第193回 衆議院 予算委員会 第13号
○麻生国務大臣 日本の防衛力を我々は大いに伸ばさざるを得なくなった国際情勢というものを無視した話は、私どもとしてはのめる話ではありません。 東シナ海、南シナ海、中国の拡張主義は明らかです。事実、いろいろなところで、我々としては、海上保安庁の船を大量につくって、大型化して、それで漁民を守るというのをいろいろやっておるというのは御存じのとおりでしょうから、我々としては、そういう状況下にあって、少なくとも尖閣とかそういった問題をきちんとやって…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○麻生国務大臣 日本の防衛力を我々は大いに伸ばさざるを得なくなった国際情勢というものを無視した話は、私どもとしてはのめる話ではありません。 東シナ海、南シナ海、中国の拡張主義は明らかです。事実、いろいろなところで、我々としては、海上保安庁の船を大量につくって、大型化して、それで漁民を守るというのをいろいろやっておるというのは御存じのとおりでしょうから、我々としては、そういう状況下にあって、少なくとも尖閣とかそういった問題をきちんとやって…
○麻生国務大臣 共同声明で述べられております、日本の日米同盟におけますより大きな役割及び責任とは、日本として、国際協調主義のもとで、いわゆる積極的な平和主義という立場から、日本の安全及び国際社会の平和と安定及び繁栄の確保というものにこれまで以上に積極的に寄与する方針であります。したがって、日米同盟の中でもみずからが果たし得る役割の拡大を図っていくとの決意を表明したものだと理解をいたしております。 したがって、共同声明におけるこのような決…
○宮本(徹)委員 直ちにふえることはないというふうにおっしゃいますが、実際は中期防以上のペースで防衛費はふえているというのを私は何度も指摘してきましたし、補正予算まで使って防衛費は積み増しを毎年毎年されているというのが現状であります。 トランプ大統領は、会談後の共同記者会見でこうおっしゃいました。日本と米国がともにこの同盟に大量の投資を続け、防衛体制と防衛力を増強することが重要だ、インベスト・ベリー・ヘビリーということをおっしゃっている…
○若宮副大臣 今委員が御指摘になりました二月十二日の産経新聞の報道につきましては、私も承知をいたしているところでございます。 今委員が御指摘になりました戦闘機F35を初めとする私どもの防衛省・自衛隊の装備品でございますけれども、これは基本的に、防衛大綱、そしてまた中期防衛力整備計画に基づきまして、我が国の防衛を全うするために必要不可欠なものを計画的に取得いたしまして、着実に防衛力を整備しているところであります。 したがいまして、今委員が…
○若宮副大臣 私ども、我が国日本を取り巻きます安全保障環境が厳しさを増しているのは委員ももう御承知のとおりだと思っておりますが、我が国の防衛力のあり方、これはやはりさまざまな点で不断の検討を行うということは必要であろうかと思っております。 ただ、現時点で、防衛計画の大綱の見直しですとか、あるいは具体的な検討ということを行っているということでは全くございません。 また、中期防につきましても、現時点におきましては、自衛隊の体制あるいは防衛関…
○麻生国務大臣 防衛関係費につきましては、これは後年度負担というものも含めて、中期防衛力整備計画などを含めて計画的に予算編成を行うこととしておりますので、際限なく膨張するかのような批判は全く当たらぬと思っております。 平成二十九年度の予算においても、翌年度以降の予算の硬直化ということにつながらないように、装備品の価格低減を通じた調達効率化などによって新規後年度負担額の抑制を行っているところであります。
○宮本(徹)委員 きのう総理は予算委員会の中で、パッケージとしてやるのが大事だという話をやられていましたよ。訓練だとかメンテナンスも一緒にやっていくんだと。そういうことになれば、当然、他国の軍隊を育成していくことになるわけですよね。 アメリカは戦後、世界戦略として、世界各地で親米国の軍隊を武器も供与しながら育成してきました。日米同盟の中で日本の役割の拡大といってこんなことまでアメリカの役割の肩がわりをしていくというのは、憲法九条の理念に…
○西田昌司君 自由民主党の西田昌司です。 自由民主党・こころを代表して、安倍総理の米国帰朝報告について、総理に質問をいたします。 まず、日米首脳会談は大成功であったと高く評価いたします。 この首脳会談のさなか、日本時間で十二日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。この暴挙に強く抗議をいたします。同日行われたフロリダでの共同記者会見で、総理は、今回の発射を断じて容認できない、国連決議を完全に遵守すべき、米国は常に一〇〇%日本とともにあり、…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西田昌司議員にお答えいたします。 北朝鮮問題を受けた日米同盟の強化についてお尋ねがありました。 北朝鮮の核・ミサイル開発は、新たな段階の脅威であり、明白な安保理決議違反です。トランプ大統領との間では、北朝鮮に関する認識を共有し、日米同盟を強化していくことで完全に一致しました。 フロリダで発生した北朝鮮の弾道ミサイル発射に対しては、その場でトランプ大統領と共同記者会見を開催し、日米の強い結束を明確に示すことが…
○宮崎勝君 公明党の宮崎勝です。 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました訪米報告について質問します。 冒頭、今般の北朝鮮による弾道ミサイル発射は、国連安全保障理事会の決議に明確に違反するだけでなく、我が国の安全を脅かす暴挙であり、断じて容認することはできません。 政府においては、国連を始めとする国際社会と緊密に連携し、厳しく対応するとともに、引き続き、不測の事態に備え、国民の安全、安心の確保に万全を期すことを強く求めます。 トラ…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮崎勝議員にお答えをいたします。 訪米の意義と成果についてお尋ねがありました。 トランプ大統領と二日間にわたり様々な問題についてじっくりと話し合い、個人的な信頼関係を確立するとともに、日米同盟は揺るがないとの明確なメッセージを世界に向けて発信することができました。国際会議の際には必ず首脳会談を行うことで一致し、マルチの場において日米が連携していくための土台を築くことができました。 特に、米国の拡大抑止へのコ…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上哲士議員にお答えをいたします。 米国の大統領令についてお尋ねがありました。 入国管理はその国の内政事項であり、コメントは控えます。他方で、移民、難民問題、テロ対策は国際社会の共通の課題です。こうした世界的な課題については、トランプ大統領と十分に話をし協力を確認しました。日本は、これからも難民、移民支援、開発支援など、非軍事分野において日本ならではの貢献を国際社会とともに協力して行っていきます。 日米の共…
○清水貴之君 日本維新の会の清水貴之です。 我が党を代表して、安倍総理の米国訪問に関する報告について、総理に質問をさせていただきます。 今回の会談は、日米の首脳同士が胸襟を開いて国際社会に責任を負うリーダー同士の信頼関係を構築する場でもあったと認識をしています。 トランプ大統領とは、共通の趣味のゴルフを二十七ホールにわたってプレーされたとのことです。ゴルフをされる方なら皆御納得いただけるのではないかと思いますが、せっかちなのか、怒りっぽ…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 清水貴之議員にお答えをいたします。 トランプ大統領の印象及び首脳間の信頼関係の構築についてお尋ねがありました。 トランプ大統領は、気さくに周りの人に声を掛け、大変オープンで何でも話ができ、人の話をよく聞き、決断が早い方であると感じました。腹を割って一緒に仕事ができる相手であると確信しました。トランプ大統領とは二日間にわたり様々な問題についてじっくりと話し合い、個人的な信頼関係を確立することができたと考えます…
○武藤(容)委員 ありがとうございます。 共同声明の中では、トランプ大統領がおっしゃられていることに、極めて重要な同盟関係の一層の強化に努める、日米同盟は太平洋地域の平和と安定の礎だと表明をいただいたようであります。一方で、日米の防衛力を増強することが重要だとも、日本にも防衛協力を促し、安倍総理は、私と大統領の手でさらなる強化を進めていくと応じられたとの報道を受けました。 今年度は、次期中期防の見直しの議論も始まります。防衛費のあり方、…
○大野委員 ありがとうございました。 今後もぜひ、日本の役割そして日米同盟、全体像をしっかりと政府の中で御議論いただければ、またアメリカとのしっかりとした交渉をしていただければと思います。 質問をかえさせていただきたいと思いますが、次に、日本独自の抑止力についてお伺いをさせていただきたいと思います。 トランプ政権が発足して、何かアメリカが異質のアメリカになってしまったんじゃないか、こういうイメージが先行している部分もあるんだと思いますけ…
○安倍内閣総理大臣 ただいま大野委員は、同盟の一番の重要なポイントを指摘されたと思っています。 まず、みずからの国を守るために努力しない国を守ってくれる国は、世界じゅう探しても一つもないわけであります。ですから、当然、我々も日本独自の防衛努力を積み重ねていかなければいけない。 と同時に、同盟において、今、大野さんがおっしゃったように、日本を守るために派遣された米軍も守るのか、守らないのか。それも守らないのであれば、では、その兵士の両親が…
○安倍内閣総理大臣 アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増していく中において地域の平和と繁栄を維持していく上において、米国だけがその役割を大きくしてくださいということでは同盟はもたないわけであります。と同時に、厳しさを増していく安全保障環境に対応できない、こう思います。 そういう認識のもとに、日米同盟をまず一層強化していく。具体的には、南西地域の防衛体制の強化や弾道ミサイル防衛能力の強化、必要な防衛力の強化を着実に進めていきます。そ…
○前原委員 選択肢ということをおっしゃいました。一つの、過去の日本の難しかった選択のお話をさせていただきたいと思います。イラク戦争のときです。 ブッシュ政権、日本の総理大臣は小泉さんでした。あのときは、イラクに大量破壊兵器があるんだ、大量破壊兵器があるからイラクに攻撃するんだ、それについて日本も協力をすべきなんだ、こういうロジックの中で、最後はどういう観点で小泉さんが協力をされたのか。全く今と同じロジックだったんです。 私は、当時民主党…
○前原委員 これから個別の話をしていきますが、安倍総理、ぜひ日本の総理大臣として、自分の国は基本的に自分が守るのが当たり前で、同盟関係にあるアメリカの大統領に極めて特異な方が出てきて、リスクがあるんですよ、これから。だけれども、そのリスクがある中で、これしか選択肢がないでしょうと堂々と話をされて、拍手が起こる自民党であっては困る、私はそう思いますよ。それを変えていく努力、そして選択肢を日本としてふやしていく努力、もちろんアメリカともうま…