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香川県弁護士会弁護士参議院
総発言数
26 件
直近の所属会派
—
直近の役職
香川県弁護士会弁護士
直近の発言日
2026/06/25

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 26 件の標本
  • 法務委員会26 件・100%

※ 全 26 件のうち直近 26 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

26 件中 20 件を表示
香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 香川県弁護士会の田岡です。 私は、平成二十八年改正刑訴法に基づき設置されました刑事手続協議会幹事会の幹事を務めました。また、法制審議会刑事法(再審関係)部会の幹事を務めました。その立場から発言を申し上げたいと思います。 香川県では、財田川事件、榎井村事件という二つの冤罪事件が起きました。冤罪は、無実の人の自由や生命まで奪いかねない悲惨な事態です。それだけでなく、真犯人を捕り逃がすという意味においては二重の不正義で…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) はい。 検察官抗告については、ここに書きましたとおり、松尾浩也先生も昭和三十七年に不服申立ては禁止すべきとおっしゃっておられますし、ドイツでも既に廃止されておりますので、これを参考に御検討いただければと思います。 その上で、私、平成二十八年改正の刑事手続協議会幹事会の幹事を務めましたけれども、結局、その会議体において速やかに行うこととされた証拠開示の検討は、七年間先送りされた結果、この度の法改正まで十年を要しまし…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 田岡です。 まず、職権主義であるか当事者主義であるかによって必然的にこのような制度が決まるというものではないというのは、全く私はおっしゃるとおりだと思っております。 そもそも我が国で、職権主義でいえば、例えば少年事件は全記録が裁判所の手元に行くという仕組みになっておりまして、裁判官は全ての証拠を見た上で判断するということになっております。 ところが、この再審手続は、どうしても通常審が当事者主義なものですから、元々…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) まず、十分な根拠といいましても、こういった用語が用いられている例はほかの法令にはございません。もうこの条文だけでございます。 そして、この十分な根拠とは何かについて、佐藤刑事局長は現決定が取り消されるべき蓋然性が高い場合を言うのだと説明していますが、六号再審、つまり無罪を言い渡すべき明らかな証拠を新たに発見したときのうち、この明らかなというのは元々が予測判断ですね。つまり、本当は再審公判を開いてみないと有罪になる…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 私は、この証拠提出命令ができたことによって、従来の実務運用として行われてきた証拠の開示がむしろ後退するのではないかという懸念を持っております。 なぜかと申しますと、従来、通常審における証拠開示制度を参考に証拠開示の勧告や証拠開示の運用がなされてきたからです。通常審では、類型証拠開示と主張関連証拠開示という二本立ての証拠開示制度になっておりまして、この類型証拠開示が非常に重要なんです。 例えば、現場にあった証拠物、…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 福井事件について申しますと、この証拠開示請求書の書式はほとんどもう通常審の類型証拠開示請求の発想で作られているんですね。つまり、そのとき再審請求人が出していた新証拠に限定されずに、関係者の未開示証拠を全部開示してくださいとか、現場にあった遺留物を全部開示してくださいと、こういう開示請求をしています。 第一次の段階で九十五点開示されました。ところが、その中には「夜のヒットスタジオ」の捜査報告書って含まれておりません…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) まず、先ほども説明しましたように、裁判所が提出を命じる証拠は裁判所が裁判をするために必要な証拠に限られます。ですから、例えば、五点の衣類のカラー写真やネガフィルムを裁判所が取り寄せる必要がないと判断すれば取り寄せられません。しかし、それを再審請求人が見せてもらえないとみそ漬け実験できないわけですから、裁判所が裁判のために必要な証拠と再審請求人が主張のために必要な証拠の範囲は当然異なるということになります。 さらに…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 成瀬先生は関連性があるって言わないといけないから関連性をとにかく広げようとしていらっしゃいますけど、従来、我々は、それは関連性がないと思っていました。というのは、通常審では主張関連証拠開示で出てくる証拠の範囲というのは非常に狭くて、弁護人側で、その主張と関連することに加えて、必要性や相当性まで立証しなきゃいけないんですね。単に関連していれば全部開示されるという制度になってないわけです。 じゃ、何の必要があるんです…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) まず、東電事件で検察官がどういう対応を取ったかということを確認しておきたいと思います。 東電事件の弁護団が法制審にも意見書出しています。裁判所は検察官に対して、現場遺留物などをDNA鑑定をしたいので明らかにせよと言ったところ、新証拠との関連性、必要性がなく、かつ弊害がないなど相当性を満たさない証拠は出さないということで拒否し、その証拠の存否すら明らかにしなかったわけです。裁判所がそれに対して、いや、今、平成十六年…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 従来の実務運用として行われていた証拠開示制度を法制化することは、私は可能だと思います。 確かに、再審請求審は職権主義ですから、裁判所が主体的に証拠調べ、事実調べを行うと、そのための証拠提出命令というのは当然可能であると。これは恐らく条文設けるまでもなく可能だということが法制審でも、成瀬幹事もそうおっしゃっておられまして、これは事実取調べの一態様なんだから、この四百四十五条の二がないとできないということではなくて、…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) この改正法を前提にしますと、やはり限界があることはもう否めないと思います。 先ほどの成瀬参考人の答弁は非常に積極的かつ熱心な裁判官像というものを念頭に置いておられますので、仮にこの法律の中で何とかやろうと考える真面目な裁判官は、まずは提示命令を活用することといたしまして、証拠を、じゃ、全部提示してくださいと。で、何も標目一覧表なんて面倒くさいものを作る必要はないわけですので、検察官保管証拠全部を提示させることも条…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 私は部会でも、あっ、法制審の部会ですけれども、これは必要ないんじゃないかというふうに端的に申し上げました。 確かに、調査手続というのは、簡易迅速に、明らかに理由がないものを棄却し、明らかに理由があるものを開始決定するという制度ですから、そこで余り重い事実の取調べをしてしまいますと時間が掛かり過ぎてしまうと。それは分かりますけれども、何も禁止する必要はないんじゃないかと思います。例えば、再審請求と同時にこういう証拠…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) まず、冤罪がなぜ起きるかということですが、まずやはり原因を究明しないと駄目ですよね、検証しないと駄目ですよね。つまり、福井事件にしても袴田事件にしても、検察庁は内部で検証するんですね。袴田事件についても余り問題はなかったという結論にしていますし、福井事件についても余り問題はなかったという結論になりそうです。ですから、これじゃ駄目なんですね。やはり、第三者委員会のように外部の目を入れて検証する、その中で、なぜこのよ…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 田岡です。 法制審の人選というよりは、まずは法務省が検察庁と一体化しており、法務・検察と言われているような在り方そのものの問題があるのかなと思います。 つまり、刑事局にいる人たちというのは皆さん検事、検察官資格をお持ちの方々で、その方々が刑事局長になり、法務事務次官になり、そしてその後、転出されて検事長になり、検事総長になるといった形で、これはもう人事交流ではなくて、検察庁の下に法務省があり、法務省の中に刑事局が…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) これは私の弁護士としての実感ですが、無力感じゃないでしょうか。どんなに頑張っても九九%の有罪率、再審請求をしても一%に満たない再審開始決定率、その中でお金にもならない、被害者にも恨まれることもある、また再審請求人からも恨まれることもある、そういう中で、幾ら弁護士といえども続けていくのが難しいという人が私の周りにも少なくはありません。 実際に無実だというふうに信じていても、なかなかその証拠を探し出すのは弁護士一人の…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 佐藤局長は弁護士、弁護人をやったことがないのでしょうから、多分そうお考えになるんだと思います。 普通に考えると、犯人でない人はその場にいないわけですので、どこが間違っているのか、なぜうそをついているのか分からない方が普通だと思います。むしろ、真犯人の方が現場にいたわけですから、現場にどんな証拠があるのか、誰がどんな話をしているのかということを理解した上で、ここをうまくごまかせば無罪になるんじゃないかということを考…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) おっしゃるとおり、裁判所が主体的に判断する能力や権限があると言ったところで、今まで裁判所は、通常審では、当事者主義の下では受け身の立場、中立公正に当事者の主張について判断を下す立場ですので、再審になったからといって、自ら、じゃ、捜査に乗り出すぞといって、例えば現場に赴いたり、関係者に話を聞いたり、検察官から証拠を出してくださいと言ったり、そんなことは普通しません。 その理由の一つは、やはり再審請求人側にまず新証拠…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 標目一覧表というものを、裁判所しか原則見られないんですが、そこから内容を削ったものを見せますという話がありました。であれば、最初から証拠一覧表の制度を設ければ足りるわけですよね。あくまで運用でやりたいようなんですけれども、その証拠一覧表という制度をつくることにしないと、実際には運用として機能しないと思います。 なぜかというと、通常審では、公判前整理手続に付された事件について、平成二十八年から証拠一覧表制度を設けら…

香川県弁護士会弁護士2026/06/25

第221回 参議院 法務委員会 第18号

○参考人(田岡直博君) 確かに、法務・検察関係者の中に、一部の裁判官が無罪を出そうとしているのではないか、だから検察官の抗告を認めたり、あるいは除斥の制度を認めて、再審請求審を担当する裁判官と再審公判を担当する裁判官を替えたいと、そういうような思惑といいますか希望があるのは、それはそうなんだろうと思います。 しかし、逆のような裁判官もたくさんいらっしゃるわけでございまして、弁護人の立場からすれば、あの裁判官はどうも有罪を出したくて仕方が…

弁護士・宮古ひまわり基金法律事務所長2004/05/18

第159回 参議院 法務委員会 第17号

○公述人(田岡直博君) 岩手県宮古市で弁護士をしております田岡と申します。 いわゆる日本弁護士連合会、日弁連が設立しました公設事務所の所長としまして、本年三月一日から、現在のところ、ようやく二か月と半ばを経過したところでございますけれども、公設事務所、正に司法過疎地域の最前線でおる者といたしまして、どれだけ司法過疎地域において困った人がいるか、需要があるのかといったところを、正に今審理されております総合法律支援法案の中で司法過疎地域にお…