デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2025/11/21
会議録
○委員長(松下新平君) ただいまからデジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、友納理緒君が委員を辞任され、その補欠として星北斗君が選任されました。 ─────────────
○委員長(松下新平君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松下新平君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に星北斗君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(松下新平君) デジタル社会の形成、人工知能の活用及び関係する科学技術等に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。 デジタル社会の形成、人工知能の活用及び関係する科学技術等の諸施策について関係大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。松本国務大臣。
○国務大臣(松本尚君) デジタル大臣、デジタル行財政改革担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会の実現に向け、国民の皆様にデジタル化の恩恵を感じていただけるよう取り組んでまいります。 安全で便利なデジタル社会の基盤となるマイナンバーカードについては、カードを保有するメリットを多くの人に実際に感じていただけるよう、行政を始め民間も含めた利用シーンの拡大、スマートフォンへのマイナンバーカード機能の搭載や利用の拡大、マイナポータルの利便性向上などの取組や、周知、広報を進めてまいります。 マイナ保険証を基本とする仕組みへの円滑な移行とともに、マイナ保険証利用時の電子カルテ情報の共有を進めるために、標準型電子カルテの開発と民間電子カルテの標準仕様作成に取り組みます。また、医療現場や国民の皆様が利便性を早期に実感できるよう、マイナ保険証と公費負担医療の受給者証の一体化を推進するなど、医療DXに関係省庁と連携して取り組んでまいります。 防災DXについては、令和六年能登半島地震での経験を踏まえ、本年八月に災害派遣デジタル支援チーム、通称D―CERTを創設しました。今後、被災都道府県の災害対応をデジタル面から支援してまいります。また、防災システム、アプリ間でのデータ連携やマイナンバーカードの活用促進等、災害時における支援のための取組を推進してまいります。 事業者向け行政手続については、事業者が円滑に手続を行えるよう支援するGビズポータルの整備を進めるとともに、認証機能のGビズIDや、行政機関への電子申請窓口であるe―Gov、補助金の申請システムであるJグランツ等を活用したデジタル化を加速させます。 地方公共団体の基幹業務システムについて、原則として今年度末までに標準準拠システムへ円滑かつ安全に移行できるよう支援するとともに、特定移行支援システムがある地方公共団体に対しても丁寧に支援してまいります。また、移行後の運用経費の増加に対し、本年六月に決定した総合的な対策に基づき、運用経費の抑制、適正化に取り組むとともに、事業の意義、所期の効果が発揮されるまでの間、国と地方公共団体が引き続き協力して取り組むよう、必要な措置を検討してまいります。 労働力不足が進む我が国において、行政サービスの維持や質の向上を図るためには、行政機関において積極的にAIを利活用していくことが重要です。デジタル庁では、関係省庁と協力して、行政機関職員向けにAIを安全、安心に利用できる環境の提供や政府保有データの整備など、ガバメントAIの構築を進めてまいります。AIの政府調達・利活用に係るガイドラインに基づき、効果的、安全な生成AI導入を支援するとともに、生成AIの利用の拡大、充実に向けた検討を進めてまいります。 信頼できるAIの開発や利用には、信頼性のある自由なデータ流通、すなわちDFFTの推進は不可欠であり、国内外における取組を進めるとともに、我が国が主導して創設したOECD内の枠組みの下で、リーダーシップを発揮してまいります。 急速な人口減少社会の中、デジタルを最大限に活用して、利用者起点で我が国の行財政の在り方を見直し、公共サービス等の強靱化、高度化等を図るデジタル行財政改革に引き続き取り組みます。 デジタル行財政改革取りまとめ二〇二五に基づき、医療、介護、教育、交通等の各分野で、現場負担の軽減やサービスの質の向上につながるデジタル実装を着実に進めるとともに、国・地方デジタル共通基盤の整備・運用に関する基本方針に基づき、システム共通化の取組を進めます。 加えて、本年六月に決定されたデータ利活用制度の在り方に関する基本方針に基づき、AI活用にも資する円滑なデータ連携を促進するための制度について、保護と利活用のバランスも考慮しながら検討を進めてまいります。 松下委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
○委員長(松下新平君) 小野田内閣府特命担当大臣。
○国務大臣(小野田紀美君) クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、人工知能戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 科学技術、イノベーションは、強い経済の基盤であり、国力の源泉です。来年度から開始となる第七期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けて、国家安全保障の観点も踏まえ、科学の再興を実現するための方策や、重要技術領域の特定と産業化に向けた一気通貫支援などの検討を進め、我が国が新技術立国となることを目指します。また、統合イノベーション戦略二〇二五を踏まえた取組を推進いたします。 特に、AI、量子、フュージョン、バイオ、マテリアルなどの分野における戦略の推進、戦略的イノベーション創造プログラム、ムーンショット型研究開発制度、経済安全保障重要技術育成プログラムなどの戦略的な研究開発、国際卓越研究大学への支援、地域中核大学などの振興、日本版SBIR制度の推進、スタートアップエコシステム拠点の形成、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想などの重点施策を推進いたします。科学技術外交を進めつつ、J―RISEイニシアチブやオープンサイエンスを推進するとともに、研究セキュリティー・インテグリティーに関する対応にも積極的に取り組んでまいります。 また、安全性の確保が大前提という方針の下、原子力利用に関する基本的考え方に基づく原子力政策を推進してまいります。 さらに、世界でAIの開発競争が激化する中、世界で最もAIを開発、活用しやすい国を目指し、人工知能基本計画を年内を目途に策定するとともに、必要な支援策や制度的対応を講じてまいります。 宇宙分野は、外交、防衛、経済、科学技術など、様々な分野につながる総合的な国力の源泉とも言える分野です。宇宙をめぐる国際競争が年々熾烈になっていく中、我が国としても世界の動きに後れを取らないように、関係省庁の先頭に立って、宇宙基本計画や宇宙安全保障構想、宇宙技術戦略を着実に実行してまいります。 まずは、宇宙戦略基金等を活用し、民間企業や大学等による技術開発や実証、商業化への支援を拡充いたします。また、二〇三〇年代前半に我が国から三十件程度のロケット打ち上げ数を確保することを目指し、官民によるロケット開発や打ち上げの高頻度化への支援、審査体制の強化や宇宙活動法改正の検討を含む制度環境の整備に取り組みます。 今年度中に「みちびき」五号機及び七号機の打ち上げを予定しております。準天頂衛星システムの七機体制を着実に整備するとともに、十一機体制に向けた開発を進めます。 さらに、災害時にも活用できる衛星コンステレーションの構築、衛星データの利用拡大、アルテミス計画における日本人宇宙飛行士の月面着陸の実現と有人与圧ローバー開発の本格化、デブリ対策など国際ルールの整備などの取組を推進してまいります。 知的財産戦略については、イノベーションを活性化し、国際競争力を強化するため、知的財産推進計画及び新たな国際標準戦略に基づく施策を着実に実行するとともに、我が国の基幹産業であるコンテンツ産業の人材育成や海外展開、知的財産の保護などを支援するなど、新たなクールジャパン戦略を踏まえた取組を関係省庁とともに推進してまいります。 健康、医療については、新たな第三期健康・医療戦略に沿って、出口志向の研究開発マネジメントの強化、創薬力強化や感染症危機対応、医療データの利活用の推進を行い、医薬品や医療機器等の研究開発の成果が国民の皆様にいち早く届くよう取り組んでまいります。 このほか、遺棄化学兵器処理を推進してまいります。 松下委員長を始め、理事、委員の皆様の御協力と御指導を賜りますように、よろしくお願いいたします。
○委員長(松下新平君) 以上で関係大臣の発言は終わりました。 この際、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。今枝デジタル副大臣兼内閣府副大臣。
○副大臣(今枝宗一郎君) デジタル副大臣、内閣府副大臣の今枝宗一郎でございます。 デジタル、デジタル行財政改革を担当しております。 政務官とともに大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、松下委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力を心よりよろしくお願い申し上げます。
○委員長(松下新平君) 鈴木内閣府副大臣。
○副大臣(鈴木隼人君) 内閣府副大臣の鈴木隼人でございます。 人工知能戦略、科学技術政策等を担当いたしております。 小野田大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、松下委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(松下新平君) 川崎デジタル大臣政務官兼内閣府大臣政務官。
○大臣政務官(川崎ひでと君) デジタル大臣政務官、内閣府大臣政務官の川崎ひでとでございます。 デジタル、デジタル行財政改革を担当しております。 今枝副大臣とともに松本大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、松下委員長を始め、理事、委員の各位の皆様に御協力をよろしくお願いいたします。
○委員長(松下新平君) 若山内閣府大臣政務官。
○大臣政務官(若山慎司君) 内閣府大臣政務官の若山慎司でございます。 人工知能戦略、科学技術政策等を担当いたしております。 鈴木副大臣とともに小野田大臣を支え、力を尽くしてまいりたく考えております。 松下委員長を始め、理事、委員各位の御協力、御指導をよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(松下新平君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十二分散会