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第210回 衆議院 財務金融委員会 第3号

○黒田参考人 日本銀行といたしましては、金融緩和を継続することによって経済活動をしっかりと支えて、企業が賃上げをできる環境を整えて、賃金の上昇を伴う形で物価安定の目標を持続的、安定的に達成することを目指しております。 その上で、政府がいろいろ取っておられる政策について個別に申し上げることはちょっと差し控えたいと思いますが、賃上げ税制の拡充であるとか、その他様々な施行をされておられまして、そういったことが全体としての賃金を三%引き上げるか…

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○参考人(黒田東彦君) 御指摘のこの共同声明以来実施しております大規模な金融緩和が経済、物価の押し上げ効果を発揮してきたことは確かでありまして、物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなりました。 日本銀行でも、昨年三月の点検で確認いたしましたとおり、大規模な金融緩和が行われなかった場合と比べますと、この間の実質GDPは平均プラス〇・九から一・三%程度押し上げられ、消費者物価の前年比は平均プラス〇・六から〇・七%程度押し上げら…

鈴木俊一 の発言をすべて見る →自由民主党財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○国務大臣(鈴木俊一君) 人件費、賃上げについての御意見を伺ったところでございますが、賃上げは、成長と分配の好循環により持続的な経済成長を実現するために不可欠な取組であると認識をいたしております。 政府としては、成長分野における大胆な投資の促進によりまして生産性と賃金の高い産業、企業を創出するとともに、こうした成長分野への円滑な労働移動を人への投資の強化と一体的に進めることで構造的な賃上げを実現してまいりたいと考えております。 その上で…

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○浅尾慶一郎君 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、今のいわゆる労働市場を見ますと、非正規の方の方が正規よりも賃上げ率が高い。具体的に言うと、例えば観光バス、まあしばらくコロナでなかなか大変だった状況でありますが少しずつ戻ってきている、そこで観光バスのドライバーが足りない、それで非正規の人を雇うと正社員よりも高い給料がもらえると。これは、そちらの方が完全に市場型になっているので高い給与になっているということでありまして、例えばこの、…

鈴木俊一 の発言をすべて見る →自由民主党財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○国務大臣(鈴木俊一君) これまでも、先ほども申し上げましたが、令和四年度の税制改正で賃上げ税制の大幅拡充をいたしました。そして、先生御指摘の公的価格、あるいは介護報酬、診療報酬による、方々に対するですね、公的価格による賃金の引上げ、一応三%相当額を目標に措置もさせていただいたところでございます。 このほかにもいろいろ示唆に富むお話もいただいたところでありまして、今後の経済対策、内閣府でつくっていくわけでありますけれども、一つの参考とし…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 おはようございます。立憲民主・社民の柴です、柴愼一です。よろしくお願いいたします。 議題であるいわゆるFRC報告について重要だというふうに思いますが、私からは、今の日本社会が直面する課題、物価高への対応に当たっての賃上げに向けた対応について申し上げたいというふうに思います。 アベノミクスで目指してきた二%の物価目標ですが、物価目標、日銀の金融政策では実現しなかったものが現在のコストプッシュ型の物価高騰によって起こっています。…

鈴木俊一 の発言をすべて見る →自由民主党財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○国務大臣(鈴木俊一君) 柴先生がただいまお触れになりましたとおり、我が国では、一九九〇年代のバブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレによりまして、企業は投資や賃金を抑制をし、消費者も将来不安などから消費を減らさざるを得ず、結果といたしまして、需要が低迷をする、デフレが加速をする、企業が積極的に賃上げを行う環境が整わないということが続いたと考えております。 アベノミクスによりまして、デフレではない状況をつくり出しまして、二%程度の賃上…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 ありがとうございます。 失われた二十年がもう三十年というふうになっていますが、この間、バブルの後遺症、デフレからの脱出に向けて各企業が人をコストとして扱い、働くことの価値をおとしめてきたんだということ、就職氷河期もあり正社員の採用が極端に減ったと、子供の将来の夢が正社員というふうに言われていた年もあったというふうに記憶しています。多様な働き方という名の下に、非正規化、派遣労働の範囲を拡大し、人を安く便利に使ってきたことが日本…

三浦章豪 の発言をすべて見る →内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○政府参考人(三浦章豪君) お答え申し上げます。 コストプッシュ型の物価上昇が続く中、政府としては、来春の賃金交渉に向けて物価上昇を特に重視すべき要素として掲げ、これに負けない対応を労使に強くお願いしているところでございます。このため、民間企業の賃上げを支援する観点から、価格転嫁対策や中小企業の支援などに万全を期してまいりたいと考えております。 この際、賃上げ自体は、各企業の状況に応じて、御指摘のとおり、個別に労使が交渉し、合意した上で…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 賃金の引上げ、賃上げには様々な方法があります。労使も様々工夫しながらやっているということですが、年収ベースを上げるだけなら、一時金、ボーナスの改善でもそれが果たせます。しかし、今実現しなければいけないのは、ベースアップ、基本給の引上げだというふうに思いますが、そのような認識でよいか確認させてください。

三浦章豪 の発言をすべて見る →内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○政府参考人(三浦章豪君) 経団連が言っているように、経団連のように、ベースアップを中心とした積極的な賃金水準の引上げを働きかける動きがあることについては政府としても前向きに捉えているということでございます。 一方、賃上げ自体は、各企業の状況に応じて個別に労使が交渉し、合意した上で決定されるものであると、また、足下の物価上昇に対して賃金の総額の引上げも重要であるということから、物価上昇を特に重視すべき要素として掲げて、これに負けない対応…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 まあ、いろいろ言われて具体的にちょっとよく分からなかったんですが、文脈としては基本給の引上げが必要だというふうに思います。 労使交渉に携わってきた者としては、経営者は固定的な費用となる基本給の引上げには極めて慎重です。一時金、ボーナスは業績によって増減をしますが、基本給というのは増減するものではなく、今年調子悪いんで基本給下げさせてくれということはなかなかできないという固定的な費用となります。 バブル崩壊以降では、業績の向上…

蓮井智哉 の発言をすべて見る →経済産業省大臣官房審議官2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○政府参考人(蓮井智哉君) お答え申し上げます。 御指摘ございました賃上げに係る税制に関する最新の適用実績、これは令和二年度の実績になりますけれども、こちらにおきまして、大企業と中小企業を合わせまして、件数約九万九千件、金額は約一千六百五十億円の適用実績となってございます。 御指摘のとおり、賃上げは税制のみならず企業収益や雇用情勢等に影響を受けるものでもございまして、税制の効果だけを取り出して経営者の賃上げ判断への影響を被ることですとか…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 全く効果がなかったとは言っていないんですが、実際にどれだけの賃上げの効果があったのかというのは非常に分かりにくいんだということだと思います。 そして、賃上げがされている実態があったとしても、昨今の人材確保難もあって、初任給を中心に若年層の賃金引上げが中心となっているんじゃないかと。子育て世代や教育費負担の多い世代への賃金改善が置いていかれているという状況だと思っています。現在の物価高への対応に当たっては、若い人から中高年まで…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 ですから、結果論として給与総額が上がった、後出しにならないように、本来であれば、今回の春闘交渉、春の交渉の段階でそういう取組をして賃上げしたんだということを宣言させるというのが本当だったのかなというふうに思います。 これまでも様々な措置を講じてきたことは認めつつも、結果としては実質賃金は下がっている状況を脱していないということ。令和四年度改正の議論を横目ににらみつつ展開された今年の、二〇二二の春季生活闘争の妥結結果でその効果…

鈴木俊一 の発言をすべて見る →自由民主党財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○国務大臣(鈴木俊一君) 賃上げにつきましては、先ほど来御答弁をさせていただいておりますが、成長と分配の好循環を実現していくために不可欠なものであると、そういうふうに考えております。 そして、もう既にお話にありましたけれども、令和四年度税制改正におきまして、賃上げ税制について、二年間にわたりまして企業の税額控除率を大幅に引き上げることといたしました。そしてまた、一定規模以上の大企業につきましては、従業員への持続的な還元などマルチステーク…

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 ありがとうございます。 令和四年度、今のこの措置の状況を見てから次の手を打つということでは、来年の春闘終わった後になっちゃうわけです。その状況を見てから次の手を打つのでは、まさにこれから始まる春闘の労使交渉を後押しすることができないということです。目指す賃上げが一年遅れることとなってしまいます。早急に検討に着手する必要があると思いますが、大臣、いかがでしょうか。

鈴木俊一 の発言をすべて見る →自由民主党財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたけれども、今の税制、この賃上げ税制、令和四年度税制改正において、二年度、二年間にわたって行うという租特の措置でございますが、先ほど申し上げましたとおり、租特措置につきましては不断の見直しを行っていくべきものであります。必要性、それから政策効果、それを見極めながら必要な見直しを行っていくというのが政府の基本的な考え方であります。

柴愼一 の発言をすべて見る →立憲民主・社民2022/11/17

第210回 参議院 財政金融委員会 第4号

○柴愼一君 資産所得ゼロの人を幾ら倍にしてもゼロはゼロと。翻って、富裕層の資産所得を倍増しては格差は広がるばかりだということで、絶対に容認することはできないというふうに思いますが、金融所得課税の強化を前提として、賃上げ促進などの分厚い中間層の再構築を通じて、より幅広い層の安定的な資産形成を図っていく、日本経済の成長の果実をより多くの人が享受できる、そんなプランとすることを求めておきたいというふうに思います。 続いて、政府が進めてきた、今…

第210回 参議院 法務委員会 第7号

○仁比聡平君 給与法関連の、裁判所の報酬法、検察官俸給法の質問ですが、今回の法案は、若手、特にですね、特に若手、五年目までの裁判官や検察官のお給料を上げようというもので、賛成です。 ただ、僅か四百円とか、そういうことですからね、上がるのが。これは、今の御苦労や、それから抜本的な賃上げがこの日本社会に求められているということを考えても、これは私はもっと抜本的に引き上げるべきものだというふうに思っております。 関連して、最高裁の概算要求、来…