い水準の賃上げを得ることが、賃上げを実現することができました。 そしてまた、今年四月に賃上げをして、来年また更に四月にしっかりと賃金が上がっていくという環境をつくるという意味において環境をつくっていくということを申し上…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、今我々が達成をしているというこの高い水準の賃上げを目指していきたい。 つまり、なぜ今年と来年が比較できないかといえば、それは三年連続と四年連続になっているかどうかということでございまして、三年連続になっているからといって四年連続とは違うわけでありますから、しっかりとそうした環境をつくっていきたいと、こう思っているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年の四月は高いこれは水準で賃上げが実現できるのではないかと、こう見込んでおりますが、来年も是非そういう環境をつくっていきたいと考えています。
○副大臣(高鳥修一君) 片山委員にお答えをさせていただきます。 まずは、御指摘のとおりだと思います。 経済の好循環が力強く回るようにするためには、企業には過去最高の収益を背景に三巡目のしっかりとした賃上げや投資の拡大などに取り組んでいただくことが重要でございます。 政府といたしましては、未来投資に向けた官民対話などの場で企業の積極的な取組を要請してきたところでございます。これに応えていただきまして、産業界からは昨年、政府による政策対応を…
○政府参考人(大島一博君) 今回のこの給付金の目的でございますけれども、GDP六百兆円という目標の実現に向けまして、今年前半にかけまして個人消費の下支えを行って景気の下振れリスクにも対応していく必要があると考えていますところ、現役世代の方は賃上げ、賃金の引上げという効果が徐々に現れつつあります。一方、高齢者の方はなかなかこうした恩恵が及びにくいという状況がございます。また、高齢者の方は他の年齢層に比べまして消費性向が高いということもござ…
○田村智子君 日本共産党の田村智子です。 今、民主党相原理事の質問の最後でも指摘がありましたけれども、今回のこの給与改定の人事院勧告は昨年の八月なわけですから、これは当然臨時国会で審議をして、これはボーナスについての勧告もあったわけですから、年末のボーナスにも反映させたり、また地方に御迷惑をお掛けしないという責任は安倍内閣にあったと思います。憲法に基づいて野党が臨時国会の召集を求めた、これを無視した、その安倍内閣には一片の道理もないとい…