北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2022/12/10
会議録
○委員長(山谷えり子君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、井上義行君が委員を辞任され、その補欠として永井学君が選任されました。 ─────────────
○委員長(山谷えり子君) 北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。 去る十一月十四日に本委員会が行いました北朝鮮による拉致問題等に関する実情調査のための視察につきまして、視察委員の報告を聴取いたします。滝波宏文君。
○滝波宏文君 本委員会の山谷委員長、北村理事、打越理事、竹内理事、小林委員、三上委員、東委員、金子委員、川合委員、井上委員、舩後委員及び私、滝波の十二名は、去る十一月十四日、新潟県において、北朝鮮による拉致問題等に関する実情調査を行いました。 以下、その概要を報告いたします。 視察当日は、一九七七年に横田めぐみさんが拉致されてから四十五年となる前日に当たり、まず、その拉致現場を実地に調査いたしました。横田めぐみさんが通っていた新潟市立寄居中学校から日本海に面した寄居浜までの道のりを歩くとともに、新潟県警察本部から当時の状況について詳細な説明を受けました。 次いで、新潟県庁において、新潟県の佐久間副知事、新潟市の中原市長、柏崎市の櫻井市長及び佐渡市の渡辺市長と懇談を行いました。佐久間副知事からは、新潟県などが主催する拉致問題に関する県民集会において、拉致被害者御家族や特定失踪者御家族から拉致問題の解決を願う切実な声が聞かれること、中原市長からは、拉致問題について政府からの情報提供を必要としていること、櫻井市長からは、拉致問題解決に向けて政府が具体的な施策を講じるよう、参議院議員からの働きかけを求めること、渡辺市長からは、新潟県内の若年層に対する拉致問題の理解促進に向けた佐渡市の活動等について発言がありました。 次いで、各自治体の担当者より、それぞれの取組状況について説明を聴取いたしました。新潟県からは、拉致問題に関する県民集会、啓発セミナー、パネル展などの啓発活動を行っていること、新潟市からは、小中学校で拉致問題をテーマにした人権教育を実施していること、柏崎市からは、市内の中学校において北朝鮮から帰国した蓮池薫さんによる啓発講演会を実施していること、佐渡市からは、北朝鮮から帰国した曽我ひとみさんの講演をサポートしていることなどが紹介されました。また、新潟県警察本部からは、横田めぐみさん、蓮池薫さん・祐木子さん、曽我ひとみさん・ミヨシさんの三件五名及び拉致の可能性を排除できない事案として四十四名の調査、捜査を実施していること等について説明がありました。その後、視察委員から、拉致問題に対する新潟県警察本部の捜査体制、拉致問題への取組について国会議員から説明する必要性、拉致問題対策本部及び文部科学省が実施、推進している拉致問題の教育活動等に対する現場の反応、今後の啓発活動の方針、北朝鮮向けラジオ放送の効果等について質疑が行われました。 次いで、特定失踪者の問題等について関係者より意見を聴取いたしました。救う会新潟の高橋正会長からは、早期に日朝首脳会談を実現し、目に見える成果を上げることなどを含む要望が示されました。特定失踪者御家族の大澤昭一さんからは、特定失踪者を拉致被害者として認定するよう政府に求める発言がなされました。特定失踪者御家族の中村クニさんからは、拉致問題の解決は特定失踪者問題の解明につながり得るので、交渉によって拉致問題を解決に導いてほしいとの思いが述べられました。 以上が調査の概要であります。 今回の調査により、新潟県における各事案の状況及び拉致問題の広報啓発活動の重要性等について認識を深めるとともに、二〇〇二年に五名の拉致被害者が帰国してから状況の進展がないまま二十年が経過し、一刻の猶予もないことを改めて痛感いたしました。拉致問題が一日も早く解決できるよう思いを新たにした次第であります。 最後に、今般の調査に当たり、御対応いただいた関係者の皆様に対し、心から感謝を申し上げます。 以上です。
○委員長(山谷えり子君) 以上で視察委員の報告は終了いたしました。 ─────────────
○委員長(山谷えり子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山谷えり子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山谷えり子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(山谷えり子君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山谷えり子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時四十三分散会