第84回 参議院 建設委員会 第2号
○赤桐操君 既存団地の空き家募集なんかを見ますと、大変な競争率なんですね。私は、こういう集合住宅と称する公団方式による住宅というものを皆さんが余り好まないで、この形式のものを好まないで一戸建て住宅を好んでいるということにはならないと思うんです、必ずしも。それで、大体いま地方自治体がなるべく一戸建て住宅を建ててくれ、こういうことを言っておるようでありますけれども、地域によっては一戸建て住宅を建ててくれと言ってみたって、これはとてもじゃない…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○赤桐操君 既存団地の空き家募集なんかを見ますと、大変な競争率なんですね。私は、こういう集合住宅と称する公団方式による住宅というものを皆さんが余り好まないで、この形式のものを好まないで一戸建て住宅を好んでいるということにはならないと思うんです、必ずしも。それで、大体いま地方自治体がなるべく一戸建て住宅を建ててくれ、こういうことを言っておるようでありますけれども、地域によっては一戸建て住宅を建ててくれと言ってみたって、これはとてもじゃない…
○赤桐操君 これは昨年十二月の十四日、会計検査院が公表されたところでありまするけれども、昭和五十一年度末現在で住宅公団が抱えている新築空き家の戸数は三万二千戸に上っています。現在ではもっと上がっているようでありますが、そして会計検査院は、このような事態を生じたのは、土地取得費が大都市周辺部では特に高騰したことなどにより、建設される住宅がいわゆる高遠狭となって、立地、規模等の質的充足を求めるようになった近年の住宅需要に合致しないものとなっ…
○政府委員(救仁郷斉君) 確かに、先ほど私申し上げましたとおり、こういった低成長時代に入り国民の需要の動向といったものが変化した。そういった需要動向を的確につかみ得なかったということは、これはもう紛れもない事実でございます。そういった需要の変化を的確につかみ得なかったことが今日の空き家問題を生じているんではないかというように考えているわけでございます。 先ほども申し上げましたが、一時間半もかかるようなところに高層住宅を建てて、そして空き…
○赤桐操君 そこで、いま大分空き家がたくさんまた出てきているようですね。さらにまた長期の未利用地が相当ある。一番最近のひとつ数字で実情を明らかにしてもらいたいと思います。
○参考人(澤田光英君) 空き家と大きく称せられますものに、いわゆる募集をいたしましたものが空き家になっているというものと、それから保守管理中のもの、まだ募集はしておりませんけれどもいろんな障害で人が入っていない、こういう二種類がございますが、これが五十二年の十二月末でございますが、その時点において未入居住宅は一万五千六百一でございまして、保守管理住宅の方が二万三千四百八でございます。 それから、続いて未利用地の御説明をいたします。長期保…
○赤桐操君 この大変膨大な、さらに三万九千戸に上ってきておるこの状態でありますが、今後このいわゆる空き家というのはもっとふえる可能性があるんですか。
○参考人(澤田光英君) 先ほど申し上げました戸数、これはまだ今後多少変動するかと思います。ただし、その変動いたします原因はどこにあるかと申しますと、会計検査院からも申されておりますように、現在十万戸を超す工事中の住宅を持っております。これの中から出るか出ないか、こういう話でございまして、先ほど来総裁から御答弁申し上げましたように、この十万戸を超す工事中の中から空き家が出ないように、この一年間鋭意設計変更あるいは大型化あるいは足の便を極力…
○赤桐操君 要するに、いまいろいろと申し上げてきましたけれども、先ほど来の空き家住宅にしても、また未利用地を膨大に抱えている状況、さらにはまたいろいろ指摘を申し上げた各種の欠陥の問題等々ありまして、これらはいずれも住民の皆さんから見れば、あるいはまた国民の皆さんから見ても、一体どういう経営をしてるんだと、こういうことにやはり批判されると思うんですね。そうした状態、信頼感のない状況の中では、私はやはりこれからの運営というものは皆さんが考え…
○赤桐操君 そうだと思っておりました。そうすると、公園とか道路、こうしたものを合わせますというと大体これまた四〇%を超えるわけでありますね、半分近いものになってくる。そこへ下水とか上下排水の各種施設が入るわけでありますが、利子の面から見るというと、いま申し上げたとおり半分ぐらいが利子になっている。それから関連公共施設費を見ていくというと、その約半分が大体これ純然たる市やそういうものに採納すべき本来的に性格を持ったものであるわけであります…
○参考人(澤田悌君) 御指摘のように、これは二十年間改定なしに、空き家家賃は別でございますが、まいったのでありまして、しかし私ども、先ほどもちょっと申し上げましたように、今度の家賃の値上げは、公団法の施行規則にのっとって申し上げますと、九条、十条のその一体となった規定の範囲内において今度の案のような引き上げをしようと、こういうわけでございまして、原価家賃主義の基本を変えるというようなものでは毛頭ないわけです。とてもそんな、それに重大影響…
○参考人(澤田光英君) すでに発生をいたしました空き家につきましては、ただいま有賀理事からお答えをいたしましたけれども、逐次工事が完成してまいります。大体十万戸以上の工事中の仕掛かり品をただいま持っております。これは三年とか二年前に発注したものでございまして、会計検査院の御指摘の中にも、こういうものから空き家発生のおそれありという指摘がされております。私どもはこの問題が発生をいたしましたときに、この膨大なストックを見直して、これから極力…
○参考人(有賀虎之進君) おっしゃられますように、五十八年なり五十九年なり以後相当先のことでございますので、いまからいろいろとどういう——きちっとしたこの財源というほどではございませんけれども、私どもの考えでは、現在この値上げのほかに従来からやっております空き家増収分というのがございます。空き家値上げによる財源をもちまして、将来この七、八年先には私どもはこれを大部分の財源といたしましていまの傾斜の赤字分の財源措置をやりたいと、こういうふ…
○上田耕一郎君 空き家増収分というのは大体どのくらいですか、毎年。
○参考人(有賀虎之進君) 現在のころは、現在昭和五十一年で申しますと大体五十八億円でございます。しかし、空き家による、何といいますか、特別改良とか特別修繕とか、こういうことをやっておりますので、それを現在は五年とか十年とか、物によりまして新たな資金を入れましてまず修繕をやりますものですから、それを改修しておるわけですね、いまの段階では。しかし、これが改修が終わる段階になれば抑制の方にといいますか、そういう財源が相当程度出てくる、こういう…
○上田耕一郎君 もう私そろそろ時間がなくなりましたけれども、もうちょっと、ここ大事なところなのでさしていただきたいんですが、いまお聞きのように、五十四年度以降の新規供給分を今度のような家賃抑制方式を続けていこうとすると毎年四、五十億円かかるんですけれども、五十五年度はまたその上にかかるわけですね、それについての財源の見通しが全くない。ただ、今度家賃抑制対象として発表されております六万五千戸についても、五十八年度、五十九年度ごろから、これ…
○栗林卓司君 いまのせっかくの大臣の御答弁ですけれども、住宅手当というのは、これはまだ全体を見渡しまして市民権を持っている制度ではございませんで、むしろ少ないんじゃないかと思います。ただ、これについては深くは触れません。ただ、いまの評価益が公団に行っちゃったからそっちがもうかったはずだなどということは申し上げておりません。ただ、これがどういったかっこうで実現をしていくんだろうかと考えてみますと、空き家家賃というやつがありますね、空き家家…
○参考人(有賀虎之進君) 私どものやっております空き家家賃、これもやはり原価で計算した、九条で計算した家賃を十条で変更したものでございまして、やはり均衡上変更をする必要があると、こういうことでやっているわけでございまして、空き家になった場合には、これは新しい住宅に入る場合でも、それからあるいは古い住宅に入る場合でも、これは新たに募集して住宅に入居された方にとっては全く同じ条件でございまして、ただ空き家の方が古いわけでございますから、その…
○参考人(澤田悌君) 物価の上昇、いろんな経済の変動に応じまして、旧家賃のまま再募集することが妥当ではない、人件費その他の関係で。そういうことで、世間一般の家賃ももちろん意識に置いて空き家の入居者を再募集するわけです。まあ近いところにあるのが多く、しかも仮に空き家家賃として三倍ぐらいに上げたとしても、世間の家賃に比べると非常に安いわけでありますから、入居者も非常に高い倍率で希望があるという結果になっております。それの経済的性質がそういう…
○参考人(有賀虎之進君) どうも大変失礼いたしました。 千百五十億円の中で、いわゆる先生のおっしゃられるような修繕費は約二百十五億ぐらいでございます。その分は、五十二年度の場合空き家による増収分の特別修繕とかそういったものも入っておりますし、それから一部積立金をおろすといいますか、それも入ってそれで三百三十億の支出をしようと、こういうことになっております。
○櫻内国務大臣 井上委員の御心配は、公営住宅、公団住宅などの供給が計画どおりにいっておらない、それがミニ開発の方の住宅に向かっておるんでないかという一応の御見解のように私受けとめたのでありまするが、公営、公団の方につきましては、これはもう井上委員も十分御承知のところで、現在通常三DKぐらいのところがいいのが、それ以下の狭いものが残るというような状況、したがって、これからの公団住宅や公営住宅をつくるにつきましては、そういう一般的な需要動向…