第98回 衆議院 決算委員会 第2号
○鎌田会計検査院長 昭和五十五年度決算検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 会計検査院は、五十六年十月十三日、内閣から昭和五十五年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十五年度決算検査報告とともに五十六年十二月十五日内閣に回付いたしました。 昭和五十五年度の一般会計決算額は、歳入四十四兆四百六億六千七百二十四万余円、歳出四十三兆四千五十億二千五百五十九万余円でありまして、前年度に比べますと、歳入において四兆二千…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○鎌田会計検査院長 昭和五十五年度決算検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 会計検査院は、五十六年十月十三日、内閣から昭和五十五年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十五年度決算検査報告とともに五十六年十二月十五日内閣に回付いたしました。 昭和五十五年度の一般会計決算額は、歳入四十四兆四百六億六千七百二十四万余円、歳出四十三兆四千五十億二千五百五十九万余円でありまして、前年度に比べますと、歳入において四兆二千…
○中野鉄造君 次に、住宅・都市整備公団の事業の現況についてお尋ねいたしますが、今日現在の未入居住宅、それが幾らあるか、長期空き家がどのくらいあるか、保守管理住宅がどのくらいあるのか、また、長期保有土地は全国何個所にどのくらいの面積があるのか。
○参考人(志村清一君) お答えいたします。 五十六年度末におきます未入居住宅、保守管理住宅、長期空き家の戸数でございますが、未入居住宅は六千五百余戸でございます。また、保守管理住宅は一万二千五百余戸でございまして、合計いたしますと一万九千一百余戸になります。また、長期空き家は約七千戸でございます。また、長期保有土地でございますが、五十五年度の会計検査院の報告において掲記されました長期の未利用地は二十一地区、千三百二十九ヘクタールでござい…
○説明員(坂上剛之君) 空き家について申し上げますと、先生御指摘のとおり、五十一年度においては三万二千五十五戸、それから五十五年度においては三万四千八百四十九戸というふうにグロスではふえております。それで、その内容を見ますと、五十一年度で新築空き家それから保守管理住宅で指摘いたしましたほかに、五十五年度には一年以上継続して空き家となっているもの――これが長期空き家と私ども申しておりますけれどもそういうもの、それから、これは再保守管理住宅…
○原田立君 要するに、五十五年度は三万四千八百四十九戸、先ほど総裁は、去年の三月末の数字を言われたと思う。それによると、二万六千百二十四戸で八千七百二十五減っております。これは大変努力したと、こう私は評価したい。だけれども、まだ二万六千もあるんですよ。公費を使ってつくって、そして新築空き家、保守管理住宅、長期空き家、再保守管理住宅、こういうようなものがあること自体、これはもっともっと責任を感じなければいけないんじゃないですか。総裁並びに…
○参考人(志村清一君) 先生御指摘のとおり、相当の空き家があることは事実でございまして、私どもとしては懸命にこの解消に努めたいと思っております。 五十二年では未入居、保守管理で四万戸を超えておりました。その後努力をいたしまして、先ほど先生御指摘のように、五十五年では未入居、保守管理で約二万五千戸、五十六年度末では一万九千戸というふうに相当の成果は上げつつございます。そのほか、五十五年度の検査で新たに御指摘を受けました長期空き家が五十五年…
○中野鉄造君 仮に民間であれば、アパート経営をする、マンション経営をする、こういうところにアパートを建てたらば、マンションを建てたならばどのぐらいの入居者があるかというようなことを慎重に計画する。また、事と次第によってはもう建設する前に入居者の予約をとるというくらいな手を打つわけなんですね。だけれども、何かしらこれだけたくさんの未入居住宅がある、長期空き家がある、保守管理住宅があると、こういうことはやっぱりずさんとしか言いようがないんじ…
○参考人(志村清一君) 相当の空き家のあることは事実でございまして、この点については私ども十分反省をせにゃならぬと思っております。 昭和四十年代の後半から五十年代にかけまして非常に社会・経済情勢が激変いたしまして、国民の住宅に対するニーズ等も大分変わってまいりました。それにすぐ即応してわれわれとしても考えるべきでございましたが、その対応が必ずしも十分でなかったということは御指摘のとおりかと存じます。 それらのことも勘案いたしまして、たと…
○国務大臣(中曽根康弘君) 私は、住宅は不足というよりも不満だろうと思うんです。ともかく最近の情勢を見ますと、相当な空き家はあるわけでして、むしろ部屋が狭いとか、あるいは設備が悪いとか、あるいは雨漏りがするとか、あるいは土地がなかなか獲得が困難だとか、金利が高いとか、特に住宅の居住の広さに対する不満が非常に多いと思うんです。 そういう意味におきまして、中古住宅の改造とか、いま持っておる住宅をまた改造するとか、そういう面で需要を喚起し、不…
○渡辺(貢)分科員 これは土地の関係でありますけれども、かなり大きい負担になっているわけですが、さらに、空き家の状況ですね、未入居住宅、保守管理住宅、長期空き家、これは合わせてどのくらいになりますか。
○救仁郷参考人 私どもも、未入居住宅、長期空き家、保守管理住宅等につきまして、現在いろいろ解消の努力を重ねてきております。 五十七年三月末現在で、未入居住宅が六千五百四十一戸、保守管理住宅が一万二千五百六十八戸、合計して一万九千戸程度でございまして、五十二、三年当時はこれが四万戸程度でございましたので、相当な改善はしておりますが、私どももなお一層の努力をいたしたい、かように考えております。 それから、長期空き家住宅につきましては、五十七…
○渡辺(貢)分科員 三種合わせますと二万戸を超えると思うのですね。せっかくつくってまだ入居できていない、あるいは長期空き家であるというのは、これは公団の経営上も一つの大きなマイナスの要因だと思うのですね。土地の未利用、空き家を含めましてね。せっかく政府資金などを活用してつくられたものがこういう現状でありますから、さらに入居が促進できるように努力をしていただきたいと思うのです。 そのこととあわせまして、公団の経営が厳しいということになると…
○竹内(猛)分科員 しばしばそういう答えが出るんですが、なかなかこれが進まないのです。展望はよくわかる。ところが依然として進まないから、いろいろな問題が起こっておる。そこのところをひとつ明らかにしてもらいたい。たとえば大蔵省が建てているところの公務員の住宅にしても、これは八千六百建てるはずでしょう。この前のときには五千七百に、さらに新しく二千九百というものをつくるという形になっておる。ところが、これにはまだ空き家が一割ぐらいあるという状…
○鈴木(強)分科員 私も会計検査院の報告書を見まして、それは財投から借りたのもあるでしょう。しかし、貴重な財源を投じて土地は買ったが、五年以上もその上に建物が建たないなどということは納得できない。国民も何のためにそうなっているかという理由が知りたいと思うのです。無計画な造成をしたのじゃないかというふうに言われても、これは抗弁の余地がないでしょう。 私はもっと突っ込んだ質疑をしたかったのですけれども、時間がありませんので、それができません…
○志村参考人 お答えいたします。 ただいま先生の御指摘にございましたように、公的賃貸住宅、私どもの公団住宅でございますが、安いのにこしたことはない、かように存じます。従来からも、先生御指摘ございましたように、中堅世帯の一五、六%程度の家賃でとどめるように政府から相当の援助も賜ったり、われわれとしてもいろいろの努力をしてまいったわけでございます。しかしながら、管理開始の古い住宅につきましては、古いあるいは規模が小さい、あるいは設備が悪いと…
○瀬崎委員 まず最初に、住宅・都市整備公団の問題について伺いたいと思うのです。 この問題は去る二月二十三日の予算委員会でも質問をいたしましたが、行管庁もその調査報告書の中で、最近の経済情勢や勤労国民の収入が伸び悩んでいるという実態から、公団住宅並びに公営住宅の必要性がとみに増している、こういう指摘を行っているし、また現に昨年の公団住宅の応募率等を見ても、この間挙げた例ですが、板橋区にある光が丘パークタウンでは二十・九倍とか東大島駅前ハイ…
○瀬崎委員 推計にしろ何にしろ、結局、住宅を建てたはよいが人が入ってくれないために余分の金利がかかって、それが入居する人に少なくとも五%前後家賃値上げになってはね返る、これはゆゆしき事態であることには間違いないと思うのです。 次に、同じく行管庁の報告によれば、未入居住宅及び長期空き家による収入減相当額が五十九億三千百万、管理経費は九億六千百万、こう言われておりますね。これもこの間、質問を一応してあるのですが、では、人は入ってくれなくても…
○瀬崎委員 本来ですと、家賃の滞納等が起こって、それがもらえなくなったときのために備えてある引当金なんですよ。それを空き家のために生じた収入減、収入がない。しかし減価償却はやっていかなければいかぬ。これをほかの引当金で落としていけば、当然それだけ引当金を余分に取っていかなければいかぬということになるでしょう。これがまた結局家賃を押し上げる要素の一つにならざるを得なくなるんじゃないですか。これは公団の方に聞きたいと思います。
○志村参考人 家賃の中には百分の一、一%の予備費的な分が計上されております。さような分につきまして、家賃が入らなかった場合カバーする。これはいわば空き家補償みたいなものでございますけれども、そういうものもございますし、われわれとしては、勘定を繰り延べながら不足分をカバーしていく。経営上のいろいろな節約も図っていくというふうなことで考えておるわけでございます。
○瀬崎委員 先延ばしというのは、結局しわの先送りだけなんですね。百分の一の空き家が出たときの一種の予備費的な収入補てん的な引当金を取っているとおっしゃいましたが、それはあくまで現在入居していただいている人からいただいた家賃から取っているわけでしょう。いま問題の未入居というのは、人が入っていないわけですよ。だから、その人の入っていない空の住宅の減価償却を現在家賃を払っていらっしゃる方の家賃の中から引当金として取って、それで空き家の方の減価…