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塚田一郎 の発言をすべて見る →自由民主党・無所属の会2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○塚田委員長 これより財務金融委員会安全保障委員会連合審査会を開会いたします。 内閣提出、我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、慶應義塾大学総合政策学部教授、公益財団法人国際文化会館常務理事、APIプレジデント神保謙君、東京大学公共政策大学院客員教授高見澤將林君、元海上自衛隊自衛艦隊司令官香田洋二君、嘉悦大学教授高橋洋一君、以上四名の方々に御…

神保謙 の発言をすべて見る →慶應義塾大学総合政策学部教授/公益財団法人国際文化会館常務理事/APIプレジデント2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○神保参考人 慶應義塾大学の神保でございます。 本日は、貴重な機会にお招きいただきましたことを委員の皆様に深く御礼申し上げたいと思います。 私自身は、安全保障、防衛問題の専門家として、また、本日は参考人として、防衛政策、軍事、財政、それぞれの専門の皆さんがいらっしゃいますので、私の方からは、今回の戦略三文書と、その防衛力の抜本的な強化の前提となっている考え方について申し上げまして、その後の議論に資する形で問題提起をさせていただければと思…

高見澤將林 の発言をすべて見る →東京大学公共政策大学院客員教授2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高見澤参考人 御紹介いただきました高見澤です。 今日は、貴重な機会をありがとうございます。 昨年十二月に策定された戦略三文書に示されております国際情勢認識、政策課題、事業内容、いずれを取りましても、賛否はありますけれども、画期的なものであるというふうに考えております。 私は、今回の戦略というのは、国際社会の多面的な構造変化に対応して、我が国として分野横断的で実践的対応力を緊急的に整備する、それとともに、機能的、限定的な抑止力の構築を図…

香田洋二 の発言をすべて見る →元海上自衛隊自衛艦隊司令官2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○香田参考人 元自衛隊OBの香田でございます。 今までお二方の参考人が、我が国の新しい防衛戦略、取組、問題点、特徴等を非常に正確に話されまして、私は今日、この委員会の元々の趣旨から、財源確保ということについて元自衛官から見てどのように映るかということについて申し上げます。 それ以外については、小異はありますけれども、ずっとある意味一緒にやってきた仲間で、ほぼ大きなところは一緒でございますので、元自衛官がお金のことを言うのかと言われそうで…

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高橋参考人 高橋洋一でございます。 本日、このような機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私の方は、資料を用意しましたのでそれに沿ってお話ししますけれども、元々財務官僚だったので、もしおまえが担当だったらどのように予算を組むか、そういう観点をちょっと入れながら話をさせていただきたいと思います。 最初に二ページ目ですけれども、新たな防衛力整備に関する財源確保というので、これは事務局からいただいた資料ですけれども、防衛力

高見澤將林 の発言をすべて見る →東京大学公共政策大学院客員教授2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高見澤参考人 今の御質問でございますけれども、安全保障の、国民が全体として考えていくべきというのは、私が先ほど配った資料の中にありますけれども、社会的基盤あるいは知的基盤ということで、まさに国民一人一人が安全保障意識をしっかり持つような形で、いろいろな知識も得て、判断材料を持った上でクリティカルシンキングをするということが非常に大事ではないかというふうに思っております。 それから、財源の問題につきましては、今回の防衛力整備計画における…

高村正大 の発言をすべて見る →自由民主党・無所属の会2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高村委員 ありがとうございました。 本当に、我々国会議員もしっかりと覚悟を持って国民に説明していく、こういうことをしなければならないというのはまさにそのとおりだと思います。 そして、ちょっと、元々考えてきた質問を少しさせていただきたいと思います。 今、我が国を取り巻く安全保障環境は、本当に厳しさを増している。そして、その中で、防衛力の強化、整備が喫緊の課題だということは、多少程度の違い、あるいは方向性の違いがあっても、ほとんど全ての方…

神保謙 の発言をすべて見る →慶應義塾大学総合政策学部教授/公益財団法人国際文化会館常務理事/APIプレジデント2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○神保参考人 御質問ありがとうございます。 私は、防衛力の内容を判断するに当たって幾つかの指標があると思っていまして、一つは規模、そしてもう一つは質、最後は運用、特に即応能力というところだと考えています。委員おっしゃいましたとおり、どのように戦争を起こさせないようにするのか、抑止力をどのように高めていくのかということを図るときに、この三つの指標というのはそれぞれ大変重要な役割を果たすということでございます。 ロシアのウクライナ侵攻、なぜ…

高見澤將林 の発言をすべて見る →東京大学公共政策大学院客員教授2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高見澤参考人 簡潔に申し上げたいと思います。 まず、地理的な特性といった場合に、私は、やはり非常に大きいのは、中国、台湾、それからロシア、北朝鮮もありますけれども、やはり、海洋国家であるし、それから災害に非常に弱い国である。ここの部分を考えたときに、日本の対応というのは三重、四重に厳しいということでありますので、ある意味、そういった複雑な脅威に対してどういうふうに対応するかという優先度づけですね。 それから、予算計上には皆さん熱心なん…

香田洋二 の発言をすべて見る →元海上自衛隊自衛艦隊司令官2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○香田参考人 まず、実際に、冷戦時代にソ連、冷戦の後、テロとの対立の環境、それから中国と現場で向き合った身からしますと、恐らく皆さんに一番欠けているのは、中国も北朝鮮も日本を怖がっているということですよ。我々は間違いなく、同じ、高村先生が言われたような脅威意識を持っています。相手も同じです。我々はただの何もしない人じゃないんですよね。 ということは、彼らが我々に対して脅威意識をどう持つか、その中で、より健全な脅威、機能する脅威としてどう…

高村正大 の発言をすべて見る →自由民主党・無所属の会2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高村委員 ありがとうございます。 もちろん、これから長い視点で、今の環境が変わらないとしたら、しっかりと防衛力整備を更にしていかなきゃいけないと思うんですが、今回、防衛力を抜本的に強化しようというのは東アジアの環境が悪いという前提だったと思います。 ただ、今後の外交交渉とか、あるいは専制的な国の制度が倒れて、我々と比較的共通の価値観を持てるような国に周りの国々がなった場合というのは、これは元の水準まで防衛費を下げてもいいと思われるか。…

神保謙 の発言をすべて見る →慶應義塾大学総合政策学部教授/公益財団法人国際文化会館常務理事/APIプレジデント2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○神保参考人 歴史的な経緯からすると、冷戦期にアメリカとソ連は莫大な国防力、国防費を使って、冷戦が終結した後に、当然、ソ連は崩壊してロシアになってしまうわけなんですけれども、アメリカもまた財政の中における対GDP比の支出というものを大幅に減らしたんですね。たしか、クリントン政権期には二・九%まで下がった。今はまた三・幾つに戻る。ブッシュ政権のときには、対テロ戦争をやっていましたから、五%ということで、あの大国アメリカでさえ、いろいろ独自…

香田洋二 の発言をすべて見る →元海上自衛隊自衛艦隊司令官2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○香田参考人 直截的な返事は、情勢に応じて防衛費の増減があり得べしということだと思います。 今は非常に評判の悪い、その昔の基盤的防衛力というのは、これは基盤的なので、外的影響に関係なく一定の防衛力を維持する、それが、先ほど高見澤参考人が言われました、我が国の自衛隊の規模が一定だったというわけですけれども、ただし、これも情勢判断を間違うと、今のヨーロッパになるわけですね。 実は、オバマ大統領が二〇一六年に、何でNATOは約束どおり二%にし…

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高橋参考人 私の話はいつも単純過ぎて申し訳ないんですけれども、先ほどの戦争確率というのでいいますと、非民主主義国というのは実は数量的に表せるんですね。北朝鮮は、民主主義指数、デモクラシーインデックスというんですけれども、これは一ですね。中国は二、ロシアは三です。これが六より大きいのを民主主義国といいます。 民主主義国になれば、これは当然のことながら、先ほどのフォーミュラ、式からいくと、戦争確率は低くなるので、その意味では、そこを補う意…

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○稲津委員 公明党の稲津久でございます。 今日は、四人の参考人の皆様には、大変お忙しい中お越しいただき、そして、先ほどの意見陳述、また、今日御答弁いただけるということで、心から感謝、御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございます。 最初に質問させていただくのは、それぞれ四人の参考人に順次お話を伺いたいと思っておりますが、先ほどは、高村先生のところは全て神保先生から始まっていきましたので、じゃ、私の方は高橋先生から、御質問に順に御回…

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高橋参考人 基金をつくるかつくらないかという話ですと、かつても防衛力整備計画、こういう計画はあったんですけれども、基金はつくらないでやるということも可能は可能だと思います。 ただ、基金をつくるというのは、私はどうも、増税のにおいがはっきり言ってするんですね。基金をつくると増税をしやすいというのは、私の官僚のときの経験であります。 ですから、基金をつくらないで毎年毎年の予算でやるという手もあるし、だから、整備計画で全体を示す、ただし毎年…

香田洋二 の発言をすべて見る →元海上自衛隊自衛艦隊司令官2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○香田参考人 予算制度とか財政とかは全く素人でございまして、現場で予算をいただいて、防衛力整備を受けて運用していくという立場からしますと、予算の総額がどうあれ、基本的な関係はないんですけれども、先ほど来申し上げましたように、私ですと、四十年間で一番感じていたことは、それなりに自衛隊も世界の相当高いレベルにまで装備とか制度はできたんですが、やはり最後、埋められないのが、国民との、ある意味、意識のギャップなんですよね。 これをしっかりとやる…

高見澤將林 の発言をすべて見る →東京大学公共政策大学院客員教授2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○高見澤参考人 お答えいたします。 私は、今回の関係は、緊急性があるということで必要な防衛力というのを整備するということでしたので、それが、財源がないからやめろと言われる場合と、財源については、いろいろな工夫をして、いろいろな議論があるけれども、できるものを、あらゆるものを動員して、何とか確保しながら、それを使いながら、更なるその先の方策を考えるというアプローチであれば、それは非常に理解ができると思います。 これまでは、財源がないもので…

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○稲津委員 ありがとうございました。 次は、防衛力の強化の少し具体的なお話をお伺いしたいと思うんですけれども、これは神保参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど参考人の方からは、中国そして北朝鮮に触れながら、例えば、中国と自衛隊の装備量の均衡というのは、目標にしても余りどうかと。むしろ、侵略を思いとどまらせる、そういう戦略がやはり重要なんだということで、委員の書籍等にも、相手の作戦遂行能力に対する拒否戦略ということの重要性についてうたわ…

神保謙 の発言をすべて見る →慶應義塾大学総合政策学部教授/公益財団法人国際文化会館常務理事/APIプレジデント2023/04/28

211衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第3号

○神保参考人 御質問ありがとうございます。 今回採択された国家防衛戦略の基本的な考え方はどういうものかというと、まず、スタンドオフ防衛能力の強化による広域防衛を確立し、様々な形で抑止力を強化していく。仮に抑止が成立しない場合、つまり侵攻を許してしまった場合、日本の自衛隊は、領域横断能力を発揮して、非対称的な優位という難しい概念を使うんですけれども、つまり、陸海空軍の伝統的な戦力で対峙するだけではなくて、新領域を組み合わせたことによる優越…