第204回 参議院 厚生労働委員会 第6号
○倉林明子君 そうなんですね。雇用の維持が最優先ということで、これ見送りということになった経過だと思うんですね。コロナの中で最賃の引上げ、中小企業の事業継続と雇用維持ができなくなると、こういう使用者側の意見というのが採用された結果じゃなかったのかと思うんですね。 二〇一九年、当時の根本厚生労働大臣が委員会の中でこんなふうに説明しています。中小企業の労働コストが増加することで経営が圧迫され、かえって雇用が失われる面があると。こういう認識だ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○倉林明子君 そうなんですね。雇用の維持が最優先ということで、これ見送りということになった経過だと思うんですね。コロナの中で最賃の引上げ、中小企業の事業継続と雇用維持ができなくなると、こういう使用者側の意見というのが採用された結果じゃなかったのかと思うんですね。 二〇一九年、当時の根本厚生労働大臣が委員会の中でこんなふうに説明しています。中小企業の労働コストが増加することで経営が圧迫され、かえって雇用が失われる面があると。こういう認識だ…
○倉林明子君 賃金格差があるから、近傍、要は最高Aランクのところに、静岡から東京に流れ込むみたいな話も以前もあったかと思うんです。要は賃金が低いということが、最低生計費のところでいうたら、必要な額としては地域格差はほとんどないという実態調査もあるわけで、全国どこでも時給千五百円と、これ以上を目指すのが、目指すべき水準としてはここを目指していくべきだということを私は強く申し上げたいと思います。 そこで、何かまた根本大臣の頃に認識戻っちゃっ…
○倉林明子君 フランスなんかでもそうだったんですけど、やっぱり期限を切って、アメリカでもそうでした。期限切って支援ということで賃上げの誘導をしてきたという経過あります。それに、全額全部いつまでもという発想だと、いつまでも支援、大規模な支援にも踏み込めないということでもあります。やっぱり最低賃金千五百円以上というところを世界標準で目指して取り組んでいただきたい。 支援の強化を強く求めまして、終わります。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 矢倉議員が中心となって取りまとめた、昨年八月に安倍前総理に提言をいただいた青年政策二〇二〇にありますように、中間層が豊かさを実感できる社会の構築、ここは極めて重要だという認識をしています。 まず、その提言もあるように、強い経済をつくり上げ、賃上げを通じて皆さんの所得を引き上げていきたいというふうに思います。政権交代以来、毎年二%前後の賃上げを実現をしてきております。新型コロナの中でも、例えば直近の上場企業の経…
○秋野公造君 公明党の秋野公造でございます。お役に立てるように質疑をしたいと思います。 まず、大臣に、雇用促進税制についてちょっとお伺いをしたいと思います。 本法案におきましては、雇用の維持確保を図るために、大企業向けに賃上げ及び投資の促進に係る税制、中小企業向けには所得拡大促進税制、こういった要件を見直しまして雇用の増加を後押しをするということでありますけれども、これが本当にどの程度雇用を増やす事業者のインセンティブにつながっているの…
○国務大臣(麻生太郎君) これは、秋野先生御存じのように、今からポストコロナに合わせて経済構造とかそういったものを転換していわゆる経済の好循環というものを実現するというためには、今雇われている企業への雇用の維持とか生活等の支えというのをしながら成長分野へと円滑な労働移動というか、働いている人が移っていくということに必要な、これは当然のことながら人材投資が必要なので、例えば、そうですね、政府として銀行から他の企業へとか地方へとか行ってもい…
○国務大臣(西村康稔君) お答えを申し上げます。 まず、バブル崩壊後、失われた何年というのもよく言われますけれども、長年のデフレが続いたわけであります。これによって、デフレは物価が下がり続ける、資産も下がり続ける、したがって、投資してもそれがまた下がるということですから、家を買うのも控える、待てば下がる。物の値段が下がるということは、逆にお金の価値が上がるわけであります、もう釈迦に説法ですけれども。預金を増やしていく、現金を持つ傾向にあ…
○国務大臣(西村康稔君) デフレの中で、企業がどうしても利益を上げていくためにコストを削減していく。したがって、多少の利益が上がってもそれを労働に分配するということではなく、貯蓄に回してきた、この流れが大きいと思いますし、私ども、成長と分配の好循環と言っていますけれども、成長の果実をしっかりと賃上げなどで働く方々にも還元し、また税収として上がってきた分、これを社会保障なり弱い立場の方々にしっかりと配分していく、このことが重要だというふう…
○国務大臣(西村康稔君) この間、私ども、先ほど申し上げたように、雇用と所得の環境を改善する、特に賃上げを行うということで、七年連続で最高水準の賃上げを、昨年も厳しい中で、コロナが始まった時期ではありましたけれども、一・九%の賃上げを実行していただいております。 今年も、今まさに真摯な議論が行われているというふうに認識をいたしますが、私どもから経済界、これは総理からも、そして私も直接経団連にお願いをしたところであります。 こういった取組…
○小沼巧君 まさに本質といいますか、方針としてはそういうことを誰もが願っているんだと思っておりますが、冒頭申し上げたように、実質GDPは駄目、トリクルダウンが起こりにくい構造、トリクルダウンが起こるので仮説も駄目、収益上がったとしても労働分配率も下がっちゃうし、賃上げの話ということでありますけれども、結局のところ、バブルが終わった以降伸びてきた勤労者世帯の平均年収には残念ながら至っていないというのがまさにこの現実であると思っております。…
○平木大作君 そうした中で、今、目の前の課題というと、これはやはり賃金の部分であります。 ちょうど今、春闘がいよいよ大詰めの状況ということもございます。先月二十四日に行われました経済財政諮問会議で、菅総理からも改めて経済界に対して賃上げの要請がなされたところであります。ただ、やはり、まさにこの景気、経済の状況がなかなか一様でないという中で、全体的に押し上げるというのが今はなかなか取組としても難しい時期なんだろうというふうに思っています。…
○国務大臣(西村康稔君) 御指摘のように、賃上げのこの流れを継続することが経済回復そして成長軌道に乗せていく大きな鍵だというふうに考えております。デフレも脱却していかなければなりませんので、賃上げの流れの継続、引き続き取り組んでいきたいと考えております。 もう既に昨年末の段階で、経済財政諮問会議においても、総理から経団連中西会長に対してこの賃上げの流れの継続を述べられ、また、私も経団連の役員の皆さんにお願いをしてきたところでありますけれ…
○倉林明子君 この通達出した当初も七割程度だったんですよ、法令違反が。そういう実態は余り変わっていないと。先ほど紹介した事例もそうだけれども、何ぼ通達出したってやね、これ全然改善してへんというのが現状だということを私は言いたいわけです。 そもそも人件費が賄える介護報酬になっていないと、ここが最大の問題。事業所が悪いのかといえば果たして、まあもちろん悪いところがないとは言い切れませんけれども、賄えないという報酬になっているということが問題…
○宮島喜文君 自由民主党の宮島喜文です。 まず、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられました方々に御冥福をお祈り申し上げます。また、病院やホテルで、自宅などで療養されている皆様の一日も早い御回復を願ってやみません。 さらに、病院や保健所など現場で取り組んでおられる皆様、感染防止にたゆまぬ注意を払い、介護や保育の仕事に当たっておられる方々、そして活動自粛の要請に御協力いただいている国民の皆様に深く感謝申し上げます。 それでは、自民、…
○内閣総理大臣(菅義偉君) 宮島喜文議員にお答えをいたします。 事業継続などに取り組む事業者の支援についてお尋ねがありました。 新型コロナの中で事業の継続と雇用の維持に取り組む事業者を支援するために、雇用調整助成金や資金繰りの支援を続けていきます。 また、今回の税制改正においては、いわゆる賃上げ促進税制によって、大企業においては新規雇用を、中小企業においては現在の雇用者も含めた給与総額の増加を促すこととしております。雇用の促進や賃金の改…
○国務大臣(田村憲久君) 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。 昨年、厚生労働大臣に再び就任して以来、感染症対策を始め、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいりました。引き続き、国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、職務に邁進してまいります。 目下の課題は新型コロナウイルス感染症の対策です。 まずは最前線で闘っておられる医療、介護を始めとする関係の方々に心から感謝を申…
○国務大臣(西村康稔君) 経済再生担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣、新型コロナウイルス感染症対策推進に関する事務を担当する国務大臣として、所信の一端を申し述べます。 我が国経済は、感染症の影響により、大変厳しい状況にあります。昨年十―十二月期のGDP成長率は実質で前期比プラス二・八%と、二期連続のプラスとなるなど、日本経済の潜在的な回復力を感じさせる内容となっていますが、経済は依然としてコ…
○田村国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げます。 昨年、厚生労働大臣に再び就任して以来、感染症対策を始め、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいりました。引き続き、国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、職務に邁進してまいります。 目下の課題は新型コロナウイルス感染症の対策です。 まずは最前線で戦っておられる医療、介護を始めとする関係の方々に心から感謝申し上げるとともに…
○菅内閣総理大臣 前の安倍政権時代、私は官房長官でありました。そういう中でも、経済の好循環を実現をしていく、そのためには最低賃金の継続的な引上げが必要だ、私ども、第二次安倍政権をつくってから、私自身も、地方の所得を増やして消費を拡大するためにはどうしても最低賃金が必要だという考え方の下に、懸命に取り組んできました。そして、雇用にも配慮しながら、賃上げしたい環境をつくって、継続的な引上げとして早期に千円を実現したいという思いであります。先…
○前原委員 国民民主党・無所属クラブの前原誠司です。 私は、会派を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 我が国は、急速に進行する人口減少と少子高齢化、コロナ禍で更に悪化した莫大な財政赤字という深刻な構造問題を抱え、一人当たりのGDPや国際競争力も低下の一途をたどっています。この三十年間の国家予算を比較しても、歳出が増えたのは社会保障費と国債費のみで、教育や科学技術費、防衛費、公共事業費などはほとんど増えてお…