農林水産委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2022/10/25
会議録
○委員長(山下雄平君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。 去る三日の本会議において農林水産委員長に選任されました山下雄平です。(拍手) 本委員会の運営につきましては、理事を始め委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。 ─────────────
○委員長(山下雄平君) 委員の異動について御報告いたします。 去る七日、一名欠員となっておりました本委員会の委員として宮崎勝君が選任されました。 また、本日までに、進藤金日子君、小野田紀美君、野上浩太郎君、佐藤啓君、野村哲郎君、横沢高徳君、長谷川岳君、三上えり君及び宮崎勝君が委員を辞任され、その補欠として加藤明良君、堂故茂君、滝波宏文君、船橋利実君、若林洋平君、徳永エリ君、石垣のりこ君、安江伸夫君及び私、山下雄平が選任されました。 ─────────────
○委員長(山下雄平君) 理事の選任を行います。 去る八月五日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に堂故茂君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(山下雄平君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 田名部匡代君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山下雄平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山下雄平君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に船橋利実君、宮崎雅夫君及び徳永エリ君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(山下雄平君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山下雄平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(山下雄平君) この際、野村農林水産大臣、野中農林水産副大臣、勝俣農林水産副大臣、角田農林水産大臣政務官及び藤木農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。野村農林水産大臣。
○国務大臣(野村哲郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べさせていただきます。 この度、新たな内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様方の御指導を賜りながら、職責を果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 冒頭、本年七月及び八月の大雨や九月の台風第十四号及び十五号の被害によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。被害を受けた農地、農業用施設、林道や漁協施設等の復旧、樹園地の回復など、経営継続に向けた総合的な支援対策を講じ、一日でも早く日常を取り戻せるよう、農林水産大臣として誠心誠意努めてまいります。 以下、農林水産行政に関して、私の基本的な考え方について申し述べます。 我が国の農林水産業は、国内市場の縮小や生産者の減少、高齢化などの課題に直面しているほか、ロシアのウクライナ侵略などによる食料安全保障上のリスクの高まりや、気候変動等の問題にも適切に対応することが求められております。私は、今まさに、国内の生産基盤を維持強化し、将来にわたって食料を安定的に供給していくためのターニングポイントを迎えていると考えております。 農林水産省としては、世界の食市場を獲得するための農林水産物・食品の輸出促進、みどりの食料システム戦略を踏まえた環境負荷低減の取組推進を、これらを進めるための土台となるスマート農林水産業の推進などの施策を着実に進めてまいります。あわせて、生産構造の転換を進め、輸入農産物や輸入生産資材の過度な依存を低減し、我が国の農林水産業の持続的な成長と食料安全保障の強化を図るとともに、制定から約二十年が経過した食料・農業・農村基本法について、総合的に検証し、見直しに向けた検討を進めてまいります。 以下、具体的な施策を申し述べます。 まず、物価高騰による農林水産業の経営に対する影響の緩和を図るため、肥料価格、飼料価格の高騰対策や、漁業や施設園芸等への燃油価格高騰対策を進めてまいります。 あわせて、食料や生産資材の多くを海外からの輸入に依存している我が国の構造を転換し、食料を安定的に供給するため、小麦や大豆、飼料作目、養殖飼料用魚粉などの海外依存の高い品目の生産の拡大や米粉の利用拡大とともに、食品原材料の国産への切替え、下水汚泥資源・堆肥等の国内資源の利用拡大等の取組を進めます。また、食品の適正な価格形成に向けて、消費者の理解醸成を進めるとともに、食品アクセス困難者への対応を図るため、食品ロスの削減、フードバンク、子供食堂等への支援等も進めてまいります。 農林水産物・食品の輸出促進については、二〇三〇年の輸出額五兆円の目標達成に向け、改正輸出促進法に基づく品目団体の早期認定や、輸出産地の形成、輸出支援プラットフォームによる輸出事業者等へのサポートの強化等により、円安メリットも生かして輸出拡大を進めます。あわせて、日本産食品の放射性物質規制の撤退に向け、より一層働きかけてまいります。 みどりの食料システム戦略の推進については、みどりの食料システム法に基づき、化学肥料、化学農薬の使用低減や有機農業の拡大、環境負荷低減に資する技術開発、消費者の選択を容易にする見える化等の施策を着実に実施し、本年設定した二〇三〇年目標の実現を目指します。 スマート農林水産業の推進については、スマートサポートチームによる人材育成とデータ活用の推進や、農業支援サービスの育成、林業機械の自動化、漁業情報等の収集・利用体制の構築等を進めます。また、農林水産省共通申請サービスによるオンライン申請を推進します。 また、活力ある農山漁村を次の世代に継承していくため、日本型直接支払により地域を下支えしつつ、地域資源、ICTなどの活用により活性化を図る「デジ活」中山間地域の取組を推進するとともに、農泊、ジビエの利活用、農福連携などの取組を進めてまいります。 生産者の減少、高齢化が進む中において、人材の確保、育成を進めるとともに、地域の農地が適切に利用されるよう、地域の話合いにより将来の農地利用の姿を示した地域計画を定め、農地バンクを活用した農地の集約化等を進めてまいります。 米政策については、自らの経営判断による需要に応じた生産、販売を着実に推進していくため、麦、大豆や米粉用米、新市場開拓用米、加工・業務用野菜、子実用トウモロコシなどへの転換を進め、産地として定着させる取組への支援を行ってまいります。 畜産については、国産飼料の生産、利用、良質な堆肥の生産、流通を強力に推進します。あわせて、地域の関係者が連携した畜産クラスターを核とした収益性の向上やICTの活用による省力化を進め、国内外の畜産物需要に応じた生産基盤を強化してまいります。 また、競馬の健全な発展等のため、地方競馬全国協会の資金確保措置の恒久化等の措置を講ずることを内容とする競馬法の一部を改正する法律案を今国会に提出しましたので、御審議をよろしくお願いを申し上げます。 農業の競争力強化や農村地域の防災・減災、国土強靱化を実現するためには、農地や農業用水などの農業、農村の基盤整備が欠かせません。農地の大区画化や畑地化、汎用化、農業水利施設の長寿命化やため池等の豪雨・地震対策を推進してまいります。 豚熱、アフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザなどに対しては、関係者と危機感を共有し、飼養衛生管理の徹底を基本としつつ、水際での侵入防止体制の強化や、経口ワクチン散布などの野生イノシシ対策に都道府県等と連携して取り組んでまいります。 森林・林業政策については、国産材の安定的、持続的な供給体制の強化に向け、加工施設や路網整備、再造林を進めます。あわせて、CLTの活用により都市の木造化を推進し、カーボンニュートラル実現にも貢献してまいります。また、森林環境譲与税も活用しつつ、森林経営管理制度等により森林の経営管理の集積等を進めるとともに、治山対策等による国土強靱化など、森林資源の適切な管理、利用を図ってまいります。 水産政策については、本年三月に閣議決定された水産基本計画に基づき、海洋環境の変化も踏まえた水産資源管理を着実に実施するほか、増大するリスクも踏まえ、漁業経営安定対策を講じつつ、水産業の成長産業化を実現してまいります。あわせて、地域資源を生かした海業の振興等による漁村の活性化を推進してまいります。 東日本大震災から十一年が経過しました。復旧事業により、津波被災農地や水産関係施設などのインフラ復旧は相当程度進展しております。しかし、原子力災害被災地域では、営農再開や水産業、林業の再生、風評払拭等、まだまだ取り組むべき課題があります。引き続き、被災された農林漁業者の方々が再び立ち直るための万全の支援を行ってまいります。 また、ALPS処理水への対応については、福島県及び近隣県で漁業を安心して持続できるよう、風評を生じさせない取組や生産、流通、加工、消費の各段階における徹底した対策を行うこととし、政府全体で取り組んでまいります。 最後に、食料・農業・農村基本法について申し上げます。 基本法は制定から約二十年が経過しました。その間に、国内市場の縮小や生産者の減少、高齢化など、農業構造が大きく変化しました。また、昨今では、世界的な食料事情の変化に伴う食料安全保障上のリスクの高まりや、地球環境問題への対応、海外の市場の拡大等、我が国農業を取り巻く情勢が制定時には想定されなかったレベルで変化しています。 このため、私は、九月九日の総理指示も踏まえ、食料・農業・農村基本法を総合的に検証し、見直しに向けた検討を進めていきます。その際、基本法が今日的課題に応え、将来を見据えたものとなるよう、各方面からの様々な意見をお伺いしながら、しっかりと検証、検討を進めてまいります。 以上、農林水産行政の今後の展開方向について、私の基本的な考え方を申し述べました。 私自身も機会のあるごとに現場に足を運ばせていただき、様々な声に耳を傾け、両副大臣、両政務官、そして職員全員と一つのチームとなってこうした諸課題に取り組んでまいります。 山下委員長を始め理事、委員各位に、重ねて御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(山下雄平君) 野中農林水産副大臣。
○副大臣(野中厚君) この度、農林水産副大臣を拝命いたしました野中厚でございます。 野村大臣、勝俣副大臣、角田政務官、藤木政務官とともに、地域の特性を生かした農林水産業及び農山漁村を次の世代に継承すべく、全力を尽くしてまいる所存であります。 山下委員長、理事、委員各位の御指導、御鞭撻お願い申し上げまして、就任挨拶といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(山下雄平君) 勝俣農林水産副大臣。
○副大臣(勝俣孝明君) この度、農林水産副大臣を拝命いたしました勝俣孝明でございます。 野村大臣を先頭に、政務三役、職員が一致団結して、農林水産物・食品の輸出促進やスマート農林水産業の推進等の取組を通じ農林水産業が持続的に成長する産業となるよう、精いっぱい取り組んでまいります。 山下委員長を始め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(山下雄平君) 角田農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(角田秀穂君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました角田秀穂でございます。 野村大臣の下、野中副大臣、勝俣副大臣、藤木大臣政務官とともに、現場の声を大切にしながら国内の生産基盤を維持強化し、将来にわたって食料を安定的に供給していけるよう、誠心誠意努力してまいります。 山下委員長を始め理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますことを心よりお願いを申し上げる次第でございます。
○委員長(山下雄平君) 藤木農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(藤木眞也君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました藤木眞也です。 野村大臣を始め野中副大臣、勝俣副大臣、角田大臣政務官と力を合わせて、若者が農林水産業に将来を託すことのできるよう、自然災害からの復旧や食料安全保障の強化に全力で取り組んでまいります。 山下委員長を始め理事、委員の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたしまして、御挨拶に代えさせていただきます。 よろしくお願いします。
○委員長(山下雄平君) 本日はこれにて散会いたします。 午後一時十七分散会