第211回 衆議院 本会議 第15号
○議長(細田博之君) 内閣総理大臣から、「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」に関する報告について発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣岸田文雄君。 〔内閣総理大臣岸田文雄君登壇〕
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○議長(細田博之君) 内閣総理大臣から、「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」に関する報告について発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣岸田文雄君。 〔内閣総理大臣岸田文雄君登壇〕
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府は、昨年十二月十六日、国家安全保障会議及び閣議において、国家安全保障戦略、国家防衛戦略及び防衛力整備計画を決定いたしました。 以下、これらについて御報告申し上げます。 国家安全保障戦略は、国際秩序が重大な挑戦にさらされ、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、約九年ぶりに策定されたものです。 本戦略は、外交、防衛のみならず、経済、技術等を含む多岐にわたる分野の安全保障上の問題に対し、総合的…
○小泉進次郎君 自由民主党・無所属の会の小泉進次郎です。 ただいま議題となりました国家安全保障戦略等三文書に関する報告について、自由民主党を代表し、主に三点質問いたします。(拍手) まず、国家安保戦略が想定している脅威認識について質問いたします。 国家安保戦略においては、中国、北朝鮮、ロシアに関する安全保障上の課題について説明していますが、我が国の安全保障に最も重大な影響を及ぼすのは、言うまでもなく中国です。国家安保戦略では、中国を、我…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御質問にお答えする前に、先ほどの報告の中で、二〇二三年度から五年間の防衛力整備計画における所要経費を四十三兆円程度と申し上げるべきところ、四十二兆円と発言したようであります。正しくは、四十三兆円程度であります。訂正して、おわびを申し上げます。 その上で、質問にお答えさせていただきます。 小泉進次郎議員の質問にお答えいたします。 対中外交についてお尋ねがありました。 日中両国間には、様々な可能性とともに…
○篠原豪君 立憲民主党の篠原豪です。 会派を代表して、安保関連三文書の総理報告について質問させていただきます。(拍手) 政府は、昨年末、安保関連三文書の改定を閣議決定し、平和憲法に基づく、戦後の極めて抑制的な安全保障政策を大きく転換させました。 それは、とりわけ、歴代政権が一貫して保有を見送ってきた、相手国領域を直接攻撃する敵基地攻撃能力、すなわち反撃能力を保有することです。また、長年、対国内総生産、GDP比一%前後にとどめてきた防衛関…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 篠原豪議員からの御質問にお答えいたします。 反撃能力と存立危機事態の関係についてお尋ねがありました。 国家安全保障戦略等に言う、我が国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイル等による攻撃が行われた場合とは、武力攻撃事態に該当するものであります。 一方で、反撃能力は、一九五六年に政府見解として、憲法上、法理的には自衛の範囲内に含まれ、可能とした能力に当たるものであり、この政府見解は、二〇一五年の平…
○三木圭恵君 日本維新の会の三木圭恵です。 私は、党を代表して、国家安全保障戦略始め安保三文書について質問します。(拍手) 世界を取り巻く安全保障環境は、ロシアのウクライナ侵略によって激変しました。わけても、我が国は、そのロシアに加え、力に任せて現状変更に動く中国、核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮という、いずれも核を持つ三国を隣に抱え、トリプル危機の最前線にあります。 事異例の三期目に入った習近平国家主席体制下の中国は、台湾侵攻の野望を…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 三木圭恵議員の御質問にお答えいたします。 必要最小限度の制約等についてお尋ねがありました。 まず、憲法九条の下で認められる自衛の措置は、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として例外的に認められたものです。政府としては、この解釈に基づく必要最小限度に関する見解を変更する考えはありません。 その上…
○浜地雅一君 公明党の浜地雅一です。 公明党を代表し、ただいま報告のありました国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の三文書について質問をいたします。(拍手) 九年ぶりに改定されました最上位戦略文書である国家安全保障戦略においては、その結語に、我が国は、法の支配を始めとする普遍的価値を基に、国際秩序の強化に向けた取組を確固たる覚悟を持って主導していくと、我が国の安全保障の目標がうたわれています。そのための総合的国力として、第一に…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浜地雅一議員からの御質問にお答えいたします。 三文書に込められた安全保障環境の創出にかける決意についてお尋ねがありました。 国家安全保障戦略を始めとする三文書は、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、外交、防衛のみならず、経済、技術等を含む多岐にわたる安全保障上の問題に対し、総合的な国力を最大限活用し、我が国の平和と安全を含む国益を確保するために作成されました。 その中で、まず優先されるべ…
○国務大臣(浜田靖一君) 浜地雅一議員にお答えいたします。 まず、自衛隊の持続性、強靱性の強化についてお尋ねがありました。 有事において自衛隊が粘り強く活動できるよう十分な能力を確保するため、防衛力整備計画では、今後五年間で、スタンドオフミサイル等を含む弾薬等の整備に約五兆円、装備品の可動向上に約九兆円、施設整備に約四兆円の経費を計上し、持続性、強靱性を抜本的に強化することとしております。 これにより、二〇二七年度までに、早期に弾薬、誘…
○前原誠司君 国民民主党の前原誠司です。 会派を代表して、防衛三文書について質問いたします。(拍手) 一九三九年八月二十三日、ナチス・ドイツが突如、ソ連と独ソ不可侵条約を締結し、その五日後、平沼騏一郎内閣は、今回帰結せられた独ソ不可侵条約により、欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じたと総辞職します。戦っていた国同士が突如、不可侵条約を結ぶことは確かに驚きでありましょう。しかし、複雑怪奇と総辞職をする事象でありましょうか。 そもそも、全て…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 前原誠司議員からの御質問にお答えいたします。 安全保障に対する国会議員の責務についてお尋ねがありました。 新たな国家安全保障戦略等は、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、あらゆる選択肢を排除せずに現実的な検討を行った上で策定されたものです。 同時に、安全保障環境等について国家安全保障会議が定期的、体系的に評価を行い、重要な変化が見込まれる場合には必要な修正を行うこととしております。 この…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 赤嶺政賢議員からの御質問にお答えいたします。 三文書に基づく安全保障政策についてお尋ねがありました。 防衛力の抜本的強化の検討に際しては、国民の命を守り抜けるのか、極めて現実的なシミュレーションを行い、必要となる防衛力の内容を積み上げ、防衛費の規模を導き出しました。あわせて、これらを補完する取組として、研究開発、公共インフラ整備といった総合的な防衛体制を強化するための経費等を積み上げました。こうした積み上げ…
○浜田国務大臣 ただいま議題となりました二法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 まず、日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とオーストラリアとの間の協定の実施に関する法律案について申し上げます。 日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とオーストラリアとの間の協定が、昨年一月に署名されました。この協定は…
○山口委員長 これより会議を開きます。 まず、岸田内閣総理大臣から、「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」に関する報告について発言の通告が参っております。 本発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。 ――――――――――――― 一、「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」に関する報告について 内閣総理大臣 岸田 文雄君 質疑通告 時間 要求大臣 小泉進次郎君(自民) 10分以内 総理 篠原 豪君(立憲) 15分以内 総理 三木 圭恵君(維新) 15分以内 総理 浜地 雅一君(公明…
○岡田事務総長 まず最初に、日程第一につき、橋本地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員長の報告がございまして、立憲民主党、共産党及びれいわ新選組が反対でございます。 次に、岸田内閣総理大臣から、「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」に関する報告がございます。これに対しまして、六人の方々からそれぞれ質疑が行われます。 本日の議事は、以上でございます。 ――――――――――――― 議事日程 第八号 令…
○三宅伸吾君 御答弁ありがとうございました。 次に、岸田総理に、様々な重要な政策課題ございますけれども、その様々な課題についての優先度というか、タイムテーブルをお聞きしたいと存じます。 岸田政権は、防衛力の抜本強化に道筋を付けました。そしてまた、長年我が国の課題でございました貯蓄から投資へという、そういう課題につきましても、NISAを抜本的に拡充することを既に決めたわけでございます。私は、長期、積立て、分散投資、これを国民に促すことによ…