第154回 参議院 経済産業委員会 第3号
○簗瀬進君 それでは、話題を変えまして、先ほど与党議員の質問の中にもございましたが、知的財産戦略についての質問をさせていただきたいと思います。 今、一時間にわたって私どもも今の日本の厳しい状況についての議論をさせていただきました。実は、一九八〇年代のアメリカ、先ほども触れられておりましたけれども、大変な危機感に、ある意味では日本以上の危機感をアメリカは持っていたかもしれない。アメリカは、やっぱりトップランナーとしてずっと世界を引っ張って…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○簗瀬進君 それでは、話題を変えまして、先ほど与党議員の質問の中にもございましたが、知的財産戦略についての質問をさせていただきたいと思います。 今、一時間にわたって私どもも今の日本の厳しい状況についての議論をさせていただきました。実は、一九八〇年代のアメリカ、先ほども触れられておりましたけれども、大変な危機感に、ある意味では日本以上の危機感をアメリカは持っていたかもしれない。アメリカは、やっぱりトップランナーとしてずっと世界を引っ張って…
○簗瀬進君 実は、知財戦略会議についてはもう私どもの二〇〇〇年六月の民主党の提案の中にありますので、それを実現をしていただいて大変ありがたいなと思うんですけれども。(「パテント取っておけばよかったのに」と呼ぶ者あり)そうですね、登録しておけばよかったなと。やっぱり選挙をしておりませんから駄目でしょうか。 それで、ちょっと視点を変えて、特許庁の長官お見えになっていますか。特許庁長官か特許庁の関係者にちょっと。 我が国は、高度な技術を持って…
○簗瀬進君 ちょっと質問通告にはないんですけれども、分かったら教えていただきたいんですが、半導体の現在の日本のシェアというのは何%ぐらいになっていますか。
○簗瀬進君 経済産業省分かりませんか。──じゃ、結構です、後で。 たしか、もう五六%がもう頂点だったんですよ、一九八六年ぐらい。だけれども、どっと下がってきて、今はもう二〇%たしか切っていますね。もう一〇%も切るんじゃないのかと。やっぱりもうアジアの追い上げというのはすごいですよ、そういう状況になっている。 半導体よりももう一つレベルの高いこのいわゆるシステムLSIでもこのような状況だということは、やっぱり我々は、そんなに日本は高い技術…
○政府参考人(及川耕造君) 先ほどと同じように九八年で申し上げますと、この分野では日本はかなり健闘いたしておりまして、米国が約二百二十件でありますのに対して、日本は約八百五十件に達しております。また、個別事例で御案内のカーボンナノチューブが大変有名でございますけれども、これは飯島先生が基本特許に近いものを取得しているのではないかというふうに言われております。 なお、先ほど先生からお尋ねございました半導体の二〇〇一年のシェアでございますけ…
○簗瀬進君 次に、日本のこの知的財産権のカタログというようなものを挙げてみますと、先ほどから話に出ている著作権、特許権あるいは実用新案権、意匠権、商標権、それから半導体回路パターンとか不正競争防止法のトレードシークレットとか、もういろんなところに散らばっているんですね。それぞれについてそれぞれの法律がある、またそれぞれについてそれぞれの役所があると、例えば農水省の関係もあれば、厚生省の関係もあると。 こういうふうに考えてみますと、やっぱ…
○大臣政務官(松あきら君) 小林先生は、先ほど御自身でもおっしゃっておられましたように、IT関連の企業を経営なさっていらしたということで専門家でいらっしゃいますので、何か私がお答えするのも申し訳ない気がいたしますけれども、お役目ですのでお答え申し上げたいと思います。 我が国におきますIT化の取組といたしましては、昨年一月、e—Japan戦略を策定いたしました。これは先生御存じだと思いますけれども、二〇〇五年までに世界最先端のIT国家とな…
○本田良一君 たまたまこれはここに、委員会に今日来るとき、こういう題がありました。ああ情けない、国にすがり付く半導体メーカーと。半導体がそんなんですね。だから、ここで両先輩が私にそんなもので質問するようじゃおまえも駄目だと言われましたが、もっと高度な経済学か何かの本でやらなくちゃいかぬだったんでしょうけれども。そういうことでいよいよ、いよいよこういうふうに書かれ出したということです。いよいよ企業経営者は書かれ出したということですね。 次…
○魚住汎英君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る二月十九日から二十一日までの三日間にわたって、勝木会長、北岡理事、鶴保理事、内藤理事、日笠理事、西山理事、島袋理事、山東委員、松山委員、榛葉委員、私、魚住の十一名は、熊本県及び福岡県において、経済、雇用対策及び社会保障等に関する実情について調査してまいりました。 以下、調査の概要を申し上げます。 まず、熊本県について報告いたします。 本県は、「創造にあふれ、〝生命(いのち)が脈打つ〟くま…
○塩川国務大臣 今でも、各産業、各分野にわたりまして、相当な余剰施設を持っているんじゃないでしょうか。それが、企業にとりましては不良資産になってきますよね。銀行に対してもそれは非常に重荷になってきておる。その整理、つまり、過剰設備を整理していかないと、新しい事業に展開できないというのが各企業の悩みだろうと思っております。もちろん、重厚長大産業もそうでございますこと当然ですけれども、最近におきまして半導体関係の分野におきましても非常に過剰…
○富田公述人 御指名をいただきました野村総合研究所の富田俊基でございます。 日本経済と財政運営のあり方につきまして意見を申し述べさせていただきます。お手元の資料もごらんください。 国債は、将来の税収を担保に発行されており、国内では利払いと償還が確実な唯一の金融資産であります。国債以外の他のすべての金利は、最も信用力が高い国債の金利に信用リスクを上乗せして決まっております。現在、日本国債十年物の金利は一・五%程度で推移しております。歴史を…
○参考人(青木健君) 中国の福建省、経済特区を数多く設置して、外国企業を呼んで経済発展をしたということは事実なわけですね。中国の場合なんかは、それによって、それは一つですけれども、三つの産業集積地域を形成したというふうに言われております。 それで、一つは、今おっしゃられました華南、広東省の珠江デルタですね。それはパソコンだとか複写機、家電などの労働集約的な輸出向け電機産業をそこで育てたということ。それで、二つ目の産業集積地域、浙江省、江…
○竹中国務大臣 これは私ではなくて平沼大臣にお答えいただくべき問題なのかもしれませんが、重要な点は、例えば、新しい産業がなかなか生まれてこない、百二十万人の人が今企業をスタートアップさせたいと思っているんだけれども年々十八万人しか出てこない。そのための仕組みをやはりどんどんつくっていきたい、そういった創業者にとっての夢のある環境をつくっていきたい。これは、そのための規制の改革でありますとか制度の整備は、骨太の方針なんかでも我々かなり熱心…
○杉山政府参考人 お答え申し上げます。 業種ごとというのは具体的にはなかなか難しいわけでございますが、一つ、例えば、創業でありますとかあるいは経営革新というような面におきましては、私どもは、いわゆるIT産業だとか特殊な半導体といったような、ぴかぴかの、いわゆる超先端企業というものだけを対象に考えるということではなくて、幅広く、すそ野の広い中小企業の方々、これはサービス業もございましょうし、あるいは、既存の技術あるいは商品を新しいビジネス…
○藤木委員 実は、私も新聞報道を見まして、九月末に地元の伊丹製作所を調査してまいりました。 伊丹製作所の事業内容というのは、粉末合金、焼結製品、特殊金属線、電子部品、合成ダイヤ、化合物半導体等の製造というふうになっているわけですけれども、伊丹製作所の説明によりますと、調査時点の最大データでは、揮発性有機化合物のトリクロロエチレンが地下水で一千三百九十ミリグラム、土壌で二百三十二ミリグラム、テトラクロロエチレンが地下水で〇・三七ミリグラム…
○小沢和秋君 日本共産党を代表して、雇用対策臨時特例法案について、小泉総理並びに坂口厚生労働大臣に対し、質問いたします。(拍手) 質問に先立ち、本日夕方、小泉内閣が、アフガニスタンへの戦争を行っている米軍を支援するため、自衛隊を海外派遣する基本計画を閣議決定しようとしている問題で一言申し上げます。 計画は、米軍艦船への燃料補給、物資や兵員の輸送などを盛り込み、派遣規模は護衛艦、輸送機など千五百人に上り、その活動範囲はアラビア海やペルシャ…
○松岡滿壽男君 製造業の就業者数がこの八年間で二百五十万人減っているんですよ。失業の原因というのは、その部分が非常に大きいと私は思うんですね。新しい産業を起こすのは非常に難しい。ましてや、日本は物づくり、これ非常に大切だと思うんです。だから、物づくりがおかしくなった国というのはやっぱりおかしくなっていくんですね。 ただ、アメリカは物づくりから離れてきているけれども、飛行機とか兵器とか持っている。しかし、日本は何があるんだろうかということ…
○国務大臣(尾身幸次君) 森内閣のときに幾つかのIT問題についての進展がございまして、一つは沖縄サミットにおけるIT憲章でございます。それからもう一つは昨年のIT基本法でございまして、この二つによって日本のIT政策は大きく進展したというふうに考えております。 昨今、いわゆるITバブルがはじけたというようなふうに言われておりまして、半導体の市況が非常に悪化した。そういう点で、IT関係の企業が非常に経営がきつくなっているというのも事実でござ…
○田中(慶)委員 あなたの認識、金融機関に対する認識は若干違うと思いますよ。 今、金融機関は、はっきり申し上げて、都銀と地銀と信金含めてみんな同一条件でやっているんです。BIS規制によって、自分たちの資産といいますか、不良債権、こういうものに対する厳しい国からの指導があるものですから、お金が貸したくても貸せないんですよ。ですから、保証協会も含め、銀行も含めて、貸し渋り、貸しはがしをしているのが実態なんです。 あなた、そういうきれいごとを…
○田中(慶)委員 やっているということはわかりますけれども、やはり何でもタイミングの問題です。事が既におかしくなってからそれをやってもしようがない。 独禁法というものがあって、法律が悪いんだったらそれを立法府として我々は直さなければいけないし、あるいは、今ガイドラインの問題も言われました。しかし、そういうガイドラインをつくっても、みんなまたくぐってやっているんじゃないですか。日の当たるところ、陰の者と言われました。中小零細企業の人たちを…