第212回 参議院 予算委員会 第4号
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず一言。 大増税が後で待っているという御指摘がありました。 これ、防衛力の強化、これは国家的な重要な課題だと思っていますが、防衛力の強化のこの支えとなるこの財源の問題については、これは既に申し上げておりますように、まず、この税制措置を行う時期についても、令和九年度に向けて複数年でこの税額を積み上げていく、その際に、賃上げそして経済に十分配慮してタイミングを考える。そして、内容についても、御案内のとおり、こ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず一言。 大増税が後で待っているという御指摘がありました。 これ、防衛力の強化、これは国家的な重要な課題だと思っていますが、防衛力の強化のこの支えとなるこの財源の問題については、これは既に申し上げておりますように、まず、この税制措置を行う時期についても、令和九年度に向けて複数年でこの税額を積み上げていく、その際に、賃上げそして経済に十分配慮してタイミングを考える。そして、内容についても、御案内のとおり、こ…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この資料ですが、これパーセンテージをお示しいただいていますが、これ、この間、一九七〇年以降、やはり東京を中心とした関東圏の伸びが大きかった、結果として、関西圏のシェア、これが相対的に低下したものであると承知をしています。 いずれにせよ、この二〇二五年大阪・関西万博を機に、関西経済のみならず日本全体で、インバウンドですとか新しい技術、サービスによる良い経済効果をもたらせるよう努力をしていかなければならないと思…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 経済効果については、これGDPを、実質GDPを十九兆円程度、三年間の単純平均で年成長率換算一・二%押し上げる効果があると見込んでおります。今回の対策に基づく財政出動を通じて直接的にGDPを押し上げる効果を試算したものですが、これ、要するに、この経済対策の目標は、たちまちはこうしたGDPを押し上げる効果、これを期待したいと思いますが、その後に向けて構造的、持続的な賃上げを伴う経済成長を実現していくのがこの経済…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基金については、その現状、効果、これを絶えずしっかり検証しながら必要性について考えていく、検証していく、こういった姿勢は重要だと申し上げてまいりました。そのように対応したいと思います。 その上で、補正予算において、基金、大きく、多く盛り込まれているのではないか。これはまさに、今回の経済対策の最も大きな柱である賃上げの原資となるこの企業の稼ぐ力、供給力の強化を、今この強化していくために必要な施策として必要な基…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 予備費、これは予見し難い予算の不足に充てるために設けられた制度です。そして、これまで、新型コロナや物価高、物価高騰など、予測困難な事態に機動的に対応するための万全の備えとして予算計上してきたものであります。 そこで、そして、今回の補正予算においては、従来の新型コロナ及び原油価格・物価高騰対策予備費を原油価格・物価高騰対策及び賃上げ促進環境整備対応予備費に見直すことになりました。これは、要は重点化が基本的な考…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 想定している具体的な内容、予備費というのは予期できない事態に機動的に対応するためのものであります。想定されるものがあるのであるならば、具体的な予算の項目として挙げるべきだと思います。 しかしながら、こうした原油価格、物価高騰、そして賃上げにつきましては、当然のことながら、この世界的なエネルギー危機を始め、外生的な要因が互いに関与してくることが想定されます。そういった予期せぬ事態に対応するための予備費であると…
○国務大臣(鈴木俊一君) 予備費のその具体的なものとして何が考えられるかという御質問でありますが、対象となり得るものとしては、例えば、中堅・中小企業の賃上げの環境整備や人手不足対応、生産性向上への支援などに関する事業が考えられますが、具体的には、価格転嫁の円滑化に係る事業に必要となる経費や人手不足に悩む中小企業に対する省力化投資への支援に必要となる経費などが想定されると思います。 ただし、総理も御答弁されましたとおり、実際に本予備費を使…
○小沼巧君 財務大臣から一つの項目がありました。それ、やったらいいんじゃないでしょうか。予備費の金額をこれから削って、今の賃上げ対策や物価高対策の補正予算案に事業として計上した方がいいんじゃないでしょうか。
○小沼巧君 予備費の存在自体は我々も否定するものでは決してありません。そこは誤解なさらないでください。 我々は今補正予算案を審議しているわけであります。賃上げ対策とか様々ありました。ほかにも、衆議院の議論だというと、例えばあれですよね、給食費の無償化、四千億円ぐらいでやれるという試算があります。あるいは、ゼロ歳児から二歳児の保育料の無償化、これ大体七千億円ぐらいでできるというような議論があります。物価高とかそういった状況あるからこそ、そ…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 財務大臣からは、今後、予期せぬ事態、様々なものが起こり得るということを申し上げたわけであります。現実問題、原油価格、価格高騰、さらには賃上げにおいて、今後外生的な要因も多分にあるわけですから、予期せぬ事態、起こることは備えておかなければならない。この予期せぬ事態にも機動的に柔軟に対応できるための予備費であります。 これ、先ほども申し上げましたが、事前にこういった予算が必要だと分かっているのであるならば、おっ…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) いや、三十日間すら耐えられないとおっしゃいましたが、三十日間も含めて、こうした物価や原油価格や、そして賃上げに向けて機動的に対応するその備えを、この金額も減額した上で、絞った上で用意をしている、この補正予算であります。これは、この目の前の対応だけではなくして、先ほど申し上げたように、来年以降のこのデフレ脱却、これに向けても重要な意味がある補正予算であると考えています。 こうした様々な備えを用意することによっ…
○小沼巧君 それでは具体的な賃上げ対策とかだったりに積んでおけばよかったじゃないですかということは私の指摘でありますので、そこは誤解なさらないようにお願いいたしますね。 さて、財務大臣に聞いていきたいと思いますが、今回、直近の特徴としては、会計検査院が会計検査、予備費の会計検査やりましたね。 まず、御確認、事実関係なんですが、財務省及び財務大臣は、予備費に絞った区分管理は実務上の課題があって慎重に検討だという答弁を繰り返して聞いていまし…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、二つの約束は変わりはないのかという御質問ですが、一つは、この財源確保に当たって賃上げと歳出改革によって実質的な国民負担の軽減効果を生じさせ、その範囲内で支援金制度を構築することによって実質的な追加負担は生じないということ、そしてもう一つが、消費税など、子ども・子育て関連予算充実のための財源確保を目的とした増税は行わないということ、この二つの方針、これは変わっておりません。堅持をいたします。 そして、三…
○牧山ひろえ君 三・五兆円ですよ。少なくとも現段階では財源確保できるであろうとする説得的な材料は提示されていませんので、よろしくお願いいたします。 さて、総理は、賃上げによって国民負担を軽減させる効果を生じさせた上で、その範囲内で支援金を徴収する、だから国民に実質的な追加負担は生じないと説明されています。賃上げによって国民の負担が変わるとされますが、それはどうやって計算するんですか。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今も申し上げましたが、基本方針として、賃上げと歳出改革によって実質的な国民負担の軽減効果を生じさせて、その範囲内で支援金制度を構築する、こうした支援金制度と既存のこの予算の活用と歳出改革、この三本で財源を確保するということを申し上げています。 どうやって計算するのかということでありますが、基本方針に基づいて、今まさに具体的な制度設計をこども家庭庁において行っているところです。是非、この年末に向けて、先ほど言…
○牧山ひろえ君 今のですとあやふやで、余り答えになっていないです。 つまり、今期の賃上げによる国民の給与所得の増加分が支援金徴収の上限となるということですか。民間企業の就労者の頑張りでせっかく実現した賃上げ分を間接的であっても取り上げる、トンビが油揚げをさらうようなことにはなりませんでしょうか。
○国務大臣(新藤義孝君) そこはとても重要なところだと思うんです。それで、総理が申し上げている話は二つの要素があるというふうにお考えいただきたいと思うんです。 賃上げによってこの経済を強化する、それによって国民の総所得が増えます、これが分母です。そして、その国民の総所得に対して社会保障の負担がどのぐらいあるか、これが国民負担率です。ですから、賃上げによる国民負担を上げないというのは、これは総所得を増やすことによってこの負担率を上げないと…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問は、賃上げによって負担率を下げることによって財源を賄うのではないかということでありますが、今、新藤大臣からも申し上げたように、賃上げと歳出改革、これを共に進めることによって国民のこの実質的な負担を生じさせないようにする、こうした説明をさせていただいております。これ、共に進めることによって、実質的な国民負担の軽減効果、これを生じさせて支援金制度を構築する、こうしたこの考え方に基づいて今具体的な制度設計を…
○牧山ひろえ君 聞けば聞くほど分かりづらいんですけれども、賃上げすれば所得税は上がりますよね。賃上げ分から捻出してしまうと更に損してしまうような気がするんですけれども。 ちょっと時間がないので次へ移りますが、パネル四お願いします。 不登校、いじめ、虐待のいずれにおいても、昨年度過去最多と、更新しています。これらのいずれにしましても、やはり早期発見、早期対策が鍵となります。 そのための第一優先は、教員など子供をケアする人員を増やして、子供…
○石橋通宏君 総理、今こそ総理のリーダーシップで、こういった本当に命が失われているところ、日本が支援を差し伸べるべきだと思います。期待したいと思います。 時間なくなりました。最後に、パネルをせっかく用意をさせていただきました。(資料提示) 総理、今回の補正予算も含めて、総理、賃上げ、ただ、現実として、日本は一九九七年から実質賃金の低下、下落の一途です。直近では十八か月連続して下がっています。総理、総理の総理大臣としての施政の中で実質賃金…