第87回 衆議院 決算委員会 第9号
○春田委員 空き家数が一万二千百十六戸あるということでございますけれども、その理由はどういう理由なんですか。
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○春田委員 空き家数が一万二千百十六戸あるということでございますけれども、その理由はどういう理由なんですか。
○渡辺参考人 先ほども職安局長が申し上げましたように移転就職者のためにこの住宅があるわけでございます。したがって、その移転就職者が住宅に入りたいという場合にある程度空き家がないといけないということはあろうかと思います。ただし、建って間もない住宅につきましては入居率が悪い場合がございます。それは私どもといたしましては、安定所でございますとかあるいは関係の地方公共団体でございますとかそういったところにお願いをして、PRをして、よく入っていた…
○春田委員 資料をいただいておりますけれども、一万二千百十六戸のうち二Kが九千八百十四戸、二DKが千八百十七、三DKが四百八十五という形になっておりますね。この数字からすれば建ったところは非常に少ないのでございまして、いわゆる狭い二K等が、二Kは五十年ぐらいでやめておりますけれども、こういうところがあいておるという感じになっておるわけでございまして、決して新しいところが入ってないということじゃないと思うのです。この問題、後に私質問いたし…
○春田委員 要するに、これは予算の枠がありまして、事業団もできないと思うのです。 そこで、大臣にお尋ねしますけれども、こういう要望が非常にきついわけです。そういう点で、予算の範囲内で事業団はそれなりの努力をなさっていると思いますけれども、いかんせん決められた予算でございますからできない、一年で二百戸、こういう形になるわけですね。ところが、全体で約八万六千戸あるのです。いま実際に約一万戸あいているわけですから、これは今後相当あいていくのじ…
○松尾会計検査院説明員 昭和五十一年度建設省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を説明申し上げます。 検査報告に掲記いたしましたのは、不当事項十一件、意見を表示しまたは処置を要求した事項三件、本院の注意により当局において改善の処置を講じた事項二件及び特に掲記を要すると認めた事項二件でございます。 まず、不当事項について説明いたします。 検査報告番号五〇号から六〇号までの十一件は、公共事業関係補助事業の実施及び経理が不当と認められ…
○松尾会計検査院説明員 お答えします。 住宅公団につきましては従来いろいろ問題がございまして、いわゆる不当事項とか改善を要求する事項、改善の意見を表示する事項というような事態のほかに、いろいろ問題がございまして、未利用地の問題、これは保有している土地が利用されていないという問題でございます。それから新築空き家、これは新築しまして入居者を募集しましたがふさがらないという事態、それから未募集新築住宅、これはせっかくつくりましてもまだ募集に至…
○馬場(猪)委員 空き家だとか未募集だとか、いろいろいま言われましたけれども、前段に書いてあります、まず第二期住宅建設五カ年計画についても問題があるという指摘をされております。これによりますと、特に住宅難世帯が非常に多い大都市においては、たとえば東京都においては四九・五%、あるいは大阪においても四九%、神奈川県においては五七%というように、大体半分程度しか公的住宅、いま言われた公団、公社あるいは府県営といったものを含めて非常に進捗率が鈍…
○澤田(光)参考人 五十年、五十一年、五十二年も多分にそうでございますけれども、公団にとりましては非常に緊急事態でございました。 そこで、まず何が緊急かと申しますと、土地の問題もございますけれども、主として空き家が多発した。したがいまして、それから建設するものは空き家を出さないようにしなければいけない。空き家が出ます原因には、先ほどから申しておりますように、高、遠、狭の話がございまして、なぜ遠くへ行かなければならないかなんという話もござ…
○馬場(猪)委員 いま五十一年度を申し上げましたけれども、五十二年度も非常に繰越額が多い。去年の決算のときにもやはり繰越額が多かったと思うのです。不用額も多かったのですね。これは三年も四年も同じ状態が続いているのですね。ということは、それだけ不用額も多いということは予算に計上して使わないわけですから、水増し予算になるわけでしょう。そういう傾向が三年も四年も続いているのは、どうもやはり腑に落ちないのですよね。 ですから、空き家が多くてそれ…
○馬場(猪)委員 なおそういう目標率達成の努力、それから不用額だとかあるいは繰り越しをできるだけ少なくする努力を続けていただくと同時に、いまも空き家の話が出ましたけれども、この空き家がまた、主として大都市近郊のむしろ非常に住宅に困っていらっしゃる家庭が多い地域にわりに多いわけですね。国全体で、これは公団だけじゃなしに、ここに指摘してあるとおり、北海道ほか九県の公営住宅の空き家二千百五十三戸とか、あるいはまた長野県の公社等における千三百二…
○救仁郷政府委員 最近に至りまして、御指摘のとおり、公的住宅にも空き家が非常にふえてまいっております。この原因につきましては、やはり基本的には、先日発表されました住宅統計調査におきましても、住宅の数が世帯の数を相当上回ってきたというバックグラウンドがございます。もちろん、その質は、私どもが考えております目標よりはるかに低いものでございますので、質の向上はこれから図らなければならないわけでございますが、量的には少なくとも住宅数が世帯数を上…
○馬場(猪)委員 大阪で大体六%ですか、公的住宅。東京で四%ぐらいですか、空き家率というのは。いま言われたように、量から質へ転換したというのは、これは急にいまなったわけではなしに、もう少なくとも十年以上前から質的向上が言われておった。それがさらに強く言われるようになったのは石油ショック後なんです。ということになると、石油ショック後でも、もうすでに六年たっているのですよ。その間、見直しをせずに同じようなベースでやってこられたわけですか。
○馬場(猪)委員 特に公団は規模が大きいものですから、未募集と空き家、いわゆる新築空き家を入れて約三万戸近くで、約三千億近い財産が寝てしまっておるわけでしょう。これだけ量的には充実されたとしても、まだまだ質的な面を考えると住宅施策は否定できないと思うんです。そういうときにこれだけの住宅が、いわゆる投資効果のあるようなやり方ができておらないということに対して、公団としては具体的にどういうふうな対策をおとりになっておりましょうか。
○馬場(猪)委員 確かにいただいた資料でも、五十二年度末の四万五百三十八が五十三年の七月では三万九千七百六十七、そして五十三年の十二月に三万八千四百四十六と徐々には減っていっておりますが、しかし一方では、ここに指摘してありますように未入居や未募集のところにさらにまた発注されておるのが十二万五千百九十戸もあるわけでしょう。そうすると、古い方の空き家はそのままずっと利用できないような状態のまま依然としてある。せいぜい千戸か千五百戸程度は減っ…
○渡海国務大臣 いま御指摘のとおり、その当時のことを大臣はわからぬだろうということでございますが、私勉強さしていただきまして、建設省、この間において手を打たなんだかということを聞きましたところ、一昨年建設省内におきまして、事務次官を長といたしまして公団住宅問題対策委員会というものを設置いたしまして、これの解消策のための基本対策方針というものをつくらせていただきまして、公団に指示をいたした。その基本的な対策は、住宅需要に応じた魅力ある住宅…
○馬場(猪)委員 だから、当時のことは御存じないにしても、傾向としては四十六年ごろから空き家率がぼつぼつ出だして、四十八年の石油ショックからだんだんひどくなった。そうしたら少なくとも一年、二年のうちに、五十年ごろからいまの対策委員会をおつくりになっていたら時代に敏感にということになりますけれども、その間四年もおくれて出発なさっている。これは建設省の方も遅いとお思いになりませんか。 同時にまた、建設省から言われようが言われまいが、公団とし…
○澤田(悌)参考人 確かにお話のように、いまから振り返ってみますと、昭和四十年代の後半には少し空き家が出始めておる、そういう兆しがあったと認めざるを得ないと思います。ただ、それが非常な経済の激変を背景にしておるという状態でその傾向を的確につかめなかったということはあろうかと思いますけれども、五十一年度に入りますと、この空き家問題が非常に顕著になってまいります。そこで非常に大きい関心を持ってこれに対応したわけでございますが、おっしゃるよう…
○馬場(猪)委員 空き家ができたり未利用ができたりという原因の中に一つ遠というものがありますね。その遠の中で土地取得の問題が非常に大きな問題にもなっているのじゃないかと思います。都市周辺の都市施設がそろったところであれば、どうしてもある程度費用も高いでしょうし家賃にはね返るということから、比較的遠いところに土地を求めていらっしゃる面が、非常に土地手当ての段階から多いのですね。 このいま未利用地の資料をいただいたのを見ますと、早いのは三十…
○馬場(猪)委員 ルーズじゃなかったら、のんきなんですよ。ルーズじゃなかったら、のんきで、結局先ほどもお認めになったとおりやはり二年くらいずれているのですよ。いわゆる経営感覚から言うと、経済情勢から言うと、対策がおくれていることは事実なんです。だからこそ空き家もたくさん出て、長期未利用の保有地もあるということなんでしょうが。 時間の関係で、もう一つ、ちょっとさっき抜かしたのですが、三万戸ないし四万戸の空き家、未利用の住宅がある間、その金…
○有賀参考人 お答えを申し上げます。 私どもの住宅につきまして、先ほど来お話がございましたようにまあ募集しても空き家になるというふうなのがありますると、その間の、もしそれが動いておれば入ってくるであろうという資金につきまして、その回収がおくれておるということは事実でございます。ただ、私どもの家賃とか分譲代金、これにつきましては、その建設に要する費用を償還していく償還金というものと、またそれらのものを管理していくための経費と二つの面がある…