災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第2号
- 発言数
- 24 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2025/11/19
会議録
○委員長(下野六太君) ただいまから災害対策及び東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、藤木眞也君が委員を辞任され、その補欠として加田裕之君が選任されました。 ─────────────
○委員長(下野六太君) 災害及び東日本大震災復興の総合的対策樹立に関する調査を議題といたします。 まず、災害に係る総合的対策に関する件について関係大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。あかま内閣府特命担当大臣。
○国務大臣(あかま二郎君) 防災を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 我が国は世界有数の災害発生国であり、昨年、能登半島では地震と豪雨災害が発生し、今年も、雪害や大規模林野火災、地震、大雨、台風による被害が発生するなど、全国各地で災害が頻発しているところです。これらの災害により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 能登半島地震からの復旧復興に向けては、私も大臣就任直後の十月三十日に能登の被災地にお伺いをし、被災された方々を始め、現場の声を直接伺ってまいりました。 これまで、県と被災市町と緊密に連携を図りながら、被災者の避難支援、インフラ復旧、生活、なりわい再建支援、住まいの確保、公費解体の加速化などに、予備費を活用しつつ、切れ目なく取り組んでまいりました。引き続き、被災前の活気ある町並みと日々の笑顔を取り戻すため、被災された方々お一人お一人のお気持ちを受け止め、被災地の一日も早い復旧復興へ向け、政府一丸となって全力で取り組んでまいります。 七月一日に施行された災害対策基本法等の一部を改正する法律は、能登半島地震での教訓等を踏まえ、国による地方公共団体への災害支援体制の強化や、被災者に対する福祉的支援の充実、被災者援護協力団体登録制度の創設などを盛り込んだものであります。関係省庁や地方公共団体、NPO、ボランティア、民間事業者の皆様などと連携して、災害対応力の強化に取り組んでまいります。 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、南海トラフ地震などの大規模災害の発生が切迫している中、国民の生命、身体、財産を災害から守り抜くためには、人命、人権最優先の防災立国の実現が喫緊の課題であります。 我が国の防災全体を俯瞰的に捉え、平時からの徹底した事前防災、発災時からの復旧復興までの一貫した災害対応の司令塔となる防災庁について、令和八年度の設置を見据え、牧野防災庁設置準備担当大臣と協力しながら、防災担当大臣としても、災害対応力の更なる強化に向けて、必要な準備を進めてまいります。 また、大規模災害への対策については、最新の知見や社会状況の変化を踏まえ、南海トラフ地震に係る被害想定の見直しや基本計画の変更等を行いました。首都直下地震に係る被害想定についても現在見直しを進めているところであります。 避難された被災者が安心して過ごせるよう、避難所環境整備のための取組を推進することも重要であります。スフィア基準に沿った快適なトイレや温かい食事、パーテーションの整備等を促進するとともに、トイレカーやキッチンカー等の災害対応車両について、被災自治体のニーズに応じて迅速に提供できるよう、平時からの登録、データベース化する施策を本年六月から開始するなど、取組を進めております。 また、避難対策強化のため、個別避難計画の作成を促進するとともに、きめ細やかな被災者支援を行うため、災害ケースマネジメントの普及等にも努めてまいります。 その他、デジタル技術を活用した発災時の効率的な情報共有、平時からの官民連携体制の構築による被災者支援の充実、防災技術の研究開発、実装や仙台防災枠組に基づく国際協力等に取り組みます。 船舶を活用した医療提供体制の整備については、本年三月に閣議決定された整備推進計画に基づき、令和八年一月からの運用開始に向けて、関係省庁と連携しながら、政府一丸となって取り組んでまいります。 これら国民の生命、身体、財産を災害から守り抜くための取組について、大きな使命感と責任感を持って全力で取り組んでまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(下野六太君) 牧野国務大臣。
○国務大臣(牧野たかお君) 防災庁設置準備担当大臣及び国土強靱化担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 我が国は世界有数の災害発生国であり、昨年、能登半島では地震と豪雨災害が発生し、今年も、雪害や大規模林野火災、地震、大雨、台風、竜巻による被害が発生するなど、全国各地で災害が頻発しているところであります。これらの災害により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 気候変動に伴い、自然災害が激甚化、頻発化しており、また、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震や首都直下地震、南海トラフ地震、富士山の噴火などの大規模自然災害の発生も懸念されるところであり、国民の生命、身体、財産を守り抜くためには、人命、人権最優先の防災立国を早急に実現することが必要です。 そのため、我が国の防災全体を俯瞰的に捉え、徹底した事前防災と発災時から復旧復興までの一貫した災害対応の司令塔となる防災庁の令和八年度中の設置に向け、関係大臣とともに連携しながら準備を加速してまいります。 国土強靱化につきましては、防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策により、流域治水対策やインフラの耐震化、老朽化対策、デジタル技術の活用など、百二十三項目の対策について、重点的かつ集中的に取組を進めてきており、これまで全国各地で被害を抑制する効果が確実に積み上がっております。最終年度となる令和七年度におきましても、対策の所期の目標を達成できるよう、取組を進めてまいります。 五か年加速対策後も、中長期的かつ明確な見通しの下、切れ目なく防災・減災、国土強靱化に取り組む必要があります。五か年加速化対策に続く計画として本年六月に閣議決定した第一次国土強靱化実施中期計画につきましては、施策の評価や資材価格の高騰等を勘案し、おおむね二十兆円強程度の事業規模となっております。 今後も強靱化のペースを緩めず、継続的、安定的に取組を進め、災害に屈しない国土づくりを着実に推進してまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 以上で関係大臣の発言は終了いたしました。 次に、東日本大震災復興の総合的対策に関する件について牧野復興大臣から発言を求められておりますので、これを許します。牧野復興大臣。
○国務大臣(牧野たかお君) 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております牧野たかおでございます。 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、復興大臣として所信を申し上げます。 東日本大震災の発災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故から十四年と八か月以上が経過いたしました。震災によって亡くなられた方々に改めて心から哀悼の誠をささげますとともに、御遺族の方々や被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 復興大臣就任以降、被災地を訪問させていただき、被災三県の知事や地元市町村長の皆様とお話をし、また、復興の現場を視察してまいりました。 その中で、震災からの復興は、被災地の方々の御努力、また関係者の御尽力により着実に進んでいる一方で、地域によって状況は様々であり、それぞれの状況に応じたきめ細やかな対応が必要であるということを強く実感しております。 復興に向けた様々な課題について、まずは令和八年度からの第三期復興・創生期間で何としても解決していくという強い決意で、総力を挙げて取り組んでまいります。 まず、原子力災害被災地域について申し上げます。 復興の歩みは着実に進んできた一方で、いまだに多くの帰還困難区域を抱える市町村もあり、避難指示解除の時期の違いによって復興の状況はそれぞれ異なっていることから、復興のステージに応じて、帰還、移住の促進、産業、なりわいの再生など、多様なニーズに対応していくことが必要です。 引き続き、国が前面に立って、復興再生に全力を尽くしてまいります。 具体的な取組について申し上げます。 先週末、東京電力福島第一原子力発電所を視察いたしました。 廃炉に関しては、二回目となる燃料デブリの試験的取り出しの成功や、大規模取り出しに向けた工程の一部具体化など、重要な前進が見られたと受け止めております。引き続き、東京電力には、緊張感を持って安全確保に万全を期すとともに、地域の共生に向けた取組を進めていただきたいと考えております。 また、ALPS処理水の海洋放出に関しては、これまでのモニタリングの結果や国際原子力機関による評価から、安全であることが確認されているものと承知しております。政府としてALPS処理水の処分が完了するまで全責任を持って取り組むという方針の下、引き続き、風評対策を中心に、正確で分かりやすい情報や地域の魅力を国内外へ積極的に発信してまいります。 また、福島県内で発生した除去土壌等についてでありますが、中間貯蔵開始後三十年以内に福島県外で最終処分するという方針は法律に規定された国の責務です。 この実現に向けては、復興再生利用等によって最終処分量を低減することが重要です。 本年八月には閣僚会議において当面五年間のロードマップが決定されたところであり、これに基づき、復興再生利用の推進、県外最終処分に向けた検討、理解醸成、リスクコミュニケーションについて、環境省を始めとする関係府省庁と緊密に連携し、対応してまいります。 次に、帰還困難区域及び避難指示が解除された地域に関する取組についてであります。 帰還困難区域について、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除し、復興再生に責任を持って取り組むとの決意に揺らぎはありません。 既に全ての避難指示が解除されている特定復興再生拠点区域については、引き続き、医療、介護、買物、教育等の生活環境整備などの取組を通じ、帰還、移住の促進、交流人口、関係人口の拡大等を行ってまいります。 また、拠点区域外に関しても、二〇二〇年代をかけて、帰還意向のある住民の方々が全員帰還できるよう、特定帰還居住区域制度に基づく除染やインフラ整備等の避難指示解除に向けた取組を関係省庁と連携しながらしっかり進めてまいります。 次に、福島国際研究教育機構、いわゆるF―REIに関しては、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるとともに、我が国の科学技術力、産業競争力の強化を牽引する、世界に冠たる創造的復興の中核拠点を目指すものであります。 令和五年四月に設立されて以降、ロボットや農林水産業など五つの研究分野で委託研究を進めるとともに、十五の研究グループを立ち上げ、研究体制の構築を進めてきたところであります。また、福島の高校での出前授業を始めとした人材育成の取組等を推進しております。 さらに、施設整備については、本年春に敷地造成に本格的に着手したところであり、引き続き各工程を着実に進めることにより、令和十二年度までの順次供用開始を目指すとともに、まずは本部施設棟の令和十年度完成を目指すなど、可能な限りの前倒しに努めてまいります。 引き続き、F―REIの取組を、関係大臣と連携しながら、政府一丸となって支えてまいります。 次に、福島イノベーション・コースト構想に関しては、地域における実証の支援など、福島浜通り地域等の新たな産業基盤の構築に向けた取組への支援を進めてまいります。そのため、本年六月に、福島イノベーション・コースト構想を基軸とした産業発展の青写真を改定したところであります。地域の稼ぎ、日々の暮らし、担い手の拡大の三つの視点を新たに加え、実証の聖地として産業集積、サプライチェーン構築の具体化を進めるとともに、暮らしを支えるイノベーションを創出し、社会課題の解決を図ってまいります。 地震・津波被災地域については、ハード整備や住まいと町の復興を始め、かなり復興が進んでおりますが、その一方で、心のケアや被災された子供に対する支援など、中長期的な対応が必要となる課題もあります。こうした課題については、政府全体の施策を活用することなどにより、第二期復興・創生期間の後も引き続き必要な支援が行えるよう、関係省庁や地方公共団体と連携して、丁寧に取組を進めてまいります。 東日本大震災の記憶と教訓を後世に受け継いでいくことも重要です。 復興庁としては、令和六年能登半島地震を始め、今後の大規模災害からの復興に生かせるよう、これまでに蓄積された復興に係る知見の収集、提供を進めてまいります。 なお、本年五月の大阪・関西万博における復興庁の展示には、およそ四万八千人の方々に足を運んでいただき、多くの方々に被災地に関心を持っていただく機会になったと考えております。 来年度から第三期復興・創生期間が始まるこの重要な時期に、復興の司令塔たる復興大臣の重責を担っていることに対して、まさに身の引き締まる思いであります。 福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし。この強い決意の下、これまでの歴代の政権の方針を踏襲して、現場主義を徹底し、被災地の方々の思いを受け止め、東日本大震災からの復興に全力で取り組んでまいります。 下野委員長を始め、理事及び委員各位の御理解と御指導をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) この際、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。津島内閣府副大臣。
○副大臣(津島淳君) 防災担当内閣府副大臣の津島淳でございます。 各地で発生した災害により亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 あかま大臣をお支えし、災害対策に全力を尽くしてまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の皆様の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 瀬戸復興副大臣兼内閣府副大臣。
○副大臣(瀬戸隆一君) 防災庁設置準備担当及び国土強靱化担当内閣府副大臣並びに復興副大臣の瀬戸隆一でございます。 各地で発生しました災害により亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々、全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 牧野大臣をお支えし、災害対策及び東日本大震災の復興に全力を尽くしてまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 田所復興副大臣。
○副大臣(田所嘉徳君) 復興副大臣の田所嘉徳でございます。 所掌事務に関する総合調整その他の総括的業務に関する事項を担当いたします。 牧野大臣をお支えしまして、被災された方々が、多くの方々が希望を持てるようにしっかりと仕事に取り組んでまいります。 下野委員長を始め、理事、そして委員各位の御指導を心よりお願い申し上げまして、挨拶にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(下野六太君) 酒井復興副大臣。
○副大臣(酒井庸行君) 皆様、こんにちは。この度、復興副大臣に拝命をされました酒井庸行でございます。 原子力災害からの復興及び再生に関する事項に関わる国土交通省との連携調整に関する事項を担当してまいります。 牧野大臣をお支えして、被災された多くの方々が復興に希望が持てるよう、そして全力で私どもは取り組んでまいりますので、下野委員長を始め、理事、各委員の格別の御指導を賜りますことをお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 古川内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官。
○大臣政務官(古川直季君) 防災担当、防災庁設置準備担当及び国土強靱化担当内閣府大臣政務官並びに復興大臣政務官の古川直季でございます。 各地で発生した災害により亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 あかま大臣及び牧野大臣をお支えし、災害対策及び東日本大震災の復興に全力を尽くしてまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 清水復興大臣政務官。
○大臣政務官(清水真人君) 復興大臣政務官の清水真人でございます。 原子力災害からの復興及び再生に関する事項に係る文部科学省との連絡調整に関する事項について担当をいたします。 牧野大臣を支え、しっかりと被災地の速やかな再生に向けて取り組んでまいります。 下野委員長を始めとします理事、委員各位の御指導、御鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(下野六太君) 小森復興大臣政務官。
○大臣政務官(小森卓郎君) 復興大臣政務官を拝命した小森卓郎でございます。 原子力災害からの復興及び再生に関する事項に係る経済産業省との連絡調整に関する事項を担当いたします。 牧野大臣をお支えし、被災地の復興が着実に進むよう全力で取り組んでまいります。 下野委員長始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(下野六太君) 上田復興大臣政務官。
○大臣政務官(上田英俊君) 復興大臣政務官の上田英俊でございます。 原子力災害からの復興及び再生に関する事項に係る国土交通省との連絡調整に関する事項を担当いたします。 牧野大臣をお支えし、被災地の復興が着実に進むよう全力で取り組んでまいります。 下野委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
○委員長(下野六太君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十五分散会