第210回 衆議院 国土交通委員会 第3号
○斉藤国務大臣 港湾の脱炭素化に向けては、今般の港湾法改正により、国際戦略港湾等において港湾運営会社が取得する陸上電力供給設備に係る固定資産税の特例措置が講じられることとなります。 また、民間事業者等による低炭素型荷役機械の導入に対して補助制度による支援を行ってきたところでございます。 国土交通省としては、引き続き、これらの措置を講じつつ、今後の技術革新等を踏まえながら、港湾における脱炭素化の実現に必要な支援策についてしっかりと検討して…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○斉藤国務大臣 港湾の脱炭素化に向けては、今般の港湾法改正により、国際戦略港湾等において港湾運営会社が取得する陸上電力供給設備に係る固定資産税の特例措置が講じられることとなります。 また、民間事業者等による低炭素型荷役機械の導入に対して補助制度による支援を行ってきたところでございます。 国土交通省としては、引き続き、これらの措置を講じつつ、今後の技術革新等を踏まえながら、港湾における脱炭素化の実現に必要な支援策についてしっかりと検討して…
○城井委員 その点、具体化を来年度予算に向けても是非お願いしたいと思いますが、今ほど申しましたように、港湾管理者たる自治体、特に中小規模の港湾がある自治体や港湾に立地する企業が地方港湾で脱炭素化を進めていくとなりますと、それを促す設備導入に向けた予算支援がやはり欠かせないというふうに思っています。 港湾に立地、隣接する物づくり産業、企業からも、カーボンニュートラルを目指して動いているが、水素や燃料アンモニアの利用拡大には企業単独で負担で…
○城井委員 支援の具体化、是非メニューとして我々にもお示しいただきたいということをお願いしたいと思います。 地方港湾を管理する自治体においては、別の悩みがあります。老朽化した港湾施設やトラック等の通行が著しい周辺道路の改修すら追いつかない現状であり、脱炭素化に向けた自治体独自での新規の設備投資の予算確保はかなり困難を極めることは明白だというふうに考えます。水深確保が必要な航路のしゅんせつなど、航路の安全確保についても同様です。 こうした…
○城井委員 その点、具体的にどのようになっていくか、引き続き注視をいたしたいと思います。 続いて、港湾脱炭素化推進協議会の構成員についてお伺いします。 港湾利用者、船会社等の等には、労働者代表は含まれるでしょうか。港湾管理者が必要と認める者で構成するとなりますと、経営者側が入る一方で、労働者代表が外れるケースがあるのではないか。問題によっては、労使で立場が異なるケースを整理する必要があることを想定すべきであります。 港湾脱炭素化推進計画…
○斉藤国務大臣 港湾脱炭素化推進協議会の構成員は、港湾管理者を中心に、脱炭素化の取組を行う民間事業者、関係する地方公共団体のほか、当該港湾の利用者、学識経験者その他の当該港湾管理者が必要と認める者、このように規定しております。 協議会の構成員には港湾労働者の代表を含めることも可能であり、各港湾の事情に応じて港湾管理者が適切に判断いただくもの、このように考えております。
○城井委員 港湾労働者もステークホルダーの一つだということでおっしゃっていただいたと受け止めました。ありがとうございました。 では、その港湾労働者がそもそも今回の港湾の脱炭素化に対してどのような懸念を持っているというふうに国は認識しているでしょうか。そして、その懸念にどう対応しようとお考えか。大臣からお願いします。
○斉藤国務大臣 港湾における脱炭素化の推進について、港湾労働者から特段の反対があるとは聞いておりません。今後の港湾における脱炭素化の取組を推進するに当たっては、引き続き、様々な関係者の御意見などを把握しつつ取組を進めてまいりたいと考えます。
○城井委員 港湾労働者の現場から伺ったのは二つ。一つは、脱炭素化について反対するものではないということ。そして、ただ、脱炭素化により減少が見込まれる仕事があると。この委員会でも議論になったことがありますが、石炭の荷役が極端に減ってきます。その代わりの仕事をどうしようかということを、当該企業だけではなかなか解決が難しいというお声をいただいています。こうした部分について、是非大臣にも御配慮いただきたいということをお願いしたいと思います。 さ…
○一谷委員 ありがとうございます。日本維新の会の一谷勇一郎です。 斉藤大臣への質問は初めてですので、どうぞよろしくお願いをいたします。 結構専門的な脱炭素化の話になってまいると思いますので、有識者の方々からいろいろな御質問をいただいてまいりました。意見を聞いてきました。それを踏まえて、港湾の脱炭素化について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、政府参考人の方にお伺いしたいのですが、各港ごとのCO2排出量のデータはあるのかどうか、…
○堀田政府参考人 お答え申し上げます。 国土交通省港湾局では、全国の重要港湾以上の百二十五港を対象にいたしまして、港湾ターミナル等からのCO2排出量を試算しておりまして、その合計値は約九百万トンということになっております。 一方、この試算結果には、物流関係以外の企業等からのCO2排出量は含まれておりません。 港湾及び臨海部に立地する企業等からのCO2排出量を含めた港湾全体のCO2排出量については、今後、各港湾の港湾管理者が作成する港湾脱…
○一谷委員 ありがとうございます。 私の地元が神戸ですので、そういった数字が出ているということは大変ありがたいなと思います。この数値が基礎になってくると思いますので、しっかりとした数値を出していただけたらと思います。 続きまして、政府参考人の方にお伺いしたいんですが、現時点での脱炭素化がどれくらい進んでいるのか、また、カーボンニュートラルポートについて、今後の計画をお聞かせいただけたらと思います。
○堀田政府参考人 お答え申し上げます。 港湾における脱炭素化の取組のうち、港湾の物流ターミナルにおいてコンテナ貨物を取り扱う荷役機械につきましては、昨年度時点で全体の四三%まで低炭素型荷役機械の導入が進んでいる状況にあります。 また、LNG燃料船への燃料供給に必要な設備の導入については、既に伊勢湾、三河湾で供用を開始しておりまして、東京湾及び九州、瀬戸内において導入に向けて設備等の整備が進められている状況にございます。 今後、港湾管理者…
○斉藤国務大臣 私も、一谷委員が今おっしゃいました、神戸空港の敷地の、空港の中ではないかと思いますが、島にある水素ステーション、視察をさせていただきました。オーストラリアから液体水素という形で運ばれてきて、あそこに貯蔵されて、あそこから日本全国に配られていくということのモデルになるものだと思いますが、そういう非常に先進的な事例もございます。 委員御指摘のとおり、港湾によって貨物の量や種類、立地する企業等は様々であり、各港湾における脱炭素…
○一谷委員 ありがとうございます。 そうです、神戸空港島です、済みません。島のところにある水素のタンクなんです、神戸にある。 私もいろいろな小さな港の方々にもお伺いをしたんですが、やはり、もうこの脱炭素化のイメージすらちょっと湧かないというようなこともお聞きしておりますので、やはりかなりの差があるんだなということを肌で感じておりますので、そこも考慮をしていただけたらなというふうに思います。 続きまして、大臣に御質問させていただきたいんで…
○斉藤国務大臣 インセンティブ、一言で言うと、選ばれる港湾になるためということではないかと思います。 世界的にサプライチェーンの脱炭素化に取り組む荷主が増える中、選ばれる港湾となるためにも、港湾施設の脱炭素化等に取り組み、競争力を強化していくことが必要と考えております。 そのための体制づくりとして、今回の法改正において、多岐にわたる関係者が一丸となって港湾脱炭素化推進計画を作成できる規定を設けております。 国土交通省としては、今年度創設…
○一谷委員 ありがとうございます。 大臣の、脱炭素化をしていなければ確かに選ばれない港というところはあると思うんですが、ここには海外のメーカーも入ってくると思うんですね。その場合、後でまた御質問をちょっとさせていただきたいんですけれども、やはり日本の規制がなかなか厳しいんじゃないかというふうなお声も聞いておりますし、脱炭素化に関しては、やはり港を走っているトラックなんかもディーゼルで非常にCO2を排出しているというところで、これはジェト…
○堀田政府参考人 お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、温室効果ガスの削減対策のみならず、NOx、SOxといった、窒素酸化物、硫黄酸化物といった大気汚染物質の排出抑制も極めて重要な課題だと認識をしております。 港湾においては、低炭素型荷役機械であったり、あるいはLNG燃料船への燃料供給に必要な設備の導入支援など、港湾における脱炭素化を進めることとしておりますが、同時に、これらの取組は、温室効果ガス削減対策とともに、NOx、SOx対策…
○一谷委員 ありがとうございます。 先ほど大臣がおっしゃられました、やはり脱炭素化で世界に選ばれる港湾にというところで、やはり世界の主流としてはこのNOx、SOxの削減も一緒に語られるということをお伺いをしておりまして、今回のこの改定を見てもなかなかそういった言葉が入っていなかったので御質問をさせていただきました。是非この対応もしていっていただけたらと思います。 続きまして、新エネルギーの水素やアンモニアを使うということなんですが、私が…
○一谷委員 ありがとうございます。 非常に戦略的にはすばらしい戦略だと思うんですが、やはりそこは、戦術、もっともっと細かいところに落とし込んでいただくという、そういったところがなかなか私はイメージがしにくいなというふうに感じておりますので、是非ここは返り咲いていただきたいと思います。海洋国家としてのやはり力をここでもう一度取り戻していけたらというふうに思っておりますので、どうぞ細かな戦術レベルまで落とし込んでいっていただけたらなというふ…
○一谷委員 ありがとうございます。 少し質疑の前もっての準備がちょっと足らなかったかなというふうに思うんですが、やはりここは、先ほど大臣もおっしゃられた、脱炭素することが世界に選ばれるというところもあると思うんですが、やはり柔軟な対応に対しても、まだまだ世界のレベルには達していないんじゃないかというふうにお聞きもしております。ただ、これは緩め過ぎるとやはり安全の問題も出てくると思いますので、このバランスは非常に難しいところだと思うんです…