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京都大学大学院法学研究科教授参議院衆議院
総発言数
21
直近の所属会派
直近の役職
京都大学大学院法学研究科教授
直近の発言日
2002/11/08

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 21 件の標本
  • 法務委員会21 件・100%

※ 全 21 件のうち直近 21 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

21 20 を表示
京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 田中でございます。司法制度のあり方に関して研究しておりまして、また今般の新しい法曹養成制度の整備に関する検討の一端に参加している者といたしまして、このような場で意見を述べる機会を与えていただきまして、どうもありがとうございます。 昨年六月に内閣に提出されました司法制度改革審議会意見書では、司法制度改革につきまして、制度的基盤の整備、人的基盤の拡充、国民的基盤の確立という三つの柱のもとに、懸案事項をほぼ網羅的に取り上げて、そ…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えする前に、先ほど私、意見陳述をする際に、少し緊張しておりまして、少人数教育を、本来五十人を基本と言うべきところを三十人と発言したように思いますので、五十人に訂正させていただきたいと思います。 今の御質問でございますけれども、第三者評価システムというものは日本でもまだ動き始めたところでございまして、アメリカでは、今おっしゃいましたように、ABAがロースクールに関してやっているものがかなりきちっと定着しているようでござい…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 予備試験の問題は、この法科大学院構想ができた段階から、どういうふうな位置づけをするかということについては、いろいろな意見が対立していたところでございまして、そういったいろいろな意見を考慮しながら、基本的には、法科大学院が法曹養成の中枢的な機関であるということを位置づけした上で、それを損なわない程度で予備試験を設計かつ運用するというふうな基本的なスタンスで理解しております。 ですから、制度設計におきまして…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 確かに、予備試験の位置づけにつきましては、今石井議員がおっしゃったような点に留意しながら制度設計をしてきておりまして、予備試験のレベル、内容につきましては、法案にもございますように、法科大学院修了レベルの試験といたしましてかなり重い試験内容になっておりまして、これは、法科大学院が充実して、法科大学院の方で実務と連携した理論教育並びに実務基礎教育のレベルが上がってくれば上がってくるほど、そのレベルも当然上…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 法科大学院については、多様なバックグラウンドの人を積極的に受け入れるべきだという前提でいろいろな制度設計が考えられているわけでございますけれども、今おっしゃいました二、三割ということにつきましては、法曹養成検討会では、差し当たり、とにかく現状を踏まえた上で、出発当初においては三割以上を目指すのはどうだろうかというふうなことを言っておりまして、それは議論している過程で問題になりました。 もちろん、各大学は…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 第三者評価の仕組みをどういうふうに設計するかについては、いろいろ議論があったわけでございますけれども、やはり複数で民間の形、民間のものも積極的にあった方が望ましいというふうな制度設計になっておりまして、現実問題としてどの程度でき上がるかわからないですけれども、例えば、この第三者評価の一つの典型として、工学系に関しては現在でも複数ありまして、大学評価・学位授与機構じゃなくても、ほかにJABEEという制度がありまして、その両方…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 カリキュラムに関しては、各大学によって、時間数の違いがあったりして、かなりばらばらしておりますけれども、三年間で九十三単位というのは、一年にほぼ三十単位ずつ取っていくことになるわけでございますけれども、学生は、少なくとも午前、午後、一こまずつ出ていくということになって、それに関して、やはり双方向的な授業をやりますから、単に授業時間だけじゃなくして、授業に出るために相当時間準備をするということと、それの復…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 今御指摘の二点に関する危惧というのは、制度の設計に当たっていても非常に気になっておって、そのあたりについていろいろ配慮しながらやっているところでございます。 そして、まず法科大学院が予備校化するんではないかということでございます。予備校化というのは、要するに、司法試験に受かるための教育をするというふうなことは、法科大学院をわざわざつくって法曹養成制度を抜本的に変えるという趣旨に反するわけでございまして、…

京都大学法学研究科教授2002/11/08

155衆議院 法務委員会 第5号

○田中参考人 お答えいたします。 今御指摘の点を考える場合、法科大学院構想とか今回の法案が提出されるまでの議論のプロセスを見てみますと、これらは八〇年代の終わりから、現在の司法試験制度をどういうふうに変えるかという問題と、法曹人口をどうしてふやしていくかという問題について、十年余り議論が続けられてきて、そこでいろいろ改革も行われてきたわけです。 そういうものに対応して、大学の従来の学部の法学教育も、もちろん直接的には司法試験だけではござ…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 田中でございます。 法による正義の実現の中心的な場所であるべき裁判制度のあり方を研究してきている者として、こういった場で意見を述べる機会を与えていただきまして光栄に存じます。 我が国の司法制度は、戦後、法の支配の確立を目指して抜本的に再編成されまして、裁判所や弁護士会の権限なども強化されまして、制度上は司法の地位は飛躍的に高まったわけでございますけれども、伝統的な法文化の影響が根強く残っておりまして、また行政優位…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 確かに、法曹人口の問題を考える場合に、欧米では弁護士がやっている仕事を日本では隣接職種の方がやっていらっしゃるという問題があるわけでございますけれども、ただそういうことを前提に法曹人口を論じる場合には、やはり一種の現在の法曹資格間のバリアとか法制的なものの抜本的な再検討が必要ではないかと思うわけでございまして、単に隣接職種が弁護士がやっている仕事をやっているということだけでは、法曹人口を増大するのにネガティブとい…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 民事、刑事、多少事情違うところありますけれども、民事、刑事についてはそれぞれ、意見書に書いてありますように、集中的な審理とか争点整理というようなことありますけれども、やっぱりそういう手続とか実務の改革よりも、やはり裁判官の増員と、それから弁護士事務所の共同化とか、そういう訴訟を迅速にするための体制整備がなされないと、幾ら、手続とか実務改革だけでは追いつかないというのがこれまでの改革の成果ではないかと思いますので、…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 現在の学部と大学院と法科大学院の関係でございますけれども、学部は従来はやはりゼネラリスト養成、リーガルマインドを持ったゼネラリスト養成をやってきまして、それから大学院に関しましても基本的にはやっぱり研究者養成でして、部分的には専修コースという形で高度専門職業人を養成して、先ほど中川参考人がおっしゃいましたですけれども、我々もやっぱり実務家に教員に来てもらったり、カリキュラムについてもかなり努力してやってきておるわ…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 今おっしゃった点は、既存の法学部を抱えている大学にとっては非常に重大な問題でございまして、ただ法学部といいましても今は毎年大体四万五千人ぐらいいるわけでございますね。司法試験は現在千人ぐらいで、法科大学院が発足したところでせいぜい三千人、七、八割増すと四千人規模でございますので、現在の法学部の中のごく一割ぐらいしか、法科大学院に進むということは、仮に全部法学部から行ったとしてもそれしかならないわけでございます。 …

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) アメリカ型のロースクールの導入に関しては、私は当初から、否定的じゃないんですけれども、理念としてはアメリカ型のロースクールの意見が非常にみそになると思うんですけれども、ただ、それじゃ日本でそういう制度をどうして設計するかというふうになった場合、アメリカの制度が本当に理想かどうかというのは、私もアメリカのロースクールで学びましたですけれども、必ずしもそうじゃありませんでして、三年間というものを二年間に短縮した方がい…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) その点は、やはり三年が標準であることは標準で間違いないわけですけれども、カリキュラムについても、すべて三年標準でカリキュラムを編成したりするわけですけれども、やはり移行過程の問題をどうするかということがありまして、やはり現在、現実の問題としては法曹に進もうという人はやはり法学部へ来て相当程度法学を学んでいるということがありますので、そういう学生のことも差し当たりは考える必要があるということでございまして、将来的に…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 法科大学院を円滑に運営するためには、主として法科大学院の教育体制を充実するための財政的な支援の問題と、それからそこに学ぶ学生がそういう教育に、勉学に専念できるという支援と、両方あると思うんですけれども、どちらにつきましてもやはり今の大学の標準では非常に問題が多いと。 例えば、法科大学院の体制を整備するといいましても、やはり大学の予算の配分の仕組みを見ましても、やっぱり理工系に比べて文系の予算配当というのは非常に少…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 大学の研究教育というか、学問の自由の問題でございますけれども、これは我々も非常に慎重に考えておりまして、やはりカリキュラムを編成したり実務家教員の協力を仰ぐといたすにしても、大学につくる法科大学院である以上、やはり研究というものと一体となって教育をするというところがございまして、法科大学院ができるから研究の自由が妨げられるというふうなことはないようになると思いますし、ある意味では従来の講座制をベースにした研究活動…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 今のところ、司法試験がどうなるかというのは、これは我々としては早く内容を示してほしいところでございますけれども、司法試験の合格率が仮に、大学が一生懸命教育をやって七、八割になるといったところで、あとの二、三割はどうなるのかという問題がございまして、これは、法科大学院に来る人が全部皆司法試験を受けるという前提で制度設計する必要があるかどうか。 例えば、私はもう今の法律家のような裁判法務中心はやらないんだ、企業法務を…

京都大学大学院法学研究科教授2001/11/08

153参議院 法務委員会 第6号

○参考人(田中成明君) 日本の伝統的な法文化というのは、これはちょっと司法制度改革の問題とずれるかもわからないんですけれども、これはむしろ私の研究の専門の問題でございまして、日本の伝統的な法文化というのは、西欧的な発想を受けた後でも、中国の伝統的な律令システムといいまして、やっぱり刑事法とそれから行政法中心の法システムが中心に動いてきておりまして、民事というのは基本的には内部でやるか、内部でやれない場合だけやむを得ず国家的な機関に持って…