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210回国会参議院2022/10/25

経済産業委員会 第1号

発言数
23
登壇者
9
会派数
3
開催日
2022/10/25

会議録

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る十月三日の本会議におきまして経済産業委員長に選任されました吉川沙織です。八年ぶり二回目の経済産業委員長となります。  本委員会は、経済、産業、貿易及び公正取引等に関わる事項を所管しており、国民の関心も高く、その使命は重大です。  理事及び委員の皆様方の御理解と御協力を賜りながら、公正円満な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)     ─────────────

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、吉川ゆうみ君、山本佐知子君、吉井章君、宮本周司君、三浦信祐君、榛葉賀津也君、高木真理君、阿達雅志君、河野義博君、石橋通宏君及び森屋隆君が委員を辞任され、その補欠として長峯誠君、片山さつき君、太田房江君、越智俊之君、里見隆治君、礒崎哲史君、小林一大君、石川博崇君、田島麻衣子君、村田享子君及び私、吉川沙織が選任されました。     ─────────────

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 理事の選任及び補欠選任を行います。  去る八月五日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に石井正弘君を指名いたします。  また、委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中田宏君及び田島麻衣子君を指名いたします。     ─────────────

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。西村国務大臣。

西村康稔自由民主党経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(西村康稔君) この度、経済産業大臣を拝命いたしました西村康稔でございます。  さきの通常国会における高圧ガス保安法案の御審議の際、措置の内容を検討する審議会に提出していました資料における数字の誤りが発覚をいたしました。その後、再発防止に取り組んでおりましたが、この度、同国会で御審議いただいた省エネ法の概要説明資料において引用しておりました火力発電所の新設、廃止の見通しに関する数字にも誤りがあったことが判明いたしました。  概要説明資料における誤りは決してあってはならないものであり、私としても誠に遺憾であります。この機会に改めて経済産業省として再発防止をしっかりと徹底してまいります。  続けて、所信の御挨拶させていただきます。  第二百十回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、原子力経済被害担当大臣、GX実行推進担当大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として申し上げます。  初めに、我が国経済は、コロナ禍からの回復が進みつつある一方で、ロシアによるウクライナ侵略と円安に伴うエネルギー価格や物価の高騰、世界の景気後退懸念など、大きなリスクに直面しています。  足下の物価高への対策として、まずは燃料油価格の激変緩和措置を年末まで継続するとともに、家計、企業の電力料金の負担を直接的に緩和する思い切った対策を講じます。ガスについては、値上がりの動向、事業構造などを踏まえ、電気とのバランスを勘案した適切な措置を検討します。省エネルギー対策の抜本強化を含め、関係省庁と連携して早急に対策を実行に移し、国民生活や事業活動を守り抜いていく覚悟です。  炭素中立社会の実現に向け、日本の経済社会、産業構造のグリーントランスフォーメーション、GXを進めます。安定供給を大前提に、再生可能エネルギーや原子力といった脱炭素エネルギーを将来にわたる選択肢として強化するためのあらゆる方策について検討します。  原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原子力発電所について、地元の理解を得ながら再稼働を進めるとともに、安全性の確保を大前提とした運転期間の延長、次世代革新炉の開発、建設などについて、年末に向け議論を加速します。  また、世界的にLNGの需給が逼迫し、供給の不確実性が高まっています。緊急時に、経済産業大臣の要請を受けてJOGMECがLNGを調達できることとし、大口需要家のガスの使用を制限する枠組みを整備するため、ガス事業法及び独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案を今国会に提出しました。  加えて、今後十年間で百五十兆円超の官民の投資を実現するべく、成長志向型カーボンプライシングについて構想を具体化し、二十兆円とも言われる政府資金を確保することで、予見可能な形で民間投資を後押しします。企業が自主的に排出量の取引を行うGXリーグについて、二〇二三年度の本格稼働に向け、実証事業やルール形成を進めます。  ロシアのウクライナへの侵略は、断じて許容できるものではなく、米欧等の同志国と連携し、輸出入に関する制裁などに取り組みます。  国際秩序の根幹が揺らぐ中で、自由で公正な経済秩序を我が国が主導することが重要です。デジタル経済に関する国際ルール作りを含め、インド太平洋経済枠組み、IPEF、日米経済版2プラス2、経済連携協定やWTOといった枠組みを活用してまいります。  また、来年は日本がG7の議長国を務め、日・ASEANが友好協力五十周年を迎える重要な年です。アジアの炭素中立化など社会課題の解決に貢献し、その成長の果実を取り込むため、アジア・ゼロエミッション共同体構想、日ASEAN経済共創ビジョン、サプライチェーンの強靱化や柔軟化など、協力の具体化を進めます。  サプライチェーンにおける人権配慮を促すため、ガイドラインの普及や、予見可能性を高めるための国際協調を推進します。また、先端技術の輸出管理での対応に向けて同志国と連携します。  厳しい事業環境の中にある地域の中小企業に対しては、資金繰り支援に万全を期してまいります。スーパー低利無担保融資の継続や貸付限度額の引上げに加え、返済負担軽減のため、借換え保証を創設するとともに、特に影響を受けているイベント業界や商店街等の需要喚起を行います。  生産性の向上や賃上げ、輸出促進を始め、成長のための投資を行う中小企業を後押しするため、ものづくり補助金などの生産性革命推進事業や事業再構築補助金などを通じた支援に取り組みます。加えて、収益力改善、事業再生、再チャレンジの総合的な支援を強化します。  サプライチェーン全体の共存共栄を目指すパートナーシップ構築宣言の更なる拡大と実効性の向上、価格交渉促進月間の結果を踏まえた下請振興法に基づく親事業者への指導、助言の実施など、公正取引委員会とも連携し、取引適正化、価格転嫁対策を進めます。  現在、我々は、コロナ、ウクライナ、気候変動の三つの危機への同時対応が求められる難しい局面にあります。こうした危機を乗り越え、強靱で柔軟な経済を構築するためには、国内において成長につながる投資を促すべく、一歩踏み込んで政策を進めることが重要です。  特に、人は企業の競争力の源泉です。成長分野を創出し、そこへ人材が円滑に移動することで高い賃金を享受する、言わば成長と所得向上の好循環を実現します。そのため、リスキリングからキャリアアップまでの一気通貫での支援を始め、労働移動の円滑化、多様な働き方の実現に向け取組を進めてまいります。  また、イノベーションも不可欠です。もう一度日本がアニマルスピリッツを取り戻せるよう、意欲と才能ある若者の支援を、若手の支援を、大学生、高専生も含めて大胆に拡充します。量子、AI、バイオ、グリーン等のイノベーションの強化や、成長志向型の資源自律経済の確立に向けた取組も進めます。  岸田内閣では、本年をスタートアップ元年と位置付けました。世界に羽ばたくスタートアップが次々と創出されるエコシステムの実現に向け、人材、資金、事業拡大などあらゆる側面から対策を強化します。  日米共同での次世代半導体の技術開発や蓄電池等の工場立地の支援、データセンター、クラウド、次世代コンピューター、サイバーセキュリティーを始めとする産業基盤やインフラの整備、人材育成など、デジタル社会の実現に向けて、ハード、ソフト両面での取組を進めます。  経済安全保障の観点からは、重要物資の安定供給確保や先端技術の研究開発を大胆に推進します。  基幹産業である自動車については、百年に一度の大変革を勝ち抜くべく、産業界との対話を深め、モビリティーを軸とした成長の実現に取り組みます。  さらに、二〇二五年大阪・関西万博の成功に向け取組を進めます。  福島復興と東京電力福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水・処理水対策は、経済産業省の最重要課題です。  廃炉に向け、燃料デブリの取り出しやALPS処理水の処分に向けた準備などを進めながら、ALPS処理水の安全性の確保、理解醸成、風評対策に全力で取り組んでまいります。加えて、基金により安心して漁業を継続できるよう対策を講じます。  本年、一部避難指示が解除された特定復興再生拠点区域に加え、残る拠点区域も解除に向けた取組を進めます。拠点区域外についても、避難指示解除に向けた方針に基づき対応してまいります。  事業、なりわいの再建や新産業の創出、交流人口の拡大、福島国際研究教育機構における研究、映像・芸術等を活用した新たな町づくりなど、被災地の復興を着実に推進してまいります。  以上、申し述べましたとおり、経済産業行政は多くの課題に直面しております。今月中に取りまとめられる総合経済対策においても、必要な措置を講じてまいります。様々な御意見に耳を傾けながら、経済産業大臣として全身全霊で職務に取り組んでまいります。  吉川委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 河野内閣府特命担当大臣。  マスクは着用のままお願いいたします。

河野太郎自由民主党デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・デジタル改革)

○国務大臣(河野太郎君) 失礼しました。  おはようございます。公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、御挨拶を申し上げます。  公正取引委員会による厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう、公正取引委員会の体制について、質的、量的な充実を図ることに努めます。  公正取引委員会は、カルテルや入札談合を厳しく取り締まることはもとより、下請法違反行為や優越的地位の濫用行為等の取締りを強化するとともに、これらの行為を未然に防止します。独占禁止法、下請法の執行強化の取組を進めることも重要であり、また、迅速かつ的確な企業結合審査も重要です。これに加え、特に透明性、公正性を確保する必要性の高いデジタルプラットフォームをめぐる取引分野を始めとして、様々な分野における取引実態の把握や競争の活性化に関する唱導などを通じて競争環境の整備を進めることも必要です。  吉川委員長を始め理事、委員各位の一層の御理解、御協力、また御指導を賜りますようにお願いを申し上げます。  ありがとうございました。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) ありがとうございました。  一言申し上げます。  本委員会の部屋は第二十一委員会室、この部屋でございます。比較的両委員との間隔もそれほどありませんので、先般十月二十一日の本委員会の理事懇談会におきまして、新型コロナウイルス感染症対策についてを各理事、オブザーバーの皆さんで確認をしております。  その中に、マスクの着用に関しましては、令和二年十月二十三日、議院運営委員会理事会に準じて決定をしておりますので、委員の皆様にはマスクを御着用お願いいたします。  それでは次に、中谷経済産業副大臣。

中谷真一自由民主党経済産業副大臣・内閣府副大臣

○副大臣(中谷真一君) この度、経済産業副大臣を拝命いたしました中谷真一でございます。  西村大臣をしっかり支え、太田副大臣、そして長峯、里見両政務官とともに経済産業行政の円滑な遂行に全力を尽くしてまいります。  吉川委員長始め委員の先生方の御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 太田経済産業副大臣。

太田房江自由民主党経済産業副大臣・内閣府副大臣

○副大臣(太田房江君) この度、経済産業副大臣を拝命いたしました太田房江でございます。  西村大臣をお支えし、そして中谷副大臣、また長峯、里見両政務官とともに経済産業行政の推進のために全力を傾注してまいります。  吉川委員長、そして理事、委員の諸先生方の格別の御指導、御鞭撻を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 大串内閣府副大臣。

大串正樹自由民主党デジタル副大臣・内閣府副大臣

○副大臣(大串正樹君) 公正取引委員会に関する事務を担当する副大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  我が国経済が健全に発達していくためには、競争政策の中核となる独占禁止法の適切な運用を確保していく必要があります。尾崎大臣政務官とともに河野大臣を補佐し、公正かつ自由な競争の下で我が国経済がしっかりと発展していけるよう、職務に邁進してまいります。  吉川委員長始め理事、委員各位には一層の御指導、御鞭撻をよろしく申し上げます。  ありがとうございました。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 長峯経済産業大臣政務官。

長峯誠自由民主党経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官

○大臣政務官(長峯誠君) この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました長峯誠でございます。  西村大臣をお支えし、中谷、太田両副大臣、里見大臣政務官とともにしっかりと責任を全うしてまいりたいと存じます。  吉川委員長始め理事、委員の皆様方の御指導、心からお願い申し上げます。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 里見経済産業大臣政務官。

里見隆治公明党経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官

○大臣政務官(里見隆治君) この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました里見隆治でございます。  西村大臣をお支えし、そして中谷、太田両副大臣、また長峯大臣政務官とともに、吉川委員長及び理事、委員各位の先生方の御指導の下、しっかりと務めてまいります。  何とぞよろしくお願い申し上げます。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 尾崎内閣府大臣政務官。

尾崎正直自由民主党デジタル大臣政務官・内閣府大臣政務官

○大臣政務官(尾崎正直君) 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣政務官として、一言御挨拶を申し上げます。  大串副大臣とともに河野大臣を補佐し、公正かつ自由な競争環境の整備に努め、我が国経済がより豊かで活力あるものとなるよう、全力で職務を遂行してまいります。  吉川委員長始め理事、委員各位には一層の御指導、御鞭撻をよろしくお願いを申し上げます。  ありがとうございました。

吉川沙織立憲民主・社民

○委員長(吉川沙織君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時十八分散会

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