第190回 参議院 予算委員会 第8号
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、秋野委員から、経済が良くなって賃金が上がっているけれども、しかしなかなかそれを実感できない、そういう理由の一つを御説明いただいたと思います。 現在の制度においては、委員の御指摘のような、社会保険の標準報酬月額の等級が一つ引き上げられた場合に、社会保険料の増額により手取りが若干減るケースが考えられます。 政府としては、アベノミクス三本の矢の政策によって経済の好循環をより一層進め、雇用・所得環境の改善を進め…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、秋野委員から、経済が良くなって賃金が上がっているけれども、しかしなかなかそれを実感できない、そういう理由の一つを御説明いただいたと思います。 現在の制度においては、委員の御指摘のような、社会保険の標準報酬月額の等級が一つ引き上げられた場合に、社会保険料の増額により手取りが若干減るケースが考えられます。 政府としては、アベノミクス三本の矢の政策によって経済の好循環をより一層進め、雇用・所得環境の改善を進め…
○国務大臣(麻生太郎君) 片山先生、よく、数字の上でいきますと、二十六年度にかけて租特において、我々にとりましては、いわゆる財務省にとっては減収することになりますので、減収額というのが増えておりますのは、これは何といっても経済再生等々によりましてこれは法人税を納める黒字企業というのが一挙に増えてきております。これ大体二〇%台だったものが三〇%台まで増えてきておりますので、そういった意味では、この経済再生に向けて賃金引上げなどを促すための…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税につきましては、世界に誇るこの社会保障制度を次世代に引き渡していく上においても、我々は、リーマン・ショックあるいは大震災級の出来事がない限り、予定どおり消費税を引き上げていく考えでございます。また同時に、消費の動向についてはしっかりと注視をしていきたいと思います。 また、労働分配率を上げていくべきである、それはまさにそのとおりであろうと思っております。企業は最高の収益を上げているわけでございますから、…
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の法人税の改革は、これは単に日本の法人税率がヨーロッパ等々に比べて高いからというので税率を引き下げるということだけではなくて、いわゆる昨年、たしか大塚先生とこれ質疑をさせていただいたんだと記憶しますけれども、日本の法人税の課税ベースの扱いが狭いという指摘をされている点も頭に入れまして、法人課税をより広く負担を分かち合うという構造へと変えるために改革を行おうとするものという面も強くあります。 具体的には、二十…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば子育て支援を含め、社会保障を充実をさせていく上においては財源を確保しなければいけないと。では、財源はどこから来るといえば、これは税収でございます。この税収の中においては、法人が稼ぐ法人税、またこの法人で働いている人々の給与から得られる所得税等々があるわけでございます。ここが倒れてしまったら、この財源、言わば金の卵を産む鶏自体を失っていったら元も子もないわけでございます。 かといって、この鶏をぶくぶく太…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大塚委員の御質問は、言わば手数料等々に反映させるというのはおかしいではないかという、そういうことなんだろうと思います。 事実、今、私も説明いたしましたし、総裁からも説明をさせていただきました。言わば、今までしっかりと銀行が体力を付けるという中において、このプラス〇・一というプラス金利を当座預金に充てていたわけでございまして、事実、その中で各銀行は利益を上げ、そして法人税を払うようになってきたのでございます。…
○角田秀穂君 公明党の角田秀穂です。 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 初めに、いわゆる特例公債法案について、主な賛成理由を述べます。 間もなく東日本大震災の…
○安倍内閣総理大臣 私どもが今進めている政策については、まさに成長と分配の好循環をつくっていくというものでございます。 我々の政策によって企業は最高の収益を上げているわけでございますが、それがさらに賃上げという形となる、そして設備投資という形になっていく、あるいは下請企業等の取引条件の改善とつながっていくことによって、さらに消費が喚起されていく中において経済の好循環を生み、また国は、それによって得た果実を希望出生率一・八の実現あるいはま…
○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度政府予算三案につき、政府がこれを撤回のうえ編成替えを求める動議について、提出理由及び概要を説明します。 安倍内閣の三年間で、大企業の利益は大幅にふえましたが、国民の暮らし、中小業者の経営はますます苦しくなっています。二〇一四年度は、戦後七回の景気後退期の中で初めて、大企業は史上最高益を更新しましたが、実質GDPはマイナスに落ち込みました。大企業を応援すれば日本経済もよくなるというトリク…
○古川(元)委員 民主党の古川元久です。 まず、きょうは総理中心にお伺いしたいと思っていますけれども、総理は二〇一四年の十一月に消費税の引き上げを延期した際に、来年春、再来年の春、そしてまた翌年の春、所得が着実に上がっていく状況をつくり上げてまいりますというふうにおっしゃったんです。 総理がいつもおっしゃっている、経済の好循環を実現する、そのためには、やはり企業業績が上がって、そして賃金が上がり、消費がふえる。総理がいつもおっしゃってい…
○安倍内閣総理大臣 世界的にリスク回避の動きが金融市場で広がる中、我が国の市場でも変化が見られます。これは、中国の景気減速への懸念や原油価格の低下、米国の利上げの動向等、海外要因が背景となります。 しかしながら、我が国の実体経済を見れば、もはやデフレではないという状況をつくり出す中で、日本経済のファンダメンタルズは確かなものと認識しております。 今後は、より力強い賃金上昇の実現を促すとともに、消費の底上げ効果が発現するよう、最低賃金の引…
○古川(元)委員 では総理、予想どおりちゃんと総理が考えているように賃上げが進んでいく、そう考えているというふうな認識でよろしいんですか。
○古川(元)委員 私は消費税について聞いているわけじゃないんです。総理は二年前に、経済の好循環を実現するためには、来年も再来年も、そしてそのまた翌年もと言っているんですよ。 私が聞きたいのは、総理が思っているような賃上げがこの春されなかった場合、ではどうするんですか、では、来年の賃上げに向けて何か手を打つんですか、どうするんですか、そこを聞いているんです。
○安倍内閣総理大臣 仮定の質問にお答えすることは困難でございますが、いずれにせよ、企業は、過去最高の収益を上げている中においてしっかりと賃上げを実現してもらいたい、このように期待をしております。
○古川(元)委員 いや、仮定の質問じゃないですよ。こういう場合にはどうするんですかということですよ。今の状況の中でいえば、そういった場合に対してどう対応するかということをきちんと考えておかなきゃ、今はそういう状況になっていく可能性が非常に高いんですから。賃上げ、そんな総理が思っているように進まないと思いますよ。それができなかったら、それが実現しなかったら好循環なんかならないんですから。そこのところを強く指摘をしておきたいと思います。 次…
○安倍内閣総理大臣 高齢者の皆さんにとってマイナス金利がどのように影響していくかということについては、いましばらく分析をしていく必要もあるんだろう、このように思います。 高齢者の皆さんは主に年金で生活をしておられるわけでございまして、この皆さんの消費について、これらの消費が少しこれは落ち込んでいるのは事実なんだろう、こう思うわけでございますが、これはそもそも、一昨年、消費税を引き上げたということと同時に、今我々が行っている政策によって、…
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。 日本共産党を代表して、政府提案の所得税法等改正案及び特例公債法案並びに民主・維新・無所属クラブ提案の修正案に反対の討論を行います。 第一に、今やるべきは消費税一〇%の中止であり、来年四月の一〇%増税を前提とした軽減税率の導入などではありません。 二年前の消費税八%への増税が、いまだ個人消費を大きく落ち込ませています。この中、十三兆円の連続増税を行えば、暮らしにも経済にも深刻な影響を与えることは…
○安倍内閣総理大臣 平成二十八年度の国、地方の税収については、政権交代前の平成二十四年度に比べて、これは国、地方を合わせてでありますが、二十一兆円ふえています。 国の税収としては、今十五・三兆円と岡田委員はおっしゃったんですが、十五兆円以上増加をしております。消費税率の引き上げによる消費税の増収分は十五兆円のうち六兆円でありますが、そのほか、配当、株式譲渡所得に係る税収が約三兆円ふえています。法人税収が約三兆円ふえています。そして、給与…
○片岡参考人 御質問いただきましてありがとうございました。 今の御質問にお答えしたいと思いますけれども、御指摘ありましたように、例えば雇用につきましては、失業率は現在、足元で三・三%になっております。それから、有効求人倍率は一・二倍を超えるような形になっておりまして、これは神田委員の御指摘のとおりだと思います。 他方で、景気の中で、消費、投資、輸出といったところの動きを見ていきますと、先ほど申し上げましたように、消費がなかなか持ち直って…
○竹森参考人 どうも、慶應大学の竹森です。 私は、こういうところへ出てくることが余りないので、上がるといけないと思いまして、一応レジュメを書きましたが、このとおり読むわけではないかもしれませんので、申しわけございません。 まず、日本経済についての現状認識を申し上げたいと思います。 クルーグマンが、昨年九月にお会いしたんですけれども、自分は、日本が経済危機に対して非常に手おくれな政策をしてきたということを、政府、日銀に対して批判をしてきた…