第154回 参議院 憲法調査会 第9号
○参考人(村越進君) 日弁連の人権擁護委員会委員長をしております村越と申します。 本日は、参議院憲法調査会での発言の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私からは、日弁連の立法提言活動、国際人権基準から見た我が国の人権課題、なぜ憲法の人権規定が十分に生かされていないのか、そして基本的人権保障のための展望と課題、以上の四点について簡単にお話をさせていただきます。 第一に、日弁連の立法提言活動についてでありますが、日弁連は…
衆参両院の本会議・委員会の会議録を全文検索します。発言者・会派・時期で絞り込み、政策テーマがいつ誰に語られたかを追えます。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○参考人(村越進君) 日弁連の人権擁護委員会委員長をしております村越と申します。 本日は、参議院憲法調査会での発言の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私からは、日弁連の立法提言活動、国際人権基準から見た我が国の人権課題、なぜ憲法の人権規定が十分に生かされていないのか、そして基本的人権保障のための展望と課題、以上の四点について簡単にお話をさせていただきます。 第一に、日弁連の立法提言活動についてでありますが、日弁連は…
○江田五月君 先ほど村越参考人、人権擁護法案あるいはその人権擁護法案によって想定されている新たに作られる人権委員会のことについてお話しになりましたが、その中で、国家行政組織法の三条に基づくものでなければならないというお話をされました。ところが、今提案されているのは三条に基づくものなんですね。しかし、恐らく皆さんもあれでは十分でないと思われている。私どもも十分でないと思っておるんですが、三条に基づくものであっても駄目だというのは一体どの辺…
○国務大臣(福田康夫君) 障害者等に対する不当な差別的取扱いの禁止につきましては、今国会に提出しました人権擁護法案で手当てをしているところでございますけれども、更に米国のように障害者に対する雇用や種々のサービス提供におきます差別についての救済措置として一般企業、事業者の特別の賠償責任等を認める仕組みを我が国にも導入することについては、検討すべき課題が多いと、このように考えております。 いずれにしましても、障害者の権利を尊重し、社会経済活…
○黒岩宇洋君 アメリカのADAやイギリスのDDAに比べると、人権擁護法案で救済されるとはとてもゆめゆめ思いませんが、しっかりとした基本法を作っていただくことを重ねてお願いいたします。 それでは、竹中大臣に経済財政諮問会議についてお聞きいたします。 前段階なんですが、先月、自民党の政治制度改革本部が、閣僚は原則として国会議員とし、非議員を充てた場合は次の選挙で出馬を促すという案を出しました。これは事実上の民間議員の排除です。 憲法第六十八…
○井上哲士君 新たな問題が出れば調査をするという御答弁でありました。今後、こういう問題が出たときにそういう対応を必ず取っていただきたいということを求めておきます。 それから、今も質問ございましたけれども、防衛庁が情報公開法に基づく情報開示請求した人たちの身元を調べてリストにしていたという問題であります。 当初、個人的問題と言われておりましたのが組織ぐるみ、業務としてやっていたというようなことが昨日の会見でも明らかになったところで、今、個…
○武正委員 この情報公開については、開示率八九%、ただし部分開示が三三%ということでございます。部分開示が多いといった問題も指摘をされておりますし、また、文書管理の法制化が必要であるということですね。 我々も、いろいろ各省庁に資料を要求しますと、もう五年たちましたので破棄処分にしましたというような答えが返ってくるのですが、失われた十年と言われる中で、やはり十年は見たいわけですね。あるいは二十年前から見たいんですが、ないですという答えが出…
○平野貞夫君 私は、せっかくのお話ですけれども、人材不足という話は逃げだと思うんですよ。日本に人材たくさんいますよ、人口だって一億二千万いますからね。それから、最も社外取締役としてパーフェクトなことができるという人は初めからおるはずないんですよ。素質のある人を教育すればいいんですよ。 法務省はそういうことはないと思いますが、要するに経団連や経済産業省が社外取締役の義務化に反対というのは、私は、やっぱり日本的経営といいますか、ある種の談合…
○国務大臣(森山眞弓君) 人権擁護法案につきましては、御承知のとおり、先月二十四日の参議院本会議での趣旨説明をさせていただきまして、この委員会に付託されておりまして、以来この委員会で本格的な審議が行われますのをお待ちしているところでございます。一日も早く審議入りをお願い申し上げたいと存じますが。 お尋ねの件につきましては、読売新聞から人権擁護法制の整備は急務であるということをおっしゃられた上で修正意見が示されたということは承知いたしてお…
○平野貞夫君 これは質問じゃなくて要請なんですが、この問題は、人権擁護法案だけじゃなくて、個人情報保護法案とともに今や社会問題になっているわけなんですが、実は、名前は申し上げませんが、参議院のこの法務委員会のアンケートをある団体がなさっていて、与野党ともにやっぱりこの法案の問題点が指摘されているんですね。 人権擁護法案についての意見として、こういう非常にすばらしい意見です。憲法で保障されている言論、表現の自由を様々な角度から規制しようと…
○高野博師君 これの議論は別の機会にしたいと思いますが。 個人情報保護法案と人権擁護法案についていろんな議論がされているんですが、表現の自由と、それから表現の自由、報道の自由、これと人権侵害について先生の考えをお伺いしたいと思うんですが。 表現の自由というのは、古典的な自由主義思想に由来しているわけで、精神的な自由を表現しこれを具体化するという当然認められるべき自由だと思いますが、日本国憲法第二十一条は、「言論、出版その他一切の表現の自…
○山内功君 山内功でございます。 ただいま趣旨説明がありました個人情報保護等関連法案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、質問をさせていただきます。(拍手) 最初に、個人情報保護法案について質問します。 本法案は、昨年、みずからの買春疑惑を報じられ、支持率も地に落ちていた森内閣のもとで法制化されたもので、襲いかかる報道に対抗しようとしたのか、メディア規制という毒が盛られました。 一方、小泉総理は、巧みなメディア戦術で、本年一月ま…
○議長(倉田寛之君) これより会議を開きます。 この際、日程に追加して、 人権擁護法案について、提出者の趣旨説明を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国務大臣(森山眞弓君) 人権擁護法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 我が国におきましては、日本国憲法の下、すべての国民は基本的人権の享有を妨げられず、個人として尊重され、法の下に平等とされております。しかし、今日におきましても、不当な差別、虐待その他の人権侵害がなお存在しており、また、我が国社会の国際化、高齢化、情報化の進展等に伴い、人権に関する様々な課題も見られるようになってまいりました。 このような情勢にかんがみ、平成…
○福山哲郎君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました人権擁護法案に対しまして質問をいたします。 まず冒頭に、法務大臣にお伺いいたします。 国民にとって大変ショッキングな事件が起きました。正義を守るべき大阪高検の公安部長が暴力団関係者と共謀して詐欺などの容疑で逮捕された事件です。検察に対する国民の信頼は失墜し、併せて検察の調査活動費流用疑惑まで出てきています。 背景も含めて、全容解明はもちろんのことですが、この事件に対…
○国務大臣(森山眞弓君) 福山議員にお答え申し上げます。 まず、大阪高等検察庁前公安部長が逮捕された事件に関する見解についてのお尋ねがございました。 今回の事件は、他人の刑事責任を追及するべき検察庁の幹部としてあるまじき不祥事でございまして、誠に遺憾に存じております。 検察が暴力団と恒常的に癒着しているというようなことは全くなく、一人の検事のために、日本の安全及び治安を守るため日夜努力している大勢の全国の検事の名誉が甚だしく汚されたこと…
○国務大臣(遠山敦子君) 福山議員にお答えを申し上げます。 人権擁護法案の目的と人権教育との関係についてのお尋ねでございますが、人権教育につきましては、平成十二年に人権教育及び人権啓発の推進に関する法律が制定されておりまして、我が省では、これに基づいて人権尊重の意識を高める教育の推進に努めているところであります。 このたびの人権擁護法案は、こうした人権教育に関する法律や取組を前提とした上で、人権委員会の設置及び人権救済制度の創設を趣旨と…
○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、人権擁護法案について森山大臣に質問いたします。 法案に入る前に、大阪高検前公安部長の逮捕にかかわってただすものであります。 高検幹部が暴力団と癒着し、恐喝まがいのことまでやっていたこと自体、前代未聞の不祥事であります。加えて重大なことは、この逮捕が、前公安部長が検察の機密費とも言うべき調査活動費について、その不正流用を暴露する予定であったときに合わせるかのようにして行われたことであります。 なぜ…
○国務大臣(森山眞弓君) まず、大阪高検幹部の逮捕の問題でございます。 なぜこの時期の逮捕だったのか、調査活動費と無関係なのかというお尋ねがございました。 本件につきましては、暴力団を取り締まる責任者の立場にある高等検察庁の現職幹部が暴力団関係者と親密な交際をした上で本件違法行為に及んでいたという悪質、重大な事件であることから、検察当局において捜査を行ったところ、相当な嫌疑が認められたこと、事案の内容から逮捕の必要性が強く認められたこと…
○島袋宗康君 私は、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表して、ただいま議題となりました人権擁護法案に対して質問をいたします。 今年は、戦後五十七年、沖縄の復帰三十年の節目の年であります。沖縄は、二十七か年間の米軍政下で、数多くの人権侵害事件を体験いたしました。今でも、沖縄は、在日米軍専用施設の七五%を抱えて、米軍による事件、事故及び人権侵害に悩まされております。 私は、人権問題に高い関心を持っております。 さて、本法案の趣旨説明に…