第211回 参議院 財政金融委員会 第13号
○大塚耕平君 もうこの発言でやめますけれども、やはり、先ほども申し上げましたけれども、我が国の防衛力がだんだん心配な状況になってきているとしたら、それは予算が足りないということ以外にどういう要因があるんだということについては是非閣内でも御議論をいただいて、それを改善しないとますます不安な状況が強まっていって、結局もっと膨大な予算を掛けなきゃいけないけど財源がないのでもっと増税しなきゃいけないという、結局、我が国、どんどん悪循環に陥ってい…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○大塚耕平君 もうこの発言でやめますけれども、やはり、先ほども申し上げましたけれども、我が国の防衛力がだんだん心配な状況になってきているとしたら、それは予算が足りないということ以外にどういう要因があるんだということについては是非閣内でも御議論をいただいて、それを改善しないとますます不安な状況が強まっていって、結局もっと膨大な予算を掛けなきゃいけないけど財源がないのでもっと増税しなきゃいけないという、結局、我が国、どんどん悪循環に陥ってい…
○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。 防衛力強化資金についてお聞きします。 先日の連合審査で鈴木大臣は、今年度に防衛力強化のために四・六兆円の税外収入を確保したとした上で、令和六年以降におきましても年平均〇・九兆円程度の財源を確保できるよう、今後も引き続き更なる税外収入の確保に努めていきたいと答弁をされております。 そこでお聞きしますが、来年度以降、防衛力強化資金に繰り入れる税外収入について、具体的にどのような見通しを持っておられる…
○国務大臣(鈴木俊一君) 税外収入でございますが、令和五年度予算におきましては四・六兆円、これを確保するとともに、防衛力強化資金を通じまして防衛力の整備に計画的、安定的に充てていくこととしております。 そして、お尋ねの令和六年度以降につきましては、防衛力強化資金への繰入れに充てることのできる税外収入につきましては、現時点で具体的に見込まれるものはないわけでありますが、令和五年度予算において、今後五年間の防衛力強化のための経費に充てられる…
○国務大臣(鈴木俊一君) 昨年末の政府与党政策懇談会において、岸田総理から、新たな防衛力整備計画の財源確保のため、歳出改革や特別会計からの受入れ、コロナ対策予算の不用分の返納、国有財産売却などの工夫を行うこと、これが示されたところでございます。 この会議を受けまして、国有財産の売却について各省庁と協議したわけではございませんが、総理から示された考え方の下で、財務省において売却可能でかつ防衛財源になり得る国有財産について精査をした結果、臨…
○井上哲士君 長々と答弁されましたけれども、民間の機関が参入していないという事態は全く変わっていないんです。五年間検討してこられたと言いましたけれども、その検討の中で、二〇一八年、第三者委員会として商工中金の経営及び危機対応業務に関する評価委員会が設置をされて、昨年八月に報告書出しているんですね。この報告書では、民間金融機関による指定金融機関への参入がない中、商工中金には引き続き危機対応業務の実施をする責務があると、ここまで言っているん…
○国務大臣(鈴木俊一君) 今、国会で御審議いただいております改正案が成立すれば、他の政府保有株式の売却事案と同じように、商工中金株式の売却に向けた手続、これは検討されることになるんだと承知をしております。 そして、この売却収入につきましては、法改正を行うことなく防衛力強化資金に繰り入れることはこれは可能ではありますが、実際の取扱いにつきましては、売却に向けた手続の進展と併せて予算編成過程において議論されることとなると、そのように考えてお…
○堂込麻紀子君 茨城県選挙区の堂込です。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 今回の法案による防衛財源確保の枠組みについて、お伺いを更にさせていただければと思います。 増税を行う当分の間という見通しについてなんですけれども、防衛力強化に関わる財源確保のための税制措置においては、令和九年度に向けて複数年掛けて段階的に実施するというふうにされているかと思います。所得税の新たな付加税について当分の間課すということを、そういったこと…
○副大臣(秋野公造君) 防衛力を抜本的に強化し、これを安定的に維持強化していくための財源の確保につきまして、国民の御負担をできるだけ抑えるべく行財政改革を徹底して行うこととしておりますが、それでも足りない分について、将来世代に先送りすることなく、今を生きる我々の責任として対応すべきものと考えており、国民の皆様に税制措置での御協力、お願いをせざるを得ないと考えているところであります。 前回、先生と、付加税とした理由についても御議論させてい…
○政府参考人(安藤敦史君) お答え申し上げます。 NATOを始め各国は、安全保障環境を維持するために、経済力に応じた相応の国防費を支出する姿勢を示しており、我が国としても、国際社会の中で安全保障環境の変化を踏まえた防衛力の強化を図る上で、GDP比で見ることは指標として一定の意味があると考えております。その上で、政府としては、防衛力の抜本的強化の内容を積み上げ、防衛省・自衛隊として役割をしっかり果たすことができる水準として、二〇二七年度に…
○堂込麻紀子君 ありがとうございます。 午前中の連合審査における参考人の方からもお話ありましたけれども、四十三兆円という積み上げが見合った、日本に見合ったものではないというふうな御指摘もいただいております。その点も踏まえて、改めて審議の方、議論の方を続けさせていただければというふうに思います。 防衛費の水準と経済成長について、財務大臣の方にお伺いしたいと思います。 経済力に応じて防衛費を確保していくということが必要になると、今後の防衛力…
○国務大臣(鈴木俊一君) 新たな国家安全保障戦略で示されているとおり、経済力は平和で安定した安全保障環境を実現するための政策の土台であり、堂込先生御指摘のように、防衛力の強化に取り組む上で、経済力を強化し、持続的な成長を実現することは安全保障の観点からも重要であると考えているところであります。 この点、政府としては、新しい資本主義の下、官民連携で成長分野への投資拡大を図ることを通じて社会課題の解決を成長のエンジンへと転換していくとともに…
○堂込麻紀子君 時間も間もないと思いますけれども、最後の質問とさせてください。 今後の情勢変化に備えた財政健全化の必要性について、是非、鈴木大臣の方から御答弁いただきたいと思っておりますが、令和五年度予算の編成等に関する建議の御指摘があったもの、皆さんも御承知おきかと思いますけれども、実際に有事が発生した場合、防衛力を十分に発揮するためには、その大前提として経済、金融、財政面での安定が不可欠であるといったもの、また、民間の社会経済活動を…
○国務大臣(鈴木俊一君) 昨年の十一月の財政制度等審議会の令和五年度予算の編成等に関する建議の中では、実際に有事が発生した場合に防衛力を十分に発揮するためには、その大前提として経済、金融、財政面での安定が不可欠である、民間の社会経済活動を維持しつつ、侵略に対して国家として立ち向かうための財政余力が不可欠であるとの指摘があったところであります。 翻って、我が国の財政の状況を見ますと、これまでのコロナ対応に伴う累次の補正予算の編成等によりま…
○委員長(酒井庸行君) これより財政金融委員会、外交防衛委員会連合審査会を開会をいたします。 我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、二名の参考人から御意見をお伺いいたします。 御出席いただいております参考人は、慶應義塾大学法学部教授細谷雄一君及び防衛ジャーナリスト・獨協大学非常勤講師・法政大学兼任講師半田滋君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨…
○参考人(細谷雄一君) 今日は、このような貴重な機会に発言をさせていただけますこと、大変光栄に存じます。 私の方からは、今、国際環境は大きく変わりつつあります。その国際環境が大きく変わりつつある中で、このような防衛費の問題どのように考えたらいいか、防衛力の増強の問題をどのように考えたらいいかということを三点を強調してお話をさせていただきたく存じます。 その前に、まず冒頭に大砲とバターのお話をさせていただければと思います。多くの方は御存じ…
○堀井巌君 ありがとうございました。 次に、半田参考人にお伺いしたいと存じます。 今御説明いただきましたように、このFMSによる防衛装備の調達というのが日本は増えていますけれども、私、この国内の防衛産業が非常に今厳しい状況に置かれていることを大変危惧いたしております。他方で、なかなか、自衛隊だけが需要であれば、国内の防衛産業もずっと事業を継続することは困難であるというのも現状だろうというふうに思います。 今後、防衛力の整備ということを考…
○参考人(細谷雄一君) 福山先生、大変鋭い御指摘、御質問いただきまして、誠にありがとうございます。二点いただきました貴重な御質問に対してお答えをさせていただきます。 一点目でございますけれども、今後このウクライナでの経験を経てどのような方向で日本が防衛を考えていくべきかというような趣旨かと存じますけれども、私は、やはりこの日本が対外的に間違ったシグナルを送らないということが過去二十年の経験から学べることではないか。 これは、アメリカにつ…
○参考人(半田滋君) イージスシステム搭載艦のことについてお話をします。 まず、最初、地上に置く、秋田市と山口県萩市に置く予定だったイージス・アショア、この導入の経過を振り返ってみますと、二〇一七年の一月にトランプ政権が誕生して、二月にワシントンで日米首脳会談が行われて、そこでトランプ大統領から安倍首相にバイ・アメリカンと、アメリカ製品を買ってほしいというような要望が出されて、その結果、防衛省で検討した結果、イージス・アショアを買おうと…
○参考人(細谷雄一君) しばしば今報道でも指摘されているのが、あるいは専門家が指摘しておられるのが、プーチン大統領はもう二〇二一年の夏の時点で侵略の計画を立てていたと。これは第二次世界大戦のヒトラーもそうですけれども、戦争をする側は動員を掛けますから、そういった意味ではいろんな準備が必要になってくるわけですね、あくまでもロシアは特別軍事作戦という言葉を用いていますけれども。したがって、それだけ準備をしていくと、その準備、計画というものを…