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慶應義塾大学教授衆議院
総発言数
14
直近の所属会派
直近の役職
慶應義塾大学教授
直近の発言日
1984/05/10

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 14 件の標本
  • 科学技術委員会14 件・100%

※ 全 14 件のうち直近 14 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

14 14 を表示
慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 御紹介いただきました霜田でございます。きょうは、この委員会でレーザー科学について話をするようにということで、大変光栄に存ずる次第であります。 資料を用意してまいりましたので、それに従ってレーザー開発の歴史、それから我が国における現状と今後の方向、それから海外の関係とか国際協力、そしてレーザー科学研究の進め方というようなことについて、私見を述べさせていただきたいと思います。 それでは、まずレーザー開発の歴史から申し上げます。…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 諸外国の研究状況というものに対して、実は私は新聞とか雑誌などに出ていること以上にはほとんど知っておらないのであります。まあかなり前から、レーザーの性能から考えて軍事的にそれが使えるのではないか、ことにミサイルの迎撃といいますかアンチミサイルに対しては、ほかの方法よりもレーザーの元ならばいわゆる光速度、光の速さで一番遠く到達するのであり、途中の妨害を受けにくいということのために有効であろうということで研究が進んでまいりました…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 初めの方にありましたレーザーを使ってミサイルを落とすというのは、十年という数字が正確に十年と言えるかどうかは別といたしまして、そう近い将来に可能にならないであろうということは全くそのとおりであると私は考えます。 それに関連して、御質問の主な二点でありますどのくらいの距離まで達するかということでありますが、距離はどこまででも行くと言ってもいいわけで、月でも火星でも到達するわけでありますけれども、距離に応じて広がっていくという…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 今の問題に関連して、先ほどちょっと言い落としたことをつけ加えさせていただきますが、レーザーの欠点の一つは効率がよくないということであります。 今の質問の答えになりますが、太陽の光を使ってレーザー光にするということができるわけです。このようなルビーの棒にも太陽の光を集中いたしまして、それでルビーのレーザー光を出すということができます。しかし、そうした場合に太陽光のエネルギーの千分の一もレーザー光にはならないというのが現状であ…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 御質問は三点あったと思いますが、初めの質問はレーザー光が普通の光と違うのかどうかということでありましたけれども、それは光としては同じであります。ということは真空中の光の速さというのは普通の光もレーザー光も全く同じでございます。 それから、レーザー光は物質なのかエネルギーなのかというお話でありましたが、それは物理学や自然科学で言っている光子という考え方で、フォトンがエネルギーなのか物質なのかというのと同じことで、普通の光は単…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 それは、レーザー研究の分野が大変広いということを先ほども申し上げましたし、どの範囲までがレーザー研究者かということによっても違うのでありますけれども、数年前、六年ぐらい前になると思いますけれども、ある雑誌社で、自分は主としてレーザー研究をやっていると本人が言う人の数を数えたところ千人余りでございました。現在ではそれはもっとふえていて三千人程度にはなると思います。研究者というのは、大体、大学を出て、ふだんの研究に道具としてで…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 総括機関というものは特にはございません。分野ごとにはいろいろな機関あるいは研究グループがあるという状況であります。いろいろな研究プロジェクトがあったり学会の中の部会というものがあったりという状況であります。レーザー全体ではレーザー学会というのがありますが、それは単に学会でありまして、研究の統合ということとは別だと考えます。

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 マーケットについてでありますが、レーザー技術のマーケット自身がある意味では研究課題にもなっているわけで、単に従来のいろいろな技術や産業をレーザーの応用が置きかえるというものではないというところが多いわけであります。そのようなマーケットの開発をするのにレーザー技術はいろいろな光学技術とかエレクトロニクス技術あるいは物性の物理学というものを基礎にしておりまして、そのような分野に微細加工というようなことも含めて日本は非常にすぐれ…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 レーザーの副作用についてということでありましたが、初めにありましたお話の中で一番重要なのは、レーザーの人体に対する安全基準といいますか安全性の問題だと思うわけで、レーザーのショーだとかその他でやたらに人間のところへ向けて、殊に目に向けてレーザー光をやるのは危険だということで、暫定的ではありますけれども安全基準ができて、また、その使用を制限するというふうになっていっているわけであります。 レーザー加工のような場合に、先ほど鉄…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 レーザーのエネルギーについての初めの質問でございますが、通常の電気エネルギーがボルト・アンペアであらわされるという御質問で、それに対応して申しますと、レーザーの光の場合には電圧も電流も、ボルトもアンペアも両方大きいという形で、大きなエネルギーが出ているわけであります。もう少し別な言い方を申しますと、光の振動数での電界、磁界の非常に強いものができているということでありまして、何億ボルト毎センチメートルというような強い電界がで…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 現在でも、可視領域よりもそうでない領域の方が多いわけです。赤外が実は一番多いのでございます。しかし、可視領域は目に見えるし、少なくとも民間的な機器ですと可視領域のレーザーが一番出てくる。また、写真などで写すときには可視光でないと写真に写らないということで出てまいります。けれども、レーザーの装置では、例えばレーザー加工やプロセシングに使うというようなものは赤外が多いわけです。それからまた、紫外は比較的後からできてきたもので使…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 なかなか難しい御質問でありまして、上手に答えられるかどうかわかりませんが、政府としてレーザーの軍事的研究に対する規制を何かした方がいいかどうかというような御質問に対しては、日本の現状では、あるいは日本でなくても、その必要はないんじゃないかというのが私の考えでございます。というのは、そのようなプロジェクトを起こすというようなことが、政府主導の研究計画として計画されない限りは起こらないわけであります。それは政府の方でそういう計…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 それは一言で言いにくいと思います。というのは、そのレーザー開発の分野が非常にたくさんありますので、例えばレーザー核融合にはどうだ、レーザー通信にはどうだということで、それぞれについて考えなければいけないということになるので、全般的に対しては関与しないでむしろ独創的な技術が生まれるということを期待した方が、将来の技術革新の基盤になるものが日本の中にできてくるのではないかというふうに思います。しかし、大きなプロジェクトに対して…

慶應義塾大学教授1984/05/10

101衆議院 科学技術委員会 第14号

○霜田参考人 全くそのとおりだと思います。先ほど申しましたように、レーザーは効率が悪いということが非常に欠点でありまして、大きな出力のレーザーというので一%というような、よくても一〇%までできるかどうかわからないというようなのが現状でありまして、宇宙空間のステーションからレーザー光を発射するということはもちろんできるわけですが、そのエネルギーをどうするかというのが問題なわけで、太陽エネルギーを使ってやるという場合に、太陽電池を使いますと…