第180回 参議院 外交防衛委員会 第6号
○山本香苗君 海保はもちろんそうなんですけれども、防衛大綱におきましては、動的防衛力による迅速かつシームレスな対応ということが強調されておりますよね。この動的防衛力による迅速かつシームレスな対応といった場合に、自衛隊と海上保安庁の任務活動の間のシームレスな対応というものは組み込まれているんですか。
衆参両院の本会議・委員会の会議録を全文検索します。発言者・会派・時期で絞り込み、政策テーマがいつ誰に語られたかを追えます。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○山本香苗君 海保はもちろんそうなんですけれども、防衛大綱におきましては、動的防衛力による迅速かつシームレスな対応ということが強調されておりますよね。この動的防衛力による迅速かつシームレスな対応といった場合に、自衛隊と海上保安庁の任務活動の間のシームレスな対応というものは組み込まれているんですか。
○山本香苗君 シームレスな対応だけじゃなく、動的防衛力というものを構築するに当たって、海保というものの存在も入れた上での考え方ですかと聞いたんですが。
○国務大臣(森本敏君) これは、海上保安庁の機能を我が方として十分に念頭に入れて動的防衛力というものを構想しているわけでございます。
○国務大臣(森本敏君) 我が国の防衛政策は、あくまで専守防衛という原則を守って今まで我が国の防衛力を機能させてきたところであり、また、我が国の防衛政策も専守防衛という憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略を取ってきたことはもう先生御承知のとおりであります。 しかしながら、国際法上は、我が国が攻撃を受けた場合、我が国において急迫不正の侵害が行われ、その手段として、例えばミサイル攻撃が行われたような場合、このような攻撃を防ぐのにやむを得ない…
○政府参考人(黒江哲郎君) 専守防衛の根拠と解釈ということでございますけれども、専守防衛という概念につきましては、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使すると、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめると、さらに保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るということで、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢を言うということがこれまでの政府解釈でございます。ですから、根拠ということでございますれば、日本国憲法の精神…
○山本香苗君 まさに昭和五十六年の長官答弁そのまま読まれたんですけれども、違ってもまた問題なんですが、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使しと、防衛のみということなんですが、既に昭和三十一年の政府見解で、自衛隊はそのための能力は有していないけれども、ほかに適当な手段のない場合においては、座して死を待つのではなく、一定の制限の下で攻撃的行動を行うことは法理論上自衛の範囲に含まれ、可能だという答弁があるわけですよね。 ということ…
○小熊慎司君 ありがとうございます。 あの時点ではあれが最大限だったというふうには思いますが、大臣の所信の中でも、動的防衛力の構築に努めると、これは自衛隊の運用に焦点を当てているわけでありますけれども、この動的防衛力の中には大規模災害等も含まれているというふうに認識をしております。この部分に関して、そうなると、今後、やはりあり得ないことが起きたというような言葉はもう使えないわけでありますから、こうした原発事故に対応する体制整備もこの際し…
○森本国務大臣 大臣に就任いたしまして、この委員会に初めてお招きをいただき、いろいろ所見を申し述べる機会が与えられたことは大変光栄に存じます。 私自身がこの分野の専門家として仕事をしてきましたので、できるだけ大臣という職務の範囲の中で率直に、自分の考え方、特に政策の重点事項についてお話をしてみたいと思います。 御承知のとおり、冷戦が終えんし、東西の大規模な戦争が起こるという蓋然性は少なくなったものの、東アジアの安全保障環境を見ますれば、…
○森本国務大臣 この点については、昨日、大臣就任に当たり、当委員会で私の考え方については所信をお話し申し上げたとおりで、それに尽きるわけでございますけれども、特に、在任中、どれぐらいの期間になるのか、私自身全くつまびらかにしませんが、少なくとも、総理からは、日米同盟の拡充、深化に特に心を重くしてといいますか、重視してこの仕事を進めるようにという強い指示があったことを考えると、まず、日米同盟を民主党政権で少し、当初の政権のときに日米間がぐ…
○森本国務大臣 国を誰が守るかというのは、国の防衛の任についている防衛省・自衛隊が与えられた任務の中で、国を守る一番先頭に立つ、これはその任務と役割に鑑みれば当然のことでございますが、しかし、国を守るというのはそういった防衛力を持っている実力組織だけでできるものではありません。民主主義下において、まさに国民が一致団結して国を守るという強い気概と支援があってこそ、初めて防衛省・自衛隊がその実力を行使して、国を守るためみずからの犠牲を払って…
○今津委員 自衛隊もさることながら、やはり国民なんですよね。国民がみんなで力を合わせて家族を守る、国を守るという気持ちを持たなければだめだというふうに思いますし、いろいろな場面でそれをぜひ強調していただきたいと思います。具体的に、教育の場でそういうことが指導できるような体制を目指していただきたいと思います。 防衛大綱、中期防について御質問します。これは近く本会議あるいはこの委員会の集中審議が予定されておりますので、簡単に、一、二お聞かせ…
○森本国務大臣 どこの国であれ、それぞれ置かれた安全保障環境の中で、国内の事情を踏まえて所要の国防費を計上しているということだと考えますが、先生まさに御指摘のとおり、我が国としても、周辺の環境その他、国内の財政事情等を踏まえて、計画的な防衛力整備を効果的に行うという考え方で、現在の大綱、中期防に基づいて年度の予算を編成しているわけでございます。 平成二十四年度の防衛予算は四兆六千四百五十三億円であり、先生御指摘のように、十年連続で前年度…
○岩屋委員 だから、空のバランスが崩れるというのは、やはり我が国の抑止力、防衛力に極めて深刻な影響を及ぼすわけですから、そこは、そうなったらそうなったで考えるという程度のことでいいのかなと私は正直感じますよ。 F35がどうしても開発がおくれているので、いろいろな国が方針を転換していますよね。納入をもうやめたり、あるいは機数を減らしたり、そのぐらい各国とも防空体制に穴があかないように真剣な取り組みをしているわけですが、我が方は、最終的に四…
○東(順)委員 そこはこれからいろいろと聞かせていただきます。 同じこの寄稿文の中で、沖縄を含む南西方面で減殺される抑止力を補完するのは日本の責任だ、こういうふうに大臣はされていますね。要するに、抑止力が減殺されるんだから、その部分を補うのは日本の責任だ、つまり抑止が減殺されるということを前提として展開をされているわけです、この寄稿文の中で。 そこで、我が国の南西方面の防衛力の強化をしなきゃいけないということで、その具体策として、日米の…
○森本国務大臣 尖閣諸島を、国であれあるいは都であれ、私有者、主権者から購入するということになったとしても、尖閣諸島を含む沖縄の防衛が、先生の御指摘のようにわっと大きくなるというふうには私は必ずしも考えていません。 つまり、何を我々は考えるべきかというと、確かに一時期、周辺諸国に少し反日感情その他が出て、警戒監視を強めなければならないような事態というのが起こるんだろうと思います。他方、御承知のとおり、今年度の予算で、与那国島に警戒監視部…
○渡辺(義)委員 新党きづなの渡辺義彦であります。 長時間、大臣、御苦労さまでございます。最後の質疑者でございます。十分でございますが、最後までよろしく御審議をお願い申し上げます。 大臣のきょうの冒頭のお話の中でも、取り組みたい課題として、防衛力の強化と日米同盟の深化、そして危機管理体制の確立、この三つをお挙げになっておられます。また、いろいろマスコミ等のインタビューを見せていただきますと、私が特に注目いたしましたのは、北朝鮮の弾道ミサ…
○森本国務大臣 防衛大臣の森本敏でございます。 国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うこととなり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重みを痛感しております。本日は、東委員長を初め、委員の皆様に御挨拶を申し上げます。 まず、去る六月六日、寛仁親王殿下が薨去されましたことは、まことに痛惜の思いにたえません。皇室を初め、御近親の方々の深いお悲しみをお察し申し上げ、ここに謹んで弔意を表します。 我が国周辺の情勢について申し上…
○国務大臣(森本敏君) 防衛大臣の森本敏でございます。 国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うこととなり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重みを痛感しております。 本日は、福山委員長を始め委員の皆様に御挨拶を申し上げます。 まず、去る六月六日、寛仁親王殿下が薨去されましたことは、誠に痛惜の思いに堪えません。皇室を始め御近親の方々の深いお悲しみをお察し申し上げ、ここに謹んで弔意を表します。 我が国周辺の情勢について申…
○国務大臣(森本敏君) 日本の国家の安全保障、国家の防衛を他国の国家戦略に依存しているというふうには考えてはおりませんし、また、そうなっていないと思います。 他方、日本の安全というものを全て日本の防衛力だけで守るということが必ずしも効率的でない場合、国際社会の中では、同盟関係による抑止に依存しつつ自国の防衛力と組み合わせて最も有効な安全保障措置をとるというのがこれが一つの安全保障の手段でありますので、我が国は戦後、日米同盟に基づく日米安…
○国務大臣(森本敏君) 我が国の領域の外で我が国が守るべき目標というのは多うございますが、ただし、領域の外に我が国の防衛力を及ぼす場合には、国会等で御承認をいただいて必要な法的措置を明確にしてこれを行うというのが決まりであると思います。