第211回 衆議院 財務金融委員会 第14号
○鈴木国務大臣 防衛力強化の財源措置としての決算剰余金の活用について申し上げますと、特例公債の発行額の抑制に努めた後の決算剰余金の直近の十年間、平成二十四年度から令和三年度まででありますが、この平均が一・四兆円程度であることを踏まえまして、財政法上、公債又は借入金の償還財源に充てるべき二分の一を除く残りの二分の一、〇・七兆円程度を活用見込額として見込んでいるところでございます。 決算剰余金の金額の大きさは、その時々の経済情勢等に応じた歳…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○鈴木国務大臣 防衛力強化の財源措置としての決算剰余金の活用について申し上げますと、特例公債の発行額の抑制に努めた後の決算剰余金の直近の十年間、平成二十四年度から令和三年度まででありますが、この平均が一・四兆円程度であることを踏まえまして、財政法上、公債又は借入金の償還財源に充てるべき二分の一を除く残りの二分の一、〇・七兆円程度を活用見込額として見込んでいるところでございます。 決算剰余金の金額の大きさは、その時々の経済情勢等に応じた歳…
○井野副大臣 今回の防衛力強化の検討に際しては、我々が、厳しい安全保障環境に対峙していく中において、国民の命をどう守り抜くかということの現実的なシミュレーションを始めとする様々な検討を行い、必要となる防衛力の内容を積み上げ、四十三兆円という防衛費の規模を導き出しております。 他方、この四十三兆円という規模については、防衛力の抜本強化が達成でき、防衛省・自衛隊として役割をしっかり果たすことができる水準としてお示しした金額であり、超過すると…
○井野副大臣 四十三兆円という規模でしっかりと防衛力整備していくということでございます。
○鈴木国務大臣 同じ考えでございます。 藤岡先生が御指摘のように、物価や為替の変動が生じた場合であっても、防衛省自身による一層の合理化や効率化の徹底によって、防衛力整備の水準である四十三兆円程度を超過させることなく防衛力整備を進めていただけるもの、そういうふうに承知しております。
○鈴木国務大臣 今回の防衛力強化に係る税制措置につきましては、令和九年度までの過程におきまして、行財政改革を含む財源確保の見通し、景気や賃金の動向及びこれらに対する政府の対応を踏まえて、閣議決定した枠組みの下でその実施時期を判断していくことになります。 御指摘のとおり、昨年末に閣議決定した政府の税制改正大綱では、「税制部分については、令和九年度に向けて複数年かけて段階的に実施する」とされておりまして、令和八年度までに税制措置が開始されて…
○道下委員 立憲民主党の道下大樹でございます。 私からも、我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案について質問させていただきますが、まずその前に、防衛力体制、現状でどうなっているのかということに関連して、先日北朝鮮から発射されたミサイル問題について伺いたいと思います。 今日、井野防衛副大臣にお越しいただいております。ありがとうございます。 私も選挙区が北海道でございまして、あのJアラートによって、地下鉄…
○鈴木国務大臣 防衛力の抜本強化につきましては、国家安全保障会議四大臣会合や与党ワーキングチームなどでの一年以上にわたる活発な議論の積み重ねを経まして、昨年十二月に、国家安全保障戦略や防衛力整備計画において、今後五年間で必要となる防衛力の内容を議論し、結果として、四十三兆円程度という規模が導き出されました。 この過程におきまして、財務省といたしましても、防衛省から提示された防衛力整備計画の内容、規模につきまして精査をしており、私自身、四…
○道下委員 議論を積み重ねたと言いますけれども、私はつけ焼き刃的なものではないかというふうに思います。 今回の防衛力強化の目的に継戦能力の確保というのがありますけれども、現状では、弾薬や迎撃ミサイルが不足していたり、装備品の中には三割ほどが可動できていないものがあります。弾薬については、この三十年間で、予算に関しては年二千億円程度で推移してきたということであります。そして、継戦能力については、二か月もたないではないかというふうに専門家が…
○鈴木国務大臣 道下先生御指摘になられましたとおり、弾薬の取得や装備品の維持整備といった、いわゆる継戦能力の確保につきましては、新たな防衛力整備計画においても重視されている分野である、そのように承知をいたしております。 この継戦能力につきましては、これまで、平成三十年以前の安全保障環境を前提に策定された前の中期防衛力整備計画に基づいて構築されたものであり、当時の対応としては、当時の安全保障環境を踏まえますと、特段の問題があったものとは考…
○道下委員 私ども立憲民主党は、必要なものの予算の積み上げということは、これは否定しておりません。必要であると考えています。 ただ一方で、急激な安全保障環境の厳しさが増してきている。これはある意味で、今回、必要な予算ではなくて、私も申し上げたとおり、これからの、安倍政権下から続くアメリカからのFMS、この爆買いの今後の負担、これがどんどん増えていくことだとか、また、先ほどもお話があったとおり、契約しているのにまだ機械が納入されていなかっ…
○鈴木国務大臣 道下先生からお話がありましたとおり、令和五年度予算から、防衛省・自衛隊の施設整備や艦船建造に係る経費について建設公債の発行対象として整理することといたしましたが、これは、防衛力の抜本的強化を補完する取組として、防衛省と海上保安庁との連携や公共インフラ等が明確に位置づけられた中で、海上保安庁の船舶や空港、港湾等の公共インフラ整備が建設公債の発行対象であることを踏まえまして、安全保障に係る経費全体での整合性を図るために実施し…
○道下委員 それでは、もう時間も最後だと思います。私からは、この財源確保法によって、これまで国債発行抑制に寄与してきた特別会計の剰余金や決算剰余金の一部を防衛力強化資金とすることは、私は、国債発行抑制効果を消失し、間接的に国債発行を増加させることにつながるというふうに考えます。 内閣府や財務省が想定する成長率の達成は現実味を欠いており、鈴木財務大臣が一月二十三日の財政演説で述べられた二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化目標の達成は、…
○鈴木国務大臣 本年一月に内閣府より公表されました中長期試算におきましては、今般の防衛力強化に係る歳出歳入両面の対応、これを織り込んだ上で試算を行ったものでありまして、その結果、力強い成長を実現し、今後も歳出効率化努力を継続した場合には、前回試算時同様、二〇二五年度に国と地方を合わせたプライマリーバランスが黒字化するという姿が示されたところでございます。 もとより、この目標の達成は容易ではありませんけれども、目標達成に向けて、成長実現ケ…
○米山委員 それでは、会派を代表して御質問させていただきます。 まず、お手元の資料で、政府からの資料、こちらの方の四ページにもあるんですけれども、有名になったこの図を示させていただきます。 これは、白黒ではございますが、左上、点線になっているところに、防衛力整備の水準四十三・〇兆円、予算総額四十・五兆円、二・五兆円(防衛力整備の水準の達成のための様々な工夫)と書いてあるんですけれども、これは、ちょっと分かりづらいんですが、一体どういう意…
○前田政府参考人 お答え申し上げます。 今お示しいただきましたこの資料に示されました三つの金額でございますけれども、まず、防衛力整備の水準四十三・〇兆円程度につきましては、国家安全保障会議四大臣会合ですとか与党ワーキンググループにおきまして議論の積み重ねを経まして策定されました防衛力整備計画におきまして、今後五年間に必要となる防衛力の内容が積み上げられ、その規模が導き出されたものでございます。 その下にございます予算総額四十・五兆円でご…
○米山委員 今、柔軟に対応するとか、増えたら使うみたいな話をされたんですけれども、要するに、これは、防衛力整備計画で四十三兆円と言われたけれども、いろいろいろいろ頑張って、今、法案も提出されて、でも、やはり四十・五兆円しかできませんでした、残り二・五兆円は全く目算がついていない。だって、決算剰余金って、上振れするかどうかも分からないわけですよ。施設をそんな柔軟にできるかどうかも分からないんだけれども、それは必ずやりますよ、絶対何があって…
○前田政府参考人 お答え申し上げます。 今御指摘のございました防衛力整備の水準に係る金額四十三兆円と予算編成に伴う防衛関係費四十・五兆円、この差額でございます二・五兆円程度につきましても、今般の防衛力整備計画に基づきまして、今後五年間で実施をしていくということとしてございます。 その内訳といたしましては、繰り返しになりますけれども、自衛隊施設等の整備の更なる加速化、事業の進捗状況等を踏まえつつ機動的、弾力的に行うほか、今決算剰余金の御指…
○井野副大臣 四十三兆円の根拠ですけれども、我々としては、戦後、厳しく複雑な安全保障環境に対峙していく中で、国民の命を守り抜けるかという極めて現実的なシミュレーションを始めとする様々な検討を行って、必要となる防衛力の内容を積み上げて四十三兆円という防衛費を導き出したというところでございます。 具体的には、いろいろな、スタンドオフ能力ですとか、無人アセット防衛能力、また機動展開能力、防衛装備品の防衛生産、技術基盤の強化、はたまた自衛官の処…
○井野副大臣 同じようなことの繰り返しになってしまう部分もあるかもしれませんけれども、極めて現実的なシミュレーションを行った上で必要となる防衛力を積み上げてきたものであり、これが仮に四十・五兆円というふうになると、例えば、先ほどちょっと財務省の方から答弁ありましたとおり、二・五兆円分の防衛力整備の実施が困難となるということであります。 この二・五兆円のうち一・六兆円は自衛隊施設の整備の更なる加速化のための経費であり、これは五年間の施設の…
○茂木政府参考人 お答えいたします。 防衛省では、従来より、将来の防衛力の在り方を検討する過程で、自衛隊の能力を評価するためのシミュレーションを行い、防衛力の不足等を検証しているところでございます。 今般の国家安全保障戦略等の策定に際しましても、相手の能力と新しい戦い方を踏まえまして、想定される各種事態への対応について、能力評価等を通じた分析を行ったところでございます。 例えば、侵攻部隊によるミサイル攻撃、戦闘機等による航空侵攻、艦艇部…